Cとはどんなアニメ?評価・感想や最終回の内容を考察【ノイタミナ作品】

Cというアニメは、タツノコプロ制作のオリジナルアニメーション作品です。2011年の4月からノイタミナ枠で放送されたCですが、「お金」に焦点を当てた独特のアニメとなっています。ミダスマネーという現金の偽者のようなものが混ざり、日本政府が発行していないお金であり、経済を乱す原因ともなっています。そんな偽者のお金と本物のお金が見えるようになったCの世界観、果たしてこのアニメはどういう終わりに行きついたのでしょうか?Cのあらすじと最終回の感想や評価などをまとめていきます。

Cとはどんなアニメ?評価・感想や最終回の内容を考察【ノイタミナ作品】のイメージ

目次

  1. Cのアニメ最終回やあらすじについて考察!評価や感想も紹介!
  2. Cとはどんなアニメ?あらすじも紹介!
  3. Cのアニメ最終回の内容を考察!
  4. Cのアニメキャラを演じる声優を紹介!
  5. Cのアニメを観た人の評価や感想を紹介!
  6. Cのアニメの評価や考察まとめ!

Cのアニメ最終回やあらすじについて考察!評価や感想も紹介!

主人公である余賀 公麿は経済大学に通う19歳です。公麿は一人暮らしをしており、お金に少し困っておりバイトを2つに増やして頑張っているのがですが、真坂木という人物が突然公麿に部屋に現れ、Cの世界に案内されるのです。そこから公麿の人生やお金の価値観など、改めて感じさせられるものがあるのです。そんなお金が主体で物語が動いているCのあらすじや感想、評価などを考察まとめていきます。

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Cとはどんなアニメ?あらすじも紹介!

公麿の前に現れた真坂木。真坂木は公麿に対して「貴方様の未来を担保に、ご融資させて頂きます」と言われるのです。半信半疑の公麿は恐る恐る銀行に行き確認してみると多大な額が振り込まれているのです。気分をよくした公麿はそのお金に手をつけてしまいます。自身の未来という担保にして、その未来をかけて地震とアントレで戦い抜くというバトル要素満載のアニメとなっています。

ここからはアニメCのあらすじを感想を交え簡単に紹介していきます。1話ではまず、公麿が本物お金に混じったミダスマネーが見えるようになるところから始まります。そして真坂木と出会い、異空間の存在している「金融街」に案内されるのです。公麿は最初、何も理解できずにパニックになりますが次第に未来を担保にという意味が分かってくるのです。要するに、自身の未来を明るくするために他人の未来をつぶす戦いなのです。

真坂木に導かれ、金融街に辿り着いた公麿。不思議な雰囲気とお金が渦巻く中、公麿は唐突にディール(取引)に巻き込まれてしまいます。何も知らない公麿は何故戦いに巻き込まれたのかを考えてしまい、対抗策がないのでこのまま逃げ切ること、負けることを考え始めます。しかし、どこからから声がして負けたら自身の未来がなくなってしまうことを知り、アセットというパートナーを駆使し戦うことを決めます。

Cのアニメ3話感想あらすじでは、説明会となります。金融街の存在を疑っている組織の派遣員サトウ。彼女は三國壮一郎の企みに気づいていたのです。壮一郎は意図的に現実世界にミダスマネーを取り入れようと計画していたのです。しかし、それは裏の顔であり表の顔は財務省系投資機関顧問役員として通っているのでした。この男がCのラスボスになるだろうという感想が多かったです。いかにも怪しいという評価と受けた男なのです。

Cの世界で重要になってくるのがディールと言われています。この仕組みでCの評価は大きく上がり感想などもストーリーについての感想が多く見受けられました。お金についての価値観や現実世界とリンクしているという奥深さからCのアニメはいい評価を受けています。そしてアニメCの4話で2回目のディールを経験しますが次の対戦者は何と、大学の教授だったのです。しかも、江原の温かい家庭を見たばかりでのディールなのでした。

自身の戦う理由が見つからず、江原が勝ったほうがいいのではないかと考える公麿でしたがアセットのマシュに一喝されます。そして窮地に追い詰められていた公麿でしたが、株を売りそれを壮一郎が買ったことにより形成が逆転し、そのまま公麿が勝ちをもぎ取りました。そして次の日現実世界で江原に呼び出され江原についていくことに。その家はすごく静かで江原は一人暮らしをしていたのです。

悲しいと感想がたくさんありましたが、このCアニメ4話で公麿は自身が置かれている立場を考察、考え直すきかっけになった回でした。そしてアニメCの5話でそんな悲壮感漂う公麿を見かねて、壮一郎が現実への影響を最小限に抑えた勝ち方を教えてもおらうことに。ディールに勝つためには相手の情報を知っていることは最低限、何より重要なのは自身の力を余すことなく考察、覚えることだと言われます。

僅差で勝つことができた公麿。相手のことを調べ、念入りに作戦を練ったことにより得られた結果でした。しかし、マシュとの会話では何かぱっとしない様子でした。そんな中現れたのがアニメC屈指のイケメンの評価を受けているイケメンと称される宣野座功でした。彼も同じくミダスマネーによる現実世界への及ぶ影響に付いて心を砕いている人物のひとりであり、彼は公麿にディールをしない方法を提案しに来るのでした。

公麿は功と話し、エージェントのサトウや三國壮一郎に話を聞きに行くなどディールについて考えますが、結局ディール辞退はせず戦うことを選択します。しかし、相手の莫大な資金力に防戦一方を強いられるマシュ。そんなぼろぼろなマシュの姿を見て公麿は勝ちを取りに行き、見事僅差で勝利を手にします。何かと考えさせられるアニメCですが、主人公がどのように成長していくかを考察しながら見ているという感想も多かったです。

アニメC7話は三國壮一郎の過去の話となります。退屈だったなどの感想、評価を受けがちですが現実に行き詰った壮一郎が真坂木と出会い金融街に誘われ、何を考え思いついたのか?そしてこの金融街を利用して何を現実世界に残そうとしているのか、視聴者に考えさせ考察させられる回となりました。そしてアニメCの人気キャラマシュのモノローグ回ともともなっています。マシュの人気は感想を見てもらえば。

東南アジア金融街が破綻間近という噂は極東金融街にも、壮一郎の元にも届いていました。破綻は避けられないと評価した壮一郎は‘C‘に備えるように自身が持つギルドの幹部に指示を出します。一体Cとは何なのでしょうか?東南アジアの破綻の影響は日本も受けていたのです。若者であふれていた渋谷も人が全くいなくなりビルもガラッと空いてしまっています。街の変化の見て公麿も心境の変化が訪れていました。

Cの発動

街の人たちはみな生気を失っているような姿をしており公麿は困惑していました。何より前に金融街でディールで勝った相手、大学の教授江原も自殺未遂をしていたのです。金融街に担保にされた家族を取り戻すために行動したと言った江原。そんな江原を見かねた公麿は行動を起こすことに。そんな中壮一郎率いるギルドも行動を開始します。壮一郎が執った指揮とは金融街の全員の金を奪うことだったのです。現実世界の影響を顧みず。

色々と考え、考察した公麿が出した結論は金融街で自身の資産であるミダスマネーを燃やすことにしたのです。その姿を見たサトウは呆れつつも方法を提示します。公麿は意を決して壮一郎と対決をする決意を。今を守るために未来は悲惨なものになっていいと考える壮一郎。そんなのは許せない公麿でしたが遂に東南アジアが崩壊、シンガポールが崩壊することに。壮一郎は予定通りCの決行をします。

東南アジア金融街の破綻が引き起こした「C」そのCの余波が日本にも連鎖するおそれがあるため、壮一郎は日本の今を防衛するためにダークネスカードを真坂木に提示します。自身の20年分の未来を失う代わりに今を守る、壮一郎はその選択をしたのです。その結果、Cは止まりましたが国の未来が20年分も失われたのです。一件落着とは簡単にいきません。公麿やサトウはそのことに対して危機感を抱いていました。

しかし、Cはアメリカ金融街のアントレによって引き返され日本にまたCがやってきたのです。壮一郎はまたダークネスカードを使い輪転機を回すことを決意します。公麿とサトウは未来のためにその使用を阻止するためにディールを申し込むことに。幹部と戦った公麿、苦しいながらも勝ちをおさめた公麿でしたがサトウは壮一郎に負けてしまったのです。最後に残された公麿は壮一郎に挑みます。

Cラストディール

壮一郎とのディールが始まり、二人のアントレがぶつかります。二人の思いがぶつかり交錯しますが、一瞬のスキが出来た公麿は最後の一撃を放ちそれを受けて立つ壮一郎。その攻撃が届く前に極東金融街が消滅、ミダスマネーが無くなったことによりCは日本を通り過ぎていきました。最悪の事態を回避した日本、アントレも消え円も消えますが日本ではドルが主流の通貨となっていました。これが、公麿が買い戻した未来だったのです。

Cのあらすじを簡単にまとめましたが、色々と現実の出来事を比喩している部分がたくさんあるアニメとなっています。見た人は考え、考察できる楽しみ方ができるがCです。

Cのアニメ最終回の内容を考察!

アニメCの最終回では様々な要素が登場してきて考えさせられる最後となりました。公麿が選んだ選択と壮一郎が選んだ選択、どちらにも正義があり譲れない戦いとなりました。ミダスマネーが現実に及ぼした影響、それに影響され未来の結末が変わってしまった人など数多くの人が意識無意識下金融街に関わっていたのです。そして、しかし、アニメCの最終回を理解できなかった人が多く見受けられましたので簡単な考察をまとめます。

結局、円の価値がないに等しくなるのは避けられないため壮一郎が自身で発行した偽札で国を何とか維持しようとするのと、公麿は円がなくなってもいい未来を期待して現実を生きていきたいという思いがぶつかり勝負することになったのです。まず疑問となるのがなぜ日本はCの2度目の影響を受け消えなかったのかですが、考察になりますが公麿がダークネスカードを奪い輪転機を逆回転させたことで回避できたと言われています。

Cの影響を避けるために円の価値をものすごく下げ、勝ってもらことにより防げたのではないかと評価されています。しかし、ハイパーインフレはどの道避けられないため日本という国は何とか存続しましたが、Cでも重要視されていた「信頼」その円への信頼がなくなったことにより世界でも価値がないお金と認定され、その代用として世界的にも信用も価値もあるドルへと移行していったのでしょう。

Cのアニメキャラを演じる声優を紹介!

ここでCに登場した主なキャラクターの紹介と担当した声優を紹介していきます。まず最初に主人公である余賀公麿です。真坂木に紹介され金融街に誘われアントレプレナーになります。金融街に来た当初はアントレとして戦うことを避けていましたが、素一郎の思想に惹かれ現実世界への影響を最小限に抑える戦いをします。しかし、次第に自分で考えることをはじめ壮一郎のやり方に対し疑問を抱き自身で行動を起こします。

Cでも悩める大学生を演じたのが内山昂輝です。1993年から子役として活動しており海外作品の少年役で吹き替えを担当していましたが舞台の経験はありません。そして2005年「キングダムハーツⅡ」でロクサス役を演じたことによって知名度が高くなりました。そして声優として作品に登場することが増えました。何かを背負っている少年役を演じることが多く本人も明朗快活なタイプではないと言っています。

Cのヒロイン!

Cのヒロインとして登場したのが真朱(マシュ)です。Cでも人気の高いキャラクターとして有名ですが新人のアセットですが実力派折り紙付きです。そのこともありCでも注目が集まりました。出会った当初はうじうじしている公麿に対しイライラもしていましたが同じ時間を過ごしているうちに公麿が優しい人間だということに気づき次第には愛情をも抱くことになります。固有フレーション「スコーチド・アース」

そんなCのヒロインを演じているのが戸松遥です。2005年から開催されていた「ミュージックレイン・スーパーオーディション」に合格、声優として活動を始めます。そして2007年に放送された「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」のスイーツ生徒役で初のアニメデビューを果たします。さらに「神曲奏界ポリフォニカ」で初のヒロイン、コーティカルテ役を演じます。

Cの強敵

Cでも重要な人物の1人である三國壮一郎。彼は金融街で椋鳥ギルドというギルドをもっており現実世界でも財政界に影響をもたらすほどの人物なのです。金融街でお金に興味がない公麿に興味を持ちこだわるようになります。病床にあった妹よりもお金を優先した父親に憤りを感じていたところに真坂木と出会い、金融街で大きな力を手に入れます。

Cの重要な役目を担っている壮一郎。その声優をしたのが細見大輔です。1995年から2009年まで演劇集団のキャラメルボックスにも所属しておりマルチに活躍していました。声優やテレビドラマ、舞台でも活躍しています。

Cのアニメを観た人の評価や感想を紹介!

Cを見ていた人で一番多く感想として書かれていたのが、お金に対する考え方を見直せる作品ということです。壮一郎の今を維持するために莫大なお金を使う人、公麿のようにお金が全てではないという考えがぶつかりCは幕を閉じましたが、差し誘拐についても分からなかったという意見も多く見受けられました。1クールの内容としては確かに急ぎ足、詰め込みすぎていた感が否めませんでした。

Cのアニメの評価や考察まとめ!

ノイタミナのオリジナルアニメ枠として放送されたCですが、大きな話題を呼んだ作品となっています。最初は難しい設定などを感じさせないCでしたが、次第にストーリーの奥深さ、キャラクターの過去など見どころ満載の作品と昇華しました。最終回では賛否両論ありますが、このCという作品は一見する価値はあるといわれています。お金という奇抜な題材となっているCの世界観を感じてみてください。

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