天空侵犯をネタバレ解説!登場キャラクターやあらすじ・最終回の結末は?

『天空侵犯』全巻をネタバレ解説します!三浦追儺・原作、大羽隆廣・作画による人気サスペンス漫画『天空侵犯』は、単行本21巻をもって完結し、新シリーズ『天空侵犯arrive』へとバトンタッチしています。はたしてラストの結末はどうなったのでしょうか?これから、『天空侵犯』の最終回までのあらすじをネタバレ解説するとともに、登場キャラや作品独自の用語についてもわかりやすく解説します。

天空侵犯をネタバレ解説!登場キャラクターやあらすじ・最終回の結末は?のイメージ

目次

  1. 天空侵犯とは?
  2. 天空侵犯のあらすじ・最終回の結末ネタバレ
  3. 天空侵犯の登場人物・キャラクター一覧
  4. 天空侵犯の用語をネタバレ解説
  5. 天空侵犯に関する感想や評価
  6. 天空侵犯のネタバレまとめ

天空侵犯とは?

天空侵犯の概要

概要のイメージ

漫画『天空侵犯』は、三浦追儺が原作、大羽隆廣が作画を担当した日本のサスペンス漫画です。DeNAのマンガアプリ「マンガボックス」にて、2014年1号から2019年18号まで連載されました。単行本は、講談社コミックスデラックスより全21巻が刊行されました。また、2019年7月28日からは、続編となる『天空侵犯arrive』が講談社のウェブコミック配信サイト「マガジンポケット」に登場し、2021年4月25日まで連載されました。

天空侵犯のアニメ化

漫画作品『天空侵犯』は、その後アニメ化され、2021年2月25日よりNetflixにて全世界独占配信されました。全12話で構成されており、声優陣には遊理役の白石晴香をはじめ、二瀬真由子役の青木志貴、理火役の榎木淳弥、スナイパー仮面役の梅原裕一郎らが名を連ねています。また、続編の『天空侵犯arrive』もアニメ化される予定となっています。

Netflixオリジナルアニメシリーズ「天空侵犯」

天空侵犯のあらすじ・最終回の結末ネタバレ

1巻あらすじネタバレ

ここからは、『天空侵犯』のあらすじをネタバレ解説していきます。最初は『天空侵犯』1巻のあらすじからです。女子高校生の本城遊理は、突然高層ビルの屋上に飛ばされ、仮面を被った殺人者たちとの死闘に巻き込まれます。遊理は、この世界の謎を解き明かし、元の世界に戻る方法を探すために、仲間たちと協力しながら生き残りをかけて戦う決意をしました。

2巻あらすじネタバレ

続いて『天空侵犯』2巻のあらすじです。遊理は、仮面に襲われながらもヘリコプターのあるビルに近づきます。しかし、そこには人間同士で殺し合う者たちがいました。遊理は「神に近い人物」の真由子や九遠と出会い、仮面の正体や領域のシステムについて知ります。一方、理火は仮面の攻撃から仲間を守るために奮闘します。

3巻あらすじネタバレ

理火は妹の遊理の信念を試すため二瀬を殺すように伝えますが、断られます。仮面に襲われた時、遊理は二瀬を助け仲間になりました。理火は野球仮面を倒し神の存在を知ることになります。一方スナイパー仮面は人間殺害の任務をこなし新崎も殺そうとしますが、彼は「神に近いもの」であるため殺す必要なしとの指示が出されます。

4巻あらすじネタバレ

スナイパー仮面は新崎に懐かれてしまい、遊理の元へ向かいます。遊理と二瀬はコックさん仮面を殺し、神のコードを探す者たちに遭遇します。また、ボクシング仮面に襲われた二瀬は不良品の仮面を被ってしまいました。

5巻あらすじネタバレ

不良品の仮面を被った二瀬は、ボクシング仮面を倒し、田辺と共に青原に挑みます。青原はアインとツヴァイという二人の仮面を使いますが、二瀬と理火の連携で追い詰められます。しかし、その時新崎のレールガンでビルが崩壊、青原は遊理の仕業と思い込みます。一方、理火は僧侶仮面の吉田と接触を図りました。

6巻あらすじネタバレ

僧侶仮面に助けられた理火は、仮面を使役する吉田と協力することにします。遊理は改心した青原から「神に近づいたもの」の情報を得ます。二瀬は不良品の仮面の影響で暴走を始めました。スナイパー仮面は理火との過去と仮面になった経緯を思い出していました。

7巻あらすじネタバレ

遊理はディーラー仮面から二瀬の危機を知り、クチナシの仮面を使って彼女を救う方法を教えられます。スナイパー仮面と新崎は二瀬のハイパーネーションを解くことに成功しました。一方、遊理はクチナシの仮面を被り「神に近づいたもの」となり、二瀬の無事を確認します。理火一行は女性警察官仮面の部下を吉田の仮面で退けました。

8巻あらすじネタバレ

理火はアノカタの水泳帽子仮面に襲われます。理火の誘拐を知った遊理は暴走しそうになりますが、二瀬に叱咤され正気に戻ります。グレネードランチャー仮面と短刀仮面の襲撃をスナイパー仮面と遊理の能力で撃退し、新崎との話し合いで遊理と新崎の目的が判明します。領域を終わらせ、大切な人を助けるために共に行動することを確認しました。

9巻あらすじネタバレ

誘拐された理火は、黒幕の相川守と対面します。優生劣廃の思想を掲げる傲慢な相川に嫌悪感を抱きつつも、彼の行動を探ることにします。一方、スナイパー仮面は相川の部下・ホワイトフェザー仮面と戦闘し追い詰めます。逃走中の仲間たちを助けますが、肝心のホワイトフェザー仮面には逃げられてしまいました。

10巻あらすじネタバレ

「神に近づいたもの」として自信を得た遊理は、新たな領域での救出に挑み四組の仮面を全滅させますが、スタミナ切れとなります。相川の学徒仮面に苦しむ中、助けに来た二瀬と共に学徒仮面を倒し、相川の真の目的を知ります。慢心を戒め、相川を殺す決意を新たにします。

11巻あらすじネタバレ

スナイパー仮面がハイパーネーションに陥り、新崎と二瀬が介入します。スナイパー仮面の記憶から、彼と理火が幼少期からの知り合いだったことが判明します。スナイパー仮面は現実世界に戻され、ハイパーネーションは解除されます。しかし、相川の仮面に襲われ、スナイパー仮面と卯月たちは大天使と戦闘を始めました。

12巻あらすじネタバレ

水泳帽子仮面と苦戦の末、遊理は口から銃弾を吐き出し、不意打ちで仮面を殺害します。一方、二瀬やアインは大天使と激闘、青原が一瞬の止める能力で攻撃し傷を与えるも大天使には通用せず青原が殺されます。新崎のレールガンで大天使に重傷を負わせ、遊理との波長を利用して大天使の力の封印に成功しました。

13巻あらすじネタバレ

羽織仮面を操る「神に近づいたもの」は速水であり、その能力が明らかになります。速水は自身の能力の不適性を理由に神への道を断念し、新崎を神に仕立て上げることにします。一方、速水と遊理、吉崎、理火たちは相川の本拠地に侵入し共闘することが決まります。味方を失った相川は、最終決戦に備えて理火に自身を守る使徒を生み出す力を与えます。

14巻あらすじネタバレ

相川と遊理たちの決戦が勃発します。スナイパー仮面と二瀬による突入でかなりの敵を倒しますが、スナイパー仮面のハイパーネーションが不完全で再発生を許します。何とかハイパーネーションから脱出しますが、その弊害で一時間以内に死亡することが判明します。

15巻あらすじネタバレ

遊理たちは、「神に近い人間」相川へ総攻撃を仕掛けます。理火が相川に洗脳され「使徒」となります。使徒の理火を従えた相川に対抗すべく、守護天使・巫女仮面が登場し攻撃しますが、理火は片手で阻止します。九遠は大天使の封印を解き、守護天使と大天使の激戦が勃発します。大天使は巫女仮面の仮面を破壊しますが、巫女仮面は無事で、守護天使には自死プログラムがないことが明らかになりました。

16巻あらすじネタバレ

新崎は、自分をデータ化し意識と記憶を維持したまま「神に近づいたもの」の能力をスナイパー仮面に譲渡します。スナイパー仮面が「神に近づいたもの」となり、ハイパーネーションの問題も解決しました。しかし、相川の提案でスナイパー仮面と理火の一騎打ちが始まります。同時に大天使の力を危惧したディーラー仮面が巫女天使と協力し排除を試みました。

17巻あらすじネタバレ

洗脳された理火に九遠と融合したスナイパー仮面が激突します。スナイパー仮面は洗脳を解こうと理火の思い出を語りかけます。理火は彼の本名が誠勇火であり、2人の父親が同じで実の兄弟であることを告げます。しかし、遊理が義理の兄妹であることも判明しました。勇火と理火は父の遺言に従い、異なる家庭で養子として育てられ、兄弟関係は歪んでいました。

18巻あらすじネタバレ

遊理が「魔」になり、境界干渉能力を得て暴走しますが、理火の合流で制御されます。しかし管理者を殺し、新たな力を得るため離脱してしまいます。守護天使の襲撃を撃退後、理火は洗脳が解けた仲間たちに襲われますが全員を退けます。その後、十王の登場と沖原の裏切りに遭い困惑します。

19巻あらすじネタバレ

スナイパー仮面は神になるため神のコードを取得し、遊理と二瀬との戦いに挑みます。一方、理火は十王と激闘します。遊理は、守護天使のフロア6から管理者の目論見を知らされます。管理者とは簡単に戦えないため、遊理に神のコードを取得させようとします。しかし管理者は先手を打って守護天使に遊理の仲間への攻撃を命じます。

20巻あらすじネタバレ

理火はフロア8とのプロレス対決に勝利し、フロア4、7とも交戦しますが、スナイパー仮面が助けに入ります。新崎は試練をクリアし、スナイパー仮面と和解します。二人は統括者『クチナシくん』と接触し、管理者の暴走と終末段階の発動を知りました。スナイパー仮面は守護天使を操り、管理者に反旗を翻します。遊理は神のコードを手に入れ、力の増強を図りました。

21巻最終回のラストネタバレ

いよいよ最終回のラストの結末ネタバレになります。最終回ラストの結末は、冷酷な仮面たちが感情を持たぬまま人間を襲い始めるところから始まります。遊理はこれらの仮面を打倒します。また、フロア5を制圧した十王は、ビル群がコードで構成されていることに気づき、沖原と共にその驚くべき事実に直面します。しかしこの情報は最終回ラストで役に立たず、生き残りの報酬を求める吉田だけがラストでコードを手に入れました。

最終回ラストの結末の瞬間、吉田の頭に管理者が侵入します。甘い言葉に誘われて管理者に体を乗っ取られ、十王は殺され、ラストには沖原も大怪我を負いました。遊理と管理者の激しい戦いが始まり、両者は互角の戦いを繰り広げます。しかし、遊理が予想以上の力を発揮し状況は急変します。最終回ラストの結末を飾る一撃を与えようとした瞬間に統括者が介入し、領域の機能を停止し新しい管理者として遊理を指名します。

管理者の切り札であるフロア9を操り、不要になった管理者を殺し、遊理を戦いの勝者と認定したのです。領域に新たな人間は現れず、殺し合いも強制ではなくなるという結末です。しかし、遊理は力の使いすぎで昏睡状態に陥ります。しかし吉田の意識が彼を助け、遊理は目を覚ますのでした。

最終回ラストの結末では殺し合いは終わり、クチナシからは領域の本当の目的が、世界崩壊を防ぐ完全な神を創ることであると明かされます。新たな管理者となった遊理たちは、まだ解決すべき問題が残っていることを受け入れ、少しばかりの休息を楽しむことに決めました。以上が最終回ラスト結末のネタバレとなります。

天空侵犯の登場人物・キャラクター一覧

登場人物①本城遊理

ここからは、本作『天空侵犯』に登場する主要キャラを紹介していきます。最初は、本作『天空侵犯』の主人公で女子高校生キャラの本城遊理です。彼女は、制服姿で自動拳銃を発射して戦います。黒髪のロングヘアーが特徴で、仲間思いの実直な性格をしています。

登場人物②二瀬真由子

遊理と同じ16歳の『天空侵犯』に登場する女子高生で、小柄で金髪ポニーテールがかわいいキャラです。戦闘能力は極めて高く、ナイフを使った大立ち回りでは周囲を恐怖に陥れます。

登場人物③新崎九遠

『天空侵犯』のキャラの中では育ちの良さがわかる穏やかな性格の女子高校生で、最初の「神に近い人物」となります。殺伐とした領域に咲く一燐の可憐な花といった立ち位置のキャラです。

登場人物④本城理火

本作『天空侵犯』の主人公・遊理の兄で、頭脳明晰な高校3年生です。寡黙でクールな性格をしており、大型ハンマーを武器に闘います。

登場人物⑤スナイパー仮面

本作『天空侵犯』を象徴する、つばのある帽子をかぶった洒落た印象を与える「仮面」キャラです。戦闘能力は高く、発射された敵弾をライフル銃で撃ち落とすなど、超人的な命中精度を誇ります。

登場人物⑥相川守

26歳の高校教師で、「神に近い人物」の一人です。領域における理想主義者であり、その理想に反する他の「神に近い人物」との戦闘を想定し、その準備に余念がありません。

登場人物⑦日下部弥生

相川配下の女性警官仮面キャラで、自分に自信がなく、自分の弱さを隠すために他人を傷つけて快感を得る性癖があります。また、瞳から得られる情報で相手の考えを読み取ることができます。

登場人物⑧沖原真司

いつもヘルメットをかぶって顔を隠している臆病なキャラの少年です。銃の扱いに自信があるようですが、ピンチになると理火に泣きつきます。

天空侵犯の用語をネタバレ解説

用語①領域

『天空侵犯』の主人公たちが飛ばされた、高層ビル群からなる異世界で、神を生み出すための場所です。仮面を被ると「神に近い人物」となり能力が発現します。脱出方法は不明で死ぬと元の世界には戻れません。

用語②仮面

目と口の部分が空いた仮面で、被った者は天使になります。また、仮面の裏側のコードを見た者は、強制的に仮面を被らされることになります。

用語③天使

異世界の「領域」で仮面を被らされた者たちのことで、元々は人間でした。人間を神に近づけるため、人間を殺害する義務を負っています。

用語④守護天使

管理者が直接使役する仮面のことです。他の天使とは異なり自我を保っており、管理者の命令に従って行動します。「フロア」というランクがあり、数字が大きいほど戦闘能力が高くなります。

用語⑤無表情仮面

表情のない仮面をかぶり、自我もありません。人間を殺害することはなく、運搬業務を行っています。領域での管理業務のために作られた、プログラムで動くロボットです。

用語⑥神のコード

管理者が神になるために必要な三つのコードで、仮面の裏側に記されています。試練を経たうえで取得することが可能となります。

用語⑦「神に近づいたもの」

「神に近づいたもの」は、本作『天空侵犯』に登場する天使を操作する能力を持っています。元々は人間で、クチナシ(口無し)仮面を被ることで能力を獲得します。

天空侵犯に関する感想や評価

ここまで『天空侵犯』のあらすじをネタバレ解説してきましたが、、最後に『天空侵犯』に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

こちらの投稿者は、『天空侵犯』の個性的なキャラに惹かれてファンになったようです。仕事を休みたくなるほど夢中になっているとのことでした。

『天空侵犯』は「怒涛の展開が面白く今年一推し」と絶賛しています。また、かわいい絵が多いものの、グロテスクなシーンやサスペンスなストーリー展開がありますので、青年漫画としても成り立つのではないでしょうか?

『天空侵犯』は、最終回のラストでもまだ多くの謎が残されていたので、気になっている方も多いことでしょう。続編の『天空侵犯arrive』も完結してしまいましたが、今後の展開で明らかになることに期待しましょう。

天空侵犯のネタバレまとめ

まとめのイメージ

この記事では、『天空侵犯』の各巻のあらすじ・最終回ラストの結末をネタバレ解説し、それに加えて登場キャラや用語についても詳しく説明してきました。

『天空侵犯』は、遊理が管理者となり殺し合いが一時停止するところで最終回の結末を迎えました。しかしまだ解決しない謎がたくさんあります。2019年からは新シリーズ『天空侵犯arrive』が始まり、領域で新しいバトルロワイヤルが繰り広げられています。アニメ化もされ、『天空侵犯』の人気は益々高まっています。今後の展開に注目していきましょう。

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