【大雪海のカイナ】アニメの感想・評価はつまらない？面白くないと言われる理由は？

大雪海のカイナは、『シドニアの騎士』や『亜人』『彼岸島』などのアニメを手掛けた、アニメーション制作会社ポリゴン・ピクチュアズの設立40周年記念作品として製作されたオリジナルテレビアニメです。大雪海のカイナの原作は、『シドニアの騎士』や『BLAME！』の作者である弐瓶勉先生が担当しています。監督には、亜人のアニメ監督を務めた安藤裕章さんを迎えています。

大雪海のカイナが放送されたのは、フジテレビの深夜アニメ枠『+Ultra』です。大人向けのアニメ作品ということもあり、大雪海のカイナの独特な世界観に惹かれた人も多い作品となっています。しかし、その大雪海のカイナの個性的な雰囲気が「面白い」という感想と、「つまらない」「面白くない」という評価の二分化の理由にもなっています。

地上に大雪が積もったことから、人々は逃げるように巨大な木の上で生活を始めました。その木の上で生活をする少年カイナは、ある日、気を登ってくる人物がいることに気がつきます。地上からやってきたリリハはアトランドの王女で、賢者を探すために木の上にやってきたといいます。話を聞いたカイナはリリアと共に木をおりますが、地上に着くと、リリアは敵国のバルギアにさらわれてしまうのでした。

大雪海のカイナは、劇場版映画も制作されるほどの人気作となりました。大雪海のカイナは、独特な世界観を持っており「面白い」という評価が多い作品です。しかし、大雪海のカイナを見た人のなかには「つまらない」「面白くない」と評価する人もいます。こちらの項目では、そのように大雪海のカイナを「つまらない」「面白くない」と評価した人の感想を紹介します。

なぜ大雪海のカイナが「つまらない」「面白くない」と評価されているのか、その理由を知りたい人は、こちらの項目に目を通してみてください。「つまらない」「面白くない」と言われている理由は、『理由①世界観が難しい』『理由②虫が苦手』『理由③CGが嫌い』『理由④展開が遅い』の4つの項目に分けて紹介します。

大雪海のカイナに「つまらない」「面白くない」という評判がついている理由の1つは、世界観が難しいことが原因となっています。大雪海のカイナには、木の上で人々が生活しているなど、特徴的な設定がいくつかあります。そのため、物語の背景などを覚えるのが苦手な人には「世界観が難しい」という感想を持たれることがあるようです。

1話から見続けている人であればアニメの内容を理解することができますが、途中から見てしまうと「つまらない」「面白くない」という感想を持ってしまうようです。また、大雪海のカイナはファンタジー要素のあるアニメとなっているため、現代を舞台とした作品が好きな人にも敬遠されることがあるようです。

大雪海のカイナに対するネガティブな評判のなかに「虫が気持ち悪い」という感想があります。大雪海のカイナには、大きい虫を食べるシーンがあります。そのため、虫が苦手な人に嫌悪感を与える可能性があります。大雪海のカイナの評判をネットで調べてみると、1話と2話あたりの感想で虫に対する注意喚起がされていることが多いです。

次の項目『理由③CGが嫌い』でも紹介しているように、大雪海のカイナはCGを使った作品となっています。そのため、虫の動きも普通のアニメーションよりも滑らかになっています。そのような理由から、虫が苦手な人からはあまり評判の良くない作品となっています。

近年では、CGを使ったアニメ作品が増えてきています。大雪海のカイナもそのような作品の1つです。CGを使用することで、大雪海のカイナの独特な雰囲気を作る手助けにもなっていますが、動きが不自然なところはデメリットと言えるでしょう。アニメ好きの中には「CGを使用したアニメが苦手」という人も多く、そのような視聴者からは「つまらない」「面白くない」と評価されるきっかけとなっています。

大雪海のカイナは「ストーリーが面白い」「世界観がいい」と評判の作品です。CGが苦手で大雪海のカイナを「つまらない」「面白くない」と感じる人は、コミカライズ版も出版されているので、そちらを手に取ってみると、作品を楽しめる可能性があります。

大雪海のカイナを見た人の感想に「物語の展開が遅い」という評価があります。大雪海のカイナの展開が遅いと感じる人の感想のなかには「2クールアニメのような進み具合」と評価する人の声も見られています。大雪海のカイナは、劇場版映画が最終回となっており、「12話で終わらなかったから劇場版にしたのではないか？」と予想している人もいます。

上記では、大雪海のカイナに対する「つまらない」「面白くない」という評判を紹介しました。次にこちらの項目では、大雪海のカイナを「面白い」と感じた人の評判を紹介していきます。これから大雪海のカイナを見ようと思っている人や、「面白くないと感じたけれど、面白い魅力や評判を知りたい」という人は、こちらの項目にも目を通してみてください。

大雪海のカイナが「面白い」と評判となっている理由は、ストーリーの展開が読めないことです。大雪海のカイナは、作品独自の雰囲気や設定があるため、先の展開を予想することが難しいです。そのため、最後までテンポよく見ることができると評判となっています。

大雪海のカイナを見た人の感想では「ジブリのような世界で面白い」という意見がよく見かけられています。巨大な虫が登場する設定や、お姫様がメインキャラクターとして活躍するところは『風の谷のナウシカ』に似ていると評判です。

作中に登場する巨大な木は、壮大な世界観を演出するキーアイテムとなっています。また、多くのアニメ作品には、視聴者に向けたメッセージなどが隠されています。大雪海のカイナにもそのようなメッセージ性があり、物語を考察しながら見たいという人に高評価を受けています。

大雪海のカイナは、ストーリーだけではなく、音楽も「面白い」という感想のきっかけとなっています。大雪海のカイナは独特なストーリーや、美しい映像に注目されがちですが、物語の要所要所で流れる音楽を評価する人もいます。

メインテーマとして使用されている楽曲を制作したのは、『進撃の巨人』『七つの大罪』『キングダム』などの人気アニメの音楽を手掛けている澤野弘之さんです。「音楽が良かった」と感想をあげている人の中には、メインテーマの担当者が澤野弘之だと知って、なぜ大雪海のカイナの作品に惹かれるのか納得する人も多かったようです。

大雪海のカイナが「面白い」と言われる理由4つ目は、「映像が美しい」という感想を紹介します。大雪海のカイナは、キャラクターの動きをCGで描写しているため「不自然」「カクカクしている」という意見も見られています。しかし、背景などの映像については「綺麗で圧倒される」という感想が多く見られています。

大雪海のカイナは、巨大な木や広大な雪景色が印象的な作品です。そのような背景を丁寧に描写することで、物語の世界観を上手に描いています。その美しい背景映像によって、「不自然」と言われているキャラクターCGの評価が容認されている部分もあるようです。

巨大な木の上で生活する主人公の少年・カイナの声を演じたのは、人気声優の細谷佳正さんです。これまでに演じたキャラクターには『刀語』の鑢七花、『ちはやふる』の綿谷新、『進撃の巨人』のライナー・ブラウンなどがあります。

声優ファンからは「ほそやん」という愛称で親しまれており、第8回と第10回の声優アワードで助演男優賞を受賞する快挙を遂げています。公式プロフィールでは、1982年2月10日生まれの広島県出身であることが明かされています。身長は176センチ、血液型B型で2023年7月現在はフリーの声優として活動されています。

高橋李依さんは、大雪海のカイナで人々を助けたいという優しい心を持つヒロイン、リリハの声を演じています。高橋李依さんはこれまでにアニメ甲子園でボイスアクト部門の優勝を飾ったり、第5回の80回オーディションで特別賞を受賞したりと、様々な活躍を見せています。

2014年からは、オーディションで特別賞を受賞した声優事務所81プロデュースの所属声優として活動しています。出身地は埼玉県で、誕生日が1994年2月27日であることも公開しています。他にも、血液型がA型であることや、身長が160センチだと明かしています。

リリハの弟でアトランドの王子であるヤオナの声は、村瀬歩さんが演じられました。村瀬歩さんはアメリカ出身、アスターナインに所属する声優で、2011年から声優として活動されています。これまでに演じた作品には『D.Gray-man HALLOW』のアレン・ウォーカー、『ハイキュー‼』の日向翔陽、『魔入りました！入間くん』の鈴木入間などがあります。

生年月日は1988年12月14日で、血液型はA型、身長は172センチです。村瀬歩さんが所属しているアスターナインは、自身で設立した個人事務所で、以前は声優事務所のヴィムスの一員として活動されていました。

『黒執事』のシエル・ファントムハイヴ、『物語』シリーズの忍野忍、『鬼滅の刃』の珠世などのキャラクターで人気の坂本真綾さんは、大雪海のカイナでは、アメロテの役を演じています。坂本真綾さんの生年月日は1980年3月31日で、出身は東京都です。フォーチュレストに所属している声優で、身長155センチ、A型であると公開されています。

オリノガの役を演じた小西克幸さんは、『鬼滅の刃』の宇髄天元、『ゴールデンカムイ』の鯉登少尉、『シャーマンキング』の阿弥陀丸などの役でも活躍されています。多くの人気声優を抱える賢プロダクションに所属しており、「こにたん」の愛称で親しまれています。1973年4月21日生まれのB型、身長は180センチであるとプロフィールを公表されています。

ンガポージの声を担当したのは、杉田智和さんです。杉田智和さんは他のアニメ作品では『銀魂』の坂田銀時、『鬼滅の刃』の悲鳴嶼行冥、『東京卍リベンジャーズ』柴大寿などのキャラクターを演じています。公表プロフィールでは、出身地が埼玉県で生年月日が1980年10月11日、血液型B型の身長177センチとされています。所属事務所は自身が代表取締役を務めるAGRSです。

ハンダギル役の檜山修之さんは、広島県出身のアーツビジョンに所属する声優です。他にも血液型はA型、身長166センチであることを公表しています。代表作には『BLEACH』の斑目一角、『名探偵コナン』の京極真、『幽☆遊☆白書』の飛影などがあります。

堀内賢雄さんは、大雪海のカイナのハレソラを演じた声優です。過去には、『NARUTO』のペイン、『ONEPIECE』の錦えもん、『最遊記RELOAD』の雀呂などのキャラクターも演じています。第6回声優アワードにて富山敬賞を受賞されており、現在は自身が代表取締役を務めるケンユウオフィスの声優として活動されています。出身は静岡県で、誕生日は1957年7月30日、血液型B型で身長は173センチです。

大雪海のカイナは、見る人によって「面白い」という評価と「つまらない」「面白くない」という評価に分かれる作品です。世界観や映像の美しさがなどから、高評価をつける視聴者も多く、気になっている人も少なくないようです。2023年10月からは、劇場版も公開されるため「この機会に視聴してみよう」という人も増えているようです。

大雪海のカイナが人気となっている理由の1つに「ジブリ作品に似ている」というものがあります。こちらの方のツイートでも、「ジブリ作品の風の谷のナウシカイ似ている」という意見があがっています。ジブリ作品が好きで大雪海のカイナをまだ見ていない人は、大雪海のカイナを視聴してみてはいかがでしょうか？

こちらの方は「世界観は凝っているけれど、物語は分かりやすくて良かった」という感想を述べられています。個性的な設定がありつつも、多くの人に受け入れられるストーリーとなっていることが、大雪海のカイナの魅力といえるでしょう。

以上、大雪海のカイナのアニメの感想・評価を紹介してきました。大雪海のカイナは「面白い」という意見と「つまらない」「面白くない」という意見に分かれる作品となっています。「つまらない」「面白くない」という感想には「設定が独特なので、前話を飛ばして見ると話がわからなくなる」という意見や、「虫が出てくるので気持ち悪い」という声などが見られています。

一方で、「面白い」という感想では「世界観が素敵」「映像や音楽が綺麗」「話に個性があって面白い」という意見が上がっています。大雪海のカイナは、2023年10月に劇場版映画が公開予定となっているので、気になっている人はこの機会に視聴してみてはいかがでしょうか？