【ゲットバッカーズ】ネタバレあらすじと最終回は？漫画の魅力・登場人物や感想は？

『GetBackers-奪還屋-（ゲットバッカーズ）』は圧倒的な人気を獲得した大ヒット漫画です。壮大な世界観やかっこいいバトルシーンなど数多くの点で、ファンを魅了しました。連載の終了から10年以上経っても人気であり、その作画のクオリティーやオリジナリティー溢れるストーリーは後世の作品にも大きな影響を与えました。ここではまず、ゲットバッカーズの基本的な情報をまとめていきましょう。

『GetBackers-奪還屋-（ゲットバッカーズ）』は、『週刊少年マガジン』で1999年から2007年まで連載されていた大ヒット漫画です。原作を務めたのは青樹佑夜で、作画を務めたのは綾峰欄人です。約8年間の連載となり、コミックスは全39巻刊行されています。アニメも制作されていて、ゲームなども発売されています。マガジン作品として、本誌の黄金期を支えた作品の一つです。

『GetBackers-奪還屋-（ゲットバッカーズ）』の作者は二人います。作画を担当した綾峰欄人（あやみねらんど)は本作で漫画家として大ブレイクを果たしています。美しい作画に定評があり、原作者としても活動する多彩な漫画家となっています。綾峰欄人の他の作品に『鬼若と牛若 Edge of the World』や『ホーリートーカー』があります。2023年9月現在では、体調不良で活動を休止しています。

原作を務めた青樹佑夜は、樹林伸という名義で知られる日本を代表する漫画原作者です。様々な名義で活動しており、メガヒット作を量産するヒットメーカーです。担当作品を上げればキリがないほどであり、『金田一少年の事件簿』や『探偵学園Q』を始め、『サイコメトラーEIJI』や『クニミツの政』、『シバトラ』など映像化された作品も多いことでも知られています。

ここでは、ゲットバッカーズのあらすじと最終回をネタバレ紹介していきましょう。『奪還屋』をテーマにした作品であり、そのあらすじは最終回までストーリーが進むごとに壮大になっていきました。最終回では、ゲットバッカーズが世界の行く末を決める事になるという展開が描かれています。ここからは、序盤のネタバレあらすじと最終回のネタバレあらすじをそれぞれ見ていきます。

「奪(と)られたら奪(と)り還せ」が信条の無敵の二人組『ゲットバッカーズ』は、依頼がなく完全な金欠状態でした。美堂蛮と天野銀次が依頼を取るために営業活動を続けていると、ホームレスの男性から依頼が舞い込みます。それはヤクザにさらわれてしまった娘を奪り還して欲しいというものでした。二人は、ヤクザの根城に潜入して、娘の奪還任務を開始します。

二人にはある能力があり、その能力を使えばヤクザなど相手にならないほどの強さを誇ります。しかし、彼らにはある誤算があり、そのことで窮地に立たされてしまいます。その時、美堂蛮の切り札である『邪眼』が解放されるのでした。

最終回ネタバレを見ていきましょう。無限城の上層階・バビロンシティーを巡る依頼で、奪還屋ゲットバッカーズの二人は驚きの事実を知ります。実は蛮と銀次のいる世界は、別の世界がバックアップとして作った世界だったという事実でした。そのカギを握っているのが、雷帝である天野銀次であるという事も判明しました。そして、銀次はヘヴンズ・ドアの向こう側にある別の新宿に降り立ちました。

裏新宿に君臨する無限城での戦いは、世界の行く末を決めるモノになります。ゲットバッカーズたちがいる新宿とバビロンシティーの先にある新宿を統合するかは、雷帝・天野銀次に託されました。バックアップとして作られた世界をなくせば、すべての問題は解決します。しかし、銀次の選択は元の世界に帰ることでした。バビロンシティーを完全に閉じ、銀次は蛮たちのいる世界へと帰りました。

蛮はすべてが終わったことを悟り、銀次と共に日常に戻っていきます。そして、アーカイバの影響を受けなくなった新宿で、新たな依頼が始まります。その任務とは『ある女性を奪り返す』ことでした。その女性は銀次の母親と見られ、ゲットバッカーズは全力で依頼をこなしていくのでした。

ここでは、ゲットバッカーズの登場人物一覧をネタバレ紹介していきましょう。本作の魅力の一つは、個性的なキャラクターです。どのキャラも一筋縄ではいかないキャラばかりであり、彼らのやり取りが多くのファンを魅了しました。イケメンキャラも多く、女性ファンも魅了されたキャラが何人も登場しています。ゲットバッカーズは美堂蛮と天野銀次を中心に、風鳥院花月や冬木士度といったキャラクターたちが物語を彩っています。

ゲットバッカーズの登場人物の1人目は、美堂蛮(みどうばん)です。美堂蛮は主人公であり、三代目奪還屋 GetBackersの一人となっています。握力200kgを超える怪力を持ち、魔女の血を受け継いでいます。蛮は邪眼という特殊な能力を持っていて、一分間の幻影を見せることができます。「邪眼の男」として裏社会でも有名な人物であり、正当な魔女の血を引くドイツ人のクォーターとして知られています。

戦闘の天才と言われ、様々な策略を立てるのが得意です。邪眼は一日三回までという制約があり、その制約を破ると命の危険があります。見た目に反して知能レベルも驚異的で、幅広い知識と教養がある最強の男となっています。

ゲットバッカーズの登場人物の2人目は、天野銀次(あまのぎんじ)です。天野銀次は本作のもう1人の主人公となっています。三代目奪還屋 GetBackersの一人であり、雷帝と呼ばれ、裏社会では恐れられていた存在です。電気ウナギのように電気を自在に操ることができる特殊体質を持っています。普段は、天真爛漫で優しい性格をしていますが、その奥には「雷帝」という暴君の人格が眠っています。

雷帝の状態になると、敵味方の区別がつかなくなります。その実力は圧倒的で、裏新宿そのものを壊滅させるほどの戦闘力を持っています。その出生には大きな秘密が隠されており、世界の行く末に大きく関わっていました。

ゲットバッカーズの登場人物の3人目は、風鳥院花月(ふうちょういんかずき)です。風鳥院花月は「風鳥院流宗家」の生き残りであり、「VOLTS」四天王の一人です。絃（いと）を使って戦闘し、銀次の右腕を務めていました。「絃の花月」と呼ばれ、VOLTS加入前にはジャンク・キッズグループ「風雅（フーガ）」を束ねていました。現在でも銀次のことを気にかけており、たびたび彼の下を訪れて様々な情報をくれてます。

ゲットバッカーズの登場人物の4人目は、冬木士度(ふゆきしど)です。冬木士度は日本の先住民「魔里人」の四木族の一人です。覚醒を司る冬木を継いでいて、圧倒的な戦闘力を見せました。「ビーストマスター」であり、動物を自在に操る「操獣術」と動物の動きを憑依させる「百獣擬態」を使用できます。VOLTS四天王の一人でしたが、銀次とはある依頼で敵対しました。その後は、何かと協力関係を結ぶことが多くなっています。

ゲットバッカーズの登場人物の5人目は、工藤卑弥呼(くどうひみこ)です。工藤卑弥呼は通称「レディ・ポイズン」という名で知られる裏家業をしている女性です。蛮とは奪い屋として働いていた過去があり、兄の件を巡って因縁があります。様々な効果を持つ毒香水を使い、運び屋などをして生計を立てています。「VOODOO CHILD」という運命を背負った女性であり、そのことが蛮の人生にも大きく関わってきました。

ゲットバッカーズの登場人物の6人目は、ヘヴンです。ヘヴンは仲介屋を営む美女となっています。謎の多い金髪爆乳の妖艶美女であり、ゲットバッカーズに数多くの依頼を仲介していました。戦闘力はほとんどないため、人質になってしまうことも多い存在です。冬木士度や不動琢磨など、裏家業の人間とかかわりが深く、様々な陰謀に巻き込まれてしまいました。

ゲットバッカーズの登場人物の7人目は、赤屍蔵人(あかばねくろうど)です。赤屍蔵人は通称「Dr.ジャッカル」という名前で知られています。裏社会では、史上最低・最悪の運び屋として恐れられていました。黒衣を纏った謎の男で、戦闘力は作中でもトップクラスとなっています。銀次の天敵であり、彼の本当の力を引き出して、倒したいと考えていました。好戦的かつ戦闘凶な性格で蛮とは犬猿の仲であり、互いに意識し合っています。

ここでは、ゲットバッカーズの漫画の魅力をネタバレありで見ていきましょう。ゲットバッカーズは、『週刊少年マガジン』の黄金期を支えた作品として知られています。その魅力は複雑な設定やキャラクターのかっこよさ、圧巻のバトルシーンなど、数多く挙げられています。ここからは、ゲットバッカーズの漫画の魅力を4つに絞って紹介します。

ゲットバッカーズの漫画の面白い魅力の1つ目は、かっこいいキャラ達です。ゲットバッカーズの二人のキャラクターは、カッコよさとスタイリッシュな魅力が溢れることでも知られています。そのほかにもイケメンキャラが多く登場し、その生き様もファンには絶賛されています。キャラたちの会話やファッション、背負ってきた過去など、そのキャラクター性は語り継がれていました。

ゲットバッカーズの漫画の面白い魅力の2つ目は、厨二病のような名言です。「いい夢見れたかよ？」や「聖痕（スティグマ）がうずくぜ」に代表される厨二病のような名言の多さも注目されています。多くの名言を生み出していて、邪眼や雷帝などの厨二病要素が満載の作品となっています。特に、「私を失望させないでいただきたい」などの名言を残した赤屍は、厨二病要素が多いキャラクターとして知られています。

ゲットバッカーズの漫画の面白い魅力の3つ目は、戦闘シーンです。バトル漫画として絶賛されている作品であり、スピード感あふれる戦闘シーンは注目されています。雷帝化した銀次やアスクレピオスの力を全開にした蛮などの戦闘シーンは、かっこよすぎるシーンとして絶賛されています。作画のクオリティーも相まって、ネット上でも人気の高い戦闘シーンを数多く生み出しました。

ゲットバッカーズの漫画の面白い魅力の4つ目は、複雑な設定です。ゲットバッカーズの魅力は、壮大な世界観と言われています。徐々に広がっていく設定は話題になっていて、『無限城』を中心として複雑なストーリーが展開されています。『アーカイバ』や『ブレイントラスト』、『ブードゥーチャイルド』、『聖痕（スティグマ）』など、多くの難解な用語も話題になっていました。

ここでは、ゲットバッカーズに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。ゲットバッカーズは圧倒的な人気を獲得していて、いまでも語り継がれている名作漫画です。後世の作品にも大きな影響を与えていて、その世界観は漫画ファンを魅了し続けています。そのため、ゲットバッカーズに関する感想や評価は、ネット上でも数多く集まっています。

ゲットバッカーズはいまでも絶賛され続けている漫画です。後世の作品にも大きな影響を与えた漫画で、ネット上でもたびたび話題になっている作品となっています。個性的なキャラクターと壮大な世界観、先の読めないストーリーなども絶賛されています。ネット上でも、ゲットバッカーズは最高の漫画という感想が数多く集まりました。

ゲットバッカーズはおしゃれすぎる漫画と称賛の感想が集まりました。スタイリッシュなキャラクターや哲学的なセリフの数々、おしゃれなバトルシーンなど、マガジンの黄金期を支えた作風は語り継がれています。ネット上でも、ゲットバッカーズがおしゃれという感想が数多く見つかりました。

ゲットバッカーズは名言が多いことでも絶賛されています。男性ファンを魅了する名言が多く、この作品の名言を見て厨二病になったという人も多い作品です。ゲットバッカーズの名言を集めたサイトや名言をひたすらツイートするアカウントなどがあるほど、ファンを魅了し続けています。ネット上でも、名言については多くの好意的な感想が集まっています。

この記事では、『GetBackers-奪還屋-（ゲットバッカーズ）』の基本的な情報や最終回のネタバレあらすじ、キャラクター、魅力、ネット上の感想などを紹介してきました。ゲットバッカーズは、連載終了から時が経っても人気が高い作品です。漫画好きであれば見逃せない作品となっていて、そのクオリティーは絶賛されていました。この記事で紹介したネタバレあらすじや感想にも注目して、ゲットバッカーズをお楽しみください。