左ききのエレンの名言まとめ！夢や仕事を頑張る大人に刺さる名セリフを紹介

• 漫画タイトル：左ききのエレン
• ジャンル：群像劇
• 作者：かっぴー
• 掲載サイト：cakes
• 発表期間：2016年3月24日～2017年9月21日

『左ききのエレン』は漫画家・漫画原作者のかっぴー先生による漫画作品です。もともとは『cakes』で連載されており、少年ジャンプ＋にて2017年10月7日よりリメイク版が連載されています。それぞれcakesでは2016年3月24日から2017年9月21日まで、少年ジャンプ＋では2017年10月7日から2022年10月8日まで連載されました。また、2019年10月21日から12月23日にかけてテレビドラマが放送されています。

ここでは左ききのエレンのあらすじを紹介します。主人公・朝倉光一は大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナーでした。いつか有名になることを夢見てがむしゃらに働く毎日を送っていた光一は、あるとき、3億円のキャンペーンのデザインをすることとなります。しかし、突然プロジェクトから外されてしまい…

左ききのエレンのキャッチコピーは「天才になれなかった全ての人へ」です。突出した才能を持たない光一は、突然プロジェクトから外されるなど仕事でもなかなか結果が出せない日々を送っています。そんな時に思い出すのが、高校時代に出会った圧倒的な絵の扇子を持つ天才・山岸エレンのことでした。光一はエレンとの出会いを思い返して自身は天才ではないと意識していきます。

作中では「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーの通り、光一のような天才ではない人を群像劇で描いています。何者かになろうとする主人公の姿が印象的で、また「天才とは」「才能とは」という問いを描いており、読んだ人をやる気にさせる名言も存在していました。

「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーを掲げる漫画『左ききのエレン』には、大人に刺さる名言や名セリフ、名シーンが多く登場します。そこで、ここからは左ききのエレンの数ある名言の中で、特に大人に刺さると考えられる名言や名セリフ・名シーンをまとめていきます。

左ききのエレンの大人に刺さる名言の一つとしては、1巻・第1話「オレは、オレの事ばっかりだ」にてエレンが光一に放った上記のセリフが挙げられます。「横浜のバスキア」と呼ばれ注目されていたエレンは、光一が描いた落書き同然の絵を見て激怒しました。

それに対して、光一は本気でやっていると反論しますが、エレンに現代アーティストの名前を聞かれて言葉に詰まってしまいます。この名言はその時に放たれました。夢を追いかけている人が有名になることは滅多にないという、残酷な現実を言い表したセリフとなっています。

左ききのエレンの大人に刺さる名言の一つとしては、3巻・第16話「ガッツしかないから」にて神谷が光一にかけた上記のセリフが挙げられます。この名言は光一の尊敬する先輩デザイナーである神谷が、光一に「万全な状態なんて一生来ないぞ」と伝えた後のシーンにて放ちました。どんなに体調が悪かろうと、睡眠不足で頭が回らない状態であろうとも、そのときに出した全力が実力であるというプロ意識がセリフから感じられます。

左ききのエレンの大人に刺さる名言の一つとしては、4巻・第20話「才能しかないクズ」にて真城先生がエレンにかけた上記のセリフが挙げられます。この名言は「普通の人が普通にしてる事を…私はわざわざ絵にぶつけて、ただ逃げてる」と「普通」ができずに悩み、葛藤しているエレンに対して真城先生が放ちました。

左ききのエレンの大人に刺さる名言の一つとしては、2巻・第13話「照らす側の人生だってあるんだ」にて神谷が光一にかけた上記のセリフが挙げられます。この名言は上司の顔色を窺い、自分を出せずにいた光一に対して神谷が放ちました。

自分で自分を下げる「謙遜」は、相手の自分への期待値を下げるために、自分が楽をするためにやってしまう時があります。つまり、全力を出さない言い訳をしているということです。自分の現在の実力でベストを尽くすというのはなかなか難しいことですが、大切なことでもあります。

左ききのエレンの名シーンの一つとしては、9巻・第52話「言うんだ」にて光一が千晶から答えを引き出していたシーンが挙げられます。光一が神谷に言われた「照らす側の人生」になった瞬間です。光一の成長が見えた名シーンでもあります。

左ききのエレンの大人に刺さる名言の一つとしては、3巻・第19話「才能ってもんの正体を知ってるか？」にて登場した上記のセリフが挙げられます。左ききのエレンには集中力に関する話がいくつか出ており、その中でも学びになりそうなのが上記の名言です。

左ききのエレンの大人に刺さる名言の一つとしては、2巻・第13話「照らす側の人生だってあるんだ」にて神谷が光一にかけた上記のセリフが挙げられます。

この名言は「スター」という存在に憧れ、脚光を浴びることが唯一の生きる道だと思っていた光一に対して、神谷が「照らされる星をうらやむな」「照らされることを待つな」と続けて放ったセリフです。照らされるだけが主役ではなく、照らす側もまた主役だということを伝えたいのではないでしょうか？

光一のような天才になれなかった、「何者かになりたい」人を群像劇で描いている漫画『左ききのエレン』。先に本作の名言や名セリフ・名シーンをまとめてきましたが、果たしてそれらを残したキャラクターはどのような特徴を持っているのでしょうか？そこで、ここからは左ききのエレンの登場人物を一覧形式で見ていきましょう。

まずはじめに漫画『左ききのエレン』の登場人物、朝倉光一ついてまとめます。朝倉光一は本作の主人公です。ずば抜けたもの作りの才能がないことを自覚しているため、広告代理店のデザイナーとして等身大の成功をしたいと考えています。

続いて漫画『左ききのエレン』の登場人物、山岸エレンついてまとめます。山岸エレンは未来の天才画家との呼び声が高い女性画家です。年齢は26歳（2008年の時点）。類い稀な絵の才能の持ち主ですが、父の死をきっかけに絵を描くことを止めてしまいます。

続いて漫画『左ききのエレン』の登場人物、加藤さゆりついてまとめます。加藤さゆりはエレンの幼馴染です。何事も平均以上は器用にこなすことができます。のちにエレンのマネージャーとなりました。

続いて漫画『左ききのエレン』の登場人物、岸あやのついてまとめます。岸あやのは大手企業『AK』の社長令嬢です。作中では大学4年生の光一、あかりとともにファッションショーを開催しています。友人からは「あやの様」と呼ばれていました。

続いて漫画『左ききのエレン』の登場人物、岸あかりついてまとめます。岸あかりは岸あやのの妹です。超人気のモデルで、その才能は突出しています。「モデルの才能しかないクズ」と自覚しており、自身のモデルとしてのピークが27歳で来ると感じていたため、27歳で死ぬと公言していました。結果的に27歳で死ぬことはなく、光一と結婚し、子をもうけていました。

大手広告代理店を舞台に、天才になれなかった光一たちを描いた漫画『左ききのエレン』ですが、2019年には漫画を原作としたテレビドラマの制作が発表されました。テレビドラマの監督は後藤庸介氏、脚本は根本ノンジ氏、制作は共同テレビジョン（協力）がそれぞれ手掛けています。放送期間は2019年10月21日～12月23日です。では、ここから左ききのエレンのドラマキャストをまとめていきます。

左ききのエレンのドラマにて朝倉光一役を演じたキャストは、芸能事務所「A-team」に所属し、俳優として活動している神尾楓珠さんです。神尾楓珠さんはテレビドラマ、映画、舞台、CMなどのジャンルで活躍しており、これまでに『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や『顔だけ先生』、『彼女が好きなものは』などに出演しています。2018年に『恋のツキ』で主人公の相手役を務め、注目を集めました。

左ききのエレンのドラマにて山岸エレン役を演じたキャストは、芸能事務所およびモデル事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」に所属し、女優・歌手・ファッションモデル・タレントとして活動している池田エライザさんです。池田エライザさんはテレビドラマ・映画・CM・舞台・J-POPなどのジャンルで活躍しており、これまでに『賭ケグルイ season2』や『古見さんは、コミュ症です。』、『貞子』などに出演しています。

左ききのエレンのドラマにて神谷雄介役を演じたキャストは、ソニーグループの音楽系事業統括会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」に所属し、シンガーソングライター・俳優・作詞家・作曲家として活動している石崎ひゅーいさんです。石崎ひゅーいさんはJ-POP、ロックなどのジャンルで活躍しています。俳優としては映画『アズミ・ハルコは行方不明』主演の蒼井優の相手役として映画初出演を果たしました。

左ききのエレンのドラマにて加藤さゆり役を演じたキャストは、芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属し、女優として活動している中村ゆりかさんです。中村ゆりかさんは映画、テレビドラマ、CMなどのジャンルで活躍しており、これまでに『映画 賭ケグルイ』や『疑惑』、『地獄先生ぬ〜べ〜』などに出演しています。中学1年生の時にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りしたようです。

左ききのエレンのドラマにて三橋由利奈役を演じたキャストは、フリーで女優・タレント・ファッションモデルとして活動していた今泉佑唯さんです。今泉佑唯さんは女性アイドルグループ・欅坂46の元メンバーでもあります。愛称は「ずーみん」。2022年10月26日をもって、公式ブログとInstagramで芸能界を引退すること発表しています。女優としては『恋のツキ』や『転がるビー玉』などに出演していました。

左ききのエレンのドラマにて流川俊役を演じたキャストは、芸能事務所およびモデル事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」に所属し、俳優として活動している吉村界人さんです。吉村界人さんは映画・テレビドラマなどのジャンルで活躍しており、これまでに『ちはやふる -上の句-』や『Diner ダイナー』、『僕たちがやりました』などに出演しています。樹木希林さんの最後の愛弟子として知られています。

ここまで「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーを掲げる漫画『左ききのエレン』の名言や名セリフ・名シーン、登場人物、ドラマキャストをまとめてきました。では、最後に左ききのエレンの名言に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

『左ききのエレン〜天才になれなかった全ての人へ〜』の加藤さゆりの名言に関する声があがっています。どうやらこちらの方は、加藤さゆりの「光一…だめだよ ドラマチックに生きられるほど、主人公じゃないんだって、私達は…」という名言が深く印象に残っているようです。

『左ききのエレン〜天才になれなかった全ての人へ〜』の神谷の名言に関する声があがっています。どうやらこちらの方は、神谷の「クソみたいな日に、いいものをつくるのがプロだ」という名言が深く印象に残っているようです。

『左ききのエレン〜天才になれなかった全ての人へ〜』の名言に関する声があがっています。どうやらこの方にとって、左ききのエレンの名言はとても刺さるようです。「アツイ仕事したいねぇ」とも言われていることから、情熱を持って仕事をしているからこそ、刺さる名言が多かったのかもしれません。

本記事では左ききのエレンの夢や仕事を頑張る大人に刺さる名言・名セリフを紹介しました。漫画『左ききのエレン』は「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーの通り、天才になれなかった、「何者かになりたい」人を群像劇で描いている漫画作品です。

本作には大人に刺さる名言や名セリフ・名シーンが多く登場します。左ききのエレンの漫画を読む際は、本記事のまとめで紹介した名言や名セリフ・名シーンに注目していただければ幸いです。また、本記事のまとめで紹介できなかった名言や名セリフ・名シーンもチェックしてみるとよいでしょう。