【図書館の大魔術師】ネタバレあらすじと感想!漫画の面白い魅力や登場キャラは?

図書館の大魔術師をネタバレで紹介しています。こちらの記事では、図書館の大魔術師のあらすじや読者の感想を、ネタバレを交えて紹介しています。図書館の大魔術師が、どのような内容の漫画作品なのか気になっている人や、面白い見どころを知りたい人は、こちらの記事でチェックしてみてください。また、図書館の大魔術師の物語に登場するキャラクターについても、簡単に紹介しています。

【図書館の大魔術師】ネタバレあらすじと感想!漫画の面白い魅力や登場キャラは?のイメージ

目次

  1. 図書館の大魔術師とは?
  2. 図書館の大魔術師の漫画あらすじネタバレ
  3. 図書館の大魔術師は完結している?面白い魅力も紹介
  4. 図書館の大魔術師の登場人物・キャラクター
  5. 図書館の大魔術師に関する感想や評価
  6. 図書館の大魔術師のネタバレまとめ

図書館の大魔術師とは?

こちらの記事では、漫画雑誌・good!アフタヌーンで連載中の作品『図書館の大魔術師』のあらすじと漫画を読んだ人の感想を、ネタバレを交えて紹介していきます。図書館の大魔術師がどのような漫画なのか気になっている人は、『図書館の大魔術師の漫画あらすじネタバレ』の項目であらすじを紹介しているので、目を通してみてください。

他にも『図書館の大魔術師は完結している?面白い魅力も紹介』の項目では、図書館の大魔術師の漫画を読んだ人の感想から、物語の面白い魅力をネタバレを交えて紹介しています。図書館の大魔術師の登場キャラクターを知りたい人は『図書館の大魔術師の登場人物・キャラクター』にも目を通してみてください。まずは、下記の項目で図書館の大魔術師の作品概要紹介します。

図書館の大魔術師の概要

図書館の大魔術は、漫画雑誌・good!アフタヌーンの2017年12号から連載が開始されたファンタジー少年漫画です。原作は『風のカフナ』で、原作の著者はソフィ=シュイム先生です。風のカフナを原作として、泉光先生が作画を担当した作品が図書館の大魔術師です。図書館の大魔術師のコミックは、2023年9月時点で第7巻まで刊行されています。

累計発行部数は120万部を達成しており、コミック第1巻が発売された際には、漫画家の白浜鴎先生が推薦コメントを担当しました。図書館の大魔術師は、これまでに『次にくるマンガ大賞2018』や『全国書店員が選んだおすすめコミック2019』などの漫画企画にノミネートされており、今後人気がでる漫画作品の1つとして注目されています。

図書館の大魔術師の原作「風のカフナ」は存在する?

図書館の大魔術師は、風のカフナという作品を原作としています。しかし、図書館の大魔術師の読者の間では「風のカフナという作品は存在しないのではないか?」という感想が寄せられています。なぜ風のカフナが存在しない作品だとされているのかというと、その理由は風のカフナの著者であるソフィ=シュイムが関係しています。

図書館の大魔術師の作中には多くのキャラクターが登場しますが、そのうちの1人にソフィ=シュイムという名前の人物がいます。図書館の大魔術師に登場するキャラクター・ソフィ=シュイムは、コミックスの第3巻に登場しており、主人公のシオと同じ司書見習いのキャラクターです。

そのように、図書館の大魔術師の作中に原作と同じ名前のキャラクターが登場することや、風のカフナというタイトルの書籍がネットでヒットしないことから、読者の感想では「図書館の大魔術師の作中で、シオの活躍をまとめた『風のカフナ』という作品が登場するのではないか?」と考察されています。

図書館の大魔術師|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌

図書館の大魔術師の漫画あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

田舎の村に住む少年・シオは、ヒューロン族とホピ族という種族の混血として生まれました。シオは、姉のティファと貧民街で暮らしており、親はいません。貧民街に住んでいるということや、混血児で珍しい容姿をしていることから、シオは村の人々から差別を受けていました。そのような境遇に不満を持っていたシオは、いつか自分を冒険に誘って、村から連れ出してくれる物語の主人公が現れると夢見ていました。

そして、シオはその"主人公"と出会うことになります。大陸の中心にある中央図書館で司書を務める者達は「カフナ」と呼ばれており、その1人であるセドナという人物が、シオの村の図書館視察に訪れたのです。セドナと友達になったシオは、彼女こそが自分を冒険に連れ出してくれる主人公だとだと確信します。しかし、そのことを話すと、セドナはシオの考えを否定します。

そして、セドナはシオに1冊の本を預けます。自分の宝物だという本をシオに渡したセドナは、シオに「君の人生の主人公は君であれ」と言葉を送ります。セドナは冒険には連れて行ってくれなかったものの、シオの心を変えました。そして、シオはセドナとの出会いによって、自分もカフナになろうと決心したのでした。

2巻あらすじネタバレ

大陸の中央図書館の司書・カフナになるため、シオは司書試験をうけることをにします。大陸の中央部に位置するアフツァックへの道を辿るシオは、その道すがら他の受験者たちと出会います。噴火口の町・イツァムナーに立ち寄った際に、シオは本泥棒の騒動に出くわします。その時に知り合ったのがイツァムナーに住む少女・ミホナでした。泥棒騒動を解決すると、ミホナも旅に同行することになります。

そして次に立ち寄った水車の街・エスプレオでは、アルフという少年と出会います。また、街に立ち寄ったシオは、とある金持ちに飼われ、虐待されていたウイラにも出会いました。ウイラはフルアという、尾が2つある小動物で、懐かないという理由で虐待されていたのでした。シオは、身を挺してウイラを助け、旅に連れて行くことにします。

3巻あらすじネタバレ

試験会場に辿り着いたシオは、第一次試験の筆記試験を合格し、第二次試験の面接に挑みます。しかし、思ったような回答ができなかったのか、シオは面接後にとても落ち込んでいました。面接試験の最後に、シオは自分の意思に関係なく、なぜか涙を流してしまったからです。しかし、それはシオが水の魔術の適性が高すぎたため、水の魔力がコントロール不能となってしまったからで、試験の内容を減点されるものではありませんでした。

そして面接試験も通過し、シオは最後の実技試験を受けることになります。実技試験は、本の制作年と内容を回答するというものでした。この試験は3人1組になって行います。シオは、ナチカとオウガという少女たちとグループを組むことになります。3人で協力して問題を解いたシオたちでしたが、時間切れとなり失格となってしまいます。

しかし、この実技試験は必ず失格を言い渡される試験となっており、重要なのは試験を受ける姿勢や仲間たちと協力する意思だったのです。その場では失格を言い渡され、悔しい思いで故郷の村に帰ったシオでしたが、その後合格の連絡がシオの元に舞い込んできました。そして、シオは再び中央図書館に向かうことになります。

4巻あらすじネタバレ

司書試験に合格したシオは、本の都・アフツァックで司書見習いとして生活することになります。司書見習いの間は寮で暮らすことになっており、シオは水車の街・エスプレオで出会ったアルフという少年と、スモモという少年と同室になります。今回の試験を受けて、試験に合格した男子はこの3人のみでした。

また、最後の実技試験でシオと力を合わせて問題に取り組んだナチカとオウガも、シオと同じように合格していたことが判明します。そして、新入生のテストと、図書館総責任者からの挨拶が終わった後、シオは待ち望んでいた人物と再会します。その人物とは、シオがカフナを目指すきっかけとなったセドナです。

セドナと再会したシオは、幼い頃に預かったセドナの宝物の本を返そうとします。しかし、セドナはそれを受け取らず「まだ持っていてほしい」と告げるのでした。夢への到達、そして会いたかった人物と再会できたシオですが、シオはその後「世界を守る英雄」となり、セドナは「世界を滅ぼす魔王」となる悲しい運命を背負っているのでした。

5巻あらすじネタバレ

司書見習いになったシオは、最終試験で手助けをしてくれたアヤという少女と再会します。アヤは受験者の中で首席の成績を修めており、見習い卒業後に、希望の進路に進めるトップ3人のうちの1人になると注目されている人物でした。しかし、アヤはなぜかシオに対抗心を持っていました。その理由は、アヤは体力がなく、体力においてはシオの方が優秀だったからです。

負けず嫌いのアヤは、自分が他の者よりも成績優秀でないと許せなかったのです。そのような事情もあり、シオが発した「本が好きで司書を目指したのではないのか?」という一言がアヤの逆鱗に触れてしまいます。アヤは、本当は学者になりたかったものの、女性は学者になれないため、しかたなく司書になることにしたのです。

そうとは知らないシオが、司書になった理由を無邪気聞いてしまったため、アヤは激怒したのでした。アヤの態度にショックを受けたシオは、その後、アヤの友人に事情を聞きにいき、アヤの過去を知ります。その後、方向音痴のアヤが図書館で迷子になっていた際に、「自分が迷子になった」とアヤを庇ったことで、シオはアヤからの信頼を取り戻したのでした。

6巻あらすじネタバレ

シオは、ヒューロン族とホピ族の混血のため、緑の目と金の髪、尖った耳という異端な見た目をしています。村にいた頃も、そのような見た目や出生を理由として、差別を受けていました。司書見習いは、シオのそのような背景を気にする者はほとんどいませんでした。しかし、メディナという少女だけは異端者に対して差別意識が強く、シオに対して無礼な言動を見せていました。

ある日、そのメディナが実力ではなく、裏口入学によって合格したことが判明します。メディナの父親は大貴族で、その資産によってメディナを合格させたのです。実力で司書試験に受かったと思っていたメディナは、後からそれを知り癇癪を起こします。自暴自棄になったメディナは「司書見習いをやめる」と言いだしますが、ジオはそれを引き留めました。

取り乱しているところに、差別していた相手にそのような態度をとられ、メディナはシオに暴言を吐きます。普段なら取り繕うシオですが、その時はメディナがシオの家族を侮辱する言葉を口にしたため、シオはこれまでに見せたことがないほどに怒りを露わにします。その一件以来、メディナは勉強に真面目に取り組み、シオにも僅かながら歩み寄る姿勢を見せるようになるのでした。

図書館の大魔術師は完結している?面白い魅力も紹介

図書館の大魔術師は完結している?

古い洋書

図書館の大魔術は、20223年9月時点では漫画が7巻まで刊行されており、未完結となっています。また、図書館の大魔術師の原作とされている風のカフナは、実在しない作品の可能性が高く、こちらの作品も完結はしていない作品だと予想されます。

図書館の大魔術師の面白い魅力

図書館の大魔術を見た人の感想では「画力が高くて読みやすい」「あらすじが王道ストーリーで面白い」という声があがっています。特に「物語の要所要所で盛り上がる部分があって面白い」という感想が見られています。差別を受けていたシオというキャラクターが、夢に向かって努力し、それが実る姿が描かれているのも面白いと言われる理由でしょう。

図書館の大魔術師の登場人物・キャラクター

キャラ①シオ=フミス

シオ=フミスは、図書館の大魔術師の主人公キャラクターです。物語の序盤では6歳で、大陸の中央図書館の司書・カフナの1人であるセドナに出会ったことで、カフナになるという夢を持ちます。ヒューロン族とホピ族の混血で、異端な見た目をしていることから、村では迫害されていました。

キャラ②ティファ=フミス

ティファ=フミスは、図書館の大魔術師の主人公キャラクターであるシオの姉です。親がおらず、シオと2人で貧民街で暮らしていました。シオとは9歳離れており、シオを学校に通わせるため、必死に働く良き姉です。村の人々からは、異端児を育てる面白い人物として、奇異の目を向けられています。

キャラ③サキヤ=メネス

シオの幼なじみキャラクターとして登場したのが、サキヤ=メネスです。シオより1歳年上の少女で、シオに好意を抱いています。混血児という理由で図書館に入れてもらえないシオのために、本を借りて渡していた心優しい少女です。

キャラ④オセ=メネス

男性のシルエット

シオの幼なじみ・サキヤの父親で、村にある図書館の館長を務めている男性です。娘のサキヤとは反対に、異端者に対して差別意識を持っており、シオが図書館に入れないようにしていました。娘のサキヤをとても可愛がっています。

キャラ⑤ククオ

舌を出したポメラニアン

シオの故郷の村のはずれに住んでいる一角獣で、シオと親しいキャラクターの1人です。体長4メートル、体重は350キロまで成長するとされている種族で、高い知能を持ちあわせています。同じ種族同士でも群れを作らず、人にも懐かないといわれている種族ですが、シオには心を許しています。

キャラ⑥セドナ=ブルゥ

シオが6歳の時に村にやってきた人物で、当時17歳でした。大陸の中央図書館という場所の司書・カフナをしており、風の魔術師とも呼ばれています。その呼び名の通り、大気を操る術を得意としています。作中では「世界を滅ぼす魔王」とネタバレされています。

図書館の大魔術師に関する感想や評価

図書館の大魔術師は、読んだ人の感想で「面白い」と評価されていることの多い作品です。こちらの方の感想でも「本で買う派だけれど、図書館の大魔術師は電子書籍で1話ずつ読み進めるほど面白い」と、おすすめされています。

図書館の大魔術師を「面白い」と評価している人のなかには「絵が綺麗で読みやすい」という感想を持つ人も多いようです。図書館の大魔術師は「物語あらすじが面白い」という声がよく見られていますが、作画についても高く評価されています。

図書館の大魔術師の読者の感想を見ると「作品に込められたメッセージがいい」というコメントが目に入ります。考えさせられるメッセージ性の高い作品が好きな人は、図書館の大魔術師を読んで「面白い」という感想を持つことが多いようです。

図書館の大魔術師のネタバレまとめ

以上、図書館の大魔術師のあらすじや感想を紹介してきました。図書館の大魔術師は、混血で生まれたことで差別を受けていた少年が、名誉ある司書の仕事に憧れ、目指す物語です。読者からは「絵が綺麗」「王道ストーリーで面白い」「メッセージ性があっていい」と評価されています。図書館の大魔術師は、2023年9月時点で第7巻まで発売されています。気になった人は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

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