7SEEDS(セブンシーズ)が完結!大傑作のあらすじ・魅力をネタバレ紹介

小学館から発行されている別冊少女コミックにて2001年11月号から連載を開始して、2017年7月号まに完結した少女漫画「7SEEDS」という漫画はご存知でしょうか。地球が天体の衝突により文明が終了した後の生存者を描いた漫画です。今回の記事では漫画「7SEEDS」のネタバレを含むあらすじを紹介しつつ、7SEEDSの魅力や7SEEDSが完結した最終回がどのようなものだったのかのあらすじを解説していきます。またネタバレを含むあらすじの後には漫画7SEEDSを完結まで読んだ人々の感想も紹介していきます。

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目次

  1. 7SEEDSの漫画が完結!あらすじや魅力をネタバレ紹介!
  2. 7SEEDSの漫画あらすじをネタバレ紹介!
  3. 7SEEDSの漫画が完結!最終回をネタバレ紹介!
  4. 7SEEDSの漫画の魅力を徹底調査!
  5. 7SEEDSの漫画を読んだ人の感想とは?
  6. 7SEEDSの完結までのあらすじネタバレまとめ!

7SEEDSの漫画が完結!あらすじや魅力をネタバレ紹介!

小学館から発行されている別冊少女コミックにて2001年11月号から連載を開始して、2017年7月号にて完結した少女漫画「7SEEDS」という漫画はご存知でしょうか。過去に財界の後継者争いの渦中に身を置いて立ち向かうアクションを描いた「巴がゆく!」、はるかな未来で荒廃した日本を舞台にした架空戦記「BASARA」、現在は「ミステリと言う勿れ」などの数々の完結した漫画を描いてきた漫画家田村由美先生の作品の一つです。

今回の記事では漫画「7SEEDS」のネタバレを含んだ全体的なあらすじを紹介しつつ、7SEEDSの魅力や7SEEDSが完結した最終回がどのようなものだったのかのあらすじを解説していきます。またネタバレを含んだあらすじの後には、漫画7SEEDSを完結まで読んだ人々の感想なども紹介していきます。

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7SEEDSの漫画あらすじをネタバレ紹介!

物語の始まりは?

漫画「7SEEDS」物語の初めは、主人公の一人の少女岩清水ナツのなんてことのない日常からはじまります。岩清水ナツは内向的な少女で、学校でもいじめられており、登校拒否の状態になっていました。しかし過程は温かく幸せなものでした。いつものように夕食を食べ、そして両親や弟と会話をして就寝したのです。しかし次に目覚めた時、嵐の海のなか、沈みかけた船から命からがらに脱け出したことからすべては始まっていたのです。

状況をかみ砕く暇もなく、生存者たちはその後島にたどり着きます。しかしその島では、岩清水ナツたち生存者の命を脅かす凶悪な生態系が待ち受けていたのです。生存者たちが全員知恵を合わせても知らない動植物たちに、事態がただ誘拐されただけではないことを悟ります。そこに、一緒に生存していた女性が、自らのことをガイドだと名乗りを上げるのです。そして自分たちは、とあるプロジェクトに選ばれたのだと説明をします。

ネタバレになりますが、その内容とは、岩清水ナツたちが眠りにつく時代のことです。ある天体が地球に衝突する事実が発覚しました。しかしそのことを世間に公表すれば世界は混乱の極みになります。そこで世界中の政府が、人々に内密にプロジェクトを進行させます。心身ともに健康かつある分野に秀でた将来子供を設けることができる少年少女を選び出し、冷凍保存して、天体衝突の影響がなくなる時代に目覚めさせることでした。

子孫を残せる優秀な?

しかし主人公の岩清水ナツは内向的で不登校にまでなっていました。他にも、苛めっ子や暴力事件を起こした過去があったり、家出中の人物もいます。頭脳も決して優秀とはいえません。そこでさらにガイドは説明するのです。「まっとうで純粋培養な人間は生きる力が弱いのでは」と考えた有識者により例外的に設けられた問題児や落ちこぼれの集団なのです。

岩清水ナツたちは夏のBチームと呼ばれ、他にも夏のAチーム、春のチーム、秋のチーム、冬のチーム、それぞれに7人ずつの少年少女と、彼らを保護し導くころができる大人であるガイドを合わせた8人を未来で生かす種とすることが「7SEEDSプロジェクト」の目的なのです。しかし天体衝突の影響がどこに被害を及ぼすかまではわかっておらず、それぞれのチームは日本各地の広範囲に分かれて冷凍保存されていました。

人類文明が滅亡した後で生き抜く物語

漫画7SEEDSでは、一度滅びた地球のはるか先の未来で、全く違う生態系や、人間が残した遺産、多くの人々が生き残ろうと足掻いた痕跡などをたどりつつ、生存者同士の様々なドラマを描いた漫画なのです。その中には、懸命に生き残ろうと協力する者、目的のために非情な判断をする者、凶悪な生態系により死亡する者、そしてネタバレですが未来で生きるために特別な施設で育ち、非情な世界を見て来た者など多くの人々がいます。

特に夏のAチームは全員が優秀な遺伝子を掛け合わせることで誕生した子供たちだけを集めた特別な施設で育った少年少女です。しかしその教育は過酷そのもので、ネタバレになりますが落第者は少年少女たちには施設から追い出されると認識していますが、その実態はそのまま処分されていたのです。来る未来で生き残るために、多くの命が散っていきました。そんな生活を続けた夏のAチームは優秀だがどこか非人間的な言動をします。

そんな夏のAチームが7SEEDSの漫画内で初めて他の生存者と遭遇したとき、彼らは最悪のタイミングで現れます。ネタバレになりますが、7SEEDSプロジェクトの他にシェルターを創り人々を生かす施設がありました。しかしその施設は様々な事故やが謎の病原体により死滅してしまっていたのです。そこから出て来た生存者たちには謎の病原体に感染している恐れがありました。そこで夏のAチームは、彼らを全員処分しようとするのです。

夏のAチームだけが持っていた拳銃により、秋チームのガイドがチームのメンバーを守って死亡します。これにより、他のチームから夏のAチームは完全に敵だと判断されます。しかし日本で活動する優秀な彼らは、非常に生存能力が高いのも事実です。そのためその知識や技術が生存に不可欠だと判断したチームは、彼らと合流して協力して拠点を創ろうとしたりします。

最優秀チームと落ちこぼれチーム

あらすじネタバレの序盤にもあったように、Aチームとは逆に、夏のBチームはおちこぼれの集団です。優秀なAチームとは真逆の存在です。しかし7SEEDSプロジェクトを見守るために同じように目覚めていた人物から見ると、Aチームは不安定な精神を持ち合わせていますが、Bチームは拠点が安定しているところでは笑ったりお祭りをしたりと、まじめなAチームがあきれるほどに楽しそうに生きているのです。

そんな夏のAとBチームが合流したとき、Aチームのリーダー的存在の少年はBチームに自分たちが試されたことをなぞらえて、致死性の「事故」を起こします。しかしなんの警戒心もないBチームはあっさりとその事故により全滅し、Aチームが逆に狼狽えて助け出すほどです。そのようないびつなAチームも、Bチームや他の多くの生存者と交流をしていくうちに、完結するころには大きな成長を遂げています。

ネタバレを含んだあらすじのなかで、開始から完結まで描かれているのは、彼らが本当に生き残ることができるのか、どうやって彼らが生き残っていくのか、まったく違う世界を生きて来た人物とどのようにして生きていくのか、すべてが生死へと直結する厳しい世界を描くことで、生きることを描き出した漫画が「7SEEDS」です。

7SEEDSの漫画が完結!最終回をネタバレ紹介!

ネタバレあらすじにもあったように、生存することを目的として荒廃した日本を旅する彼らは、やがて新たな施設へとたどり着きます。そのなかには、赤ん坊を7SEEDSプロジェクトと同じように凍結保存をして、未来で生き残っているであろう人々に届けようとするものでした。その赤子の一人には、7SEEDSプロジェクトで生き残っていた少年の子供もいます。

しかしその施設があるのは海底の下の岩盤なのです。とある事故からその施設は水没しようとしていました。そこには7SEEDSプロジェクトの生存者もいます。ここままでは溺死してしまうと判断した彼らは、水没しようとする施設からどのようにして脱出するかという、ハラハラドキドキさせる展開が待ち受けていたのです。

そのような生還劇があったのと同時期、あらすじでは7SEEDSプロジェクトは未来で種を保存することを目的としたものだと説明しました。しかし新たな生命が誕生しなければ、滅びてしまいます。だが7SEEDSのなかでは、こんな過酷な世界でも子供を作り、出産期まで至った少女がいました。少女は他の生存者と合流し、その場で出産をします。しかし出産で出た血の匂いに狂暴かつ巨大なアリが迫るのです。

多くの生存者たちの努力や連結、そして過去のトラウマとなった施設での過酷な日々を乗り越えたAチームの協力、そしてとある人物の犠牲により、多くの赤ん坊たちと共に生存者たちは無事に地上へと生還します。そして彼らはこの地を拠点にして、生活を営んで行こうと決めます。あらすじで登場した主人公の一人の少女岩清水ナツは、この地で生まれる子供たちに、彼女の物語を伝えようと、作家になることにします。

これからのことを決めようとする生還者たちの元に、手紙入りのビンが届きます。その手紙はアメリカから届いた手紙でした。なんとこの世界には、日本以外にも生き残りがいたのです。しかし問題はまだまだ山積みです。保存されている赤ん坊たちの解凍方法がわかっていません。拠点も作り始めたばかりでやりことが一杯です。それでも彼らの表情は明るいものとなります。この場所で、生きていくと強く思い、7SEEDSは完結します。

7SEEDSの漫画の魅力を徹底調査!

希望と絶望の絶妙なバランス!

生存者たちは生きるために多くのことをしなければなりません。食料の確保から、他の生存者の合流、狂暴な生態系から身を守ること、もしそれらが失敗擦ればそれはそのまま自分自身か他人の死に直結します。生存者たちは生きていくうえで、過去の人々の遺産と遭遇して喜び、他の生存者と合流して別れ、絶望的な状況においてなお生きることを諦めることなく希望を手繰り寄せ、生還していきます。それらが非常によく描かれています。

キャラクターがいい

多くの生存者のなかには、Bチームのように落ちこぼれだが他のチームよりも楽しそうに生活するシーンが描かれたりしました。しかし他のチームでは、目覚めた時にすでに解凍処理が上手くいかずにミイラ化したメンバーがいて、後に自分のみが生存者となり十数年を一人で彷徨った人物もいます。またあらすじで語ったように、施設で育ち、歪んだ精神のまま送られてきた生存者もいます。

そして物語のメインとなる、恋人同士が別々のチームに振り分けられ、それぞれが合い方が生きていることを信じて行動し、その痕跡を追って日本中を探し回る、すれ違いや、行き違い、そして出会いが描かれています。それぞれの生存者たちのドラマを、それぞれ丁寧に描き出してあるため、キャラクターに感情移入することができることが7SEEDSの魅力の一つです。

完結しているのがいい

すでに終末後の世界を描いた作品は、漫画や映画を問わず様々な形で描かれて来ました。しかしそのどれもが、主人公たちが全滅をするバッドエンドを迎えるか、それとも完結することなく不完全燃焼で打ち切られるか、まだまだこれからも戦いは続くといった様子で描かれてきました。そういった作品が多い終末後の世界を描いた作品の中で、7SEEDSは希望にみちあふれた「これからも生きていくんだ」と読者に思わせる形で完結します。

そのためにいままで応援してきたキャラクターが全滅して嘆くことも、これからも戦いが続くキャラクターたちを思うともやもやすることもなく、読後に「いい話だった」といったふうにすっきりした読後感を獲ることができると、評価している人もいます。

7SEEDSの漫画を読んだ人の感想とは?

絵柄が独特だけれど読んでよかった

元々少女漫画の雑誌で連載する作者の作品です。少年漫画のようなシンプルな線ではなく、まったく違った独特な画風をしています。そのために、その絵が受け付けずに、7SEEDSやほかの田村由美先生の作品を読むことを諦める人もいます。しかしその絵柄だからこそ、キャラクターが生き生きとして描かれているとも評価されています。そのため、このようなコメントをネット上で見ることができます。

過酷な世界で適応して生きていくのを見ることができる

7SEEDSでは、人類の文明は「想像もつかないほど過去」で滅びています。各地を代表する名所は崩壊または水没し、各地の都会にあったビル群が謎の生命体により占拠され、狂暴な未知の動植物たちが生存者の命を脅かします。そのなかで生存者たちは、知恵を働かせ、あるもので危険を退けていく、サバイバル要素が非常に強い作品です。

そのなかで、序盤に現れた狂暴な生物を、その生態系や動作を観察して知ることにより、それらを逆手にとって自らの生存に有利になるようにするなど、困難を克服していく姿が7SEEDSではえがかれています。そういったことに感銘を受けている読者は多く、このようなコメントをネット上で見ることができます。

7SEEDSの完結までのあらすじネタバレまとめ!

漫画家田村由美先生が描き出した、天体衝突による人類滅亡後の世界で、懸命に生きる少年少女たちを描いた漫画「7SEEDS」のあらすじをネタバレを含めて解説したうえで、最終話で彼らがどうなるのかのあらすじや、7SEEDSを読んだ読者の感想を紹介してきました。今回の記事を読んで、7SEEDSに興味を持った人は是非、7SEEDSの作品を楽しむことをお勧めします。

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