【このすば】シルビアはかわいいグラマラス美女？最後の死亡シーンや声優は？

アニメ「この素晴らしい世界に祝福を！（このすば）」には、グラマラスな美女のシルビアが登場します。しかし、シルビアはただのかわいい美女というわけではありません。この記事では、シルビアの性別や担当声優の情報のほかに、最後の死亡シーンについてくわしく紹介します。

「この素晴らしい世界に祝福を！」は2012年12月から2013年10月まで小説投稿サイト「小説家になろう」へ連載された作品が原作となっています。2013年に書籍化されたことから「小説家になろう」版は取り下げられています。ちなみに、「小説家になろう」版と書籍版の「このすば」は設定などはほぼ同じですが、内容が変更されています。

2014年には「月刊ドラゴンエイジ」でコミカライズ版の連載が開始されたほか、「この素晴らしい世界に爆焔を！」「この仮面の悪魔に相談を！」などのスピンオフ作品も出版されています。「このすば」シリーズは2021年11月時点でシリーズ累計発行部数は1000万部を突破しました。また、2016年にアニメ1期「この素晴らしい世界に祝福を！」が公開され、2017年に2期が放送されています。

2024年にはアニメ3期の放送が決定している「このすば」は、ほかにも劇場版「映画 この素晴らしい世界に祝福を！紅伝説」が公開され、2023年にはヒロインの1人であるめぐみんを主人公としたスピンオフ作品「この素晴らしい世界に爆焔を！」が放送されています。さらに、ソーシャルゲーム・パチスロ・コラボカフェなどさまざまな展開をしている人気作品です。

カズマは日本から異世界に転移するとき、持ち込める特典として女神アクアを指定しました。駆け出し冒険者たちが集まるアクセルの街に転生したカズマは冒険者となり、アクアとともに魔王を倒すことを目標として活動をはじめます。しかしカズマ自身にチートがなく、アクアも女神ではあるものの、ポンコツなため魔王など討伐できる気がしません。そこでカズマたちはパーティーメンバーを募集します。

「このすば」のシルビアは魔王軍の幹部で、魔王軍の強化モンスター開発局局長という役職についています。見た目はグラマラスな美女で、長身なことが特徴です。コミカライズ版よりもアニメ版の方が高身長に描かれていて、160cm台のカズマと並べば彼の頭がへその高さに来ることから、シルビアの身長は200㎝を超えていることは間違いないとされています。

バストサイズはカズマたちのパーティーで一番の巨乳のダクネスよりも圧倒的にあり、「このすば」作中でトップのようです。魔王軍のキャラの中でも普通の感性をしているシルビアは、紅魔族のノリにまったくついていけずカズマに同情されるシーンが描かれています。ちなみにシルビアの種族はグロウキメラで性別に秘密があります。性別については次の項で詳しく紹介します。

「このすば」のシルビアの見た目はグラマラスな美女ですが、その性別はどちらなのでしょうか？シルビアの種族はグロウキメラで、その種族がシルビアの性別の秘密のカギを握っています。「このすば」に限らず、ファンタジー系の作品には「キメラ」という種族が登場することがあります。キメラはファンタジー作品では一般的に、同一個体に複数の種族の遺伝子が合成された生物をあらわします。

つまり「このすば」のシルビアは、複数の生物の特徴を体にとりこんでいます。かわいい見た目のシルビアのベースは女性のように見えますが、その正体は男性です。もともとは男性のシルビアが女性の体を取り込んでいまの外見になりました。そのため、見た目はカワイイシルビアですが顎髭があるほか下半身には男性器がついています。

「このすば」の主人公のカズマは、見た目がかわいい美女のシルビアが魔族だと知ったとき、あっさりとシルビア側に裏切るような行動をとりました。しかし、シルビアと密着して豊満な胸に包まれ天国のような気分になっているとき、下半身の違和感に気付いて地獄に叩き落されるというシーンが描かれました。

「このすば」のシルビアはかわいい見た目の魔族ですが、作中で明確に死亡シーンが描かれているキャラクターでもあります。ここからは、「このすば」のシルビアの最後の死亡シーンや能力について紹介します。

「このすば」のシルビアの最後の死亡シーンは、原作と映画版で別なものになっています。まずは映画版の「この素晴らしい世界に祝福を！紅伝説」における死亡シーンから紹介します。映画版でも原作版でも「このすば」のシルビアは紅魔族が住む村を襲撃します。ですが、村でめぐみんの妹であるこめっこが放ったレールガンでシルビアは撃ち抜かれました。

シルビアはこめっこの放ったレールガンで三途の川を渡りそうになるほどの大ダメージを受けました。三途の川の向こう側にいたのは、かつての仲間でカズマたちに倒されたベルディアなどです。そのまま三途の川に引き込まれそうになりますが、執念で脱出して復活を果たします。このときベルディアとハンスの魂を飲み込んだ結果、それぞれのモンスターの特性が入り混じった巨大な異形の姿に変貌しました。

変貌したシルビアは圧倒的な力で暴れまくり、バニルやウィズといった「このすば」作中でもトップクラスの力をもつキャラでも押さえられません。そのときシルビアは、これまでの人生を振り返り「恋がしたい」という心からの願いを打ち明け涙を流します。このタイミングで登場したカズマはシルビアに愛を囁き、シルビアは本気でカズマに惚れ込みます。

カズマと合体した結果、さらにシルビアは強化されます。めぐみんとゆんゆんがそれに対抗するために合体魔法を放ちます。しかしそれも、シルビアは「愛と夢と希望のバリア」で受け止めてしまいました。ですが、カズマはシルビア側に裏切ったのではなくある策略をもっていました。それはシルビアの心の隙をつくることです。

カズマは攻撃を受けているときにシルビアに愛を囁き、バリアが崩壊してしまいます。シルビアはめぐみんたちの強力な魔法で消滅しながら、カズマに弄ばれたことに気づきつつ「でも好き！」と愛を叫んで消えていきました。これが映画版のシルビアの最後のシーンです。

「このすば」の原作でのシルビアの死亡シーンは、映画版と違ってあっさりとしたものでした。映画版ではこめっこのレールガンのあと復活しましたが、原作では復活することなく死亡して「このすば」から退場しました。

「このすば」のシルビアはグロウキメラという種族で、取り込んだものの能力を身に着けていきます。そのため、触手を出すなどさまざまな能力を使えます。シルビアが紅魔族の天敵のような存在になったのは、「魔術師殺し」を取り込んだためです。「魔術師殺し」は魔術を使えなくする結界を広範囲に張るものでした。

「このすば」でシルビア役を演じる声優は渡辺明乃さんです。渡辺明乃さんは子役として舞台などで活動されていましたが、幼いころから声優と言う仕事に憧れていたそうです。声優に転向するきっかけは「幽遊白書」の鞍馬役を緒方恵美さんが演じていることに憧れたためで、2001年に声優としてデビューを果たしました。

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「このすば」のシルビアは作中でもトップクラスにグラマラスな体型をしています。その体形が好きというファンの方がいました。

「このすば」のシルビアは、劇場版ではラスボスのような存在で活躍シーンが数多くありました。「当ててんのよぉ」をはじめ、面白いセリフが多いという感想があります。

「このすば」のシルビアはかわいいだけではなく、常識人で部下にも優しい面をみせています。そのシルビアがいい上司だという感想がありました。

「この素晴らしい世界に祝福を！」のシルビアについて紹介しました。カズマたちを追い詰める活躍をしたシルビアは、強いだけではなく魅力的で面白いキャラだという感想があります。シルビアに注目をして「このすば」を楽しんでみてはいかがでしょうか？