薫る花は凛と咲くの登場人物・キャラクター一覧！漫画のあらすじや感想は？

「薫る花は凛と咲く」は強面な男子高校生と、お嬢様高校に通う女の子の恋愛を描いたラブコメ漫画です。同漫画は2021年10月21日から、三香見サカ先生によって連載され、コミックは9巻（2023年10月時点）まで発売されています。掲載誌は「マガポケ」の略称で親しまれる、講談社のウェブコミック配信サイト及びアプリ「マガジンポケット」です。

また「薫る花は凛と咲く」はコミックの累計発行部数が、100万部を突破（2023年3月時点）している人気作です。そして、2022年には第6回「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」の2位に選出されました。さらに、同年に「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門にて第6位を獲得し、多くの読者からの支持を集めていることが分かります。

「薫る花は凛と咲く」の作者は、漫画家の三香見サカ先生です。三香見サカ先生は2010年代から漫画家として活動しています。また、代々木アニメーション学院のマンガ科の1年生のときには、漫画「罪因事変」によって「講談社 週刊少年マガジン 第104回新人漫画賞」の特別奨励賞を獲得しました。

他に、読み切り漫画「殺し屋メイドとお坊ちゃま」や「海月のうた」などの代表作があります。特に「海月のうた」は「講談社 週刊少年マガジン 第105回新人漫画賞」での入選作品です。そして、2021年からマガポケにて「薫る花は凛と咲く」の連載がスタートしました。

次に「薫る花は凛と咲く」に登場する主要キャラクターを一覧で紹介し、それぞれのプロフィールや性格などをみていきます。

「薫る花は凛と咲く」のキャラクター一覧、1人目の紬凛太郎についてみていきます。主人公である紬凛太郎は、桔梗学園女子高校の隣にある男子校の都立千鳥高等学校の2年生です。誕生日は1月28日、年齢は16歳、身長は190cmと長身で、血液型はA型、趣味は音楽のCD収集と料理です。家族は両親と兄がおり、ケーキ屋「Patisserie Plain」を経営している両親を尊敬しています。

そして、凛太郎はその強面な見た目から、幼い頃から周囲に怖がられることが多くありました。そのため、友だち作りや恋愛を初めから諦めていましたが、実は優しく友だち思いで、思慮深い性格です。しかし、彼の見た目だけでなく、真っすぐに内面を見てくれる薫子や、翔平たち友人たちのおかげで変わっていきます。

「薫る花は凛と咲く」のキャラクター一覧、2人目の和栗薫子についてみていきます。ヒロインである和栗薫子は、名門お嬢様学校として知られる私立桔梗学園女子高等学校の2年生です。誕生日は7月22日、年齢は16歳、身長は148cmと小柄で、血液型はB型、家族は両親と弟、ゆるふわな雰囲気のロングヘアが特徴的で、優しい性格をしています。

さらに、和栗薫子は特待生として桔梗に入学した秀才です。そして、入学後も努力を重ね、学年1位を常にキープしています。また、甘い物が大好きな彼女は特にケーキが好物で、凛太郎の両親が経営するケーキ屋の常連客です。そして、実家のケーキ屋を手伝う彼に想いを寄せており、やがて恋人同士となりました。

「薫る花は凛と咲く」のキャラクター一覧、3人目の宇佐美翔平についてみていきます。宇佐美翔平は千鳥高校の2年生で、凛太郎のクラスメイトであり友人です。誕生日は5月27日、年齢は17歳、身長は173cm、血液型はB型です。赤髪をした明るい性格の彼はムードメーカー的な存在で、当初は自分たちを敵視する桔梗女子の生徒たちにうんざりしていました。

「薫る花は凛と咲く」のキャラクター一覧、4人目の夏沢朔についてみていきます。夏沢朔も千鳥高校の2年生で、凛太郎のクラスメイトであり友人です。誕生日は8月21日、年齢は17歳（初登場時は16歳）で、身長は176cm、血液型はA型です。黒髪に気だるげな雰囲気を漂わせ、普段はクールな性格ですが、仲間を悪く言われたときには激怒するなど、非常に友だち思いで熱い一面もあります。

また、彼は勉強もスポーツも得意で、特に勉強面では桔梗の参考書の問題も難なく解けるほどです。ただ、天才肌なので、勉強を他人に教えるのは苦手のようです。

「薫る花は凛と咲く」のキャラクター一覧、5人目の依田絢斗についてみていきます。依田絢斗も千鳥高校の2年生で、凛太郎のクラスメイトであり友人です。誕生日は3月16日、年齢は16歳、身長は163cm、血液型はO型、小柄で黒髪をしています。さらに、絢斗は気さくな性格で鋭い洞察力を持ち、基本的には平和主義者ですが、喧嘩になると非常に強いです。

「薫る花は凛と咲く」のキャラクター一覧、6人目の保科昴についてみていきます。保科昴は桔梗学園女子高校の2年生で、薫子の友人でありクラスメイトです。誕生日は11月19日、年齢は16歳、身長は172cm、血液型はA型、銀髪のロングヘアが特徴的なクールな性格の美少女です。運動が苦手という一面もあります。

そして、薫子とは幼馴染でもあり、当初は薫子を守りたいという意識から、薫子に近づく千鳥高校の凛太郎を警戒していました。そのため、凛太郎たちに失礼な態度もとることもありましたが、本当は心優しく友達思いな性格です。その後、凛太郎たちと和解し、友だちとなりました。

次に「薫る花は凛と咲く」の漫画1巻～3巻のあらすじをネタバレで紹介し、凛太郎と薫子をはじめとした主要キャラの関係性をみていきます。

「薫る花は凛と咲く」の漫画1巻のあらすじをみていきます。千鳥高校と桔梗学園女子高校は、隣合っている学校ですが、互いに毛嫌いしていました。ある日、実家のケーキ屋を手伝っていた紬凛太郎は、小柄な女の子の客がたくさんのケーキを食べているのを見かけます。彼女は凛太郎の視線に気づき、驚いてむせてしまい、凛太郎は慌てて彼女に水を渡しました。

しかし、再び凛太郎に見つめられた彼女はその視線に耐えかねたのか、食べ終わると足早に店を後にしました。自分が強面であることを自覚している凛太郎は、女性客を怖がらせてしまったかもしれないと反省します。そして、母親の杏子から、その女性客は和栗という名前で、月に1～2回来店する常連客であることや、話しているうちに仲良くなったことを聞きます。

後日、和栗薫子が来店し、凛太郎にケーキをおごると言い出します。一方、凛太郎は彼女の前回の来店以降、自分が彼女を怖がらせてしまったと思い込み、そのことを気にしていました。そのため、凛太郎は目の前にケーキが置かれ、テーブルを挟んで薫子と向き合って座っている状況に困惑します。

薫子は前回自分がいきなり店を飛び出してしまったことを、凛太郎に謝罪します。そして、ケーキはそのお詫びなので、凛太郎に食べてほしいと告げました。しかし、薫子がケーキを食べたそうにじっと見つめていることに気づいた凛太郎は、薫子に「これ美味いんでよかったら」と言って、ケーキを譲ります。薫子は驚き、それは凛太郎へのお詫びだと言いますが、最後には目の前のケーキの魅力に負け、ケーキを食べ始めました。

その後、2人は互いに自己紹介します。そして、薫子はどうやら以前から、店の手伝いをしていた凛太郎のことを知っていたようです。さらに、前回薫子が店を飛び出したのは、凛太郎に見つめられて怯えたからではなく、男性に見つめられたのが初めてで、ドキドキしたためだと、凛太郎にはっきりと答えました。

それまで出会った人たちとは違う薫子の反応に、凛太郎は戸惑いながらも、薫子を見つめます。その視線に薫子も照れながら、凛太郎のことを見返してきます。薫子の反応が理解できない凛太郎でしたが、彼の顔も自然と赤くなっていました。

「薫る花は凛と咲く」の漫画2巻のあらすじをみていきます。昴は薫子と別れた凛太郎を呼び止め、話があるとして喫茶店に連れていきます。向き合って座りながら、無言の昴に対し、凛太郎は気まずさを感じていました。そして、昴からおもむろに薫子の恋人なのかと尋ねられ、驚いた凛太郎は手に持っていたコーヒーカップを落としてしまいました。

初対面のときの昴は、幼馴染の薫子に千鳥高校の生徒である凛太郎が近づくことを、異常なまでに警戒していました。しかし、こぼれたコーヒーが手にかかった凛太郎に、昴は黙ってハンカチを渡します。凛太郎は初対面のときとは態度が違う昴に戸惑いながら、それを受け取りました。その後、互いに自己紹介し、昴は改めて凛太郎に薫子の恋人なのかと尋ねます。

そして、恋人ではないと答える凛太郎を問い詰め、凛太郎は自分と薫子の現在の関係性が何なのかが分からず、悩んでしまいます。さらに、凛太郎と薫子が知り合ったのが最近だと知った昴は、もう薫子には会わないでほしいと凛太郎に告げるのでした。

「薫る花は凛と咲く」の漫画3巻のあらすじをみていきます。凛太郎は幼い頃から、強面な見た目で誤解され、自分には友だちはできないと諦めていました。しかし、翔平、朔、絢斗は凛太郎の見た目など関係なく、彼と仲良くしてくれた大切な友だちです。

凛太郎は彼らのおかげで自分にも初めて居場所ができたと思えるようになりました。そして、凛太郎は薫子と昴のような友情を、彼らとも築いていきたいと思っていました。しかし、桔梗の薫子や昴にとって、自分たちと付き合うことはデメリットしかないと凛太郎は考えていました。

それでも、翔平たちに薫子たちとの関係を隠したままでいたくない凛太郎は、薫子と昴に頭を下げます。薫子は満面の笑みで、凛太郎の考えに賛同します。昴も凛太郎のことを律儀な人だと苦笑します。そして、薫子は凛太郎を信じていると伝え、凛太郎の大切な人なら、自分も信じると言います。また、翔平たちはその3人の様子を、ファミレスの隣のボックス席で見守っていました。

ここまで「薫る花は凛と咲く」の主要キャラを一覧で紹介し、漫画1巻～3巻のあらすじをネタバレでみてきました。次に「薫る花は凛と咲く」の面白い魅力に迫っていきます。

「薫る花は凛と咲く」の面白い魅力として、主要キャラが皆優しいことが挙げられています。まず、凛太郎は強面な見た目ですが、実は非常に優しくて友だち思いです。さらに、ヒロインの薫子も見た目や学校で偏見を抱かず、凛太郎と真っ直ぐに向き合ってくれます。彼らの友だちも皆優しくて友だち思いで、読者の間では、その優しい世界観に癒されるという声や、温かい気持ちになれるという声などが多くあがっているようです。

「薫る花は凛と咲く」の面白い魅力として、薫子との出会いで変わっていく凛太郎の姿も挙げられています。凛太郎は幼い頃から、自身の強面な見た目で他人に怖がられてきたため、何事も努力する前に諦める癖がついていました。しかし、明るくて真っ直ぐに前を向く薫子と過ごすうちに、凛太郎も変わっていきます。

そして、凛太郎が無意識に壁を作っていた、翔平たちとの関係も良い方に変化していきます。このように、凛太郎が薫子との出会いをきっかけに、前を向いて成長していく姿も見どころの1つだとして、人気を集めています。

「薫る花は凛と咲く」の登場人物に関して、登場するどのキャラもみんな温かくて、感動するという感想となっています。

「薫る花は凛と咲く」のヒロインである和栗薫子の可愛らしい姿を見て、いつも癒されているという感想となっています。

「薫る花は凛と咲く」という作品に出会えて良かったという感想で、薫子をはじめとした登場キャラみんなが大好きだと絶賛されています。

「薫る花は凛と咲く」では薫子が1番好きなキャラだという感想で、キャラクターの感情とストーリーが合っていると評価されています。さらに、ドラマの見せ方も高く評価されており、表情豊かな薫子に癒されるという感想となっています。

「薫る花は凛と咲く」の主人公である凛太郎の誠実さと、ヒロインの薫子のひたむきさや可愛らしさ、さらに、彼らの友だちキャラもみんな素敵だという感想となっています。

以上、人気漫画「薫る花は凛と咲く」の主要キャラクターを一覧で紹介し、それぞれのプロフィールや性格などをみてきました。さらに、漫画1～3巻のあらすじをネタバレでみていき、面白い魅力に迫ってきました。そして「薫る花は凛と咲く」の面白い魅力として、主要キャラが皆優しいところや、凛太郎が薫子との出会いで変わっていくところなどが挙げられていることが分かりました。

また「薫る花は凛と咲く」の登場人物に関する、読者の感想や評価をみてきました。そして、表情豊かな薫子に癒されるという感想や、どのキャラも温かいという感想などがあることが分かりました。