ジーンブライドのネタバレあらすじ!漫画の見どころやタイトルの意味は?

この記事では、漫画「ジーンブライド」のあらすじをネタバレ紹介します。ジーンブライドとは、高野ひと深が描く漫画で、近未来の日本の中で生き辛い思いをしている30歳の女性を描いたストーリーが、「ミステリーやSF風味があって面白い」と高評価されました。ジーンブライドのあらすじ内容をコミックスごとにネタバレで紹介しながら、見どころやタイトルの意味、読んだ方の感想なども併せて取り上げていきます。

ジーンブライドのネタバレあらすじ!漫画の見どころやタイトルの意味は?のイメージ

目次

  1. ジーンブライドとは?
  2. ジーンブライドの漫画あらすじ内容ネタバレ
  3. ジーンブライドの漫画の見どころやタイトルの意味
  4. ジーンブライドに関する感想や評価
  5. ジーンブライドまとめ

ジーンブライドとは?

「ジーンブライド」とは、近未来の日本にて、厳しい環境の中を生きている30歳の女性を主人公にして描かれている漫画です。ミステリーとSFの要素が色濃いことで、「面白い」という感想がSNS上を中心に多く見受けられました。この記事では、ジーンブライドのあらすじ内容をコミックスごとにネタバレ紹介していきます。また、併せて原作者の高野ひと深のプロフィールや経歴、ジーンブライドを読んだ方の感想も取り上げます。

ジーンブライドの概要

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ジーンブライドは、祥伝社から発売されているヤング・レディース雑誌「FEEL YOUNG」2021年7月号より連載がスタートしました。2023年10月現在、好評連載中です。同作品のコミックスは、2巻まで刊行されました。ジーンブライドは、連載開始と同時に「面白い」や「近未来を上手に使って世相を炙り出している」などの感想や評価を得ています。

ジーンブライドは、ストーリーの内容がミステリーとSF、そして社会問題を扱っていることから内外で反響を巻き起こしている漫画です。その結果、TV Bros.の「ブロスコミックアワード2022」で大賞を受賞しました。また、「このマンガがすごい!2023」において、オンナ編第2位に選出されるなど、現在最も注目されているレディース漫画の一つなのです。

ジーンブライドの作者は高野ひと深

ジーンブライドの原作者は、高野ひと深です。高野ひと深は、「たかのひとみ」と読むことが明らかにされました。高野ひと深の本名や性別、生年月日、出身地などのパーソナルデータは明らかにされていません。描いてる漫画のジャンルや絵柄などから、女性だと推察されています。高野ひと深は、2023年10月現在、X(Twitter)とThreadsを開設しており、Xでは自作品の告知、Threadsは日記と使い分けていました。

高野ひと深は、2016年に月刊アクションに初の連載作「私の少年」を発表しました。私の少年は、その後掲載誌を週刊ヤングマガジンに移して、2020年に完結しています。同作品のコミックスは、ヤングマガジンKCレーベルより全9巻が出ました。私の少年について少しネタバレしますと、30歳のOLと12歳の少年との心の交流や恋愛を描いた話題作として多くの読者にインパクトを与えました。

高野ひと深/Hitomi Takano (@tknht3) on Threads

ジーンブライドの漫画あらすじ内容ネタバレ

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高野ひと深原作の漫画ジーンブライドは、「あらすじを読んだだけでも内容が気になる」や「実際に読んでみたら謎が多くて引き込まれた」など、高い評価を受けているとのことです。また、「主人公の置かれている状況が身につまされる」という感想も寄せられました。ジーンブライドのストーリーは、どのような内容なのでしょうか?この章では、ジーンブライドのあらすじ内容について、コミックスごとにネタバレ紹介していきます。

1巻あらすじネタバレ

ジーンブライドの主人公は、諫早依知(いさはやいち)という30歳の女性です。依知はエンタメ系情報媒体のライターをしていますが、取材相手の男性から受けるセクハラやジョギングコースで遭う変質者の存在に辟易する日々を送っていました。今現在、彼女は映画監督を取材していますが、そこでも彼からヘラヘラした態度を取られて憤っています。ある時、依知の仕事場に正木蒔人(まさきまくひと)という男性が訪ねてきました。

積まれた本とルーペ イメージ画像

正木は、依知の中学時代の同級生でした。彼は、依知に中学の時のお礼を言いに来たとのことです。しかし、彼女には思い当たるようなことがありません。そこで、正木は「良かったら連絡してほしい」と名刺を依知に渡したものの、そこには住所しか書かれていませんでした。後日、映画監督のトークショーを依知が取材していると、正木がやって来たのです。依知は、仕事中ということもあり彼を適当にあしらいますが、異変が起きます。

依知が映画監督の元へ挨拶に行くと、なぜか彼は依知の服装の話題しか話さないのです。困惑する彼女ですが、何とか作り笑顔を浮かべて怒りを表には出しません。そこへ正木がやって来て、彼女と監督の間に割って入ります。正木が以前依知が話した映画の感想をそっくりそのまま監督に伝えると、彼は嬉しそうに雅樹と会話するのでした。依知の困惑はピークに達します。イライラした彼女は、正木と同じタクシーで帰宅しました。

2巻あらすじネタバレ

ジーンブライドのコミックス2巻のあらすじ内容を、ネタバレ紹介します。依知は、1巻の終盤で女の子を助けました。少女の名前は諫早壱(いさはやいち)といい、字は違うものの依知と同姓同名だったのです。壱の年齢は14歳で、秀光館学園秀光館中学校の生徒だと語っていました。その学校は、依知と正木が通っていた所です。状況が飲み込めずにいる依知と壱ですが、壱の友人が彼女を読んだため、その場は別れました。

ところが、それから間もなくして依知と正木は、壱の友人が防霧服を着た男性に捕まれている場面を見ました。この近未来の日本では、肺に入ると毒性物質に変化する霧が日常的に発生しているのです。依知と正木が状況に戸惑っていると、防霧服の男性が二人の元へ近づいてきました。そして、持参した端末のような機器で依知を調べたのです。不思議なことに男性は、依知を壱と判断したようでした。

防霧服の男性は、依知の手首を掴むと、いずこへと連れていこうとしました。抵抗する依知と正木でしたが、正木が殴られてしまい、依知は後ろから取り押さえられるという最悪の状況に陥ります。恐怖を感じた彼女は、以前に動画で見た護身術を思い出して実行しました。ひるんだ男性に向かって誰かがスマホを投げて、彼は気を失います。その正体は壱でした。依知は、彼女のスマホを弁償しようと、名刺を渡したのです。

ジーンブライドの漫画の見どころやタイトルの意味

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高野ひと深原作の漫画ジーンブライドは、謎の多い漫画として認知されています。また、同作品には「沢山の見どころがある」と評されました。この章では、ジーンブライドの見どころ紹介を中心にして、同作品のタイトルの意味も併せて考察していきます。

ジーンブライドの漫画の見どころ

ジーンブライドの見どころとして真っ先に挙げられるのは、高野ひと深の絵柄です。細やかで美麗な描線で描かれた女性キャラクターは、魅惑的な美しさを湛えていると高評価されました。また、近未来を舞台にして、セクハラや変質者など30代の女性の生き辛さを描いている点については、社会の抱えている闇を浮き彫りにして読者に提示しているのです。

さらに、諫早依知と諫早壱の関係も注目されています。同姓同名の二人については、「壱が依知のクローンではないか」という考察も多く見られ、ジーンブライドのミステリー性やSF要素を強調する効果を上げていました。

ジーンブライドの漫画のタイトルの意味

虫眼鏡とクエスチョンマーク イメージ画像

ジーンブライドのタイトルの意味については、2023年10月現在公式発表されていません。「ジーン」を英語の「Gene」と仮定すると、「遺伝子」という意味になり、「『遺伝子の新婦』になるのではないか?」という考察が行われています。今後のストーリー展開で、タイトルの意味の回収が期待されているのです。

ジーンブライドに関する感想や評価

この章では、ジーンブライドに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。近未来サスペンス漫画の同作品は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、ジーンブライドのコミックスを購入した方のツイートです。買ったまま読めていなかったとのことで、時間ができて読んだところ、胸が苦しくなるけれども何度も読み返したくなるほど面白いと高評価していました。

こちらは、高野ひと深の漫画のファンの方のツイートです。私の少年の頃から高野ひと深作品が好きだとのことで、ジーンブライドも非常に面白く、早く3巻が読みたいという感想をつぶやいていました。

こちらは漫画ファンだと思われる方のツイートです。2021年に読んだ漫画の中で、ジーンブライドが一番面白かったとのことで、依知が社会での生き難さと戦ってることと、正木が社会から退避しているような描写との対比が現代的だという感想を持っています。

ジーンブライドまとめ

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この記事では、SFサスペンス漫画ジーンブライドについて、あらすじ紹介を中心に特集してきました。現在最も勢いのあるレディース漫画だと評されるジーンブライドを、是非一度読んでください。

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