大雪海のカイナはナウシカやラピュタのパクリ?ジブリ作品に似てると言われる理由は?

大雪海のカイナはナウシカやラピュタのパクリと言われる部分があり、ジブリ作品のようだと噂されています。2023年に放送され人気を集めたSFアニメ・大雪海のカイナは、いくつかの要素がナウシカやラピュタと共通しているために、パクリ説が浮上していると考えられています。ここでは、大雪海のカイナとナウシカやラピュタの似ている点を、詳しく紹介します。また、大雪海のカイナに関しての感想や評価をまとめます。

大雪海のカイナはナウシカやラピュタのパクリ?ジブリ作品に似てると言われる理由は?のイメージ

目次

  1. 大雪海のカイナとは?
  2. 大雪海のカイナはジブリ作品のナウシカのパクリ?
  3. 大雪海のカイナはジブリ作品のラピュタのパクリ?
  4. 大雪海のカイナの劇場版はいつから?
  5. 大雪海のカイナに関する感想や評価
  6. 大雪海のカイナはナウシカやラピュタのパクリ説まとめ

大雪海のカイナとは?

大雪海のカイナの原作や元ネタ

大雪海のカイナは2023年放送のアニメーション作品で、壮大な世界観が注目を集めた作品です。注目度の高い大雪海のカイナは、ジブリ作品のナウシカやラピュタと似ている点が挙げられており、ナウシカやラピュタのパクリではないかとの声もありました。ここでは、大雪海のカイナとナウシカ・ラピュタの似ている理由を詳しく紹介し、何故パクリと言われたのかまとめていきます。

大雪海のカイナとは、アニメーション制作会社「ポリゴン・ピクチュアズ」の創立40周年記念作品として発表されたアニメ作品です。「ポリゴン・ピクチュアズ」の創立30周年の記念作品「シドニアの騎士」の原作者の、人気SF作家・弐瓶勉が原作を担当しています。大雪海のカイナは2023年の1月から3月にかけて、フジテレビの+Ultraにて放送されました。

大雪海のカイナはメディアミックスとして漫画版の連載も発表されました。漫画家・武本糸会が作画を担当する漫画版・大雪海のカイナは、月刊少年シリウスにて連載されています。大雪海のカイナはアニメの方が内容が先行する形になっており、漫画版はコミカライズ作品のような関係性になっています。

大雪海のカイナのあらすじ

大雪海のカイナのあらすじを紹介します。主人公の少年・カイナは、地表が雪原で覆われ荒廃した世界で暮らしています。人々は過酷な環境の地表から逃れ、巨大な木「軌道樹」の上の天膜で細々と生活していました。ある日、カイナは地表からやってきた少女・リリハと出会います。カイナはリリハとの出会いをきっかけに、世界を救う壮大な冒険に出ることとなります。

『大雪海のカイナ』Official Site

大雪海のカイナはジブリ作品のナウシカのパクリ?

似ている理由①世界観

注目度の高いアニメ作品・大雪海のカイナが、ジブリ作品のナウシカのパクリと言われている理由について、似ているポイントを紹介していきます。大雪海のカイナとナウシカは、世界観が似ていると言われています。大雪海のカイナは地表が大雪原で覆われ、人々は軌道樹に作った天膜に逃れてなんとか暮らしています。

ジブリ作品のナウシカでは、高度な文明が戦争によって失われ、人体に有毒な瘴気を出す森・腐海から逃れるようにして、人々は生活圏を移しています。大雪海のカイナでもジブリ作品のナウシカでも、文明が失われて過酷な環境になり、人々は生活圏を追われています。また、荒廃した世界独自のアイテムや文化など、滅びゆく世界ながらもどこか美しく、よく練られた世界観が共通しています。

似ている理由②ヒロイン

大雪海のカイナとジブリ作品のナウシカが似ている理由に、ヒロインの設定が似ているという点もあります。大雪海のカイナのヒロインは、地表に広がる大雪海の国・アトランドの姫であるリリハです。リリハは水不足で人々が争う状況を何とかしようと、姫でありながら冒険に出ています。ジブリ作品のナウシカでは、主人公のナウシカは風の谷の族長の娘で、領民から「姫様」と慕われている存在です。

ナウシカも人々の暮らしを守るため、腐海に調査に出かけて謎を解き明かし、やがて大きな争いにも巻き込まれていきます。大雪海のカイナでもジブリ作品のナウシカでも、ヒロインが姫で大冒険を繰り広げる部分が似ています。活発で勇敢な姫というヒロイン像は、冒険ファンタジー作品において好感を得やすいキャラクター性で、どちらの作品でも人気の要因となっています。

似ている理由③作品のタイトル

大雪海のカイナとナウシカは、作品のタイトルが似ていると言われています。ジブリ作品のナウシカは、風の谷のナウシカというタイトルですが、大雪海のカイナも風の谷のナウシカも、前半部分は物語の舞台となる場所の名前で、後半部分は主人公の名前で構成されています。

また、舞台の名前と主人公の名前を「の」で接続している部分も同じです。タイトルの語感が似ているところも、「大雪海のカイナはジブリ作品のナウシカのパクリではないか」とされるポイントになっています。

似ている理由④様々な虫が登場

大雪海のカイナとジブリ作品のナウシカが似ている理由に、登場する様々な虫が挙げられます。大雪海のカイナの世界では、人々は狩りで虫を獲って食料にしています。文明が失われ荒廃した世界では食料も乏しく、カイナの母親も栄養失調で亡くなったと語られました。また、人間を食べてしまうような巨大な虫も登場しており、カイナの父親はこの危険な虫に食べられてしまっています。

大雪海のカイナに出てくる巨大な虫は、オオキドウジュムシと呼ばれるハエのような虫です。人間を食べる程の大きさの虫と言えば、ジブリ作品のナウシカに多数登場している、腐海の象徴的な虫たちが連想されます。

ジブリ作品のナウシカには王蟲と呼ばれる巨大な虫も登場し、後悔した世界と大きな虫の組み合わせと言えば、ナウシカを思い起こす人が多いです。その為、巨大な虫が登場するシーンがある大雪海のカイナは、ナウシカのパクリだと言われているのです。

大雪海のカイナはジブリ作品のラピュタのパクリ?

似ている理由①少女と少年が出会う

大雪海のカイナはジブリ作品のナウシカと似ている点が多く、パクリと噂されています。同じくジブリ作品である天空の城ラピュタと似ている点もあり、ジブリっぽいと言われている作品です。大雪海のカイナと天空の城ラピュタの似ている点も紹介します。大雪海のカイナでは、主人公のカイナは軌道樹の上の天膜で数人の老人たちと暮らしています。若者はカイナだけで、周囲の老人たちからカイナの将来が心配されていました。

そんなカイナは、ある日突然地表からやってきた少女・リリハと出会います。天空の城ラピュタでは、主人公のパズーは空から落ちてきた少女・シータと出会います。少年と少女が出会う劇的なシーンは、大雪海のカイナと天空の城ラピュタで共通しており、大雪海のカイナの出会いのシーンでラピュタを連想したという声も挙がっていました。

似ている理由②ボーイ・ミーツ・ガール

大雪海のカイナとジブリ作品の天空の城ラピュタは、どちらも「ボーイ・ミーツ・ガール」です。ジブリ作品の天空の城ラピュタでは、主人公のパズーが空から降りてきた少女・シータと運命的な出会いを果たし、おとぎ話のように考えられていたラピュタを見つけるため、冒険に旅立ちます。パズーとシータのドラマチックな出会いや、ラピュタを巡る壮大な冒険を描く天空の城ラピュタは、ボーイ・ミーツ・ガールの代表的な作品です。

大雪海のカイナでも、閉鎖的な生活をしていた少年・カイナが、別世界から現れたリリハと出会います。そこから始まる大冒険は、まさにボーイ・ミーツ・ガール物語です。物語の冒頭でカイナとリリハが出会い、大きな争いに巻き込まれながら壮大な冒険をしていくストーリーは、ボーイ・ミーツ・ガールの代表作・天空の城ラピュタと共通しています。

大雪海のカイナの劇場版はいつから?

大雪海のカイナの劇場版が公開決定

大雪海のカイナのテレビアニメは、2022年1月20日に行われたフジテレビの+Ultraラインナップ発表会にて、メディアミックスで漫画連載も行われると制作が発表されました。大雪海のカイナは2023年1月12日から3月23日までの間に放送され、3月22日に行われたフジテレビアニメラインナップ発表会では、劇場版の公開が発表されています。

大雪海のカイナの劇場版の公開日はいつから?

大雪海のカイナの劇場版のタイトルは、「大雪海のカイナ ほしのけんじゃ」で、2023年10月に劇場公開されると発表されています。同時にティザーPVや本編カットも公開されています。劇場版の大雪海のカイナでは、アニメ本編のその後のストーリーが描かれるとのことで、注目を集めています。

大雪海のカイナに関する感想や評価

大雪海のカイナに関しての感想や評価をいくつか紹介します。大雪海のカイナに関しての感想で多く挙がっていたのが、ジブリ作品に似ているという感想でした。特に「ナウシカっぽい」という声が多く挙がっており、世界観などの作品のメインとなる部分がよく似ていることから、ナウシカを連想する人が続出していました。

ナウシカに似ている点が指摘されている大雪海のカイナですが、否定的な意見は少なく、「ジブリのような世界観が好き」や「ジブリっぽくて面白い」といった好意的な意見が見られていました。「ジブリ作品に影響を受けて作られたようだ」といった感想も挙がっており、ジブリ作品に似ている部分を魅力に感じている人も多い作品となっています。

大雪海のカイナに関しては、作画が綺麗だという感想も挙がっていました。大雪海のカイナを制作しているのは、3Dアニメ制作会社として多くの実績を残しているポリゴン・ピクチュアズです。ポリゴン・ピクチュアズ30周年記念作品だったシドニアの騎士も、作画が綺麗だと高評価を集めた作品でした。

人気のアニメ作品・シドニアの騎士と同じく、独自の世界観が話題の弐瓶勉とポリゴン・ピクチュアズがタッグを組んだ大雪海のカイナは、作画のクオリティの高さでも評価されています。

大雪海のカイナに関しての感想では、シンプルに面白いといった声が多く挙がっていました。また、大雪海のカイナはポリゴン・ピクチュアズ40周年記念作品として発表され、多くのアニメファンから関心が寄せられていた作品ですが、そのような前知識が無くても楽しめる程、面白い作品だと高評価を獲得しています。

大雪海のカイナは冒頭から引き込まれるといった感想も挙がっており、見始めるとどんどん次が見たくなる面白さだと評価されています。大雪海のカイナは、とりあえず1話を見たという人でも、続きを心待ちにしてしまう面白さだと人気を呼んでいる作品です。

大雪海のカイナに関しての感想では、シドニアの騎士との関連性が気になるという感想も挙がっていました。大雪海のカイナの原作者・弐瓶勉は、「東亜重工」という企業名をある種のキーワードとして使用しています。大雪海のカイナ作中で、東亜重工が一体どんな存在なのかは、はっきりと明言されていません。東亜重工はシドニアの騎士作中にも登場した企業で、弐瓶勉作品にとっておなじみの存在となっています。

大雪海のカイナの本編でも、朽ちた建造物に東亜重工という文字が登場しています。大雪海のカイナに東亜重工が登場したシーンでは、他の弐瓶勉作品とも繋がっている世界なのかと、多くの人の注目を集めていました。また、弐瓶勉ファンからすると、作中に東亜重工が登場すること自体が嬉しいと評価されています。

大雪海のカイナに関しての感想や評価では、キャラクターが魅力的だという感想も多く挙がっています。特に多いのがヒロインのリリハが可愛いという感想です。大雪海のカイナのヒロインのリリハは、別世界から主人公の元にやってきた姫という、一見ありきたりな設定のキャラクターです。

設定こそありがちに感じてしまうリリハですが、ヒロインながら戦えるキャラクターだったり、見た目だけではなく性格にも可愛さがあったりと、様々な魅力が込められたキャラクターとして評価されています。

大雪海のカイナに関しての感想では、新しい舞台設定がたまらないという声も挙がっていました。大雪海のカイナでは、大雪原に覆われた地表と滅びゆく人類の世界が描かれています。荒廃した世界という設定はSF作品にはよくありますが、大雪海のカイナの世界観はしっかりと作りこまれており、新しさを感じさせると評価されていました。雪海に囲まれている情景も美しいと高評価を獲得しています。

大雪海のカイナに関しては、アニメの最終話が気になるところで終わってしまったという感想も見られました。大雪海のカイナはアニメの続きのストーリーを描いた映画作品が劇場公開される予定になっており、劇場公開される2023年10月が待ち遠しいといった声も挙がっています。大雪海のカイナは壮大な世界観とスケールの大きなストーリーが人気を集めており、アニメだけでなく映画にも注目が集まっている作品です。

大雪海のカイナはナウシカやラピュタのパクリ説まとめ

大雪海のカイナは人気SF作家・弐瓶勉が原作を務め、ポリゴン・ピクチュアズの40周年記念作品として制作された、注目度の高いアニメ作品です。そんな大雪海のカイナは、ジブリ作品のナウシカやラピュタのパクリ説が囁かれており、その理由には「世界観が似ている」や「ボーイ・ミーツ・ガールもの」といった点が挙げられています。

大雪海のカイナは作品の大きな魅力の1つである壮大な世界観や、主人公とヒロインの運命的な出会いなどの重要な要素が、ナウシカやラピュタと共通しており、パクリではないかと言われていました。大雪海のカイナは、2023年10月に劇場版の公開も控えている人気作品です。是非、大雪海のカイナの本編アニメをチェックして、ジブリ作品と似ていると言われている世界観を楽しんでみて下さい。

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