【ダンまち】聖火の英斬(アルゴウェスタ)はベルの必殺技!発動経緯や強さは? 

ベルの必殺技「聖火の英斬」を特集します。主人公ベルが活躍する『ダンまち』とは、作家・大森藤ノによるライトノベル第一作「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の略称で、外伝作品をはじめ漫画やテレビアニメなど様々なメディア展開が行われている大人気作品です。この記事では、「聖火の英斬(アルゴウェスタ)」にスポットを当て、強さや発動経緯、そして名前の由来などについて解説していきます。

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目次

  1. ベルとは?
  2. 聖火の英斬(アルゴウェスタ)はベルの必殺技
  3. 聖火の英斬の発動方法や経緯
  4. 聖火の英斬を使うベルのヘスティア・ナイフとは?
  5. 聖火の英斬に関する感想や評価
  6. 聖火の英斬まとめ

ベルとは?

ダンまちの作品情報

この記事では、『カイジ』の主人公ベル・クラネルの必殺技「聖火の英斬(アルゴウェスタ)」を特集します。聖火の英斬(アルゴウェスタ)の発動経緯や強さ、そして名前の由来などについて解説していきますが、まずはその前に『カイジ』の作品情報をお届けしましょう。最初に『カイジ』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

ダンまちの概要

「ダンまち(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)」は、作家・大森藤ノのデビュー作となるライトノベル作品で、小説投稿サイト「Arcadia」に投稿されました。その後「第4回GA文庫大賞」で最優秀賞を受賞し、GA文庫から書籍版が出版されました。

概要のイメージ

さらに、この作品を基にしてさまざまな関連作品が生まれました。2014年には、アイズ・ヴァレンシュタインを主役に据えた外伝作品「ソード・オラトリア」が連載を開始し、その後、2017年にはヒロインのリュー・リオンに焦点を当てた外伝「ファミリアクロニクル episodeリュー」も登場しました。

『ダンまち』シリーズは、このほかにも漫画やテレビアニメ、劇場版アニメ、そしてゲームなど、さまざまなメディアで展開され、数多くのファンを魅了しました。そして、2023年7月現在、このシリーズの発行部数は、世界中で1500万部以上に上っています。

ダンまちのあらすじ

あらすじのイメージ

ヘスティア・ファミリア唯一のメンバーで、駆け出しの冒険者ベルは、ダンジョン内で孤立無援の戦いを続けていました。ある日、特別な強さを持つミノタウロスとの戦闘に巻き込まれ窮地に追い込まれます。その時、ロキ・ファミリアのアイズが姿を現し、彼に手を差し伸べます。この運命的な出会いはベルの心に強烈な印象を残しました。その後ベルは、アイズにも認められるような立派な冒険者となることを誓うのでした。

ベルのプロフィール

ベルは、『カイジ』の主人公で、ヘスティア・ファミリアの団長です。紅い瞳と白い髪を持ち、作中では兎にたとえられることもある、14歳のヒューマンの少年です。物語が始まったばかりの時点では、ベルは冒険者としてはまだひよっこで、ステータスはLv.1でした。しかし、その後、驚異的な速さでランクを駆け上がり、単行本第18巻の時点ではLv.5に到達しています。

祖父の死後、ベルは、異性との出会いを求めて田舎からオラリオに足を踏み入れます。そして、女神ヘスティアに出会い、彼女の最初の眷族となりました。ベルは基本的には善良で控えめな性格を持ちつつも、祖父ゆずりで異性への憧れが強く、特に年上の女性に心を奪われるようです。

幼少期から英雄譚に触れ、英雄になる夢を抱いて育ち、その情熱は年齢に関係なく燃え続けています。物語の初めからアイズに憧れ、ミノタウロスとの壮絶な戦いを通じて冒険者として成長し、神々の介入による様々な試練を乗り越えて力を身につけました。異端児の事件を通じて、自己評価と新たな対抗相手を見つけ、精神的にも大きく成長します。その結果、周囲の仲間から信頼され、英雄としての評価を受けるようになりました。

「ダンまち」シリーズポータルサイト

聖火の英斬(アルゴウェスタ)はベルの必殺技

聖火の英斬(アルゴウェスタ)とは?

「聖火の英斬(アルゴウェスタ)」は、ベルが考案した必殺技で、彼は魔法・ファイアボルトとスキル・英雄願望を独自の方法で融合して使用します。この必殺技「聖火の英斬」を「習得」ではなく、ベル自身が工夫を凝らして自力で作り出したことに意義があると言われています。

ミスリルで作られ高い魔力伝導率を持つ武器ヘスティア・ナイフに、特別な手法で炎雷の力を込めます。『二重収束(デュアルチャージ)』を施して刀身を伸ばし、その後、敵に一気に刀を振るいます。その威力は極めて強力で、強化種のモス・ヒュージの上半身を一撃で吹き飛ばし、ジャガーノートの右腕をもぶった切るほどの技となっています。

聖火の英斬(アルゴウェスタ)の強さ

次に、聖火の英斬(アルゴウェスタ)の威力について解説します。聖火の英斬の威力が発揮されたのは、ベルとモスヒュージの戦闘でのことです。ギルドから下層遠征の使命を受けたベルの属するヘスティア・ファミリアは、他のファミリアと連携し、ダンジョン下層への探索に挑みました。

25階層に到達し、目的のアイテムを集め終えた後、24階層に戻る途中のことでした。他の冒険者たちが未知の脅威に襲われている場面に遭遇したベルは、即座に救助に向かいます。このときの敵は、魔石の力で強さを増したモスヒュージの強化種でした。

モスヒュージの強化種は、普通のモスヒュージとはまったく異なる攻撃方法で迫り、ベルは苦戦を強いられます。しかし、英雄願望により力をチャージし強さを増したファイアボルトを発射すると、形勢は一気に逆転します。

モスヒュージに致命的なダメージを与え、一対一の戦いに持ち込むと、ここで遂に聖火の英斬の登場となります。凄まじい技の威力でモスヒュージの上半身は吹き飛ばされてしまいました。ベルは、この必殺技「聖火の英斬」で見事モスヒュージを撃破しました。

聖火の英斬(アルゴウェスタ)の名前の由来

ここでは、聖火の英斬(アルゴウェスタ)の名前の由来にまつわるエピソードを紹介しましょう。『カイジ』12巻の冒頭で、ヘスティアの別名である「ウェスタ」が明かされ、その名前の由来が「燃え続ける聖火」であることが明らかになりました。 また、聖火の英斬という名称も、この話に由来していることが判明します。

一方、ヘスティアの別名であるウェスタの名前の由来ですが、ギリシャ神話に登場する女神ヘスティアに由来しています。ギリシャ神話におけるヘスティアは、竈門や炉を守り家庭を守護する神で、ゼウスやヘラ、ポセイドンの姉にあたるとされています。

同様に、ローマ神話に登場する女神ウェスタも竈門や炉を守護する神として知られており、これらの神々はしばしば同一視されてきました。そのため、ヘスティアのもう一つの名前がウェスタであるという設定は、この神話に由来していると考えられます。

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聖火の英斬の発動方法や経緯

聖火の英斬(アルゴウェスタ)の発動方法

ここでは、聖火の英斬の発動方法について解説します。この技はベルが習得したファイアボルトという魔法を元に、英雄になりたいという強い願いから生まれています。発動の鍵となるのは、ベルの特別なスキル「英雄願望(アルゴノゥト)」です。

このスキルで、ベルは体力の消耗と引き換えに全ての能力の強さを増すチャージを行います。そして、チャージされた力をヘスティアナイフに注ぎ込むことで聖火の英斬を発動させるのです。

ベルは、ファイアボルトを充填しつつ斬撃力を同時にチャージするために、『二重収束(デュアルチャージ)』を実行します。これにより、魔法力と斬撃力の両方の強さが増幅され、一撃必殺の破壊力を獲得します。また、ヘスティアナイフの周りには炎と雷が舞い、炎は刀身のように長く伸びて炎の刃と化します。

聖火の英斬(アルゴウェスタ)を発動した経緯

ここまで、聖火の英斬(アルゴウェスタ)の発動方法について説明してきましたが、なぜベルがこれを考案したのかについて考察してみましょう。

これは、ベルが初勝利を収めたアステリオスとの戦いでの出来事に関係しています。アステリオスはその後復活し、再びベルに立ち向かうために戻ってきたのです。そして、二度目の戦いでベルは敗北を喫しましたが、その際、アステリオスは自分の名前を告げてダンジョンの奥深くへと去っていきました。

初めて敗北という辛酸をなめたベルは、打倒アステリオスのために斬新な必殺技の開発を心に誓います。ベルは、自身の魔法、ファイアボルトと英雄的な願望を融合させ、独自の必殺技・聖火の英斬(アルゴウェスタ)を誕生させたのです。

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聖火の英斬を使うベルのヘスティア・ナイフとは?

ヘスティア・ナイフとは?

ベルがヘスティア・ナイフを手に入れたのは、アニメの第3話でのことです。オラリオで開催されていた怪物祭で脱走したモンスターとの戦闘で使用されました。ベルが「強くなりたい」と伝えた瞬間、スキル「リアリス・フレーゼ」により急成長を遂げるベルを見て、ヘスティアは彼のために武器を準備することを考えついたのです。

ヘスティアは、神々の仲間であるヘファイストスに武器の製作を依頼します。ヘスティアがひたすら土下座し続ける姿を前に、鍛冶の神ヘファイストスは武器製作を受諾しました。ただし、この武器を手に入れるため、ヘスティアは、2億ヴァリスにも上る借金と毎日8時間を超える労働を負うことになりました。ヘスティアは、ヘファイストス・ファミリアで働くこととなりました。

ナイフが採用された背後には、ベルが常日頃ナイフを使っているという事情があります。ヘファイストスは、駆け出しの冒険者でも使えるよう配慮した上でナイフを一級品の武器に仕立て上げました。実は、ヘファイストス自身もこの武器の製作プロセスを楽しんでいるかのようでした。

また、 ヘスティアが土下座をする決意をしたのは、自己変革途上にあるベルを何とかしてサポートしたいという一心からでした。新たな目標を見つけたベルは、険しい道を進んでいます。ヘスティアはベルには彼にふさわしい武器が必要だと感じていました。これまで助けられるばかりで神らしいことをしてこなかった自分に不満を抱いてもいました。ベルを応援するヘスティアの温かさや優しさがよく伝わってくる一幕でした。

ヘスティア・ナイフの効果や神聖文字

ヘスティアナイフの効果は、ベルのステータスに応じて性能が上がっていくところになります。ヒエログリフによってナイフにステータスが組み込まれており、ベルと共に成長していきます。いわば”生きている”武器となっているのです。しかし、ベル以外の者が手にしても単なるナイフに過ぎません。リリがナイフを盗み売却しようとしましたが、本来の価値はわからずじまいでした。

このナイフの製作には、ミスリル、ヘスティアの髪の一房、そして彼女の血が使用されています。また、ナイフには、神聖な記号(ヒエログリフ)が刻まれています。ヘスティアナイフの刀身の表と裏に刻まれていた内容は次の通りです。

(刀身・表)
その身を形作るのは、真実の銀、ミスリルの輝き。真の光は、他の誰もが手にしたところで、その輝きを曇らせる。心せよ、刃を抜くことが出来るのは、汝が認め、汝と血を分けた使い手ただ一人。
(刀身・裏)
鍛冶の主ヘファイストスがオリンポスの盟友ヘスティアの武具を鍛える。ファルナが刻まれし汝もまた我らが愛する神の眷族、神の刃。女神ヘスティアの名のもとに命ずる。同じ血を分けた眷族に力を貸し与え、栄光を献げよ。汝の主の名、それはベル・クラネル。主の半身となり共に笑い、共に怒り、共に泣き、共に傷つき、共に走り、共に苦難を乗り越え、共に育て。経験を糧とし、刃を研ぎ澄ませ。主と共に至高を目指せ。

この記述から判断すると、ベル以外のメンバーもこのナイフを使用できるようです。実際に、ヘスティア・ファミリアに所属する者であれば、このナイフの特性を活かすことができます。そのため、後にヘスティア・ファミリアに加わることになるリリやヴェルフ、命などもこのナイフの効果を享受できるようです。

ただし、ナイフにはベルの名前がしっかりと刻まれており、ベル以外の者が本来の力を引き出すのは難しいと考えられます。また、ヘスティアによるベルに対する特別な思い入れがあるため、他の者にはナイフの効果が弱まる可能性が高いでしょう。

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聖火の英斬に関する感想や評価

ここまで『ダンまち』の聖火の英斬特集をお届けしてきましたが、最後に聖火の英斬に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

ベルの聖火の英斬の感想で最も多かったのは、「かっこいい」、「かっこよすぎる」でした。しかし、こちらのツイートでも指摘されているように、奇麗に決まることはあまりないようです。

続いて紹介するのは、聖火の英斬のネーミングに関する評価になります。『カイジ』への初登場からこれまでファイアボルトを使い続けているベルにとっては、これに勝る名前が思いつかないほどだということでした。

最後に紹介するのは、アニメ『カイジ』の放送を毎週楽しみに仕事に励んでいるという男性のツイートからです。聖火の英斬が素晴らしすぎて一人盛り上がっていたそうです。

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聖火の英斬まとめ

ここまで「【ダンまち】聖火の英斬(アルゴウェスタ)はベルの必殺技!」と題して、聖火の英斬の発動経緯や強さ、そして名前の由来などについて考察してきました。

まず、ベルが聖火の英斬を発動した経緯は、アステリオスとの戦いに由来しています。ベルが勝利を収めましたが、アステリオスは復活し、今度はベルが敗北を喫してしまいます。ベルは打倒アステリオスを心に誓い、自らの魔法ファイアボルトと英雄的な願望をかけ合わせてこの必殺技を編み出したのです。

まとめのイメージ

また、聖火の英斬の強さは、モスヒュージの強化種との戦いで発揮されます。窮地に立たされたベルは、英雄願望により力をチャージしたファイアボルトを発射し、形勢逆転に成功します。ここで必殺技「聖火の英斬」を放ち、見事モスヒュージを撃破しました。

最後に聖火の英斬の名前の由来ですが、ベルの支援者である女神ヘスティアに関係しています。彼女の別名「ウェスタ」が「燃え続ける聖火」という意味を持つことで「聖火の英斬」と名づけられました。

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