王家の紋章の最終回を予想!長期連載タイムスリップ少女漫画が完結するのはいつ?

『王家の紋章』は、1976年から連載が続いている長寿漫画です。内容は知らなくとも、名前だけは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?王家の紋章は連載開始から何十年経っても終わりが見えず、最終回がいつになるか気にするファンも大勢います。本記事では、王家の紋章が完結する時期や、最終回の内容を予想してまとめます。王家の紋章の見どころや主要キャラも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

王家の紋章の最終回を予想!長期連載タイムスリップ少女漫画が完結するのはいつ?のイメージ

目次

  1. 王家の紋章とは?
  2. 王家の紋章の最終回を予想!完結はいつ?
  3. 王家の紋章の見どころは?絵は変わった?
  4. 王家の紋章の登場人物・キャラ一覧
  5. 王家の紋章に関する感想や評価
  6. 王家の紋章の最終回まとめ

王家の紋章とは?

王家の紋章の概要

『王家の紋章』は、1976年に月刊プリンセスで連載が始まった少女漫画です。2024年1月時点で、単行本は69巻まで発売されています。王家の紋章は文庫本も刊行されており、こちらは25巻までが発売済です。王家の紋章はアニメにはなっていませんが、ドラマCDが制作されたことはあります。2016年にはミュージカル化され、帝国劇場で上映されました。

王家の紋章の作者

王家の紋章の作者は、細川智栄子さんと芙〜みんさんです。2人は姉妹で、「細川智栄子あんど芙〜みん」という作者名で共同執筆してきました。姉の細川智栄子さんは、1935年1月1日生まれの漫画家です。妹の芙〜みんさんの本名は「細川芙美子」で、誕生日は10月9日です。王家の紋章は、姉の細川智栄子さんがメインとなって描いています。

王家の紋章のあらすじ

アメリカ人のキャロル・リードは、考古学を学ぶためにエジプトに留学していました。実家のリード家が事業の一環として古代エジプト王メンフィスの墓を暴いたことで、キャロルは王の姉であるアイシスの怒りを買います。アイシスの呪術により古代エジプトに連れてこられたキャロルは、そこで若き日のメンフィスと出会います。メンフィスと愛し合うようになったキャロルは、古代エジプトに渦巻く陰謀に巻き込まれていくのでした。

王家の紋章の最終回を予想!完結はいつ?

王家の紋章は、2023年に連載47周年を迎えました。連載開始時から漫画を読んでいる人の中には、最終回はいつかともどかしい思いを抱く人もいるでしょう。物語が長く続くことは、本来ファンにとっては嬉しいことです。

しかし、人間が描いている以上、いつかは最終回を迎えるはずです。では、40年以上も続いている王家の紋章は、いつ完結するのでしょうか?ここでは、王家の紋章が完結する時期や最終回の内容について予想してまとめます。

王家の紋章の最終回はどうなる?

まずは、王家の紋章の最終回予想から見ていきましょう。王家の紋章は、キャロルが誰かにさらわれ、それをメンフィスが助けるというお決まりのパターンが続くことがほとんどです。このパターンが延々と続くため、いつまでも物語は完結しません。もしもどこかで完結するとすれば、キャロルが古代で命を全うしたことが、現代に生きる家族に知られる展開になると予想されます。

キャロルはすでにメンフィスと生涯をともにすると決意しているため、よほどのことがない限り自ら現代には戻らないでしょう。ただ、キャロルには現代に残してきた家族があり、兄のライアンたちはキャロルを必死に探し続けています。キャロルにとって心残りがあるとすれば、それはライアンたち家族の存在です。

キャロルは聡明であるため、家族へ宛てたメッセージを何かしらの方法で残すとも予想されます。キャロルがメッセージを残さなかったとしても、キャロルとメンフィスの名前は、エジプト文明を発展させた王族として後世まで語り継がれるでしょう。最終回では、ライアンたちがキャロルが古代に生きた痕跡を見つけ、物語が完結すると予想できます。

王家の紋章の連載が終わり完結するのはいつになる?

王家の紋章に関しては、作者の細川智栄子さんが「見果てぬ夢」だと繰り返し述べています。王家の紋章は細川智栄子さんにとって永遠に終わらない物語であるため、漫画を描けるうちはいつまででも続くでしょう。ただ、体力が落ちてきていることも自覚しているため、体力の限界がきたときに完結させる可能性もあります。どちらにせよ、王家の紋章はこれからもまだしばらく完結しないと予想されます。

王家の紋章の見どころは?絵は変わった?

ここまでは、連載が続く王家の紋章の最終回の内容や、いつ完結するかなどを予想してまとめました。続いて、王家の紋章の見どころについて解説します。王家の紋章の絵柄が変わったかどうかも、あわせて説明します。

王家の紋章の見どころ

見どころ①ストーリー展開

王家の紋章は、現代人のキャロルが古代エジプトにタイムスリップする漫画です。キャロルは現代の豊富な知識を使い、エジプト文明の発達に貢献します。キャロルはいつしかエジプト中の人間に愛される存在となり、崇め奉られるようになります。

王家の紋章は、現代に生きる単なる女子学生だったキャロルが、王妃へと成り上がる物語でもあります。キャロルの活躍には、多くのファンが胸を熱くさせたでしょう。また、最初はメンフィスのことを嫌っていたキャロルが、徐々にメンフィスに惹かれている展開も見どころのひとつです。

見どころ②キャラクターとの関係

王家の紋章には、個性豊かな登場人物が数多く登場します。中でも人気があるのが、やはり主人公のキャロルと彼女を愛するメンフィスです。2人が愛し合って幸せに過ごす様子は、ファンから高評価を得ています。王家の紋章では、メンフィスのライバルであるイズミル王子も人気キャラの1人です。

イズミルは最初はメンフィスへ復讐するつもりで、キャロルを奪います。しかし、キャロルと接しているうちに、本気でキャロルを愛するようになりました。報われない愛に生きるイズミルと、イズミルに完全に冷たくできないキャロルという、2人の複雑な関係も人気があります。

見どころ③ドラマとサスペンスの強調

王家の紋章はメンフィスとキャロルの愛の物語がメインですが、2人が一緒に過ごす時間はほんのわずかです。作中では頻繁に事件が起こり、必ずメンフィスかキャロルのどちらかが窮地に陥ります。キャロルもメンフィスも敵国から命を狙われることが多く、サスペンス要素も強調されています。壮大なドラマ展開とサスペンスの要素が、王家の紋章の見どころのひとつです。

王家の紋章の絵は変わった?

連載が長く続いている漫画は、途中で絵が変わることも少なくありません。王家の紋章も40年以上連載が続いているため、徐々に絵が変わっています。連載開始直後の絵は、ひと昔前の少女漫画によく見られる画風でした。時が経つにつれてその画風は徐々に変化していき、キャラクターなどの絵が繊細になっていきました。近年では漫画技術の進化に伴い、王家の紋章の画風もさらに変わりました。

王家の紋章の1巻と最新巻を見比べると、画風がかなり変わっているとひと目でわかるでしょう。連載開始当初からのファンは、初期の絵を好む傾向にあるようです。しかし、新たに王家の紋章のファンになった人たちにとっては、最近の絵のほうが受け入れやすいようです。どの時代の絵もそれぞれに違った魅力があるため、異なる時期の漫画を見比べて絵の違いを楽しんでみるのも良いでしょう。

王家の紋章の登場人物・キャラ一覧

登場人物①キャロル・リード

キャロル・リードは、王家の紋章の主人公です。考古学が大好きなアメリカ人で、考古学を学ぶためにエジプトのカイロ学園に留学しています。実家はリード・コンツェルンという大企業で、何不自由なく育ったお嬢様です。両親と2人の兄の5人家族でしたが、父親が亡くなり4人家族となります。父親亡き後は、長男のライアンが会社を引き継ぎました。兄は2人ともキャロルに甘く、特にライアンはキャロルを溺愛しています。

キャロルも家族のことが大好きで、古代へタイムスリップしてからも事あるごとに家族のことを思い出しています。キャロルにはジミーという恋人もおり、ジミーとは将来を約束した仲でもありました。キャロルが古代エジプトにタイムスリップしてからは、ジミーもライアンたちと一緒に必死でキャロルを探します。キャロルも最初こそはジミーのことを想っていましたが、メンフィスに出会ったことで心変わりしてしまいます。

キャロルはメンフィスと一緒になる決意をし、遠く離れた古代からジミーに謝罪の言葉を送りました。キャロルはアメリカ人であるため、エジプトに暮らす人々とは顔つきや特徴が異なります。特に透けるような白い肌と黄金の髪は古代エジプト人にとって珍しく、美しい容姿から神格化されるようになりました。豊富な知識と聡明さから、「ナイルの娘」や「黄金の姫」と呼ばれ敬われるようになります。

キャロルの美貌はエジプト以外の国でも噂となり、キャロルは他国の権力者にたびたび狙われるようになりました。キャロルはもともと好奇心旺盛な性格で、その性格がトラブルを引き寄せることも少なくありません。また、非常に優しい性格で、身分を問わず困っている人には手を差し伸べます。現代人らしく人の命を重要視しており、奴隷の命などを軽視しているメンフィスと衝突したこともあります。

登場人物②メンフィス

王家の紋章のメンフィスは、古代エジプトの王(ファラオ)です。父親が毒殺されたため、17歳という若さで王になります。黒いストレートヘアの非常に美しい青年ですが、残忍で冷酷な性格です。激しい気性でもあり、怒ると手がつけられません。ただ、政治に関しては優れた才能を発揮し、民からは恐れられると同時に敬われてもいます。キャロルと出会ってからは徐々に性格が丸くなりましたが、本質的な性格は変わっていないようです。

メンフィスは現代からタイムスリップしてきたキャロルを愛するようになり、幾多の困難を乗り越えて妃としました。メンフィスは嫉妬深い性格でもあり、キャロルの口から他の男の名前が出るだけで激しく怒ります。メンフィスの美貌と勇猛果敢な性格は多くの女性を虜にしましたが、メンフィスはキャロル以外の女性には興味を示しません。

登場人物③アイシス

王家の紋章のアイシスは古代エジプト王国の第一王女で、メンフィスの異母姉です。アイシスは父であるネフェルマアト王亡き後、メンフィスとともにエジプトの統治に力を注いできました。特に下エジプトでの影響力が大きく、「下エジプトの女王」と呼ばれています。アイシスは小さい頃からメンフィスのことが好きで、メンフィスと結婚することを夢見ていました。

しかし、メンフィスがキャロルを愛してしまったため、キャロルを激しく憎むようになります。アイシスは何度もキャロルの暗殺を試みますが、どれも失敗に終わりました。そして、キャロルを殺すためだけに、愛してもいないバビロニア王のラガシュと結婚します。しかし、ラガシュはキャロルに興味を惹かれ、キャロルを殺すというアイシスとの約束を破りました。

アイシスは騙されたと知り激しく怒りますが、その後もバビロニア王妃として過ごします。メンフィスはアイシスのことを姉として慕っており、心からアイシスの幸せを願っていました。しかし、アイシスがキャロルの暗殺計画を練っていたと知り、アイシスと決別します。それでもアイシスの心の中からメンフィスの思いが消えることはなく、いつかはエジプトに帰りたいと願い続けています。

登場人物④ミヌーエ

王家の紋章のミヌーエは、メンフィスが統治するエジプト王国の将軍です。幼い頃からメンフィスの右腕として活躍してきた、優秀な忠臣です。連載開始当初は、アイシスを恋慕している様子が描かれていました。

しかし、アイシスに激しく拒絶されて以来、アイシスに対する想いはなくなったようです。ミヌーエは他の臣下同様キャロルを慕っており、アイシスの動向に目を光らせるようになります。ミヌーエは、キャロルが信頼する女官長ナフテラの息子でもあります。

登場人物⑤ウナス

王家の紋章のウナスは、メンフィスが信頼を置いている武官です。ウナスはメンフィスからキャロルの護衛兼見張りを任されており、常にキャロルの側に控えています。ウナスはキャロルの叡智や優れた人柄を尊敬しており、メンフィスと同じくらいキャロルにも忠誠を誓っています。ただ、作中では最もキャロルに振り回される立場にあり、口うるさく注意することも少なくありません。

王家の紋章に関する感想や評価

長期連載漫画は完結しないことがあるため、王家の紋章もこのまま完結しないのではないかと心配する声が上がっていました。すでに完結を諦めている人もいましたが、多くのファンは王家の紋章の完結を待ちわびているようです。

王家の紋章はフィクション漫画ですが、古代エジプトの歴史や周辺諸国との関係などを学ぶことができます。王家の紋章を読んで、古代エジプトの歴史に興味を持ったという人が大勢いました。王家の紋章の漫画が、歴史の勉強に役立ったとのコメントもありました。

王家の紋章には、「面白い」という感想が多く見られます。長期連載漫画は途中で飽きられることもありますが、王家の紋章はいまだに大勢のファンを虜にしています。「マンネリ化している」との声もありますが、このマンネリ化も王家の紋章の魅力のひとつとして捕らえられているようです。

王家の紋章の最終回まとめ

王家の紋章の最終回予想や見どころ、主な登場人物についてまとめました。王家の紋章は40年以上も続いている長期連載漫画で、作者の細川智栄子さんも90歳近くになっています。そのため、このまま完結しないのではないかと予想されることが多いです。王家の紋章が完結するかどうかは作者次第ですが、2024年1月時点ではまだ最終回を迎える気配はありません。このまま未完の大作として、物語を終える可能性も十分に考えられるでしょう。

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