【星降る王国のニナ】漫画のネタバレとあらすじ!王女の身代わりとなった少女の運命は?

「星降る王国のニナ」漫画についてまとめています。第1~10巻までのあらすじをネタバレ解説!孤児だったニナが王女の身代わりになった理由や、アズール王子との出会いなどもネタバレしています。また、星降る王国のニナの見どころや、面白い魅力も載せているため要チェックです。本作の作者や登場人物についても説明しています。他にも、星降る王国のニナに関する感想や評価も紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。

【星降る王国のニナ】漫画のネタバレとあらすじ!王女の身代わりとなった少女の運命は?のイメージ

目次

  1. 星降る王国のニナとは?
  2. 星降る王国のニナの漫画あらすじネタバレ
  3. 星降る王国のニナの見どころや面白い魅力
  4. 星降る王国のニナの登場人物・キャラ
  5. 星降る王国のニナに関する感想や評価
  6. 星降る王国のニナのネタバレまとめ

星降る王国のニナとは?

星降る王国のニナの概要

「星降る王国のニナ」は、リカチ先生による恋愛ファンタジーの漫画作品です。2019年11月号から講談社の「BE・LOVE」にて連載中されています。2023年11月時点では、累計発行部数が150万部を突破しました。

2021年6月には単行本第5巻の発売記念として、ボイスコミックが公開されています。2023年11月にテレビアニメ化されることも発表されており、今後もさらに注目される期待の作品です。

星降る王国のニナの作者

星降る王国のニナの作者は、日本の漫画家のリカチ先生です。美しい絵と繊細な感情表現が素晴らしいと評価を受けており、リカチ先生の漫画ファンも多くいます。代表作は「明治緋色綺譚」「昭和ファンファーレ」「氷の女王」などです。2022年には星降る国のニナで、「第46回講談社漫画賞」の少女部門を受賞しました。

TVアニメ「星降る王国のニナ」公式サイト

星降る王国のニナの漫画あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

主人公のニナは5年前に病で両親を亡くしており、フォルトナ国の城下で、金持ちの金品を窃盗しながら暮らしていました。彼女はこの国では非常に珍しい、深い瑠璃色の瞳をしています。ある雨の夜、街から少し離れた崖下へ、一台の馬車が転落しました。崖の上では「まさかこんなことになるとは。姫は生きてはいまい、早急に身代わりを立てるほかない」という声が聞こえます。

翌朝ニナが家に戻ると、二人の男性が待ち構えており、彼女の目が瑠璃色であることを確認しました。そして、ニナは城へ連れて行かれ、「お前は今日死ぬ。そして王女として生きるんだ」と告げられます。豪華な衣装に着替えさせられたニナは、フォルトナ国の王女アリシャ姫として生きることになるのです。3ヶ月後には、大国ガルガダの王位継承権を持つ第二王子と、結婚する予定であることも知らされました。

2巻あらすじネタバレ

大国ガルガダのセト王子のもとへ嫁ぐまで、フォルトナ国第二王子のアズールが、ニナの教育係として側につきました。実はアズールも、ニナと同じような境遇の人物だったのです。幼くして病死してしまった王子と入れ替わり、さまざまな教育を受けて、この国の第一王子として10年間育てられました。ところが、現王妃が王子を出産した途端、第二皇子になったことで、自分はただのコマかもしれないと感じます。

2人はお互い惹かれ合うようになり、アズールはニナの婚約話を白紙に戻そうとしました。そのような状況の中、アズールが王様から、何度も命を狙われていることをニナは知ります。彼自身も「この身はそういう星の下に生まれたのだから」と言って、国のためなら悲しい定めも受け入れるような口ぶりです。

彼女は自分がガルガダに嫁ぐことで、第一王妃となってフォルトナを守る盾になると言いました。その代わり、もしもアズールが不審な死を遂げた場合は、フォルトナを滅ぼすと王様に告げます。ニナはアズールの命を守るために、彼に黙ったままセトのもとへ嫁ぐ準備をして出発しました。

3巻あらすじネタバレ

ニナはガルガダの次期国王である第一王子のもとへ到着しました。王子はセトという名前で、白銀の髪と赤い瞳が特徴です。ニナはなかなか王子と謁見できず、何もすることがなく時間を持て余しました。暇だったため場内を散歩していると、背後から「ニィナ」と呼ぶ声がします。驚いて振り向くと、そこにはセト王子が立っていました。

偶然にも、セト王子の愛鳥の名前もニィナだったのです。セト王子は優しい微笑みを見せながら、明日はニナの歓迎の食事会をしようと言いました。この時点で、セト王子は意外と優しい人かもと、良い印象を持ちます。ところが、セトの本性は冷酷で酷い男だったのです。

自分に刃を向けた婚約者候補の一人を銃殺し、他の女性たちも怯えて国に逃げ帰りました。ニナにはアズールの命を守るため、自分がセト王子の妃になり力を持つという強い意志があります。その頃、フォルトナ王国では、第二王子だったアズールが新国王となりました。

4巻あらすじネタバレ

セト王子とニナは、ガルガダの本国へ行くことになりました。道中の森で、ニナは大きな虎に襲われましたが、セト王子が間一髪で撃ち殺します。その夜、脇腹に傷を負ったセトは高熱を出しました。そのような状態でも、ニナに対して憎まれ口を叩き、彼女はセトの口へ噛みつくようにキスをします。彼も壊すべき存在のニナのことが、なぜか気になる自分が不思議でなりません。

ガルガダの本国へ到着した二人は、セトの兄弟たちに出迎えられます。しかし、彼らの異様な雰囲気にニナは気づき、セトの帰還を歓迎していない様子でした。翌日、ガルガダ国王は息子たちを呼び、驚くような宣言をしたのです。セトの婚約者候補の件を白紙に戻すと共に、4人の王子のうちニナを手に入れた者が、次の国王になるというものでした。

5巻あらすじネタバレ

星降る王国のニナの第5巻で、ニナはアズールと再会を果たします。アズールはフォルトナの使者として、ガルガダ本国へやって来たのです。ニナはアズールと会うために、王宮内を探し回ります。やっとのことでアズールと再会できたニナは、人違いだと言われて相手にしてもらえませんでした。しかし、ニナはアズールの家族を守り続けると、彼に誓います。

すると、アズールは彼女の足元にある破片を、優しく取り除きました。その様子を見ていたセトは、「次に触れたら殺すぞ」とアズに激怒します。完全に彼を敵視する目線でした。夜中、ニナが寝室で休んでいると、ヒカミに呼び起こされます。窓の外にはアズールが立っており、「春の婚礼の前に、必ずフォルトナへ連れ戻す」と告げられました。その言葉を聞いて、ニナはアズールを好きな気持ちがさらに強くなります。

6巻あらすじネタバレ

闘技大会が終わり、アズはニナを抱きしめて「帰ろう、フォルトナに」と言ってキスをしました。しかし、ガルガダからフォルトナを守ると決心したニナは、「帰らない」と答えます。走り去る彼女の目からは、大粒の涙がこぼれます。アズとセトの間で、ニナの心は揺れ動いていました。「獅子王の祭り」の最後の日、ノア王は1ヶ月後にセト王子とフォルトナの姫の婚姻を結ぶことを、突然に宣言します。

そして、その裏では、婚礼後すぐにフォルトナを侵攻する計画を企てていました。ある日、セトはヒカミに毒を盛られて苦しみだします。「やめてー!」と叫ぶニナの声を聞きつけ、兵たちが駆けつけました。すると、ニナはそのまま捉えられてしまい、牢に閉じ込められます。その後、ニナはアンと共に、重罪人の最終流刑地「極東監獄グリフィゲルド」へ護送されることになりました。

7巻あらすじネタバレ

ニナは囚人として、監獄で働かされることになります。彼女はここで、ソル・ジーナと出会いました。ソル曰く、この監獄では重罪人が上級囚人として優遇されており、軽い罪の者は下級囚人となるそうです。このような信じられない制度は、弱い者をいたぶるのが趣味である監獄長の影響だと言いました。その頃、毒の影響で眠り続けていたセトが、目を覚まします。彼は姿が見えなくなったニナを、馬に乗って外へ探しに行きました。

まだ体調が完全に回復していないセトは倒れてしまい、アズールに助けてもらいます。意識を取り戻したセトに、アズールが「おまえにニナは渡さない」と言って立ち去ります。セトはようやく、ニナがフォルトナを守るためだけに、自分へ近づいたのだと気づきました。自分ではなくアズールを見ていたことに、彼は怒りを感じます。彼女に対する大きな愛が、すべて憎しみへと変わってしまいました。

8巻あらすじネタバレ

アズールは監獄へやって来て、窮地に陥ったニナを救います。アズールを見て安堵の気持ちから、ニナは涙を流しました。アズールは、ニナをフォルトナへ連れて帰るつもりでここへ来たと、アンとヨル、ソルに言いました。監獄長が落下死して、一行は何とか脱出することができます。ニナはアズールと一緒にいたいと思いつつも、セトのことが気になりました。

ソルからもフォルトナへ帰るべきだと勧められて、彼女は迷ってしまいます。すると、正門にセトがいるという声が聞こえました。ニナは誤解を解こうと、セトがいる場所へ会いに行きます。しかし、毒を盛ったのはニナだと思い込んだセトは、彼女の話を聞き入れず斬りかかろうとしました。本意でなくともセトを傷つけてしまったため、ニナは命を懸けて彼と向き合う覚悟を決めます。

9巻あらすじネタバレ

絶望のあまり鬼神と化したセトを落ち着かせようと、ニナは彼の胸へ飛び込み抱きしめます。セトはニナを消したい気持ちと、消したくない気持ちで葛藤しました。とある桟橋で二人が対峙したとき、突然に大地が揺れて地震が起きます。桟橋は崩壊して、二人は共に落下してしまいました。幸いにも二人の命は助かりましたが、ニナは目が見えなくなっていたのです。

アズールは、ガルガダ王国とのトラブルに巻き込まれないためにも、フォルトナの星離宮へ戻るように言います。しかし、ニナはセトを置いて行くことはできないと拒否しました。アズールは、セトを人質として同行させることを提案します。そして、ショックから抜け殻状態になったセトを連れて、一行はフォルトナへ帰ることになりました。

10巻あらすじネタバレ

アズールはガルガダ王のノアへ、自分が国王としてニナを連れ戻しに来たことを明かして、ガルガダ王国を出発します。アリシャ姫が事故死したように見せかけて、ニナを自由に開放したいという考えが、アズールにはありました。

その計画を知ったニナは、アリシャでなくなれば再び一人になってしまい、セトのことも守れなくなると不安になります。ただ、アズールが自分を大切に思ってくれる気持ちが伝わり、胸を熱くしました。その後、ニナが星の巫女として、祝詞を捧げる日がやって来ました。彼女がアズール王の前に歩み出たとき、前王が現れて「アリシャは偽物だ!」と叫んだのです。

星降る王国のニナの見どころや面白い魅力

面白い魅力①恋愛模様

星降る王国のニナは、アリシャ王女の身代わりとなった主人公が、二人の王子の間で揺れ動く恋心が描かれています。それぞれ孤独を抱えている王子たちを大切に思う、ニナの心の動きから目が離せません。ひねくれていた王子たちの心を、天真爛漫で可愛いニナが溶かしていく過程も面白い魅力でしょう。最後にニナはどちらの王子を選ぶのか、予想がつかない恋の展開に注目しておきましょう。

面白い魅力②王位争い

星降る王国のニナでは、フォルトナ国とガルガダ大国での王位争いも、面白い魅力の一つです。本作漫画の読者からは、アズールの父である国王が、あまりにも身勝手で腹が立つという感想も上がっています。欲のないアズールが、初めて「欲しい!」と感じたニナのために、国を変えていく決心をしました。しかし、王宮の中は、それぞれの思惑を持った者ばかりで、なかなか思い通りにいかない点も、本作漫画の面白いところでしょう。

面白い魅力③魅力的なキャラ

星降る王国のニナの漫画には、個性的なキャラクターが多く登場し、つい感情移入してしまうほどです。本作漫画の主人公ニナが可愛いのはもちろんのこと、傷つきながらも諦めず果敢に突き進んでいく姿は爽快だ、面白いという、読者の感想も多いです。また、ニナに想いを寄せる二人の王子は性格が真逆で、彼女へのアピールの仕方が違う点なども、星降る王国のニナの面白い魅力の一つとなっています。

星降る王国のニナの登場人物・キャラ

登場人物①ニナ

星降る王国のニナの主人公で、フォルトナ国の城下町で暮らしていた孤児でした。ある日、アリシャ姫とよく似た瞳の色をしていたため、身代わりとして王宮へ連れて行かれます。おてんばで天真爛漫な性格をしており、ときには大胆な行動をとり、周囲をハラハラさせる少女です。アズール王子とセト王子に想いを寄せられており、王族の人々の心までも動かしていきます。

登場人物②アズール

星降る王国のニナのアズールは、フォルトナ国の第二王子です。王子の身代わりとなるために、幼少期に王宮へ連れて来られました。愛情を受けて育たなかったためか、人を駒のようにしか思えない孤独な人物です。ニナの人柄の温かさに触れていくうちに、固く閉ざしていた心が開いていき、彼女を強く愛するようになります。

登場人物③セト

星降る王国のニナに登場するセトはガルガダ大国の第一王子で、強さと冷酷さは他国にまで知れ渡るほどです。これまで多くの花嫁候補を他国から招き、共に過ごしました。しかし、セトは誰も受け入れず、花嫁候補を殺したこともあるのです。多くの花嫁候補は彼の冷酷さに怯えて、自国へ帰っていきます。ニナのことも最初は受け入れませんでしたが、彼女の魅力に惹かれていきました。

星降る王国のニナに関する感想や評価

星降る王国のニナは、画が美しくて非常に面白いという感想と評価が上がっています。たいていの少女漫画は、どちらかの男性キャラに肩入れしてしまうものです。星降る王国のニナのアズとセトの場合は、同じくらい推せるという感想もありました。身代わり系の漫画は割とありふれた内容だけれど、さすがリカチ先生の描く星降る王国のニナは面白いと評価する人もいます。

星降る王国のニナをまだ読んでない人はぜひ読んで欲しい、特にラブファンタジー系が好きな人にはおすすめという感想と評価が上がっていました。読者の中では、アズニナ推しとセトニナ推しに分かれており、どちらの王子とカップルになるのか気になるという感想も多いです。読者の評価も高評価ばかりで、一気に読んでしまうほど面白いと絶賛する声も多くありました。

星降る王国のニナはファンタジー系という理由で読んでなかったけれど、実際は非常に良かったという感想と評価が寄せられています。恋愛要素のテンポが良い、王子たちがイケメンで好きという感想と評価も上がっていました。久しぶりに胸がドキドキする少女漫画を読んだという感想と評価もあります。

星降る王国のニナのネタバレまとめ

星降る王国のニナは、孤児だった少女が王女の身代わりとなり、二人の王子の間で揺れ動く恋模様を描いた漫画です。ニナはアズールとセトのどちらを選択するのか、多くの読者がドキドキしながら今後の展開に注目しているでしょう。星降る王国のニナは面白いという感想や高評価を受けて、2024年にはアニメ化も予定されています。

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