【十字架のろくにん】おじいちゃんは最強の俊の祖父！過去や最後の死亡シーンは？

漫画『十字架のろくにん』の主人公である漆間俊には、名前不明のおじいちゃんがいます。漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんは、作中最強の強さを持った老人であり、孫の復讐をいつもサポートしています。本記事では、漆間俊のおじいちゃんについて、過去や強さ、最後の死亡シーンなどを紹介します。まずは、漆間俊やおじいちゃんが登場する漫画『十字架のろくにん』の作品情報について、紹介していきます。

漆間俊やおじいちゃんが登場する『十字架のろくにん』とは、中武土竜という漫画家が描く｢マガジンポケット｣の漫画作品です。漫画『十字架のろくにん』は復讐をテーマにしたサスペンス・ホラー漫画であり、漆間俊の復讐劇が描かれています。元々、漫画『十字架のろくにん』は2020年の3月に｢別冊少年マガジン｣で連載がスタートしました。しかし、単行本1巻の売上があまり伸びず、本作は同年に｢マガジンポケット｣へ移籍しました。

2023年6月現在、漫画『十字架のろくにん』は｢マガジンポケット｣で連載が続いており、これまで合計11巻の単行本が刊行されています。漫画『十字架のろくにん』の人気は非常に高く、｢マガジンポケット｣の累計閲覧回数が1300万回を超えています。また、単行本の売上も凄まじく、本作の累計発行部数は100万部を記録しています。しかし、漫画『十字架のろくにん』はこれまで、アニメやスピンオフ作品などが制作されていません。

漫画『十字架のろくにん』の主人公である小学生の漆間俊は、至極京・久我大地・円比呂・千光寺克美・右代悠牙のグループにいじめられ、地獄のような日々を送っていました。ある日、漆間俊は至極京の計画で両親が事故死し、弟の漆間翔も植物人間になってしまいます。これに漆間俊は怒り、日本軍の秘密部隊出身のおじいちゃんに殺人や拷問の指導を受けます。そして、漆間俊は高校入学と同時に、至極京への復讐を始めるのでした。

本記事で、過去や強さ、最後の死亡シーンなどを紹介するおじいちゃんとは、漆間俊の祖父にあたるキャラクターです。漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんは、左目の傷跡とかすんだ瞳が特徴のキャラクターであり、誕生日や本名などのプロフィールが一切明らかになっていません。おじいちゃんは孫の漆間俊と漆間翔を心から愛しているものの、過去に｢北山部隊｣という日本軍の秘密部隊に所属していました。

そのため、おじいちゃんは人間離れした強さを持っており、至極京のグループですら歯が立ちません。漫画『十字架のろくにん』の作中で、漆間俊は両親と弟を傷つけられ、至極京への復讐を誓います。この時、おじいちゃんは過去の経験を活かし、漆間俊に戦い方や拷問を教えます。その後、おじいちゃんは漆間俊の復讐を陰で支え始めました。しかし、おじいちゃんは作中の最終決戦で死亡し、壮絶な最後を遂げることになりました。

漫画『十字架のろくにん』は｢マガジンポケット｣での人気から、キャラクターの人気投票が2022年の5月19日に行われました。基本的に、漫画作品のキャラクター人気投票は、主人公やボスが上位にランクインします。逆に、名前が分からないキャラクターや主人公の親戚などは、人気投票であまり上位にランクインしません。漆間俊のおじいちゃんは漫画『十字架のろくにん』のサブキャラクターであり、誕生日や名前が分かっていません。

また、漆間俊のおじいちゃんは最終決戦で死亡し、漫画『十字架のろくにん』のストーリーから退場してしまいました。しかし、漆間俊のおじいちゃんは総得票数の約半数である8633票を獲得し、漫画『十字架のろくにん』のキャラクター人気投票で1位に輝きました。サブキャラクターが約半数の票を集め、人気1位になることは基本あり得ません。そのため、本作の人気投票は一躍話題になり、多数のメディアの注目を集めました。

漫画『十字架のろくにん』に登場するおじいちゃんは見た目が怖いものの、孫の漆間俊と漆間翔を心から愛しています。しかし、漆間俊のおじいちゃんは壮絶な過去を隠しており、登場人物の中でトップクラスの強さを持っています。この壮絶な過去と強さを活かし、おじいちゃんは孫の漆間俊を恐ろしい復讐鬼に育て上げました。ここからは、漫画『十字架のろくにん』に登場するおじいちゃんの過去や強さについて、紹介します。

漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんは、いつも死んだ目をしており、感情が一切分かりません。また、おじいちゃんは左目に大きな傷があり、猟銃を保有しています。これらのことから、漆間俊のおじいちゃんは怖い老人にしか見えません。そのため、漆間俊の両親は息子をおじいちゃんに会わせようとしていませんでした。しかし、本当のおじいちゃんは孫思いの優しい老人であり、漆間俊を大切にしています。

漆間俊のおじいちゃんが怖い見た目をしているのは、とある過去が大きく関係しています。漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんは昔、｢北山部隊｣という名前の部隊に所属していました。おじいちゃんが過去に所属していた｢北山部隊｣とは、第二次世界大戦中の日本軍の秘密部隊であり、｢呉鎮守府第百特別陸戦隊｣が正式名称となっています。｢北山部隊｣は元々、人殺し専門の秘密部隊として設立されました。

そのため、漆間俊のおじいちゃんは｢北山部隊｣で人の殺し方を叩き込まれたと語っています。｢北山部隊｣時代のおじいちゃんは非常に優秀だったらしく、｢修羅｣や｢最高傑作｣と指揮官に評価されていました。しかし、おじいちゃんは｢北山部隊｣で人としての在り方を忘れ、感情が無くなってしまいました。この過去が原因で、漆間俊のおじいちゃんは怖い見た目をしているのです。

上述で紹介した通り、漆間俊のおじいちゃんは昔、人殺し専門の秘密部隊｢北山部隊｣に所属していました。そのため、漆間俊のおじいちゃんは人殺し・拷問・遺体の処理の全てを完璧にマスターしています。さらに、おじいちゃんは肉体の頑丈さも桁外れであり、大火傷を負ってもピンピンしています。これらが理由となり、漆間俊のおじいちゃんは漫画『十字架のろくにん』の作中で最強の強さを持ったキャラクターといわれています。

漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊の母親は生前、漆間俊がおじいちゃんに近づくことを禁止していました。また、漆間俊の父親もおじいちゃんを｢怖い人｣と評していました。しかし、漆間俊と漆間翔は両親と違い、おじいちゃんを心から慕っていました。そのため、おじいちゃんは作中で、漆間俊と漆間翔が心の穴を満たしてくれたと語っています。しかし、おじいちゃんは孫の漆間俊の復讐が原因で、死亡することになりました。

上述で紹介した通り、漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんは、作中で最強の強さを持ったキャラクターです。主人公の漆間俊はおじいちゃんの強さを受け継ぎ、両親と弟の復讐に成功し続けていました。しかし、漆間俊が至極京の作戦に翻弄されたことで、最強キャラのおじいちゃんは死亡し、壮絶な最後を遂げてしまいました。ここからは、漆間俊のおじいちゃんの最後の死亡シーンについて、紹介していきます。

漫画『十字架のろくにん』の作中で、おじいちゃんと漆間翔は至極京の｢革命倶楽部｣に拉致されてしまいます。その後、至極京は漆間俊を橋田小学校に呼び出し、体育館で漆間翔の命を賭けたゲームを始めました。この時、おじいちゃんは鎖で繋がれ、体育館の倉庫に監禁されていました。一方、漆間俊は美外留に取り押さえられ、叫び声を上げていました。漆間俊の声を聞いたおじいちゃんは、ノコギリで自らの右足を切断します。

右足を切断したことで、おじいちゃんは鎖からの脱出に成功し、絶体絶命の漆間俊を助けに行きます。至極京のゲームに乱入したおじいちゃんは、｢脈取り｣で美外留を倒し、漆間俊の救出に見事成功しました。さらに、おじいちゃんは｢抉り｣という｢北山部隊｣の技を使い、｢革命倶楽部｣の安堂も撃破します。しかし、おじいちゃんに敗れた安堂は激怒し、チェンソーで無防備の漆間翔を殺そうとするのでした。

安堂はチェンソーを振り下ろし、そのまま漆間翔を殺害しようとします。この時、おじいちゃんは漆間翔を庇い、自らの身体で安堂のチェンソーを受け止めました。チェンソーを受け止めたおじいちゃんは、大量の血が流れ、その場に倒れてしまいます。倒れたおじいちゃんは｢初めて人との繋がりを感じれた」と言い、漆間俊に感謝します。そして、おじいちゃんは｢翔のために死ねて本望｣と言いながら死亡し、壮絶な最後を遂げました。

漫画『十字架のろくにん』の第1話で、漆間俊は両親を失い、弟の漆間翔も植物人間になってしまいます。これに漆間俊は激怒し、至極京への復讐を誓いました。当初、おじいちゃんは漆間俊に寄り添い、真っ当な暮らしをさせようとしていました。しかし、おじいちゃんは至極京への復讐を手伝うと決意し、漆間俊に修羅の道を教え始めます。そして、おじいちゃんは自身の全てを教え込み、漆間俊を最強の復讐鬼にしました。

おじいちゃんに鍛えて貰った漆間俊は高校入学後、千光寺克美を最初のターゲットに選びます。当初、漆間俊は頭を叩かれて気絶し、千光寺克美に捕まってしまいました。しかし、漆間俊は縄を解き、千光寺克美に逆襲します。そして、漆間俊はおじいちゃんに教えて貰った｢北山部隊｣の拷問を使い、復讐相手の千光寺克美を殺害しました。その後、おじいちゃんは漆間俊から復讐成功の報告を受け、千光寺克美の死体を処理しました。

漫画『十字架のろくにん』の作中で、千光寺克美を殺した漆間俊は、右代悠牙を2人目のターゲットにします。右代悠牙は人を魅了する天才であり、慎重な一面も持っていました。そのため、漆間俊は右代悠牙の殺害に苦戦します。しかし、漆間俊は右代悠牙の対策を全て破り、｢苦悩の梨｣という拷問器具で復讐を果たしました。その後、おじいちゃんは右代悠牙の身体を水酸化カリウム溶液で溶かし、彼の血や骨もしっかり処理しました。

漆間俊は右代悠牙を殺した後、円比呂への復讐も成功し、4人目のターゲットとして久我大地の命を狙い始めます。しかし、久我大地は黒澤という同級生に命じ、漆間俊のおじいちゃんの家を燃やしてしまいました。おじいちゃんは元｢北山部隊｣の最強キャラであるため、家を燃やされたぐらいで死亡しません。しかし、おじいちゃんは油断から、左手に大火傷を負ってしまいました。これにより、おじいちゃんは入院してしまいます。

漫画『十字架のろくにん』の第64話で、おじいちゃんは無事退院し、アパートを新たな拠点としました。その後、漆間俊は退院したおじいちゃんに会いに行きます。すると、片手で懸垂するおじいちゃんが現れ、漆間俊は｢病み上がりなんだから｣とツッコみます。懸垂は基本、老人が片手で出来ないハードな筋トレです。そのため、おじいちゃんが片手で懸垂するシーンは、多数の漫画『十字架のろくにん』ファンを驚かせました。

漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんには、おじいちゃんがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画『十字架のろくにん』に登場するおじいちゃんは、怖い見た目をした老人にしか見えません。しかし、おじいちゃんは誰よりも孫を大切にするかっこいい老人であり、漆間翔を守って死亡しました。このかっこいい姿から、おじいちゃんは漫画『十字架のろくにん』で高い人気を博しています。

漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんには、おじいちゃんの強さに注目する感想も多く寄せられていました。おじいちゃんは｢北山部隊｣出身の元軍人であり、殺人・拷問・遺体処理の全てをマスターしています。そのため、おじいちゃんは非常に強く、最終決戦で｢革命倶楽部｣相手に無双しています。この強さは、おじいちゃんが人気を博す理由の1つとなっています。

漫画『十字架のろくにん』に登場する漆間俊のおじいちゃんには、最後に悲しむ感想も多く寄せられていました。漫画『十字架のろくにん』に登場するおじいちゃんは、人気投票で1位にランクインするほどの人気キャラクターです。しかし、おじいちゃんは最終決戦で漆間翔を庇い、命を落としてしまいました。このおじいちゃんの最後は、多数の漫画『十字架のろくにん』ファンに衝撃を与えています。

本記事では、漆間俊のおじいちゃんについて、過去や強さ、最後の死亡シーンなどを紹介しました。確かに、漆間俊のおじいちゃんは感情が無い老人です。しかし、本当のおじいちゃんは心優しき老人であり、漆間俊を誰よりも愛しています。また、おじいちゃんは強さとかっこよさも兼ね備えており、最後まで読者の注目を集め続けていました。そのため、おじいちゃんは漫画『十字架のろくにん』で最も魅力的なキャラといえるでしょう。