【精霊幻想記】主人公リオがかっこいい！強さ・能力や性格をまとめて紹介

『精霊幻想記』の主人公であるリオは、かっこいいと評判のキャラです。本記事では、リオの能力や強さなどから、リオのかっこいい魅力について迫ります。まずは精霊幻想記の作品情報と、リオの簡単なプロフィールからまとめていきます。

精霊幻想記は、小説家になろうで2014年から連載が始まったライトノベルです。2015年から書籍版がHJ文庫から刊行され、202年には小説家になろうでの作品は取り下げられました。作者は北山結莉さんで、書籍版のイラストはRivさんが担当しています。精霊幻想記は2021年7月からテレビアニメが始まり、全12話が放送されました。

スラム街で浮浪児としてひどい生活を送っていたリオは、7歳のときに高熱とともに前世の天川春人としての記憶を取り戻します。リオは誘拐されたフローラ王女を偶然助け、褒美代わりに王立学院に入学を許されました。しかし、学院での演習中にフローラ殺害の容疑をかけられ、学院を出奔します。そこから、リオの長い旅が始まるのでした。

精霊幻想記のリオは、スラム街で浮浪児として生きてきた少年です。もともとは日本で生活していた大学生ですが、バスの事故で死亡したことによりリオとして生まれ変わりました。王立学院で王女暗殺の濡れ衣を着せられてからは、公の場では「ハルト」と名乗るようになります。物語が進む中で、母親がカラスキ王国の王女であったことが発覚します。リオは生まれつき黒髪ですが、魔道具によって髪色を変えることがあります。

精霊幻想記のリオは、精霊術という能力を使うことができます。幼少期のリオは、自分の能力に気づかないまま生活をしていました。しかし、前世の記憶を思い出すとともに人型の精霊と出会い、その精霊から魔力（オド）の使い方を教わります。それ以降リオは魔力を視認できるようになり、精霊術も扱えるようになりました。

リオの精霊術は多岐に渡っており、人を眠らせたり自分の体を宙に浮かせるだけでなく、お湯や石鹸を作り出すこともできます。また、魔法で身体能力を上げるのと同じように、精霊術でスピードやパワーをアップさせることが可能です。精霊術と体術を組み合わせることで、リオは巨大な魔物や強い相手にもあっさりと勝っていました。精霊術を使って戦うリオの姿は、非常にかっこいいと評判です。

ただ、この世界では精霊術と魔法は同時に使うことができないため、リオは他の人間のように魔法を使うことができません。そのせいで、王立学院ではバカにされることもありました。しかし、リオの本当の強さは魔法ではなく精霊術にあり、精霊術の能力だけで他者を圧倒することができます。

精霊幻想記のリオは、天川春人だった頃祖父から古武術を習っていました。祖父との稽古は木刀を使ったものでしたが、かなりの腕前だったと推察されます。リオは春人としての記憶を取り戻すと同時に、前世での剣術も使えるようになりました。春人の古武術の能力が高かったことから、リオは前世の記憶だけでも大人相手に軽く勝つことができました。王立学院で初めて剣術の先生と戦ったときには、先生を驚嘆させるほどの強さを見せています。

このようにもともと剣術の腕が確かだったリオですが、前世の記憶だけで戦っていたわけではありません。リオは毎日欠かさずに稽古を重ねていたおかげで筋力がつき、剣術にもさらに磨きがかかったのです。また、剣術と精霊術を組み合わせることで、どのような強豪相手にも負けない強さを手に入れました。

精霊幻想記のリオは礼儀正しく、滅多なことでは怒りません。一見穏やかな人物に見えますが、温厚というわけではなくドライな性格であるだけです。リオは過去の辛い経験から人間不信となり、他人との間に距離を置くようになっていました。普段の礼儀正しい態度は、相手に心を開いていない証拠だともいえます。しかし、困っている人は放っておけないような優しい性格でもあり、その性格が災いしてトラブルに巻き込まれることもあります。

また、身内になった者には非常に親切で、力の及ぶ限り助けようとします。自分に関することには理不尽な扱いも泰然と受け入れますが、身内に害を及ぼす者には容赦しません。自分よりも仲間のために怒る姿は、リオのかっこいい魅力のひとつであるといえるでしょう。

精霊幻想記のリオの強さや能力に続いて、アニメでの声優について見ていきましょう。精霊幻想記のアニメでは、リオの幼少期の声を諏訪彩花さんが演じています。リオが大きくなってからは、松岡禎丞さんがリオの声を担当しました。精霊幻想記は作中で年単位で物語が進み、その後もリオは徐々に成長していきます。

声優の松岡禎丞さんは、リオの成長に合わせて声も少しずつ変えていました。では、アニメの精霊幻想記でリオを演じた松岡禎丞さんとは、どのような声優でしょうか？ここでは、松岡禎丞さんのプロフィールや、これまでに出演した主なアニメ作品などを紹介します。

リオ役の松岡禎丞さんの生年月日は1986年9月17日で、血液型はO型です。身長は166cm、出身地は北海道帯広市です。声優学校を探すために上京し、新聞奨学生制度を受けながら代々木アニメーション学院に通いました。卒業と同時に日本ナレーション演技研究所に入所し、オーディション合格後にアイムエンタープライズの所属となります。

2011年にテレビアニメ『神様のメモ帳』で初めて主演を務め、第6回声優アワード新人男優賞を受賞します。その後、第10回声優アワードでは主演男優賞を受賞しました。松岡禎丞さんはまったく性格の異なるキャラを見事に演じ分けられることから、カメレオン声優と呼ばれています。趣味は歌唱や創作料理、スノーボード、ジョギングなどです。

松岡禎丞さんがこれまでに出演した、主なアニメ作品や担当キャラを紹介します。松岡禎丞さんは『ソードアート・オンライン』のキリト（桐ヶ谷和人）、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助、『食戟のソーマ』の幸平創真などを演じてきました。その他、『Re:ゼロから始める異世界生活』のペテルギウス・ロマネコンティや『ノーゲーム・ノーライフ』の空、『五等分の花嫁』の上杉風太郎なども有名です。

近年では『ブルーロック』の雷市陣吾、『トモちゃんは女の子！』の田辺達巳、『リコリス・リコイル』の真島などを担当しています。また、これから放送予定の『豚のレバーは加熱しろ』の豚や、『黄昏れアウトフォーカス』の土屋真央を演じることがすでに決まっています。

精霊幻想記のリオには、「かっこいい」というコメントが多く上がっていました。リオの見た目はもちろん、戦う姿がかっこいいと感じる人が多いようです。物語が進むにつれてさらに強くなるリオに、かっこいい魅力を感じる人が大勢いました。

精霊幻想記には、かわいい女の子のキャラが多数登場します。リオは女の子たちからかなり人気があり、かなりモテている状態です。かわいい女の子にモテているリオには、男性ファンから羨望の眼差しが向けられていました。また、リオが最終的にどのキャラと結ばれるのか、気になる人も大勢いるようです。

精霊幻想記のリオは、物語の序盤からフローラ王女誘拐の疑いをかけられます。その後、王立学院に入ってからも、王女殺害の冤罪をかけられました。不遇な境遇が続くリオには、「かわいそう」という感想を抱く人が大勢いました。特に物語序盤のエピソードでは、リオを憐れむコメントが多く上がっていました。

精霊幻想記のリオの能力や強さ、アニメでの声優などの情報をまとめました。精霊幻想記のリオは精霊術を駆使した戦闘を行うキャラで、他者を圧倒するほどの強さを持っています。原作はまだ連載が続いており、この先もさらに強くかっこいいキャラになると推察できます。精霊幻想記はすでにアニメ2期の制作も決定しているため、アニメでもリオの新たな活躍を楽しみましょう。