2018年09月17日公開
2018年09月17日更新
めぞん一刻の主題歌・曲一覧!アニメのOP・EDの名曲と歌手も紹介
高橋留美子先生原作の「めぞん一刻」のアニメは1986年から1988年まで放送されていました。うる星やつらのアニメのキャストが多く起用されています。2018年現在でもめぞん一刻はファンの間で長く愛されています。めぞん一刻のパチンコではアニメで使われた歌だけでなく、パチンコのみで聞けるオリジナル楽曲もあります。アニメのOP,EDでは80年代アイドルの斉藤由貴さんが歌っている曲もあります。めぞん一刻で使用されたOP,EDを紹介します。
めぞん一刻の主題歌や曲一覧を歌手と合わせて紹介!
アニメ「めぞん一刻」は1986年から1988年まで放送されていました。うる星やつらの声優キャストが多く参加していました。アニメと原作で音無響子の人気が高まった事もあり、音無響子の歌がリリースされました。声優である島本須美さん名義でリリースするのが普通ですが、ファーストシングル「予感」は音無響子名義で発売されています。ジャケットやレコーディングの様子も音無響子となっています。
セカンドシングル「メロディー」、アルバム「恋するKI・MO・CHI」についても歌っている島本須美さん名義ではなく、音無響子名義となっており、今でいうアニメのキャラクターが歌っているキャラクターソングの先駆けと言われています。めぞん一刻はアニメのOVAや映画だけでなく、1986年にめぞん一刻の実写映画化、2007年、2008年にはめぞん一刻のテレビドラマ化もされています。
めぞん一刻の実写映画とテレビドラマではキャストが違います。めぞん一刻の実写映画では石原真理子さんが主演で、人物構成以外はめぞん一刻の原作から独立したストーリーとなっており、高橋留美子先生の独特の「間」などはほとんど描かれていません。主題歌となったギルバート・オサリバンさんの歌はテレビアニメ版とのタイアップの為、主題歌として使用されたものの、アニメでは著作権の問題から一回しか使われていません。
めぞん一刻のテレビドラマは伊東美咲さん主演で、五代裕作役に関しては芸能活動をしていない一般男性を条件にオーディションが行われました。時代設定は原作めぞん一刻に合わせてありますが、オープニングとエピローグで五代が娘に想い出を語るシーンが描かれており、設定も一部違います。ドラマは「浪人編」と「完結編」で構成されており、「浪人編」の視聴率は12.1%、「完結編」の視聴率は8.0%です。
めぞん一刻とは?
めぞん一刻は高橋留美子先生原作のラブコメディ作品です。「時計坂」にある「一刻館」というアパートに未亡人の音無響子が管理人としてやってきました。彼女を中心にラブストーリーが展開します。苦労ばかり背負ってしまう五代裕作と亡き夫への操立てと鈍感さ、真面目さを合わせ持った音無響子との恋愛模様が描かれ、1980年代の恋愛漫画の金字塔と言われています。
めぞん一刻のアニメと原作とでは音無響子の性格に違いがあり、原作では清楚な女性ではりますが、ヤキモチ焼きで、五代に対してイヤミな言動をする事も多くあります。しかし、アニメでは清楚、おしとやか、母性的なキャラクターとして強く押し出され、それにあわせた言動に変更されている為、原作とは異なるシーンも数多くありました。
めぞん一刻のアニメOP主題歌
OP主題歌一覧1:悲しみよこんにちは/斉藤由貴
めぞん一刻のOPに使用された「悲しみよこんにちは」は斉藤由貴さんの5枚目のシングルであり、「夢の中へ」に次ぐヒット曲となりました。めぞん一刻のOPに使用された「悲しみよこんにちは」はNHK紅白歌合戦で歌われています。オリコンランキングで3位をとり、1986年度オリコンランキングで19位、音楽番組「ザ・ベストテン」で2位、「歌のトップテン」で3位を獲得しています。
作曲を玉置浩二さんが担当しており、2012年にセルフカバーされています。更に多くの歌手、声優もめぞん一刻のOPに使用された「悲しみよこんにちは」をカバーしており、音無響子役の島本須美さんもカバーしています。斉藤由貴さんも2007年にめぞん一刻のOP「悲しみよこんにちは」をリメイクしてリリースしています。
斉藤由貴さんは80年代アイドルで、女優、歌手としても活躍しています。第1回東宝シンデレラオーディションで最終選考まで残って芸能界入りしました。1985年に「卒業」で歌手デビューを果たし、約35万枚を売り上げるヒット作となりました。「スケバン刑事」で今までのイメージを覆すギャップがうけてトップアイドルに駆け上がり、「悲しみよこんにちは」で初の紅白歌合戦出場、最年少で紅組のキャプテンを務めあげました。
OP主題歌一覧2:Alone Again (Naturally)/ギルバート・オサリバン
めぞん一刻のOPに使用された「Alone Again (Naturally)」はアイルランド人のシンガーソングライターのギルバートオサリバンさんの歌です。日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1972年10月23日付から5週連続で1位を獲得しています。実写映画「めぞん一刻」の主題歌とアニメ「めぞん一刻」第28話のOPとして使われましたが、著作権の関係でその後めぞん一刻のOPとして使用される事はありませんでした。
めぞん一刻のOPに使用された「Alone Again (Naturally)」を歌っているギルバートオサリバンさんは出身はアイルランドですが、育ちはイギリスです。プロデューサーのゴードン・ミルズさんと親交がありましたが、音楽の方向性などの違いから関係が悪化し、裁判沙汰にまで発展しました。裁判で勝訴したものの、人間不信に陥り、人里離れた島で静かに暮らしながら音楽活動をしていました。
OP主題歌一覧3:好きさ/安全地帯
めぞん一刻のOPに使用された「好きさ」はロックバンド安全地帯の14枚目のシングルです。安全地帯初のアニメソングです。オリコンランキングで4位を獲得しています。「好きさ」は声優であり、舞台女優でもある三田ゆう子さんがカバーしています。安全地帯は北海道旭川市で結成されたロックバンドです。1982年にメジャーデビューし、1992年以降、長期活動休止と復活を繰り返していました。
OP主題歌一覧4:サニーシャイニーモーニング/松尾清憲
めぞん一刻のOPに使用された「サニーシャイニーモーニング」は松尾清憲さんの5枚目のシングルです。OPを歌っていた松尾清憲さんはこの曲でシングルリリースをやめて、以降はアルバムリリースをしています。「サニーシャイニーモーニング」は島本須美さん、富永みーなさんの二人がカバーしています。どちらもめぞん一刻に関係するCDに収録されています。
松尾清憲さんは福岡県出身のミュージシャンで、バンド「CINEMA」の一員としてデビューしました。めぞん一刻のOP「サニーシャイニーモーニング」は「愛しのロージー」と共に代表作となっています。ポップス中心の楽曲作成で提供曲も数多くあり、2015年には「愛しのロージー」を女性アーティストの星野みちるさんがカバーしています。
OP主題歌一覧5:陽だまり/村下孝蔵
めぞん一刻のOPに使用された「陽だまり」は村下孝蔵さんの12枚目のシングルです。めぞん一刻の最終クールで「陽だまり」の2番部分が使用されました。「陽だまり」のジャケットの隅には音無響子が描かれています。村下孝蔵さんが出した歌で唯一のアニメソングでもあります。週間オリコンランキングでは61位を獲得しています。
村下孝蔵さんはシンガーソングライターで、「初恋」「踊り子」「ゆうこ」めぞん一刻のOP「陽だまり」などのヒット曲を世に送り出しています。加山雄三さんの「夜空の星」を聞いたことをきっかけに「ボクも作曲する。歌う。エレキギターも持つ」と言うようになりました。1980年にプロデビューを果たし、5枚目に発表した「初恋」はオリコンチャート3位を記録しましたが、1999年6月24日に46歳という若さで亡くなっています。
めぞん一刻のアニメED主題歌
OP主題歌一覧1:あした晴れるか/来生たかお
めぞん一刻のEDで使用された「あした晴れるか」は来生たかおさんの19枚目のシングルです。来生さんがアニメの歌を初めて手掛けた曲で、EDで使用された歌詞とリリース時の歌詞には一部だけ違いがあります。B面に収録されている「もう少し遠く」はめぞん一刻の挿入歌として第43話、46話、89話で使用されています。週間オリコンランキングでは57位を記録し、めぞん一刻の五代裕作と四谷がカバーしています。
めぞん一刻のEDを歌っている来生たかおさんはシンガーソングライターであり、作曲家でもあります。控えめ、都会的、ノスタルジックな作風で知られており、歌手活動をしながら姉の来生えつこさんと共に作曲家としても活躍しています。薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」、中森明菜さんの「スローモーション」など有名な曲を世に送り出しています。
OP主題歌一覧2:シ・ネ・マ/ピカソ
めぞん一刻で使われた「シ・ネ・マ」はピカソが出す第3個目のシングルです。レーベル「VAP」で出された最後のシングルといわれており、その後キティ・レコードにピカソは移籍しています。リリースから一年経ってめぞん一刻のEDとして使用された事をきっかけに1986年に再リリースされました。再びリリースされてジャケットの表には音無、裏側には五代裕作が描かれています。
めぞん一刻のEDを歌っているピカソは日本のバンドで、1984年に「本気! トリッキーレディ」でデビューしました。1986年のめぞん一刻のEDを歌った事でアニメファンを中心とした幅広い層から人気を獲得しました。1995年から活動停止していましたが、2000年に立ち上げた自主レーベル「METORONOM Records」で活動を再開し、若手アーティストの発掘とプロデュースも手掛けています。
OP主題歌一覧3:ファンタジー/ピカソ
めぞん一刻のEDで使用された「ファンタジー」は前のEDを歌っているピカソの4枚目のシングルです。「シ・ネ・マ」に引き続いてめぞん一刻のEDを担当していて、EDジャケットは花束を持っているめぞん一刻のヒロイン音無響子が描かれています。ピカソが歌った「ファンタジー」はめぞん一刻の音無響子と五代裕作がデュエットでカバーしています。
OP主題歌一覧4:サヨナラの素描(サヨナラのデッサン)/ピカソ
めぞん一刻のEDで使用された「サヨナラの素描(デッサン)」は前のEDを歌っているピカソの5枚目のシングルです。「シ・ネ・マ」「ファンタジー」に続いてピカソがEDを歌っていて、今回のジャケットにもめぞん一刻の音無響子が描かれていますが、今回からピカソのメンバー3人の写真も加えられています。
OP主題歌一覧5:ビギン・ザ・ナイト/ピカソ
めぞん一刻の最終クールのEDに使用されている「ビギン・ザ・ナイト」は前のEDから引き続き、ピカソです。ピカソはめぞん一刻のEDを4曲続けて担当しています。これまでのEDのジャケットにはめぞん一刻の音無響子が描かれていましたが、「ビギン・ザ・ナイト」では描かれていません。
めぞん一刻のオリジナル曲がある?
めぞん一刻のアニメで使用されていないオリジナルの歌が存在します。パチンコで使用されています。パチンコ、スロットは早いもので2006年から導入されています。めぞん一刻のアニメと声優は違っていて、五代裕作を声優の櫻井孝宏さん、音無響子をゆきのさつきさんが担当しています。めぞん一刻のアニメでは使われていないオリジナルの歌がめぞん一刻のパチンコでは流れ、カバーしている歌も流れます。
めぞん一刻のオリジナルの歌は誰が歌っている?
めぞん一刻のパチンコで流れる歌は誰が歌っているのでしょうか?めぞん一刻のパチンコで歌っているのはICHIKOさんです。ICHIKOさんはシンガーソングライターであり、レコーディングスタッフでもあります。ライブなどでのコーラスが歌手活動のメインであり、ICHIKOさん自身のCDと楽曲提供はアニメソングが中心で、「まぶらほ」「ゼロの使い魔」のOPを担当してました。パチンコではICHIKOさんの歌が全部で8曲流れます。
めぞん一刻で流れるICHIKOさんの歌は「non stop = lucky days」「My Days」「SEASONS」「永遠と呼べるなら」「ありがとう~笑顔溢れる場所~」「アンブレラ」「恋の行方」「幸せにします」という歌があります。この曲は「パチンコ・パチスロめぞん一刻 ORIGINAL Dramatic Sound Track」に収録されていますが、現在は中古で出回っているのみで、Amazonでは高額な金額で取引されています。
メーカーにも在庫がないようなので、定価で入手するのは困難です。ICHIKOさんが出しているアルバムなどにも収録されていません。めぞん一刻のパチンコで使用された歌が収録されたCDは2012年から発売しました。CDは携帯サイト「平和アプリDX」のサイトで売られていました。人気が高く、公式ショップでは早くに完売しています。現在はAmazonで3万から4万近くという高額な金額を支払わないと入手する事は出来ません。
めぞん一刻の主題歌や曲一覧まとめ
めぞん一刻の主題歌について紹介しましたいかがだったでしょうか?。めぞん一刻は長く愛されている作品で、アニメの主題歌も同じように長く愛されています。2015年にはめぞん一刻の主題歌とキャラクターソング、BGMを収録した決定盤「めぞん一刻」も発売されました。主題歌の全てが収録されているのでCDを聞きながら懐かしい気持ちに浸る事が出来ます。めぞん一刻の主題歌を聞いてみたい人は決定盤CDを聞いてみましょう。