【豚のレバーは加熱しろ】イェスマとはどんな種族？正体やキャラクターをネタバレ

• 漫画タイトル：豚のレバーは加熱しろ
• ジャンル：異世界ファンタジー
• 作者：逆井卓馬
• レーベル：電撃文庫
• 刊行期間：2020年3月10日～
• 巻数：既刊8巻（2023年10月時点）
• アニメ情報：高橋雅之（監督）、赤尾でこ（シリーズ構成）、渡辺奏（キャラクターデザイン）、project No.9（アニメーション制作）、2023年10月8日～（放送期間）

『豚のレバーは加熱しろ』は逆井卓馬先生によるライトノベル作品です。略称は「豚レバ」。電撃文庫（KADOKAWA）にて2020年3月10日より刊行されています。メディアミックスとして、漫画やテレビアニメがあり、それぞれ漫画は電撃マオウ（KADOKAWA）にて2020年8月27日より刊行され、テレビアニメはTOKYO MXほかにて2023年10月8日より放送されています。

ここでは『豚のレバーは加熱しろ』の簡単なあらすじを紹介します。ある日、豚のレバーを食べ、なぜか豚の姿に転生してしまった主人公。すると、目が覚めた豚小屋に、他人の心の声が分かる女の子・ジェスが現れます。こうして主人公（豚）はジェスにお世話されながら冒険へと旅立つこととなりました。

それでは早速、『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマとはどんな種族なのかをネタバレありで紹介します。ここではイェスマの特徴や脱魔法などを見ていきましょう。

イェスマには「性別は女性のみ」「銀の首輪を身に着けている」「人の心を読み取れる」「黒のリスタ（病気や怪我の治療などに使用される）を使うことができる」「歳は16歳まで」といった特徴があります。

イェスマは脱魔法という魔力を向上させる事象を起こすこともできます。ただ、脱魔法を使っている最中は体のあらゆる魔法が消えるというデメリットもありました。

通常、脱魔法は自然と起きるものですが、「契約の楔」を使うことで強制的に脱魔法を起こすこともできます。経験回数としてはヴァティスが43回、イーヴィスが21回、ホーキスが21回、マーキスが19回、シュラヴィスが10回（6巻）、ジェスが10回（6巻）、セレスが1回となっています。

先にイェスマの特徴や脱魔法などを紹介しましたが、果たしてイェスマの正体は一体何なのでしょうか？ここからはイェスマの本当の目的や成り立ち、その後などをネタバレありで紹介します。

普通の人よりも優れた特徴を持つイェスマですが、そんな特徴を持っていても、習わしによって使用人として誰かに遣われなければなりません。そのほかにも「16歳になったら自ら王都へ向かわなければならない」という習わしがあるのですが、この習わしはイェスマにとってかなり危険な試練となっていました。なぜなら「イェスマ狩り」というイェスマを殺した骨などを売って稼ぐ集団がいるからです。

では、これらのことを踏まえ、イェスマの本当の目的について見ていきましょう。まず、イェスマの正体は王都に生まれた女の子が、8歳頃になると王朝により記憶を消され、首輪によって魔力を抑制された状態で王都の外に出された者たちのことです。そして、王都の外に出たイェスマたちは16歳まで貴族や金持ちなどの使用人として働き、その後王都へ戻る試練を課されます。

しかし、道中でイェスマ狩りに遭い死ぬ者も少なくありません。そうやって優秀なイェスマを生き残らせることが王が決めた社会のルールでした。では、なぜそんなルールが作られたのか？それは、魔法使いが増えすぎないようにするためです。

『豚のレバーは加熱しろ』原作8巻にて、ヴァティスの口からイェスマの成り立ちについて語られました。

もともと、メスタリアに住む人々は生きるために争っていましたが、その中でも女性は「子宮に霊力が溜まっている」「子供を産むことで霊力を消耗する」といった欠点があったことで、男から狙われていました。そこで、ヴァティスとルタが王政の仕組みを作って統制することにします。結果的にこの仕組みはロリポ、ジェス、シュラヴィスにより破壊されることとなりますが、女性の欠点について解決に至っていないため、新たな課題が出てきました。

『豚のレバーは加熱しろ』原作6巻では解放軍によってイェスマの首輪が外されました。首輪を外され自由を手に入れたイェスマですが、同時に首輪によって抑え込まれていた攻撃性と強力な魔力が爆発する危険性も孕んでいるため、まだまだ解決とはいえない状況が続いています。『豚のレバーは加熱しろ』原作8巻ではシュラヴィスによって一時的に管理される形になっていました。その後はおそらく解放されて自由になったと考えられます。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマの正体は魔法使いでした。では、登場キャラの誰がイェスマなのか？ここからはイェスマのキャラクターについて一覧形式で詳しく紹介します。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマのキャラクター一覧、1人目はジェスです。本作のヒロイン。キルトリン家に仕えるイェスマで、年齢は16歳です。豚になった主人公を助けてくれました。差別階級の証である銀の首輪をつけています。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマのキャラクター一覧、2人目はセレスです。ロリポが出会った2人目のイェスマ。年齢は13歳です。バップサスの村の宿屋で働いています。ロリポとジェスがバップサスの村で出会った狩人・ノットに対して恋心を抱いていました。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマのキャラクター一覧、3人目はブレースです。ロリポが出会った3人目のイェスマ。ジェスたちがイェスマ狩りに襲われた際に自ら身代わりとなって死亡したかに思われましたが、その後にロリポの世界に転移したことが明らかになりました。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマのキャラクター一覧、4人目はイースです。昔のノットの想い人。『豚のレバーは加熱しろ』原作1巻時点ですでに死亡しています。5年前にバップサスの村の修道院に匿われていましたが、修道院が放火されてイェスマ狩りに捕まり、殺害されました。のちにジェスの姉にあたることが判明します。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマとはどんな種族なのか？ということで、その正体や目的をネタバレありで紹介し、イェスマのキャラクターを一覧形式でまとめてきました。では、最後にイェスマに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマの正体に関する声があがっています。こちらではイェスマの正体が分かったことで今までの謎が解けたとのことです。ほかの感想ではイェスマが想定通りの正体だったとの声もあがっています。多くの方がイェスマの正体が気になっていたことがうかがえます。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマや主人公に関する声があがっています。こちらではイェスマの正体や主人公が異世界に来た理由などが気になっているようです。ちなみに主人公が異世界に来た理由は、ジェスがリスタを使い助けてほしいと祈った結果、その魔法によって主人公の豚の意識が異世界にやってきたからです。結果的に主人公は元の体に戻ります。しかしその後、異世界に戻ることとなりました。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマの謎に関する声があがっています。こちらではイェスマの謎が解けて安心されているようです。また、12話の公開日に注目されています。

『豚のレバーは加熱しろ』のイェスマとはどんな種族なのか？その正体や目的、その後、キャラクターをネタバレありで紹介してきました。『豚のレバーは加熱しろ』に登場するイェスマの正体は魔法使いでした。『豚のレバーは加熱しろ』の漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつイェスマの正体や目的、活躍に注目していただければ幸いです。