【Thisコミュニケーション】ネタバレあらすじ!主人公が合理主義的過ぎる?

『Thisコミュニケーション』は突如現れた謎の生命体・イペリットに侵略され、人類がほぼ絶滅した地球にてイペリットを狩る少女たちを徹底した合理主義者の主人公デルウハが統率していくSFファンタジー漫画です。本記事ではそのようなThisコミュニケーションについてネタバレありで紹介します。Thisコミュニケーションのあらすじをネタバレありで紹介しつつ、見どころや面白い魅力、登場人物・キャラ一覧、ネット上の感想・評価をまとめていくためぜひチェックしてみてください。

【Thisコミュニケーション】ネタバレあらすじ!主人公が合理主義的過ぎる?のイメージ

目次

  1. Thisコミュニケーションとは?
  2. Thisコミュニケーションのあらすじネタバレ!見どころは?
  3. Thisコミュニケーションの登場人物・キャラ
  4. Thisコミュニケーションの用語を解説
  5. Thisコミュニケーションに関する感想や評価
  6. Thisコミュニケーションのネタバレまとめ

Thisコミュニケーションとは?

『Thisコミュニケーション』は人類滅亡の危機に立ち向かう合理的過ぎる主人公と不死身の少女たちを描いた生存戦略サスペンス漫画です。ネット上では「面白い」との声が多くあがっており、俺マン2021にて第9位にランクインするなど人気を博しています。そこで、ここからはThisコミュニケーションのあらすじネタバレや面白い魅力を交え、登場人物・キャラや用語、ネット上の感想・評価を紹介していきます。

Thisコミュニケーションの漫画の概要

  • 漫画タイトル:Thisコミュニケーション(ディスコミュニケーション)
  • ジャンル:少年漫画、サイエンス・フィクション、サバイバルサスペンス
  • 掲載誌:ジャンプスクエア
  • 発表号:2020年5月号~
  • 巻数:既刊12巻(2023年12月時点)

『Thisコミュニケーション』は六内円栄(ろくだいまるえい)先生によるサバイバルサスペンス漫画です。ジャンプスクエア(集英社)にて2020年5月号より連載されている漫画で、単行本は2023年12月時点で12巻が刊行されています。

Thisコミュニケーションの作者

Thisコミュニケーションの漫画の作者である六内円栄先生は、2018年に「死よ来たれ」にてアフタヌーン四季賞春のコンテスト四季賞を受賞した漫画家です。読み切り漫画として、『フィラデルフィアの棺』『黒後家蟹の推理』『銃後の勇気』『死よ来たれ』などがあります。連載作品はThisコミュニケーションのみです。

Thisコミュニケーション 六内円栄 - ジャンプSQ. - 集英社

Thisコミュニケーションのあらすじネタバレ!見どころは?

Thisコミュニケーションは心理戦や頭脳戦が繰り広げられる漫画が好きな方や今までになかった新しい設定の漫画が好きな方におすすめの漫画です。では、Thisコミュニケーションはどのような物語なのか?ここからはThisコミュニケーションのあらすじをネタバレありで紹介していきます。また、Thisコミュニケーションのあらすじネタバレの次に見どころや面白い魅力を紹介するため併せてチェックしてみてください。

Thisコミュニケーションのあらすじネタバレ

それでは早速、Thisコミニュケーションの漫画のあらすじをネタバレありで紹介します。

舞台は人類を死滅させる毒ガスを放つ謎の生命体「イペリット」が存在する世界です。20世紀後半にイペリットが出現して以降、人類はまだガスが届かない山岳などの高地に住んでいました。ある日、UNA(世界連合軍)に所属していた軍人の青年デルウハは、人類の拠点があると聞いて戦場を離脱し日本・長野県松本市槍ヶ岳の雪山にやってきました。

しかし、見つからず、絶望して自殺を図ったところを少女に助けられます。こうして徹底的な合理主義者であるデルウハが肉体改造された「ハントレス(女狩人)」という少女たちを率いて、最後の砦である日本の研究所をイペリットから防衛しようとするサバイバルが始まることとなりました。

Thisコミュニケーションの見どころや面白い魅力

先にThisコミュニケーションのあらすじをネタバレありで紹介しましたが、果たして本作にはどのような面白い魅力があるのでしょうか?ここからは本作の見どころや面白い魅力を2つ紹介していきます。それでは早速、1つ目の見どころや面白い魅力を見ていきましょう。

面白い魅力①主人公が合理主義的過ぎる?

Thisコミュニケーションの漫画の面白い魅力として、主人公が合理主義的過ぎるという点が挙げられます。Thisコミュニケーションの主人公であるデルウハは徹底的な合理主義者で、必要であればどんな行動も厭いません。作中でのデルウハはハントレスたちのメンタルケアをしながら信頼関係を築いていくのですが、関係性の構築を失敗すれば、相手を殺害して記憶をリセットさせるという選択を躊躇いなくおこなうのです。

面白い魅力②ハントレスが感情を顕にするシーン

続いてThisコミュニケーションの漫画の面白い魅力として、ハントレスが感情を顕にするシーンが挙げられます。Thisコミュニケーションはデルウハの手段を選ばない合理的な行動も面白いのですが、ハントレスのよみが雪山でデルウハの手を握ったり、みちがかわいいものに目がなかったりとハントレスたちが感情を顕わにするシーンも見逃せません。感情のないデルウハと比較すると、さらに魅力的に見えることでしょう。

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラ

先にネット上で面白いと話題の漫画『Thisコミュニケーション』の見どころや面白い魅力を交え、あらすじをネタバレありで紹介してきました。そこで気になるのが、本作の登場人物・キャラです。では、ここから本作の登場人物・キャラについて一覧形式で詳しく紹介していきます。まずはじめに本作の主人公から見ていきましょう。

キャラ①デルウハ

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、デルウハは本作の主人公です。本名はアンドレア・デ=ルーハ。優秀な軍人で組織されたUNA(世界連合軍)の軍人です。兵科は砲兵。軍人として卓越した戦闘能力と指揮能力を持っています。徹底的な合理主義者かつ非倫理的であり、自身の利益のためには味方殺しも厭いません。唯一の楽しみは食事で、「一日三食の飯を守るため」なら何でもやります。

キャラ②いちこ

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、いちこは1番目のハントレスです。ネコ耳のような突起がある髪型が特徴。生真面目な性格をしており、長女として妹たちを守るという責任感が強いです。ただ、妹たちからはリーダー面をしていると見なされており、自分を軽んじる彼女たちに何やら思うことがあるようです。戦闘ではデルウハによって砲術を教えられ、後方支援を担っています。

キャラ③にこ

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、にこは2番目のハントレスです。デコ出しへアが特徴。お調子者で明るい性格をしていますが、他者を挑発するような言動が目立ちます。物語序盤でデルハウに恋心を抱きますが、それを危惧した彼に殺されリセットされました。戦闘のセンスは土壇場で能力を開花させ、他と同程度に戦えるだけの素質はあります。作者としては、他のハントレスの中で一番かわいいと思って描いているようです。

キャラ④みち

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、みちは3番目のハントレスです。ポニーテールに帽子が特徴。寡黙であまり他人に干渉しない性格をしており、普段の佇まいは凛としていますが、かわいいものに目がなく、そのために頑張れるという一面があります。基本的に他者に興味がないため協調性がありません。物語序盤ににこのことをかわいいと感じ、以降は彼女に興味を持つようになります。

キャラ⑤よみ

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、よみは4番目のハントレスです。常にイヤフォンを装着しているのが特徴。勝ち気な性格をしており、ハントレスたちの中でもっとも戦闘能力が高いです。他のハントレスたちよりも優れた膂力と戦闘センスを誇示して憚らず、大人には反抗的ですが、その本心は「人に認められたい」「必要とされたい」といった心の弱さにあります。

キャラ⑥いつか

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、いつかは5番目のハントレスです。眼鏡とそばかすが特徴。一人称は「僕」で、「がはは」と笑うなど、やや男性的な言葉使いをします。情に厚く、自己犠牲精神もありますが、他のハントレスたちからは「人情派気取り」と揶揄されていました。視野が狭く、物事を自分に都合のいいように捉える癖があります。血を変幻自在に操る能力の持ち主です。

キャラ⑦むつ

Thisコミュニケーションの登場人物・キャラの1人、むつは6番目のハントレスです。泣きぼくろが特徴。内気な性格をしており、常に声が小さくおどおどとしています。そのため活発な性格のよみから毛嫌いされつらく当たられがちです。あまり人付き合いが上手くありませんが、論理思考に優れ、倫理観も低いためデルウハからは自分に近いと評されていました。また、デルウハに仲間が殺されること自体も気にしていません。

Thisコミュニケーションの用語を解説

Thisコミュニケーションのあらすじネタバレには「ハントレス」や「イペリット」などの本作独自の用語が登場していました。では、それらの用語にはどのような意味があるのでしょうか?ここからは本作の用語について詳しく解説していきます。

用語①ハントレス

Thisコミニュケーションの用語の一つ、ハントレスは研究所によって薬漬けによる肉体改造を受けた少女の戦士です。人類が戦車や地雷でかろうじて戦えていた謎の生命体「イペリット」との近接戦で互角に渡り合えるほどの戦闘力を持ち、なおかつ一定の損傷を受けると仮死状態になり、死ぬ約1時間前の肉体に再生するといった優れた特性があります。ただ、肉体の耐久力は一般人並みです。

用語②イペリット

Thisコミニュケーションの用語の一つ、イペリットは20世紀後半に地球に突然出現した謎の生命体です。地球で繁栄しようとし、そのために邪魔な人類を排除すべき最優先の敵と認識しています。そのため21世紀には人類のほとんどが絶滅しました。彼らは人間にとって有毒なガスを出すため、それに満たされた地上から一定の高度までは既に人類が生存できない環境となっています。

さらに、まだガスが届かない高地で生存している人類を見つけ出しては襲撃していました。生身の人間では接近で勝つことはまず不可能で、イペリットを殺すためには、その体積を半分ほどに減らす必要があります。作中では以下のようなさまざまな変異種も登場しました。

  • トゲ付き:体表にトゲが付き、それを自在に動かして対象を攻撃する変異種
  • 人付き:人や同胞の死体を取り込み、それを操ることができる変異種
  • ハネ付き:飛行能力を持った変異種
  • 尻尾付き:後部に尻尾のような突起がある変異種
  • 殻付き:大砲が利かないほどの硬度を持つ変異種
  • 二本足:二本足で歩行して動く変異種
  • 弁士のイペリット:人がいても襲おうとしない変異種
  • 毒ガスのイペリット:毒ガスを発生させている変異種
  • 血塗れ:体表から血を吹き出す噴射口を持ち、標的を遠距離から攻撃する変異種
  • 共食い:イペリットを餌とする変異種

用語③研究所

Thisコミニュケーションの用語の一つ、研究所は「80年前の大戦の折」に当時の日本軍が長野県松本市の槍ヶ岳山麓地下に極秘に作った研究所です。正式名称は不明。人体実験などあまり大っぴらにできない非倫理的な研究をおこないながらも、肉体の部分的な培養や再生、ハントレスたちの制作など、高度な技術を持つに至っています。

Thisコミュニケーションに関する感想や評価

ここまでThisコミニュケーションについて、あらすじをネタバレありで紹介しつつ、キャラ・登場人物一覧や面白い魅力をまとめてきました。では、最後にThisコミニュケーションに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではThisコミニュケーションについて「面白い」「デルウハが魅力的」との声が多くあがっていました。

感想や評価:面白すぎる

Thisコミュニケーションの魅力に関する感想があがっています。こちらの感想ではThisコミュニケーションが「面白い」と好評です。

感想や評価:想定してた以上にデルウハが倫理観ゼロだった

Thisコミュニケーションの魅力に関する感想があがっています。こちらの感想ではThisコミュニケーションが「面白い」と好評です。デルウハの倫理観に触れられていることから、本作の主人公が合理的過ぎる点に魅了されていることがうかがえます。

感想や評価:デルウハがめちゃくちゃ魅力的なキャラ

Thisコミュニケーションの主人公デルウハに関する感想があがっています。こちらの感想ではデルウハが「めちゃくちゃ魅力的なキャラ」と好評です。デルウハの魅力として、判断力に優れていていつも正しいというところが取り上げられています。

Thisコミュニケーションのネタバレまとめ

本記事ではThisコミュニケーションのあらすじをネタバレありで紹介しつつ、登場人物・キャラや用語、ネット上の感想・評価をまとめてきました。本作の最大の見どころや面白い魅力はデルウハの合理的過ぎる思考によるハントレスとの頭脳戦です。

最終的に人類を絶滅寸前にまで追いつめたイペリットを倒すこととなるのですが、まずはじゃじゃ馬ハントレットを手なずけて統率を取ることが先決なのです。ハントレットたちは人類が戦車や地雷でかろうじて戦えていたイペリットとの近接戦で互角に渡り合えるほどの戦闘力を持ち、その強さゆえにデルウハの指示に聞く耳を持ちません。

デルウハはそのようなハントレットたち全員の記憶を抹消する手段を躊躇いなくおこないます。目的のためなら手段を選ばない、徹底的な合理主義者のデルウハが今後、ハントレットたちをどのようにして手なずけ、統率を取っていくのか?これからもデルウハとハントレットたちの動向に注目しておきましょう。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ