【東郷家へ嫁いだ話】ネタバレあらすじと感想!漫画の原作小説はある?

以下では、「東郷家へ嫁いだ話」をネタバレ紹介します。天与を持たない主人公が、結婚をきっかけに前向きに生きていく姿を描いた「東郷家へ嫁いだ話」。一見するとよくあるラブファンタジーですが、主人公の知られざる出自や隠された異能など、謎解き要素も見どころとなっています。ここでは、「東郷家へ嫁いだ話」の漫画あらすじネタバレを紹介します。その他、原作小説の有無や感想等もまとめました。

【東郷家へ嫁いだ話】ネタバレあらすじと感想!漫画の原作小説はある?のイメージ

目次

  1. 東郷家へ嫁いだ話とは?
  2. 東郷家へ嫁いだ話の漫画あらすじネタバレ
  3. 東郷家へ嫁いだ話の登場人物・キャラ
  4. 東郷家へ嫁いだ話の見どころは?最終回結末も予想
  5. 東郷家へ嫁いだ話に関する感想や評価
  6. 東郷家へ嫁いだ話のネタバレまとめ

東郷家へ嫁いだ話とは?

「東郷家へ嫁いだ話」の作品紹介・イメージ画像

天与に恵まれず、家族や周囲の人々に虐げられてきた松方文。ひどい仕打ちに耐える日々を送る中で、名家の次期当主から結婚を申し込まれます。実家から逃げるように東郷家に嫁いだ文。結婚によって幸せな日々がもたらされるでしょうか。以下では、「東郷家へ嫁いだ話」の漫画あらすじネタバレや登場人物、見どころを紹介します。その他、「東郷家へ嫁いだ話」の原作小説の有無や感想をまとめました。

東郷家へ嫁いだ話の概要

「東郷家へ嫁いだ話」の概要・イメージ画像

「東郷家へ嫁いだ話」は、電子コミックサイト「コミックシーモア」にて独占配信されている清水奏良先生のファンタジー作品です。漫画は、2023年12月時点までに計6巻(6話)が配信されています。

東郷家へ嫁いだ話の原作小説は小説家になろうで読める?

「東郷家へ嫁いだ話」の原作小説の有無を調査・イメージ画像

異能が存在する世界観やヒロインの結婚から始まる「東郷家へ嫁いだ話」の漫画。小説投稿サイト「小説家になろう」が原作小説だと推測されました。しかし、「東郷家へ嫁いだ話」はオリジナル作品のため、原作小説はありません。

東郷家へ嫁いだ話の漫画あらすじネタバレ

東郷家へ嫁いだ話の漫画あらすじネタバレ・イメージ画像

この世界では、人々は何かしらの異能力「天与」を持つとされるも、主人公・松方文に覚醒は起きませんでした。その事実を知った日から家族の態度が豹変し、文の辛い日々が始まります。家族に虐げられながら、必死に耐え抜く文。そんな彼女の元へ、名家の跡取りから縁談の声がかかりました。以下では、「東郷家へ嫁いだ話」の漫画から、1巻(1話)~5巻(5話)までのあらすじネタバレを紹介します。

1巻(1話)あらすじネタバレ

松方家の養子に入った文・イメージ画像

主人公の文は、3歳の時に子供のいなかった松方家に養子として引き取られました。その後、弟・樹が生まれたものの、家族で幸せな日々を送っていた文。しかし、樹が念動力の天与を発現させたことで、文の人生は一変しました。この世界の人々は、「天与」と呼ばれる異能力を有しており、通常は10歳までに発現すると言われています。樹は4歳の時に発現したものの、文に関しては10歳になっても発現の兆しが見えませんでした。

文のように天与が覚醒しない者は「呪いの子」と言われ、人々から差別されていました。文が呪いの子だと確信した松方家でも、その日から文を使用人として扱い始めます。時には傷痕の残るような暴力を働き、文を蔑みました。また、文への態度の豹変は周囲の人々にも及び、彼らから心もとない言葉を浴びせられます。しかし、文は自分の心をごまかすことで、松方家での辛い日々を耐えていました。

2巻(2話)あらすじネタバレ

松方家と東郷家の縁談が話し合われる・イメージ画像

家族からのひどい仕打ちに耐える中、文の元へ縁談が舞い込みました。相手は、強大な権力を持つ名家・東郷家で、次期当主の正治から直接、結婚の申し込みがありました。東郷家から話を受け、弟・樹の縁談だと思い込んでいた松方家。しかし、縁談の話が文だと聞かされ、両親はこの縁談に疑問をいだきつつ、反対しました。

東郷家から巨額の結納金を提示される・イメージ画像

一方、東郷家では反対されることを予想していたのか、相場の数十倍の結納金を条件に文との縁談を成立させようとします。巨額の結納金を前に目がくらんだ松方家は、しぶしぶ文との縁談を承諾しました。その頃、自分の縁談とは知らず、東郷家から身を隠すようにしていた文。その後、東郷家への嫁入りが決まったことを知り、これで松方家から解放されると前向きになります。

しかし、東郷家は名家であり、母親は養女との婚姻をきっかけに下剋上を目論見ます。文へ東郷家の情報を探るようにと天与をかけて命じました。そして、文が東郷家に嫁ぐ日が訪れ、夫婦は初めて顔を合わせます。縁談時には熱心に松方家の説得に当たっていた正治。結婚してからの彼の態度は冷たいものでした。文は自分に天与がないことで、東郷家からも虐げられると不安を覚えます。

3巻(3話)あらすじネタバレ

千里眼の天与を持つ正治・イメージ画像

文の夫・正治は千里眼の天与を持ち、それらを使って文の性格を知ったことで態度を軟化させます。また、文も取りこし苦労だったと気が付き、正治との仲を深めていきました。一方、松方家では文が名家の跡取りから嫁に選ばれたことに納得がいきません。そんな中、屋敷の周囲では怪しい人影がうろついており、樹は百目鬼から呪符を渡されました。

文が実家で受けた傷を見つけ、薬を用意するなど、妻に優しく接する正治。ある日、西地区で抗争が起きたことを受け、出動することになりました。正治の留守を狙い、文の元へやってきた松方家。彼女への妬みもあいまって、文を虐げる行動に出ました。その時、現場に駆けつけていたはずの正治が戻ってきて、文を庇います。

4巻(4話)あらすじネタバレ

妻を守るべく、松代家に立ち向かう正治・イメージ画像

天与によって文の人となりをそれなりに理解していた正治。妻を傷つける者は決して許すまいと、樹に刀を突きつけ、啖呵を切りました。凄まじい気迫と恐怖から樹はその場で失神し、気まずさを感じた両親もそそくさと去っていきました。正治が駆けつけてくれたことで、何とか窮地を脱した文。しかし、この一件により、自分が天与を持たない「呪いの子」である事実を正治に知られます。

一方の正治は、文に天与がなかろうが、呪いの子と言われようが全く気にしていません。ありのままに堂々と生きてほしいと温かい言葉をかけ、文を励ましました。はじめて自分の存在を肯定してくれた夫に、文は嬉しさをにじませます。

5巻(5話)あらすじネタバレ

自分の血筋が気になり始めた文・イメージ画像

昼間の件のお礼を言おうと正治を探す文。一方の正治は別室と誰かと話し込んでおり、ふと彼らの会話を耳にした文は、自分は現影家の末裔であることを知ります。3歳で松方家の養子に入った文でしたが、自身の血筋について全く知らされていませんでした。また、養子に入る前の記憶を思い出そうとすると頭痛が走ります。自分は何者なのか、文は自分の血筋を知りたいと思い始めます。

琴音の入院先の病院・イメージ画像

翌日、入院中だった正治の妹・琴音が無断で実家に帰ってきてしまい、東郷家は大騒ぎになります。現代の医療技術では治せない難病のため、入院生活を余儀なくされていた琴音。兄嫁である文とは同い年ということもあり、2人は仲良くなります。また、兄の結婚も知らされており、文と結婚したことで正治が昔のように優しくなったと話します。

正治の過去も気になるが、やはり彼が話していた現影家のことが気になる文。そこで、琴音の提案で2人は街の図書館で調べることにしました。

東郷家へ嫁いだ話の登場人物・キャラ

東郷家へ嫁いだ話の登場人物・キャラ・イメージ画像

正治の強い希望で東郷家に嫁いだ文。その後も実家である松方家から嫌がらせを受けるものの、正治という心強い存在が、彼女を脅威から守ってくれました。一方、東郷家に嫁いだことで自分が現影家の末裔だと知った文。なぜ、文は養子に出されたのか、実家とされる現影家と松方家との関係も気になるでしょう。以下では、「東郷家へ嫁いだ話」の登場人物・キャラをあらすじネタバレ紹介します。

登場人物①松方文

本作品の主人公・松方文のイメージ画像

漫画「東郷家へ嫁いだ話」の主人公であり、3歳で養子として松方家に引き取られました。この世界では珍しく天与を持たない人間であり、周囲からは「呪いの子」と認識されます。実家では使用人のように扱われ、身体には両親から受けた折檻の傷痕が残っていました。自分の心を押し殺すことで、辛い現実を耐え続けていた文。名家の長男・東郷正治との結婚を機に、人生が一変します。

結婚後も実家である松方家から妨害を受けるも、正治や東郷家の人々に大切にされ、これまで味わえなかった幸せを噛みしめます。また、ひょんなことから現影家の末裔であることを知り、自身の出自について調べ始めます。

登場人物②松方樹

文の弟・松方樹のイメージ画像

「東郷家へ嫁いだ話」の登場人物で、文の弟、松方夫妻の実子です。4歳の時に天与が発現し、異能力は父親と同じく念能力です。両親と共に天与を持たない姉・文を蔑んでいた樹。東郷家との縁談が自分ではなく、姉だったことも、樹の陰湿さを深めました。名家に嫁いだ姉を陥れるべく、百目鬼の呪符に目を付けます。

登場人物③東郷正治

文の夫・東郷正治のイメージ画像

「東郷家へ嫁いだ話」の登場人物で、文の夫です。強大な権力を持つことで知られる東郷家の次期当主であり、天与は千里眼です。職業軍人であり、戦では負けなしの強者と評されています。文とは政略結婚であり、はじめこそそっけない態度を取っていた正治。しかし、お互いを理解し合うことで文に優しさを見せ始めます。また、ひそかに文の出自を調べており、現影家の末裔ではとみています。

東郷家へ嫁いだ話の見どころは?最終回結末も予想

「東郷家へ嫁いだ話」の見どころや最終回を予想・イメージ画像

不遇な環境で育った主人公の幸せな結婚生活を描きつつ、彼女の知られざる謎にも迫った「東郷家へ嫁いだ話」の漫画。主人公・文の幸せを阻もうと、あらゆる妨害に出る松方家の脅威や新たな魔の手も気になるでしょう。同時に、正治が文との結婚を望んだ理由や、謎の一族・現影家の正体など、謎解き要素もこの作品の見どころです。以下では、「東郷家へ嫁いだ話」の見どころや最終回結末の予想を、あらすじネタバレ紹介します。

東郷家へ嫁いだ話の見どころ

物語に隠された謎を考察する・イメージ画像

「東郷家へ嫁いだ話」は、他作品と類似する一方で、謎解き要素の多さが特徴にあげられます。まず、天与を持たない主人公・文の正体です。現時点では文が松方家の養子に入った経緯が明かされておらず、文の両親の正体も不明です。また、正治の秘密の会話により文の出自は現影家と判明するも、この血筋が文に天与がない理由に繋がると考察できます。

もしかしたら、正治は現影家について何か知っており、その末裔である文を嫁として迎え入れたことは、何かしらの意図があった可能性も高いでしょう。千里眼の天与を持つことから、文の隠された能力も見抜いたと思われる正治。文に眠る能力を覚醒させ、さらにそれらをコントロールしようと考えているかもしれません。このように、謎解き要素の多さが「東郷家へ嫁いだ話」の見どころとなっています。

東郷家へ嫁いだ話の最終回結末はどうなる?

文と正治の幸せな最終回結末を予想・イメージ画像

東郷家へ嫁いで幸せな生活が始まったと思いきや、実家の松方家から妨害を受ける文。また、弟の樹にも異変が見え始め、百目鬼を使って何かを企んでいます。すでに文の周囲では不穏な空気が漂い始め、波乱の展開が起きると予想されます。様々な困難に見舞われる中で、眠っていたあるいは封印されていた異能力を覚醒させた文。

その時、物語は大きな転換期を迎えるでしょう。さらに、天与の覚醒によって文の出生の秘密や松方家へ養子に入ったいきさつも明かされると予想されます。あらゆる試練を乗り越え、強くたくましい女性へと成長していった文。「東郷家へ嫁いだ話」の最終回結末では、正治と共に穏やかで幸せな日々を送っているでしょう。

東郷家へ嫁いだ話に関する感想や評価

東郷家へ嫁いだ話に関する感想や評価・イメージ画像

「東郷家へ嫁いだ話」は、小説を原作とする人気作を始め、他のラブファンタジー作品と似たような設定だと指摘されています。一方で、本作品は主人公が養子という独自の設定も見られ、文の出自など謎解き要素の多さ考察しがいのある展開が見どころです。弟の樹が百目鬼に近づいたことで新たな脅威が迫る中、文はどのような行動を起こすでしょうか。以下では「東郷家に嫁いだ話」に関する感想や評価をあらすじネタバレ紹介します。

感想1:漫画を読んで泣いた

「東郷家へ嫁いだ話」は、他作品と類似したストーリー設定から原作小説があると予想されるも、作者・清水先生のオリジナルストーリーと判明しています。SNSでは、ラブファンタジーの人気作品と似てるとも指摘される一方、ヒロインの過酷すぎる半生や出自の謎など、オリジナル要素も多く見られます。また、「東郷家に嫁いだ話」を呼んで泣いたとの感想も見られ、他作品にはない見どころに富んでいるでしょう。

感想2:単行本を出してほしい

近年は小説を原作としたコミック作品が数多く展開される中、今回取り上げた「東郷家へ嫁いだ話」は、原作小説のないオリジナル作品です。2023年12月時点では電子コミック版のみ配信されており、紙媒体の刊行は行われていません。しかし、お気に入りの作品こそ紙媒体で揃えたいという漫画ファンも一定数おり、「東郷家へ嫁いだ話」も単行本化してほしいとの意見や感想も寄せられています。

感想3:「私の幸せな結婚」と似てると思ってしまう

小説投稿サイトから人気に火がつき、それらを原作とするコミカライズ版、実写映画版が発表された「私の幸せな結婚」。近年では、不幸な主人公の結婚生活をテーマにした作品が多く展開され、今回あらすじネタバレを紹介した「東郷家へ嫁いだ話」も、その類に入るでしょう。しかし、人気作品とあまりに似かよった設定や結婚までの流れから、SNSでも似ているとの感想が多く寄せられています。

東郷家へ嫁いだ話のネタバレまとめ

東郷家へ嫁いだ話のネタバレまとめ・イメージ画像

「東郷家へ嫁いだ話」の漫画あらすじネタバレや登場人物、原作小説の有無、見どころや感想などをネタバレ紹介しました。ラブファンタジー作品の主人公の中でも、最も過酷な半生を送ってきたともいえる松方文。東郷家から求婚される形で結婚し、やっと幸せな人生が到来しました。しかし、文の幸せを妬む弟・樹の暗躍や、現影家の末裔の意味など新たな試練が予想され、文の波乱の人生はこれからも続くでしょう。

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