【転生したら剣でした】師匠の正体は何者？ステータス・人化やフェンリルとの関係は？

本記事では、転生したら剣でしたの師匠のステータスと正体をネタバレしながら解説していきます。近年では転生系作品が多く制作されていますが、転生したら剣でしたは設定が斬新で面白いという意見が挙がっています。師匠とフェンリルの関係や、人化の能力もネタバレしながら解説していきます。

師匠のステータスや正体、人化について知る前に、まずは「転生したら剣でした」の基本情報を紹介していきます。転生したら剣でしたは、2015年から連載されている小説が原作で、2016年に書籍化されました。2022年の10月から12月にはアニメが放送されており、アニメでは「ログ・ホライズン」「無能なナナ」「佐々木と宮野」などの作品に携わっている「石平信司」が監督を務めています。

転生したら剣でしたでは、主人公が異世界に転生する物語が描かれています。主人公は人間社会で暮らす普通の男性でしたが、交通事故で命を落とし、目を覚ますと異世界の剣に転生していました。ヒロインのフランは両親と旅をしていましたが、道中で両親が命を落とし、奴隷商人の手に落ちて奴隷になってしまいます。物語冒頭でモンスターに襲われ、フランが主人公を手に取ったことで師弟関係が結ばれました。

転生前の師匠は日本の30代男性で、交通事故で命を落とした際に異世界に転生しました。生前の記憶は残っていますが、名前だけは思い出せないため、2023年7月時点で本名は不明です。また、生前はポジティブな性格をしていたため、転生後も前向きな姿勢を見せており、剣に転生したことを即座に受け入れています。

主人公は異世界の「知性を持つ武器」に転生しました。転生後に奴隷少女のフランと出会い、フランがモンスターを倒したことで師弟関係を結びました。また、名前を憶えていなかったため、フランが「師匠」という名前をつけています。フランを本当の娘のように可愛がっており、過保護過ぎる性格をしているため、男性が近寄ってきたら「フランはやらん」と言って警戒しています。

プロフィールと正体を見た後は、転生したら剣でしたに登場した師匠のステータスを紹介していきます。師匠は1人では動くことができない剣に転生しているため、フランの剣として活躍を見せています。師匠の能力と人化の情報や、アナウンスさんの詳細をまとめていきます。

転生したら剣でしたの世界では、自身のステータスが表示される設定になっています。転生直後の師匠の攻撃力は132でしたが、フランが装備者になったことで1612に攻撃力が爆増しました。また、耐久値は100から17290に向上しているため、並みのモンスターでは破壊できない剣になっています。

師匠は魔力を持つ剣で、転生直後は魔力切れで動けない状況でした。また、保有魔力は200でしたが、物語途中に25460まで成長しています。転生したら剣でしたの世界には、「神剣」と呼ばれる伝説の武器が存在しており、師匠も神剣に近い性能を持つため、正体を知る人物からは「準神剣」と呼ばれています。

転生したら剣でしたの師匠は、普段は正体を隠しています。前述したように、師匠には神剣並みの性能があるため、「希少価値がバレるとフランに危険が及ぶ」という理由で正体を隠しています。そのため、フラン以外で正体を知る人物は少なく、ギルドマスターはフランが年齢にそぐわない強さを持つことを不思議に思っています。

師匠は元人間ですが、人化の能力は持っていません。また、「分体創造」というスキルを持つため、人間の姿の分身を作り出すことが可能です。ドッペル・スネイクを倒した時に会得したスキルのため、師匠の元々のスキルではないことが分かっています。当初は「分身の持続時間が短い」という欠点を抱えていましたが、成長後は5体の分身を作れるようになりました。

フランは黒猫族の少女で、奴隷商人の手に落ちて奴隷になりました。物語冒頭にモンスターに襲われ、師匠の力を借りてモンスターを討伐したため、以降は師弟関係になっています。当初は師匠の力を借りて戦っていましたが、フランは「自分自身も強くならないといけない」と考えていたため、物語途中に「黒雷姫」と呼ばれるほどの存在に成長しました。そのため、師匠の分身の能力を使う機会は減っています。

転生したら剣でしたの師匠には、「スキル共有能力」があります。師匠は様々なスキルを有していますが、基本的にはフランが剣を使って戦っています。そのため、スキル共有能力で師匠のスキルをフランが使用しています。また、装備登録者に限定される能力のため、登録が解除されるとスキルも解除される欠点があります。

転生したら剣でしたの世界にはモンスターが存在しており、モンスターの体内には魔石があります。師匠は魔石に剣を突き立てることで「魔石値」というポイントを得ることができ、一定までポイントを貯めると自己進化します。また、モンスターが持つスキルの取得も可能で、メモリ上限内でスキルを自由に付け替えることができるため、戦局に応じてスキルを使い分けています。

転生したら剣でしたの師匠には、「装備者登録の固定能力」があります。物語途中にフランは覚醒しており、覚醒時に「フラン以外が師匠を装備すると天罰が下る」という呪いにかかりました。「知らずに装備したら弱い雷に打たれる」「知った上で装備したら女神に頭を破壊される」という違いがあるため、悪意を持つ者が師匠を奪うことはできなくなりました。

転生したら剣でしたの師匠は、「念動能力」を持っています。師匠が転生直後から有しているスキルで、魔力で空を飛び、物を動かすことが可能です。また、多くの魔力を使った「念動力カタパルト」という体当たりを使用していました。師匠には手足がないため、人の手を借りずに移動できる便利な能力です。

転生したら剣でしたの師匠は、「鑑定能力」を持っています。人や物などの対象物を鑑定するスキルで、物語序盤に見知らぬ人物の弱点を鑑定していました。他の冒険者も有している能力で、「神眼」や「魂魄眼」などの上位能力も存在しています。また、師匠は正体を隠すために「鑑定遮断」「鑑定偽装」を使用していますが、上位スキルには見破られてしまいます。

転生したら剣でしたの師匠は、「次元収納」の能力を持っています。異空間にアイテムを収納する能力で、異空間の中では時間が止まるため、料理や食材の鮮度を保てる長所があります。また、巨大な岩も収納できるため、次元収納でモンスターに攻撃する様子が描かれていました。

転生したら剣でしたの「アナウンスさん」は、師匠にスキルの説明をする謎の声です。当初は自我を持ち、剣の主導権を握っていましたが、力を使い過ぎた時に自我を失いました。転生したら剣でしたのアニメでは、声優の藤井ゆきよがアナウンスさんの声を演じています。

転生したら剣でしたの師匠は、「虚言の理」というスキルを持っています。虚言の理は「対象の言葉の嘘を見抜くスキル」で、フランに因縁を吹っ掛けた悪徳騎士が所持しており、当初はスキルで悪事を働いていました。そのため、師匠とフランがスキルを奪いましたが、逆恨みした悪徳騎士が2人に襲い掛かっています。

ステータスや正体、人化について知った後は、転生したら剣でしたに登場した師匠とフェンリルの関係をまとめていきます。師匠は普通の剣ではないため、フェンリルとの意外な関係が描かれています。

転生したら剣でしたのフェンリルは、謎の声の正体です。転生直後の師匠は謎の声に話しかけられており、後に謎の声の正体はフェンリルであることが判明しました。フェンリルは北欧神話に登場する幻獣で、転生したら剣でしたの世界では伝説の魔獣として知られています。

神の命を受けたフェンリルは、邪神の欠片を喰らって浄化しようとしましたが、欠片の力が強すぎたことで魔獣に変貌しています。また、冒険者の活躍でフェンリルの体は「魔狼の平原」に封印され、時間をかけて浄化されることになりました。ですが、完全には魂と邪神を切り離すことができなかったため、フェンリルの魂を少しずつ回復させる剣が作られています。

剣の正体は「フェンリルの魂の浄化システム」で、師匠は「邪神の支配を受けない別の世界の生物」として剣の転生者に選ばれました。また、フェンリルは「良心を持った中庸な俗人」「異世界にある程度馴染めるだけの柔軟さ」という理由で師匠を選んでいるため、師匠の中二病が異世界に転生した理由であることが分かりました。

ステータスや正体、人化について知った後は、転生したら剣でしたで師匠の声を演じている声優を紹介していきます。転生したら剣でしたは、アニメの声優が豪華と言われているため、師匠も人気声優が声を演じました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

転生したら剣でしたで師匠の声を演じたのは、声優の三木眞一郎です。三木眞一郎は東京都出身で、1989年から声優活動を行っています。生年月日は1968年3月18日で、所属事務所は「81プロデュース」です。幼い頃は「声優になれる」という漠然とした想いを抱いていましたが、「儲からない」という理由で周囲から反対されていたようです。プライベートでは、2002年に一般女性と結婚しています。

三木眞一郎はバイクや車のマニアで知られており、2019年にレースチーム「VART」を結成しています。また、アニメ「頭文字D」で主人公の藤原拓海を演じており、藤原拓海が乗っていた「スプリンタートレノGT-APEX」を所有しています。転生したら剣でしたのドラマCDでは、声優の日野聡が師匠の声を演じました。

声優の三木眞一郎は、アニメ「BLEACH」で「浦原喜助」というキャラクターを演じています。浦原喜助は護廷十三隊十二番隊の元隊長で、本編では浦原商店の店長を務めています。虚と人間の境を超える「崩玉」を開発した天才で、千年血戦篇では特記戦力の1人に数えられています。浦原喜助が登場した本作は、2001年から2016年まで連載されていた漫画が原作で、2004年にアニメシリーズの放送がスタートしました。

声優の三木眞一郎は、「ポケットモンスター」「僕のヒーローアカデミア」「物語シリーズ」「キルラキル」「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして4年ほどは端役を演じており、「キャプテン翼J」「頭文字D」の出演で知名度を上げました。「キャラクターのイメージを大切にしたい」「タレントや俳優と違って声優は影の存在」という想いを抱いているようです。

ステータスや正体、人化について知った後は、転生したら剣でしたの師匠に関する感想をまとめていきます。転生したら剣でしたは、累計発行部数200万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。師匠の性格や能力に関する感想をまとめていきます。

転生したら剣でしたの師匠は、フランを娘のように可愛がっているため、「師匠が過保護で面白い」という感想が挙がっています。また、剣の正体はフェンリルの魂の浄化システムのため、「今後の展開が気になる」「結末や最終的な目的が気になる」という感想も挙がっています。

師匠は優れた性能を誇る剣のため、「師匠はかっこいい」「師匠のスキルがチート」という感想が挙がっています。また、人化のスキルはありませんが、物語冒頭に人間時代の姿が薄っすらと描かれているため、「師匠の本当の姿が気になる」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、転生したら剣でしたのアニメでは、声優の三木眞一郎が師匠の声を演じています。三木眞一郎は独特なイケメンボイスを持つ声優で、他作品で人気キャラクターを演じているため、「三木眞一郎の声がかっこいい」という感想が挙がっています。また、師匠はお喋りな性格をしているため、「転生したら剣でしたの三木眞一郎はよく喋る」という感想も挙がっています。

本記事では、転生したら剣でしたの師匠のステータスや正体、人化を解説していきました。当初は師匠のスキル性能が目立っていましたが、装備者のフランが成長を見せているため、2人のコンビが最強すぎるという意見が挙がっています。師匠が登場した転生したら剣でしたを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。