【ラス為】漫画打ち切りは作者の体調不良が原因？コミカライズ版の再開は？

「ラス為」とは、異世界ファンタジーライトノベル「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」の略称です。同作品はなろう系でもあり、コミカライズ版やテレビアニメ版の影響で大ヒットを記録していました。この記事では、ラス為のコミカライズ版の打ち切り説について紹介します。漫画版が休載となった理由や終了説と再開時期、そしてテレビアニメ版2期制作の可能性などを調査するため、参考にしてください。

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。（ラス為）の原作者は、天壱です。天壱が「小説家になろう」に発表した小説が大元であり、好評を博したことで商業小説化され、鈴ノ助のイラストを加えた単行本1巻が、2019年に刊行されました。ライトノベル版は、2023年12月現在既刊7巻で、シリーズ累計発行部数が80万部を突破したミリオンセラー目前の作品なのです。

ラス為のコミカライズ版の概要については、後の章で詳しく触れていきます。ラス為は、メディアミックスが展開されている作品であり、漫画版の他にテレビアニメ版が放映されました。ラス為のテレビアニメ版は、2023年7月から9月まで全12話が放映され、ブルーレイBOX上下巻や、Amazon Prime Videoなどの動画配信サービスなどで容易に鑑賞することができます。

ラス為の主人公は、プライド・ロイヤル・アイビーという少女です。プライドは、女王制の国フリージア王国の第一王女であることが判明しました。彼女は、8歳の時に前世の記憶を思い出しており、自分が「君と一筋の光を」という乙女ゲームの世界に転生しているのです。ゲーム通りに話が進むと、プライドは10年後に最強外道のラスボスとして悲劇を巻き起こしてしまうため、そうならないように特殊能力を目覚めさせていくのでした。

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。（ラス為）は、大ヒット中のライトノベルです。同作品の人気の原動力になったものの一つに、コミカライズ版があると評されていますが、漫画版に関しては打ち切り説が出ていて、多くのファンを心配させていました。ラス為の漫画に、一体何があったのでしょうか？この章では、ラス為のコミカライズ版の打ち切り説について、休載理由や再開などを含めて調査紹介します。

ラス為のコミカライズ版は、天壱が原作、鈴ノ助がキャラクター原案に名を連ねており、作画を松浦ぶんこが担当するスタイルで執筆されていました。漫画版は、原作ライトノベルと同じく一迅社から出版されていて、同社のWebコミック配信サイトゼロサムオンラインにて、2020年3月13日から2022年3月18日まで連載されています。ラス為の漫画版コミックスは、3巻まで刊行中ですが、18話の時点で未完となっているのです。

実は、ラス為のコミカライズ版については、更新頻度が遅くなるなどしてファンを心配させていたという経緯があります。そして、2021年6月28日に、ゼロサムオンライン編集部よりX（旧Twitter）にて休載が正式にアナウンスされました。休載の理由は、作画担当の松浦ぶんこの体調不良であることも明かされており、多くのファンが落胆したとともに、松浦ぶんこの体調回復と漫画版の連載再開を願っていたのです。

その後も、ラス為のコミカライズ版の休載期間は続きました。しかしながら、2022年10月25日に、重大発表があったのです。ゼロサムオンライン編集部は、Xにて漫画版の連載終了をアナウンスしました。作画担当の松浦ぶんこの体調が回復せず、これ以上の休載は無理だと判断したものだと推察されています。松浦ぶんこ自身による連載終了はされておらず、事実上の打ち切りでした。この発表に、多くのファンが悲しみに包まれたのです。

ラス為の原作者であり天壱は、ゼロサムオンライン編集部の漫画版打ち切り発表と同日に、自身のXにてコミカライズ版について語っています。天壱は、ラス為の大ヒットの理由の一つにコミカライズ版の存在を挙げており、「漫画版がなければラス為がここまで知られることはなかった」や「松浦ぶんこ先生が漫画版を描いていだたけなかったらここまでの奇跡は起きなかった」という主旨をつぶやいていて、落胆の様子が窺えました。

松浦ぶんこ版のラス為のコミカライズは、惜しまれつつも打ち切り終了となりました。ゼロサムオンライン編集部は、連載終了ツイートにて、新たな形での漫画版再開を告知しています。多くの読者が、どのような形での再開になるのか心待ちにしていたとのことです。そして、2023年に入って、ラス為のコミカライズ版に新たな動きが見られました。

ラス為の新たな漫画版は、「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。～To The Savior～」のタイトルで、月刊コミックZERO-SUM2023年8月号より連載開始されました。今度の漫画版は、原作者天壱、キャラクター原案鈴ノ助、ネーム構成こがわみさき、作画かわのあきこという体勢で描かれており、ストーリーの進展が注目されているのです。

大ヒットを記録中の悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。（ラス為）は、2023年にテレビアニメ版が放映されました。同作品のアニメ版は、原作に忠実なストーリー展開と、声優キャストのマッチングなどで高評価されており、早くも2期制作を待望するファンの声が多く寄せられているとのことです。この章では、ラス為のテレビアニメ版2期制作の可能性について、考察紹介していきます。

2023年12月現在、ラス為のテレビアニメ版2期の制作はアナウンスされていません。アニメ作品の2期制作にあたっては、原作ストック、配信動画再生回数、原作と円盤の売り上げ、グッズの売り上げ、海外での人気、X（旧Twitter）のフォロワー数などが指針とされているとのことです。特に、現在では原作ストックと配信動画再生再生数を重要視する傾向にあるといわれています。

ラス為については、原作ストックは原作小説約4巻分ほどありクリアしているとのことです。また、配信動画再生回数もdアニメストアで5位に入るなど、好成績を収めていることがわかりました。しかし、円盤売り上げ（発表無し）、Xフォロワー数（約2.7万）など、数字が振るわない分野もあり、アニメ版2期制作の可能性は、五分五分だと推察されています。

現在のテレビアニメ作品は、制作発表から放映日まで約1年から2年間を要するケースがほとんどだといわれています。このため、仮に2024年1月にラス為の2期制作が発表された場合、最短で2025年1月の放映開始となる可能性が高いのです。

この章では、悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ラス為は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ラス為の大ファンだと思われる方のツイートです。原作ライトノベルとコミカライズ版、両方読んでいるとのことで、コミカライズ版のストーリー構成の高さを評価していました。

こちらは、ラス為のコミカライズ版の大ファンだと思われる方のツイートです。コミックス2巻を読んでいるうちに、原作を読みたくなったとのことで、小説家になろう版を読んで面白いとつぶやいていました。

こちらは、ラス為を熱心に見ていると思われる方のツイートです。テレビアニメ版について、漫画版の方が面白いけれども、検討しているという感想をつぶやいています。

この記事では、悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。（ラス為）のコミカライズ版について、打ち切り説を中心に特集してきました。是非一度、ファンを中心に高評価されているラス為の漫画版を読んでください。