【トライガン】レガート・ブルーサマーズの強さは人類最強？過去や最後の死亡シーンは？

本記事では、トライガンに登場したレガート・ブルーサマーズの強さと過去、最後をネタバレしながら解説していきます。レガートは凄まじい強さを持つキャラクターで、壮絶な過去を経験していることが分かりました。レガートとナイブズの関係や、アニメで声を演じている声優も紹介していきます。

レガート・ブルーサマーズの過去と最後を知る前に、まずは「トライガン」の基本情報を紹介していきます。トライガンは1995年から1997年まで連載されていた漫画で、2023年に「トライガン・スタンピード」というアニメが放送されました。作者の内藤泰弘は1990年から活動している漫画家で、2009年から2015年まで「血界戦線」を連載しています。

トライガンの主人公はヴァッシュ・ザ・スタンピードです。ヴァッシュは高額の賞金をかけられていた元賞金首で、「人間台風」という異名を付けられているガンマンです。過去に数千万人規模の都市を消滅させた事件を起こしており、作中では訪れる場所にトラブルを起こすトラブルメーカーとして描かれています。また、局地災害指定を受けたため、保険屋のメリルとミリィがお目付役になりました。

トライガンのレガートは、ナイブズの直属の部下です。「GUNG-HO-GUNS」のメンバーですが、他のメンバーのようなナンバーは振られていないため、指揮官の役割を担っています。冷静沈着で残酷な性格をしており、他者を痛めつけることを好むサディストですが、マゾヒストのような言動も見せました。地獄のような過去を経験しているため、自身を救い出したナイブズに狂信的な忠義を抱いています。

ここからは、トライガンに登場したレガート・ブルーサマーズの強さを解説していきます。トライガンには、高い戦闘能力を持つキャラクターが登場しており、レガートは人類最強の強さを持つと言われています。レガートとナイブズの関係もネタバレしながら解説していきます。

トライガンのレガートは、鋼糸で他者を操る能力を持っています。ナノ単位の鋼糸から微電流を発生させ、他者の体を意のままに操る能力を使用しており、能力は死体にも有効であることが分かりました。習得当初は千人程度に有効な能力でしたが、作中では大都市の全員の体を操作できるようになっています。また、残酷な性格をしているため、操った人間に自分の心臓をえぐらせる様子が描かれていました。

トライガンのレガートは、超人的な身体能力を持つキャラクターです。自身の数倍の大きさがある「超高速鉄球型奴隷」を軽々と操り、ヴァッシュの攻撃を容易に回避する様子が描かれていました。また、ヴァッシュの背後に回り込むスピードも持つため、作中最強クラスの強さを誇っています。過去にヴァッシュの左腕を移植されており、間接的に「A・ARM」を発動できることが分かりました。

トライガンのGUNG-HO-GUNSは、ヴァッシュ撃破を目的にしている戦闘集団です。メンバーが全滅したことでレガートとヴァッシュと戦っていますが、許可無くヴァッシュを殺そうとしたことでナイブズに押し潰されました。また、アニメでは念動力のような能力を使用しており、無機物を捻じ切る姿が描かれています。

レガートはナイブズに心酔しているため、当初は「ナイブズを傷つけた」という理由でヴァッシュを狙っていました。ですが、勝手な行動をナイブズに咎められ、以降は「ヴァッシュに最高の苦しみを与える」「人間を絶望させる」が行動原理になっています。ヴァッシュが力を発動した際には、周囲に衝撃波が発生していますが、レガートは衝撃波を抑えることもできます。

トライガンのエレンディラは、GUNG-HO-GUNSのメンバーです。本来は存在しない「13」のナンバーを与えられており、メンバーの中で最強であることが分かりました。エレンディラはレガートを「別格」と言っているため、レガートは作中最強クラスの強さを持つことになります。また、7か月不眠不休でヴァッシュを拘束しているため、人間を超越した肉体を持つことが分かります。

ヴァッシュは本作の主人公で、「人間台風」と恐れられている元賞金首です。人類初の局地災害指定を受けており、大口径のリボルバー拳銃を使用しています。正体はプラントの突然変異種である「自立種」のため、普通の人間ではないことが分かりました。ヴァッシュはレガートよりも強いですが、人間でレガートよりも強いキャラクターは存在しないため、プラントを除いた人類最強と呼ばれています。

トライガンのミリオンズ・ナイブズは、ヴァッシュの双子の兄です。同胞を搾取する人間を憎んでおり、星から人間を排除する目的を抱いています。戦闘能力はヴァッシュと同等で、正体はプラントの変異種のため、レガートが人類最強のキャラクターと予想されています。ナイブズは能力でレガートを押し潰しているため、戦闘能力に大きな差があることが分かります。

GUNG-HO-GUNSで最強はエレンディラですが、エレンディラはラズロとの戦いに敗れています。また、ラズロは満身創痍の状態でエレンディラを倒しており、エレンディラはレガートを「別格」と言っているため、レガートは人類で最強のキャラクターと予想されています。物語序盤では、レガートの能力を受けた人間がトラックで圧死するシーンが描かれていました。

強さと能力を知った後は、トライガンで描かれたレガート・ブルーサマーズの過去を解説していきます。レガートは壮絶な過去を経験しているため、過去が泣けるという意見が挙がっています。レガートの最後もネタバレしながら解説していきます。

ナイブズと出会う前のレガートは、名前を持たない奴隷でした。レガートは辛い境遇から抜け出すために関係者の虐殺を目論んでいましたが、失敗したことで制裁を受けてしまいます。そのため、命の危機に瀕していましたが、ナイブズが周辺の人々を虐殺しました。その後、ナイブズがレガートに名前を与え、レガートは命の恩人であるナイブズに狂信的な忠義を持つようになります。

ナイブズはレガートも殺そうとしましたが、レガートが死を受け入れたことを気に入って同行を認めました。また、ナイブズは人類の皆殺しを目論んでいるため、レガートを「目的のための道具」と考えています。レガートはそれを理解していますが、ナイブズに強い忠誠心を抱いており、自身は気まぐれで人間を助ける様子が描かれました。

トライガンのヴァッシュは、人間を殺さない「不殺の枷」を自らに架しています。ヴァッシュに敗れたレガートは死を望みましたが、不殺の枷を架しているヴァッシュは躊躇してしまいます。また、レガートはリヴィオを人質に取って選択を迫り、ヴァッシュはレガートを射殺しました。そのため、レガートはヴァッシュに敗れていますが、作中で唯一信念を曲げさせたキャラクターでもあります。

強さと過去、最後を知った後は、トライガンのアニメでレガート・ブルーサマーズを演じた声優を紹介していきます。トライガンは1998年と2023年にアニメが放送されているため、2人の声優がレガートの声を演じました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

トライガンの1998年版アニメでレガート・ブルーサマーズを演じたのは、声優の関俊彦です。関俊彦は栃木県出身で、1983年から声優活動を行っています。姉が劇団四季のファンで、頻繁に舞台を見ていたことが役者に興味を抱いた理由と話しています。大学在学中にラジオドラマでデビューしており、2021年の声優アワードで富山敬賞を受賞しました。

声優の関俊彦は、アニメ「NARUTO」で「うみのイルカ」というキャラクターを演じています。うみのイルカは木の葉隠れの中忍で、忍者学校の教師をしているキャラクターです。九尾の狐の暴走で両親を失っていますが、うずまきナルトの数少ない理解者になりました。うみのイルカが登場した本作は、1999年から2014年まで連載されていた漫画が原作で、2002年から2017年にアニメが放送されていました。

声優の関俊彦は、「鬼滅の刃」「ゴールデンカムイ」「キルラキル」「ひぐらしのなく頃に」「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」「機動戦士ガンダムSEED」などのアニメでキャラクターの声を演じています。デビューして4年ほどは端役を演じており、1988年頃から名前のあるキャラクターを演じる機会が増えました。洋画作品では、エリック・ストルツやザック・ギャリガンの吹き替えを担当しています。

トライガンの2023年版アニメでレガート・ブルーサマーズを演じたのは、声優の内山昂輝です。内山昂輝は埼玉県出身で、2001年から声優活動を行っています。幼少期に劇団ひまわりに入団しており、2001年の映画「A.I.」で声優デビューしました。スクウェア・エニックスの作品に出演することが多く、2011年の声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

声優の内山昂輝は、アニメ「呪術廻戦」で「狗巻棘」というキャラクターを演じています。狗巻棘は呪術高専の2年生で、準1級呪術師の階級を持つキャラクターです。言葉を実現化する術式を使用しており、任意で術式のオンオフができないため、普段は「おにぎりの具」で会話しています。狗巻棘が登場した本作は、2018年から連載されている漫画が原作で、2020年にアニメシリーズの放送がスタートしました。

声優の内山昂輝は、「ソウルイーター」「鬼滅の刃」「山田くんとLv999の恋をする」「東京リベンジャーズ」「氷属性男子とクールな同僚女子」「魔法使いの嫁」などのアニメでキャラクターの声を演じています。「機動戦士ガンダムUC」の主人公のオーディションに最後まで残っており、スタッフの満場一致で役が決まったと言われています。プライベートでは、音楽鑑賞と映画鑑賞を趣味にしています。

強さと最後を知った後は、トライガンに登場したレガート・ブルーサマーズに関する感想をまとめていきます。トライガンはキャラクター人気が高い作品のため、レガートに対して様々な感想が挙がっているようです。レガートの強さと過去に関する感想をまとめていきます。

トライガンのレガートは、ヴァッシュに匹敵する強さを持つキャラクターのため、「レガートは強い」「レガートの他者を操る能力がチート」という感想が挙がっています。また、「レガートの戦いは派手でかっこいい」という感想も挙がっています。

レガートはヴァッシュに敗れていますが、最後に不殺の信念を曲げさせているため、「レガートの最後がかっこいい」という感想が挙がっています。また、「選んで折れろ。夢見る聖者よ」という名言を遺しているため、「レガートの名言がかっこいい」という感想も挙がっています。

奴隷時代のレガートは地獄のような日々を生きていたため、「レガートの過去が悲しい」という感想が挙がっています。また、ヴァッシュに撃たれて死亡という最後を迎えており、ヴァッシュが唯一自身の意思で殺した相手になったため、「ヴァッシュとレガートの関係が面白い」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、1998年版アニメでは関俊彦がレガート・ブルーサマーズの声を演じています。関俊彦は色気を感じる声質の持ち主のため、「関俊彦が演じるレガートがかっこいい」という感想が挙がっています。

本記事では、トライガンに登場したレガート・ブルーサマーズの強さと最後を解説していきました。レガートは残酷で異常な一面があるキャラクターですが、見た目と強さがかっこいいという意見が挙がっています。レガートが登場したトライガンを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。