デッドマウント・デスプレイのネタバレあらすじ！登場キャラクターや漫画の魅力は？

『デッドマウント・デスプレイ』は、ヤングガンガン（スクウェア・エニックス）にて2017年21号より連載されているファンタジー漫画です。原作は成田良悟先生、作画は藤本新太先生がそれぞれ担当しています。略称は「DMDP」。単行本の累計発行部数は2011年時点で55万部を突破し、2023年4月からはTOKYO MXほかにてテレビアニメの放送がスタートするなど人気を博しています。

デッドマウント・デスプレイの作者である成田良悟（なりたりょうご）先生は、『バッカーノ!』シリーズや『デュラララ!!』シリーズなどを手掛けたことで知られる小説家です。2003年にデビューを果たしており、デビュー時には『バッカーノ!』で第9回電撃ゲーム小説大賞に応募し、金賞を受賞しています。成田先生が執筆した小説については次のとおりです。

• バッカーノ!（イラストはエナミカツミ先生が担当、既刊22巻）
• 越佐大橋シリーズ（イラストはヤスダスズヒト先生が担当、全5巻）
• デュラララ!!（イラストはヤスダスズヒト先生が担当、全13巻）
• デュラララ!!SH（イラストはヤスダスズヒト先生が担当、既刊4巻）
• ヴぁんぷ!（イラストはエナミカツミ先生が担当、既刊5巻)
• オツベルと笑う水曜日（イラストはヤスダスズヒト先生が担当）
• 折原臨也シリーズ（イラストはヤスダスズヒト先生が担当、既刊2巻）
• シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク（イラストはしまどりる先生が担当、全2巻 ）
• 世界の中心、針山さん（イラストはエナミカツミ・ヤスダスズヒト先生が担当、既刊3巻）
• Fate/strange Fake（イラストは森井しづき先生が担当、既刊8巻）

それでは早速、デッドマウント・デスプレイの漫画あらすじをネタバレありで紹介します。また、漫画の打ち切りの噂についても解説するため、あらすじネタバレと併せてチェックしてみてください。

ここではデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじをネタバレありで紹介します。希代のネクロマンサー「屍神殿（かばねしんでん）」は、とある異世界で「災厄潰し」と呼ばれる英雄シャグルアと交戦中、転移魔法を発動しました。

戦場は光に包まれ、次に彼が目覚めた彼の身体は、首に深い傷を負って死んだばかりの少年・四乃山ポルカのものでした。現代の新宿に転生し、全く違う世界の様子に戸惑うポルカでしたが、彼は人殺しを楽しむ殺人鬼にして殺し屋・崎宮ミサキに狙われていました。

精霊の気配が感じられず、大気中の魔素もないため逃げることしかできないポルカは、ついにミサキの執拗な追撃に追い詰められてしまいます。しかし、追い詰められた廃墟ビルは死の気配に満ち溢れていたため、己の力を取り戻し、圧倒的かつ異質な力でミサキを殺しました。その後、ポルカは「子供が大事にされる平穏な世界」という自らの理想の実現を決意します。

デッドマウント・デスプレイには打ち切りの噂が立っているようですが、実際は打ち切りとは無縁、むしろ絶好調と言えます。単行本は2023年5月時点で11巻まで発売されており、さらに2023年10月よりアニメ第2クールの放送が予定されています。アニメ第1クールについては2023年6月27日に最終回を迎えたばかりです。また、最新11巻では新章に突入しているため、最終回が描かれるのはまだ先のことになると考えられます。

続いてデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじに登場するキャラクターについて、ネタバレありでまとめていきます。早速、本作の主人公・四乃山ポルカから見ていきましょう。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の1人目は、四乃山ポルカ（しのやまポルカ）です。四乃山ポルカは本作の主人公で、ミサキに暗殺されたことでその体に屍神殿が宿ることとなっています。転生前の屍は、世界を滅ぼすほどの力を持った死霊使い（ネクロマンサー）でした。しかし、世界の災厄と化したことにより、英雄ジャグルアに討伐されます。その後、転生の秘術で異世界にいるポルカの体に宿りました。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の2人目は、崎宮ミサキ（さきみやミサキ）です。崎宮ミサキは本作のヒロインで、殺し屋専門で仕事を受けていたため、「殺し屋殺し」のザキと呼ばれています。一見陽気で明るい少女に見えますが、実際はそのテンションのまま人を殺せる生粋の殺人鬼です。あらすじネタバレの序盤では殺人依頼を受けてポルカを暗殺するも、転生後の彼に倒されて死亡しています。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の3人目は、繰屋匠（くるやたくみ）です。繰屋匠は新宿を拠点にしている情報屋です。常にバイザーのようなものを着けています。ポルカやミサキとともに行動することが多く、ポルカからは「匠君」、ミサキからは「クルぽん」と呼ばれていました。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の4人目は、岩野目ツバキ（いわのめツバキ）です。岩野目ツバキは新宿署の警察官で、第三資料編纂係の係長を務めています。一見すると警察官には見えず、ホストのような見た目をしていますが、その見た目に反して情に厚く真面目な性格をしていました。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の5人目は、荒瀬耿三郎（あらせこうざぶろう）です。荒瀬耿三郎は新宿署の警察官で、生活安全課第三資料編纂係に所属しています。ツバキと同様に警察官には見えず、ヤクザかチンピラのような見た目をしていました。暴力至上主義でもあり、かつて半グレ集団「三途の餓鬼共（サンズ・サンズ）」を壊滅させたことがあります。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の6人目は、倉木リサ（くらきリサ）です。倉木リサはミサキや匠たちに仕事を渡す仲介屋で、親しい人からは「クラリッサ」と呼ばれています。謎多き女性で、さまざまな人物とつながりがあるようです。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の7人目は、雷小幽です。雷小幽は巨大財閥四乃山グループ総帥、四乃山呂算の護衛の一人です。暗殺者一族の出身。初仕事で両手足を失い、暗殺者として使えなくなったため、一族秘伝の毒を培養する苗床として使い潰されようとしていたところを呂算に引き取られて救われています。そのため、呂算に対して非常に高い忠誠心を持っていました。

デッドマウント・デスプレイの登場キャラクター一覧の8人目は、四乃山呂算です。四乃山呂算は巨大財閥四乃山グループ総帥です。ポルカの中身が別人であることを見抜いたことをきっかけに、ポルカの事情を知ることとなっています。屍にはポルカの安全が確保されるまでの間、ポルカに宿って彼を守ることを依頼しています。

ここまでデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじをネタバレありで紹介し、登場キャラクターについてまとめてきました。では、次にデッドマウント・デスプレイの漫画の面白い魅力をネタバレありで紹介していきます。

デッドマウント・デスプレイの漫画あらすじの魅力は、「主人公のキャラ」です。主人公・屍神殿は、静かに平穏に暮らすことを夢見ていました。しかし、「亜眼」という生まれつき霊の姿が見える眼を持っていたため、親に売られてしまい、ネクロマンサーとして戦場を駆け回ることとなってしまいます。さらには自らもアンデットと化してしまいました。

そのような状況の中でも平穏を望む屍は、貧しい子供たちに食料を与えることで小さな平穏を手に入れていました。しかし、屍が子供たちの霊魂を従属させようとしていると考えた人々が、子供たちを殺してしまいます。その結果、屍は世界を滅ぼすほどの災厄となってしまいました。

そして、平穏までの道のりが長いことを悟った屍は、転生の秘術を使うことを考えたものの、その体はすでに自死できないほどになっていたため、自分を殺せる者が現れるまで待ち続けたのです。その後、屍は英雄シャグルアに討伐され、転生した今に至ります。このように悲しい過去を持つ屍は、人の命は玩具や人形と同じと考えており、人とズレた価値観を持っています。

また、すべての命は自分の玩具だと断言し、敵対者の命を奪うことを躊躇いません。しかし、アンデット時代の頃もあり、「僕は玩具は好きだ…子供を笑わせる事ができるからね、大事にするに決まってるじゃないか」という言葉から分かるように、子供に対しては特別な感情を抱いていました。屍は理解できそうでできないような絶妙な塩梅のキャラクターとなっているため、物語に良いパンチを効かせていると言えるでしょう。

続いてデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじの魅力は、「敵キャラ」です。本作には仲間陣営・警察陣営・厄ネタを含めて数多くのキャラクターが登場し、さらに複数の登場人物の視点が描かれています。

もちろん味方陣営である主人公の屍やヒロインのミサキの人気は高いですが、本作のあらすじでは敵キャラの視点も描かれているため、彼らにも魅力を感じてしまいます。本作のあらすじに登場する敵キャラを知っていくうちに、魅力を感じるようになる方もきっと多いことでしょう。

続いてデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじの魅力は、「謎要素」です。あらすじネタバレを見ていく中で、いくつかの部分に疑問を覚えた方もいるかもしれません。あらすじネタバレでは屍が異世界にいるポルカの体に転生しているのですが、そもそもなぜ屍は異世界に転生したのでしょうか？また、なぜポルカが殺し屋に狙われていたのでしょうか？作中にはこの二つの謎要素だけでなく、厄ネタに関わる謎や伏線も隠されています。

続いてデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじの魅力は、「ギャグ要素」です。あらすじネタバレを踏まえると、本作はシリアスな雰囲気に包まれているように感じます。しかし、本作にはギャグ要素もあり、作中にはシリアスな展開で終わると見せかけ、唐突なギャグのような温度差の激しい展開などギャップのあるギャグが描かれていました。

デッドマウント・デスプレイのアニメは、第1クールが2023年4月11日から6月27日にかけて放送されました。2023年10月からは第2クールの放送が開始される予定です。そこで、ここからはデッドマウント・デスプレイのアニメ声優について一覧形式でまとめていきます。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて四乃山ポルカの声を務めたのは、2018年より声優として活動している榊原優希（さかきはらゆうき）さんです。榊原優希さんは大学と並行してアミューズメントメディア総合学院に通ったのち、声優事務所「81プロデュース」所属となっています。

声優の仕事を目指すきっかけとなったのは、小学生の頃の音読と高校生の頃の文化祭ムービーでのナレーションだそうです。代表作には『アルゴナビス from BanG Dream!（宇治川紫夕役）』『遊☆戯☆王SEVENS（白佛カン役）』『リコリス・リコイル（ロボ太役）』『ヒプノシスマイク（四十物十四役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて崎宮ミサキの声を務めたのは、2010年より声優として活動している水瀬いのりさんです。水瀬いのり（みなせいのり）さんは、2017年8月31日にソニー・ミュージックアーティスツとのマネジメント契約を終了し、2017年9月1日より声優事務所「アクセルワン」所属となっています。

声優としてのデビュー作は、『世紀末オカルト学院 Episode.09「雪のあかり」』です。代表作には『ご注文はうさぎですか？（香風智乃役）』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ヘスティア役）』『Re:ゼロから始める異世界生活（レム役）』『心が叫びたがってるんだ。（成瀬順役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて繰屋匠の声を務めたのは、2012年より声優として活動している内田雄馬（うちだゆうま）さんです。内田雄馬さんは日本ナレーション演技研究所を卒業後、声優事務所「インテンション」所属となっています。

デビュー作はOVA『Holy Knight』で、テレビアニメ初レギュラーの出演作は『ガンダムビルドファイターズトライ（コウサカ・ユウマ役）』です。代表作には『呪術廻戦（伏黒恵役）』『フルーツバスケット（草摩夾役）』『あんさんぶるスターズ！（漣ジュン役）』『東京喰種トーキョーグール：re（不知吟士役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて岩野目ツバキの声を務めたのは、2008年より声優として活動している江口拓也（えぐちたくや）さんです。江口拓也さんは81プロデュースの養成所に通ったのち、声優事務所「81プロデュース」所属となっています。

デビュー作は『真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝』で、アニメ初主演作は『GOSICK -ゴシック-（久城一弥役）』です。代表作には『東京リベンジャーズ（半間修二役）』『SPY×FAMILY（ロイド・フォージャー役）』『アイドリッシュセブン（六弥ナギ役）』『イナズマイレブンGO（雨宮太陽役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて荒瀬耿三郎の声を務めたのは、2006年より声優として活動している岡本信彦（おかもとのぶひこ）さんです。岡本信彦さんは2021年12月15日に「株式会社ラクーンドッグ」を設立し、代表取締役となっています。

声優デビュー作はBLCD『追憶のキスを君は奪う』、テレビアニメデビュー作は『N・H・Kにようこそ!（男子生徒A役）』です。代表作には『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風（ギアッチョ役）』『魔法使いの約束（シノ役）』『遙かなる時空の中で5（沖田総司役）』『会長はメイド様!（碓氷拓海役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて倉木リサの声を務めたのは、2000年代より声優として活動している種﨑敦美（たねざきあつみ）さんです。種﨑敦美さんは2015年にトリトリオフィスを離れ、フリー期間を経て、2015年10月1日付けで芸能事務所「東京俳優生活協同組合」所属となっています。

2023年には第17回声優アワードにて主演声優賞と助演声優賞のダブル受賞を果たしました。代表作には『ドラゴンクエスト ダイの大冒険（ダイ役）』『SPY×FAMILY（アーニャ・フォージャー役）』『その着せ替え人形は恋をする（乾紗寿叶役）』『残響のテロル（三島リサ役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて雷小幽の声を務めたのは、1998年より声優として活動している福圓美里（ふくえんみさと）さんです。福圓美里さんは2022年3月31日をもって、2003年より所属していたシグマ・セブンを退所し、2023年4月1日より芸能事務所「StarCrew」所属となっています。

デビュー作はゲーム『Etude prologue 〜揺れ動く心のかたち〜』です。代表作には『スマイルプリキュア！（星空みゆき／キュアハッピー役）』『おおきく振りかぶって（篠岡千代役）』『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース（イギー役）』『美少女戦士セーラームーンCrystal（ちびうさ／セーラーちびムーン役）』などがあります。

デッドマウント・デスプレイのアニメにて四乃山呂算の声を務めたのは、1979年より声優として活動している山路和弘（やまじかずひろ）さんです。山路和弘さんは1977年に青年座研究所に第一期生として入所したのち、1979年に劇団青年座に入団しています。

山路和弘さんは声優として多くの洋画作品で吹き替えを担当しており、2021年には第15回声優アワードにて外国映画・ドラマ賞を受賞しています。代表作には『PSYCHO-PASS サイコパス（雑賀譲二役）』『進撃の巨人（ケニー・アッカーマン役）』『ワンパンマン（シルバーファング / バング役）』『ONE PIECE FILM GOLD（ギルド・テゾーロ役）』などがあります。

ここまでデッドマウント・デスプレイの漫画あらすじをネタバレありで紹介し、漫画の魅力や登場キャラクターをまとめてきました。では、最後にデッドマウント・デスプレイに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではあらすじネタバレに登場したポルカや、漫画の魅力などに関する声があがっているようです。

デッドマウント・デスプレイの四乃山ポルカに関する声があがっています。こちらではあらすじネタバレで登場した四乃山ポルカのことを「かわいい」と高評価されているようです。

デッドマウント・デスプレイの魅力に関する声があがっています。こちらではデッドマウント・デスプレイの四乃山ポルカの強さや、たまにある緩いシーンを高評価されているようです。

デッドマウント・デスプレイの魅力に関する声があがっています。こちらではデッドマウント・デスプレイを「面白すぎる」と高評価されているようです。

本記事ではデッドマウント・デスプレイのあらすじをネタバレありで紹介し、登場キャラクターやアニメ声優、漫画の魅力などをまとめてきました。デッドマウント・デスプレイの漫画やアニメを見る際は、本記事にてネタバレありで紹介したあらすじやキャラクター一覧、面白い魅力を参考にしていただければ幸いです。