MAOをネタバレ解説!高橋留美子の陰陽師漫画のあらすじや登場人物・キャラは?

「MAO」のあらすじをネタバレ解説します。MAOとは、「うる星やつら」や「めぞん一刻」で知られる高橋留美子の最新作漫画であり、史実とリンクした世界観やシリアスなストーリー展開で人気と支持を得ました。また、キャラクターの魅力も、高評価の一つだといわれているのです。MAOのあらすじをコミックス5巻までネタバレを交えて取り上げながら、同作品の登場人物・キャラ一覧、PVの声優などを紹介していきます。

MAOをネタバレ解説!高橋留美子の陰陽師漫画のあらすじや登場人物・キャラは?のイメージ

目次

  1. MAOとは?
  2. MAOの漫画あらすじネタバレ
  3. MAOの登場人物・キャラ
  4. MAOのPVにおける声優
  5. MAOの用語を解説
  6. MAOの面白い魅力
  7. MAOに関する感想や評価
  8. MAOのネタバレまとめ

MAOとは?

「MAO」とは、高橋留美子の最新作漫画です。呪いをテーマにしたダークファンタジー作品として知られる同作品は、史実を絡めたストーリー展開や、登場人物の魅力で人気を得てきました。この記事では、MAOについてコミックス5巻までのあらすじをネタバレ紹介していきます。また、登場人物・キャラクター一覧や、同作品の面白い魅力、PVの声優キャスト、読んだ方の感想などを合わせて取り上げるため、参考にしてください。

MAOの概要

高橋留美子の最新作漫画MAOは、週刊少年サンデー2019年23号より連載開始しました。2023年12月現在連載中で、コミックスは既刊18巻です。コミックスの累計発行部数は、120万部を突破しました。MAOを執筆するにあたって、高橋留美子は「新作をダークファンタジーにしたい」や「今まで描いてきた主人公の定型から外れたキャラクターにしたい」という主旨を持っていたとのことです。同作品の連載期間は、5年目に入りました。

MAOの作者は高橋留美子

  • うる星やつら:週刊少年サンデー(1978年-1987年)
  • めぞん一刻:ビッグコミックスピリッツ(1980年-1987年)
  • らんま1/2:週刊少年サンデー(1987年-1996年)
  • 犬夜叉:週刊少年サンデー(1996年-2008年)
  • 境界のRINNE:週刊少年サンデー(2009年-2018年)

MAOの原作者は、高橋留美子です。彼女は、1957年10月10日に新潟県で生まれました。幼い頃から少年漫画を愛読していたとのことで、高校時代には後に漫画家となる近藤ようこともに漫画研究会を設立する活動を行っています。その後、進学で上京すると、同人活動や劇画原作者の小池一夫に師事するなど下積み生活を経て、1978年に「第2回小学館新人コミック大賞」の少年部門を受賞した「勝手なやつら」でデビューしました。

高橋留美子の主な連載作品を、上記しました。高橋留美子は、初連載作品となった「うる星やつら」がブームになるほどの大ヒットを収めたことで、一躍人気漫画家になったのです。高橋留美子の作風の特徴は、ギャグやコメディーとシリアス面の絶妙なバランスだといわれてきました。また、ラムちゃんに代表される女性キャラクターのかわいらしらも魅力の一つとのことです。長編が多く、一貫して少年誌で活躍している点も注目されます。

MAO 1 | 書籍 | 小学館

MAOの漫画あらすじネタバレ

STORY イメージ画像

高橋留美子原作のダークファンタジー漫画MAOは、熱心な高橋作品のファンから絶大な支持を得ているとともに、新規ファンを獲得してきました。新規ファンの間では、「あらすじから入って読んでみたら面白かった」や「あらすじだけでも興味深い」という感想が寄せられたとのことです。MAOとは、どのような物語なのでしょうか?この章では、MAOのあらすじをコミックス5巻まで項目ごとに分けて、ネタバレを含めて紹介します。

1巻あらすじネタバレ

MAOのコミックス1巻のあらすじ紹介です。黄葉菜花は中学生の少女で、小学1年生の頃に両親を事故で亡くすと、祖父と家政婦の魚住フナと三人で暮らしていました。菜花は、利発で快活そうな見た目とは真逆で身体が弱く、運動音痴だったのです。ある日彼女は、五行町のシャッター街に幽霊が出るという噂を聞きつけて、クラスメイトたちと同所を訪れました。すると、どういうわけか菜花だけ景色が歪んだ異世界へトリップしたのです。

菜花は、異世界で半透明のキャラクターたちを見ました。しかし、いくら話しかけても彼らは反応しません。すると、彼女はいきなり巨大なカマキリの姿をした化物に襲われたのです。彼女は、異世界で唯一透けていない少年を連れた男に助けを求めるも、化物に腕を斬りつけられました。なぜか化物の方が苦しみだし、ここでようやく男が動きカマキリの化物を仕留めると、少年がそれを壺のようなものに入れました。

菜花は、自分が怪我をするまで傍観していた男に文句を言おうとしましたが、自分の腕が斬り落とされたことに気づいて失神しました。男は、菜花を手当てします。菜花が意識を取り戻すと、彼女の腕は完全に治っていました。そして、男はおもむろに「お前妖だろう」と言ったのです。菜花は、困惑のまま異世界を後にしましたが、その日から彼女の身体に異変が起きます。

2巻あらすじネタバレ

MAOのコミックス2巻のあらすじは、以下の通りです。菜花は、自分を助けてくれた男が摩緒という陰陽師で、側の少年が乙弥だと知りました。摩緒は、猫鬼という蟲毒と因縁があるとのことです。菜花は、彼について行きシャッター街を抜けました。すると、そこは大正時代だったのです。摩緒の行きつけの喫茶店「ミルクホール」に着いた一行は、従業員の貂子から、この時代の猟奇事件だった首無し死体事件の手がかりを聞きました。

摩緒と菜花、そして乙弥は事件の犯人だと目される子爵邸へとやって来ました。しかし、彼は既に死亡しており、彼の妻に化けていた妖怪蜘蛛女が姿を現したのです。蜘蛛女との戦いで、菜花は摩緒と同じようにかつて猫鬼と関わって呪いをかけられたことを知りました。一旦現代へ戻り、再びタイムトリップした菜花は、摩緒の過去や、地震を防ぐために祀られていた要石が、関東大震災を境に消失してしまったことを知るのです。

3巻あらすじネタバレ

MAOのコミックス3巻あらすじを、ネタバレ紹介しています。関東大震災が起きると、業火の中で頭部だけの猫鬼が姿を見せました。猫鬼の胴体は摩緒とくっついていて、猫鬼は取り戻そうとしているのです。しかし、菜花も猫鬼の器になれることがわかり、猫鬼は現代へと逃げ込んでしまいました。現代に戻って来た菜花は、家政婦のフナの正体が、摩緒が菜花を守るために送った守護の式神であることを聞かされて驚いたのです。

菜花一行は、大正時代へとやって来ました。関東大震災から少し経過した東京では、火の首が飛び回っているという噂で持ち切りです。摩緒たちは、噂の出所である浅草へと向かいました。そこで一行が出会ったのは、摩緒が900年前にともに陰陽師の修行を積んだ兄弟子の百火だったのです。しかし、感動の再会とはならず、百火は「裏切り者」と叫びながら突然摩緒を襲いました。摩緒は、とっさに破軍星の太刀をかざすのです。

4巻あらすじネタバレ

MAOの4巻あらすじをネタバレしますと、次の通りです。百火は、摩緒が後継者となった御降家にて、彼を殺した者こそが真の後継者になれることを明かしました。この一件以降、摩緒たちの前に死んだはずの兄弟子たちが現れるようになります。兄弟子の一人華紋は、殺し合いに関心を持たず摩緒とも普通に会話をしていました。一方、百火は一度東京を離れて仕切り直しをしようとしたものの、式神を見つけて摩緒のところへ戻ります。

式神は、人間を化物へと変えていました。百火の報告を聞いてやって来た摩緒一行ですが、菜花が化物の丹田を竹で突くと人間に戻ったのです。摩緒は式神に札を食わせて、術師のもとへと戻らせました。そこには、藻久不という摩緒とも知己である下男がいます。藻久不は、ある術師に操られていたようで、御降家の飼い猫灰丸を蟲毒の術で化け物にしたことを告白しました。やがて彼はチリのように消えてしまい、式神が摩緒を襲います。

5巻あらすじネタバレ

高橋留美子原作のダークファンタジー漫画MAOのコミックス5巻のあらすじは、次の通りです。摩緒を殺した者が、真の後継者となれる御降家の争いは、混迷を極めていました。華紋と相思相愛で、相当の実力者だった真砂は真の後継者候補の一人でしたが、何者かによって殺害されたようです。華紋が彼女の生存の可能性を思い、蘇生の術者の正体を探ると、そこにいたのは彼女ではなく、弟弟子の不知火がいて華紋は大いに驚きました。

一方、摩緒の側では、彼の命を支えているとされる蟲毒の壺が割れるというアクシデントが発生して、乙弥が壺を練成していました。その間に猫鬼の襲撃が危惧されるのですが、当の摩緒は菜花の血液を得たことで好調を保っています。すると、そこに猫鬼が現れて、摩緒に血液をやるなと彼女に警告しました。また、大正時代では、金持ちの家を渡り歩いて暮らしている華紋が、様々な情報をキャッチしており、摩緒との接触を試みます。

MAOの登場人物・キャラ

リスト

前章では、大ヒット中のダークファンタジー漫画MAOのコミックス5巻までのあらすじを紹介してきました。高橋留美子作品は、魅力的なキャラクターが多数登場することで知られています。最新作漫画であるMAOについても、例外ではありません。それでは、同作品にはどのような登場人物がいるのでしょうか?この章では、MAOの主要登場人物・キャラクターを一覧にまとめて、ネタバレを交えながら取り上げていきます。

登場人物①摩緒

摩緒は、MAOの主人公キャラクターです。これまでの高橋留美子作品の登場人物とは一線を画したクールな性格の持ち主であり、初登場時は危難に陥った菜花のことを傍観していました。摩緒の外見は、白髪と黒髪が混ざった長髪と、左目の下に傷跡があるイケメン少年です。また、背中にも三本の爪痕のような傷があることが判明しました。摩緒の容姿が、手塚治虫の代表キャラであるブラック・ジャックに似ているという意見もあります。

摩緒の正体は、陰陽師であり、1923年時点で900年以上生きています。その理由は、師匠の宝物殿に入った際に猫鬼と遭遇して、呪いを受けたからでした。その時、猫鬼の身体が自身と反応してしまい、猫鬼の術の影響で不老不死のキャラクターになったのです。このため、猫鬼を倒す目的で生き続けていて、その過程で菜花と出会いました。妖と戦うこともありますが、あくまでも目標は猫鬼のみであり、マイペースな一面があります。

摩緒は陰陽師であることから、戦闘時は基本的に霊力による陰陽術を使用します。しかし、猫鬼の呪いにかかっている理由で妖刀も所持していました。妖刀を用いて戦う際には、目が縦長で赤い猫目のようになるのです。彼は、御降家の後継者に指名されましたが、それは表向きのことであり、実は呪禁の後継者を選ぶための生贄であることが明らかにされました。

登場人物②黄葉菜花

黄葉菜花は、MAOのヒロインです。初登場時は中学3年生で、後に高校へ進学した様子が描かれました。菜花は、黒髪ショートカットで太眉が印象的な美少女です。幼い頃から身体が弱く、運動神経も良くなかった彼女ですが、実は彼女には重大な過去があることが明らかにされました。小学1年生の時に、菜花は陥没事故に遭遇していますが、その時偶然関東大震災の真っただ中に引き寄せられてしまい、そこで猫鬼に出会ったのです。

猫鬼と会ってしまった彼女は、毒の血を浴びたことで呪いを受け、猫鬼の器とされる妖刀を手中にしました。以来、記憶を失ったまま普通の中学生として生活していたものの、摩緒と出会ったことで自身の記憶を取り戻して彼と行動をともにするようになります。菜花の性格は明朗快活であり、苦難や騒動に立ち向かえる勇気も持ち合わせていました。その反面、術の才能や知識には乏しく、覚えようとしないため摩緒と乙弥を呆れさせます。

登場人物③乙弥

乙弥は、MAOの登場人物の中で、ファンから癒し系と評されるキャラクターです。かわいらしい少年の姿をしており、摩緒の下働きをしていることが判明しました。乙弥は、少年らしからぬ「手前」という一人称を用いて、常に誰とでも敬語で会話しています。常に帽子を被っており、表情に乏しく、櫂のようなものを持ち歩いていました。

MAOの登場キャラクター乙弥の正体は、式神だと明らかにされました。作ったのは摩緒で、彼が小さな人形に霊力を込めたのです。そのため、常に摩緒の側に寄り添っており、助手のような立ち位置で摩緒を支えています。また、摩緒の命をつないでいる蟲毒の壺の管理も、乙弥の役目でした。乙弥もほぼ不死の存在であり、胴体を切断されても摩緒の特殊な術で再生することができます。

登場人物④猫鬼

猫鬼は、「びょうき」と読みます。MAOの中でも最強で凶悪な猫の蟲毒とされており、摩緒と菜花に呪いをかけました。その正体は、御降家の師匠の娘の紗那が飼っていた猫の灰丸であることがわかっています。猫鬼は、人の身体を乗っ取ることで生きており、人の寿命を操る術を使うことができました。しかし、摩緒と対峙した際に首を刎ねられ、頭部だけの姿になったのです。猫鬼は、身体を求めて摩緒若しくは菜花を狙っています。

登場人物⑤百火

MAOの登場人物の中で、最も自信家で尖っているキャラクターが百火です。百火は、御降家で修行を積んだ陰陽師であることが明かされました。年齢は摩緒よりも年下なのですが、御降家に入った時期が早いことで彼の方が先輩になり、摩緒は「百火さま」と呼んでいます。百火の見た目は、摩緒と同じように黒髪と白髪が混ざった髪が特徴です。しかし、彼は短髪にしており、右目には眼帯を着けています。百火は、火の陰陽師でした。

百火は、摩緒を御降家の後継者と決めた師匠に異を唱えたことで、「不服ならば摩緒を殺せ。さもなくばここで死ね」と言われて、突如部屋の中で大量の妖怪に取り囲まれました。その結果、不老不死の肉体となり、摩緒と同様に900年生き続けています。摩緒と再会した際に、彼が後継者に選ばれた経緯彼に話しましたが、摩緒と猫鬼が協力関係にあると誤解していて、彼を殺そうとしてさらに決別を言い放ちました。

登場人物⑥華紋

華紋は、MAOの登場人物の中で屈指のイケメンに描かれているキャラクターです。華紋の正体は、平安時代を生きた木の陰陽師で、摩緒や百火の兄弟子であると判明しました。右の目元に傷があり、短髪の後ろは白髪になっています。華紋の陰陽師としての能力は非凡で、五色堂の一人に選ばれた真の御降家の後継者候補でした。華紋は、同門の女性陰陽師の真砂と相思相愛の仲でしたが、彼女は後継者争いの果てに何者かに殺害されます。

華紋もまた、平安時代から長い時を生き続けているキャラクターですが、自分が長生きしている理由は知りません。大正時代に入ると、彼は朽縄という偽名を使い、茨木種彦という富豪の家に転がり込んでいました。種彦は、身寄りのない若い女性を犯しては殺害していた悪人で、華紋はその後始末をしていたのです。そして、種彦と貂子が関わりを持ち、彼が貂子を殺害しようとした時に、華紋は摩緒と思わぬ再会を果たしました。

登場人物⑦不知火

不知火は、MAOの登場人物であり、百火や華紋と同じく摩緒の兄弟子というキャラクターです。水属性の陰陽師であることが判明していて、黒髪と白髪が混じった長髪をウェーブのようにしていました。また、常に黒い装束と烏帽子を身に着けています。不知火は、その見た目に反して陰陽師としてのスキルは高くないことが示唆されており、あまり人のことを悪く言わない弟弟子の摩緒からも「眼中にない」と評されていました。

不知火は、出来が良い陰陽師ではありませんでしたが、姉弟子の真砂から世話を焼かれています。しかし、彼女の想い人である華紋には、「破門にしちゃえば」と酷評されていました。ところが、五色堂に選ばれていて、華紋から疑問を呈されることになります。不知火は、姉弟子の真砂の遺体を持っていることが判明しており、そのため華紋と対立していました。また、泰山府君の秘宝を欲しがっていて、摩緒のことを狙っています。

MAOのPVにおける声優

録音マイク イメージ画像

高橋留美子の最新作漫画として、2023年12月現在週刊少年サンデーに連載中のMAOは、ファンを中心にアニメ化を待望されているといわれています。同作品のアニメ化については未定ですが、作品のPVが発表された時に三人の登場人物に声優がキャスティングされたことで、話題と注目を集めました。この章では、MAOの主要男性登場キャラクターを演じた声優の梶裕貴、下野紘、そして豊永利行について紹介していきます。

摩緒役/梶裕貴

  • 名前:梶裕貴(かじ ゆうき)
  • 生年月日:1985年9月3日
  • 出身地:東京都生まれ埼玉県坂戸市育ち
  • 身長/体重/血液型:170cm/非公表/O型
  • 所属事務所:ヴィムス
  • 配偶者:竹達彩奈
  • 趣味:旅行
  • 開設中のSNS(2023年12月現在):X(旧Twitter)、Instagram

MAOのPVで摩緒役を演じたのは、人気声優の梶裕貴です。梶裕貴は、「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に合格したことがきっかけで、特待生として日本ナレーション演技研究所に入り、声優のスキルを学びました。その後、2004年にゲームソフト「帝国千年紀」の彰欄役で声優デビューし、以降順調にキャリアを重ねて現在に至っています。梶裕貴の主な出演作品と演じたキャラクターは、下記の通りです。

  • 進撃の巨人:エレン・イェーガー役
  • 七つの大罪:メリオダス役
  • 逆転裁判~その「真実」、意義あり!~:成歩堂龍一役
  • ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない:広瀬康一役
  • 僕のヒーローアカデミア:轟焦凍役
  • ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020):ヒュンケル役

百火役/下野紘

  • 名前:下野紘(しもの ひろ)
  • 生年月日:1980年4月21日
  • 出身地:東京都
  • 身長/体重/血液型:168cm/非公表/B型
  • 所属事務所:アイムエンタープライズ
  • 配偶者:あり
  • 趣味:ゲーム、料理、サイクリング
  • 特技:にわとりの声マネ
  • 開設中のSNS(2023年12月現在):ブログ、X(旧Twitter)

下野紘は、MAOのPVにて百火役を演じています。彼は、幼い頃からアニメやゲームが好きだったとのことで、声優に憧れを抱いていました。高校時代になると、声優を職業として意識するようになり、卒業後に日本ナレーション演技研究所に入所して声優のイロハを学んでいます。そして、2001年にゲームソフト「リリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術師~」でデビューしました。下野紘の主な出演作品は、以下の通りです。

  • 鬼滅の刃:我妻善逸役
  • 進撃の巨人:コニー・スプリンガー役
  • 弱虫ペダルシリーズ:鏑木一差役
  • 東京リベンジャーズ:灰谷竜胆役
  • ピーター・グリルと賢者の時間:ピーター・グリル役
  • 機巧少女は傷つかない:赤羽雷真役

華紋役/豊永利行

  • 名前:豊永利行(とよなが としゆき)
  • 生年月日:1984年4月28日
  • 出身地:東京都八王子市
  • 身長/体重/血液型:162cm/非公表/B型
  • 所属劇団:劇団スーパー・エキセントリック・シアター
  • 配偶者:あり
  • 趣味:作曲、ギター、ゲーム
  • 特技:歌、ドラム、ダンス
  • 開設中のSNS(2023年12月現在):ブログ、X(旧Twitter)

MAOのあらすじを伝える役割のあるPVにて、華紋役を演じたのは豊永利行です。豊永利行は、「ウルトラマン」の舞台裏を知ったことがきっかけで役者を志すようになりました。1995年に子役としてデビューすると、多くの映画、テレビドラマ、舞台に出演したのです。2002年にOVA「ヨコハマ買い出し紀行-Quiet Country Cafe-」のタカヒロ役で声優デビューしました。彼の主な出演作品と演じたキャラクターは、以下の通りです。

  • デュラララ!!:竜ヶ峰帝人役
  • 機動戦士ガンダムAGE:フリット・アスノ役
  • ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020):ポップ役
  • 天国大魔境:コナ役
  • 風が強く吹いている:清瀬灰二役
  • TSUKIPRO THE ANIMATION:大原空役

MAOの用語を解説

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高橋留美子原作の人気ダークファンタジー漫画のMAOは、独特の世界観やストーリー展開が話題となっており、多くの読者を惹きつけているとのことです。また、作品内には多くの用語が登場してファンの関心を集め、「さすがベテラン漫画家の高橋留美子だ」と唸らせていました。MAOには、いったいどのような用語が出てくるのでしょうか?この章では、漫画MAOの用語について、ネタバレを交えながら6つを解説紹介していきます。

用語①蟲毒

MAOに登場する蟲毒は、「こどく」と読みます。蟲毒とは、呪術の一種であることが明らかにされました。その原理は、昆虫やムカデなどの様々な虫を一つの場所に押し込めて、生存競争をさせた上で生き残った一匹に強力な呪いを付与させたものです。摩緒は不老不死の存在ですが、蟲毒の汁を定期的に摂取することで体力を回復していました。蟲毒の壺は、一度割られてしまったものの、乙弥が一から作り直して事なきを得ています。

用語②破軍星の太刀

破軍星の太刀とは、御降家の後継者となった摩緒が、師匠から譲り受けた刀のことです。破軍星は、北斗七星の七番目の星であり、それ故にこの太刀は全ての方角が凶という不吉なものでした。摩緒はそのことを知っていましたが、百火や華紋は便利な刀として認識しています。猫鬼の首を斬り落としたことから、破軍星の太刀も呪われていて、呪いをかけられたもの以外が触れると、たちまち血を噴出して絶命するという恐ろしい刀なのです。

用語③陰陽術

MAOにおける陰陽術とは、霊力を使って様々な効果をもたらす術のことです。人形の形をした形代や護符に霊力を込める使い方がある他に、属性に合わせた能力を発揮できることが判明しました。属性は、「火、木、水、金、土」の5種類あります。この中では金属性が一番わかりにくいといわれており、金の属性とは金属を操って式神を使役することができたり、銀の帯のような武器で相手を攻撃する様子が描かれていました。

用語④関東大震災

関東大震災は、1923年9月1日に正午2分前に発生した大地震と、それに伴う災害のことです。MAOの作品内だけの出来事ではなく、史実でも起きました。自身のマグニチュードは7.9と推察されており、2023年12月現在、近代化した首都圏を襲った唯一の巨大地震として有名です。MAOのストーリー内においては、菜花がタイムスリップして関東大震災を経験しています。また、猫鬼を封じていた要石が、震災後に消失しました。

用語⑤要石

高橋留美子原作の傑作ダークファンタジー漫画MAOに登場する要石とは、猫鬼を封じ込めていたと推察される巨大な石のことです。菜花たちが暮らしている現代では、自身を起こす巨大ナマズを封じていたものとして認識されていました。関東大震災が発生した時に、何らかの理由で要石が消失したと考えられ、猫鬼の復活を許した要因ともいわれています。その跡には巨大な穴が開き、猫鬼が祀られた場所には怪しい教会が建ちました。

用語⑥スムージー

MAOにおけるスムージーとは、木葉菜花が毎朝飲んでいるドリンクのことです。スムージーを作っているのは、家政婦の魚住フナでした。このスムージーは非常に不味いことがわかっており、菜花は涙を流しながら「地獄の泥沼」など様々な語彙で不味さを表現しています。後に、このスムージーには菜花の妖力を落とす効果のある薬草がブレンドされていることが判明し、彼女が猫鬼に発見されないための施策だったのです。

MAOの面白い魅力

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高橋留美子の最新作漫画であるMAOは、連載期間が5年目に突入しており、盛り上がりを見せているとのことです。同作品のファンの多くは、「沢山の魅力があって面白い」や「早くアニメ化してほしい」などの高評価をしていました。MAOには、どのような見どころがあるのでしょうか?この章では、ダークファンタジー漫画のMAOの面白い魅力について、二項目に分けてネタバレを含めながら取り上げていきます。

面白い魅力①実際の歴史とリンクしている

MAOの面白い魅力として、多くのファンが挙げているのが、史実の出来事とリンクしている点です。特に、関東大震災は、木葉菜花が猫鬼の呪いを受けることになったことと、猫鬼が要石から解放された重要な出来事として描かれていました。さらに、大ナマズや要石の逸話や、陰陽師などの伝記的な要素も交わっていることで、「ファンタジー作品でありながら不思議なリアリティが感じられる」と高い評価を受けているのです。

面白い魅力②シリアスな展開

高橋留美子は、シリアスな作風とギャグやコメディー満載の作風のバランスが取れた漫画家だと評されています。うる星やつらやらんま1/2がコメディー路線の代表作だとすると、犬夜叉はシリアス路線の代表と認知されてきました。MAOについては、ギャグ要素が少なく、シリアス作風に全振りしているといわれています。そして、ホラーやサスペンス風味も加わったストーリー展開が、多くの読者を魅了しているのです。

MAOに関する感想や評価

この章では、高橋留美子原作のダークファンタジー漫画MAOに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。MAOは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、高橋留美子作品の大ファンだと思われる方のツイートです。漫画好きになるきっかけが高橋留美子作品だったとのことで、MAOについても楽しみに読んでいると高評価していました。

こちらは、漫画ファンだと思われる方のツイートです。MAOを読んで面白いと高評価しており、犬夜叉のようなシリアス作品が好きな人に自信を持っておすすめできるとつぶやいていました。

こちらは、MAOの大ファンだと思われる方のツイートです。MAOの漫画を週刊少年サンデー本誌とコミックスの両方で追っているとのことで、原作者の高橋留美子のストーリー作りやコマ割りの手腕を高く評価していました。

MAOのネタバレまとめ

おわりに イメージ画像

この記事では、高橋留美子の最新作漫画であるMAOについて特集してきました。MAOは、多くの固定ファンを掴んでおり、アニメ化が待望されているとのことです。是非一度、MAOの漫画を読んで、その魅力に触れてください。

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