【ハイカード】フィン・オールドマンは最弱カードの主人公？実力・能力や過去は？

『HIGH CARD（ハイカード）』のフィン・オールドマンは本作の主人公ですが、彼の持つ♠2《ネオニューナンブ》はエクスプレイングカード最弱と言われています。では、今後フィンはどのように活躍するのでしょうか？ここからはフィンについて、♠2《ネオニューナンブ》の能力や名前の意味、フィンの過去、性格、アニメ声優などを交えながら紹介していきます。それではまず、ハイカードの作品情報から見ていきましょう。

『HIGH CARD（ハイカード）』はサミー、トムス・エンタテインメント、KADOKAWAなどによるメディアミックスプロジェクトです。KADOKAWAが発行するアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』にて、武野光先生によるオリジナル小説『HIGH CARD -◇7 Never No Dollars』が2022年9月号より連載開始されています。

ここではHIGH CARD（ハイカード）のあらすじを紹介します。北大西洋に位置する島国「フォートランド王国」には所有者に特殊異能力を授ける力を持つカード「エクスプレイングカード」が52枚存在していました。国王はこのカードが凶悪犯に渡ると危険だとして自動車メーカー「ピノクル」を隠れ隠れ蓑にしているスパイ組織のセオドールにカードの回収という任務を与えます。

ハイカードのフィン・オールドマンは本作の主人公です。年齢は17歳。見た目は金髪にマスタード色のスーツを着用しているのが特徴的です。集中力や視力が優れており、時を止まったように見ることのできるという特殊能力を持っています。後述するエクスプレイングカードの能力とかなり相性がいいです。

ハイカードのフィンは♠2《ネオニューナンブ》というエクスプレイングカードを持っています。ネオニューナンブの能力は「プレイ」と念じることでリボルバー式の拳銃を出現させることが可能です。弾は5発となっており、弾がなくなれば銃を持っていない側の手を握って開くと、弾が補充されるようになっています。ちなみにネオニューナンブなどのスペードのカードには、能力を使用すると使用者に合った武器が出てくるという設定があります。

ここではフィンのネオニューナンブの名前の意味について見ていきましょう。まず、ネオニューナンブの「ネオ」はギリシア語で「新しい」を意味します。そして、ニューナンブとは、かつて存在した新中央工業社製のリボルバー式の拳銃の名称のことです。また、ニューナンブという名前は、新中央工業の創始者であり、日本における銃器開発の第一人者、南部麒次郎氏の名前にちなんでつけられています。

直訳すると「新しいニューナンブ」という意味になります。ちなみに新中央工業社製の拳銃「ニューナンブM60」は、麻薬取締官や会場保安官に配備されており、現在でも依然として多数が運用されています。フィンが所属するハイカードもフォーランド王国直属のスパイ組織であるため、ネオニューナンブという名称もこうした設定のもと付けられた可能性はありそうです。

フィンがハイカードに加入することとなったのには彼の過去が少なからず関係しています。アニメ7話ではフィンの口から過去が語られています。それによると、幼少期に両親と兄を交通事故で亡くしたとのこと。そして、一人残されたフィンは、サンフィールズ孤児院で引き取られることとなります。

フィンはお世話になった孤児院の院長リンジー・ベッツや孤児たちにかなり思い入れがあるようで、孤児院が資金難で立ち退きを迫られた際には、孤児院を救うために金を稼ごうと決意していました。そして、稼ぐためにカジノにいき、そこでエクスプレイングカードの存在とそれを巡ってあらゆる組織によるカードの争奪戦がおこなわれていることを知ります。また、自身もカードに選ばれた者としてピノクルに雇われることとなりました。

今は孤児院を出てアパートらしき建物で一人暮らしをしているフィンですが、ピノクル入社前はスリで生計を立てていたようです。そのため素行が悪く、無鉄砲で度胸があります。また、トラブルに慣れているのか、大抵のことには物怖じしません。さらに、自分と同じ境遇の人間には優しいです。

フィンはピノクル直営のオールドメイド店に勤務している5名のプレイヤー集団「ハイカード」の新人で営業見習いという設定です。ハイカードは秘密裏にエクスプレイングカードの回収をおこなっており、フィンは教育係にあたるクリスとバディを組んで任務にあたっていました。

ハイカードの店長であるレオは、フィンとクリスをまとめてバカ扱いしているようです。また、フィンは先輩のヴィジャイからは期待されているものの、ウェンディからはフィンがやんちゃ気質で無鉄砲な性格をしているからか、素行不良と思われている模様です。ちなみにハイカードのファンはフィンとクリスのコンビを「クリフィン」と呼んでおり、親しまれていることがうかがえます。

ハイカードは2023年にテレビアニメ化され、シーズン1が2023年1月9日から3月27日まで放送されました。また、シーズン2が2024年1月より放送される予定です。原作はTMS、河本ほむら、武野光、監督は和田純一、脚本は山下憲一、犬飼和彦、永井真吾、アニメーション制作はスタジオ雲雀がそれぞれ務めています。ではここからハイカードのアニメにてフィン・オールドマンの声を務めた声優について見ていきましょう。

• 名前：佐藤元（さとうげん）
• 生年月日：1997年3月22日
• 職業：声優
• 所属事務所：アイムエンタープライズ
• 趣味：格闘技観戦、音楽鑑賞、歌うこと
• 特技：剣道、マッサージ

HIGH CARD（ハイカード）のアニメにてフィン・オールドマンの声を務めたのは、声優事務所「アイムエンタープライズ」に所属し、声優として活動している佐藤元さんです。佐藤元さんは日本ナレーション演技研究所を卒業後、2017年度よりアイムエンタープレイズに所属しています。2021年にはアニメ『弱キャラ友崎くん』の友崎文也役で初主演を務め、2022年には第16回声優アワード「新人男優賞」を受賞しました。

• 名前：田村睦心（たむらむつみ）
• 生年月日：1987年6月19日
• 職業：声優
• 所属事務所：アイムエンタープライズ
• 趣味：歌唱、ウィンドウショッピング、水泳
• 特技：ヤマハ音楽能力検定ピアノ演奏グレード7級、毛筆一般部準6段

HIGH CARD（ハイカード）のアニメにてフィン・オールドマン（幼少期）の声を務めたのは、声優事務所「アイムエンタープライズ」に所属し、声優として活動している田村睦心さんです。田村睦心さんは2007年にアニメ『ef - a tale of memories.』の幼い京介役でデビューしています。2008年には『バトルスピリッツ 少年突破バシン』で初主演を務めました。

ここまでHIGH CARD（ハイカード）のフィン・オールドマンについて、♠2《ネオニューナンブ》の能力や名前の意味、フィンの過去や性格、クリスとの関係、アニメ声優などを交えて紹介してきました。では、最後にハイカードのフィンに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

HIGH CARD（ハイカード）のフィンの魅力に関する声があがっています。こちらではフィンのことを「かっこいい」と高評価されているようです。

HIGH CARD（ハイカード）のフィンとクリスに関する声があがっています。こちらではフィンとクリスの関係性に魅力を感じているようです。

HIGH CARD（ハイカード）のフィン、クリス、レオに関する声があがっています。こちらではフィン、クリス、レオの関係性に注目されているようです。

HIGH CARD（ハイカード）の主人公フィン・オールドマンについて、ネオニューナンブの能力や名前の意味、フィンの過去、性格、アニメ声優などを交えて紹介してきました。ハイカードの漫画やアニメを見る際は本記事のまとめを参考にしつつ、フィンの能力や活躍シーンに注目していただければ幸いです。