【ひゃくえむ。】あらすじと登場人物をネタバレ!熱い100m走漫画の結末は?

「ひゃくえむ。」をネタバレで考察していきます。そして、熱くて面白いと人気を集める100m走を題材にした陸上漫画「ひゃくえむ。」の魅力に迫っていきます。まず、当記事では「ひゃくえむ。」の1巻から最終回が収録された5巻までの各巻のあらすじや、主要な登場人物をネタバレで紹介していきます。さらに「ひゃくえむ。」の面白い魅力や見どころをネタバレでみていき、読者の感想や評価も紹介していきます。

【ひゃくえむ。】あらすじと登場人物をネタバレ!熱い100m走漫画の結末は?のイメージ

目次

  1. ひゃくえむ。とは?
  2. ひゃくえむ。の漫画あらすじと結末ネタバレ
  3. ひゃくえむ。の登場人物・キャラ
  4. ひゃくえむ。の面白い魅力や見どころ
  5. ひゃくえむ。に関する感想や評価
  6. ひゃくえむ。のネタバレまとめ

ひゃくえむ。とは?

ひゃくえむ。の概要

「ひゃくえむ。」は100m走に青春を賭ける、主人公とライバルたちを描いた人気陸上漫画です。講談社の「週刊少年マガジン」及び「別冊少年マガジン」の公式漫画アプリである「マガポケ」こと「マガジンポケット」にて、2018年11月~2019年8月まで連載されていました。

また「ひゃくえむ。」は大きな反響があった話題作で、単行本が全5巻、新装版は全2巻が刊行されています。そして、同作は2017年には、第97回週刊少年マガジン新人漫画賞 特別奨励賞&安田剛士賞に選ばれたこともあります。

ひゃくえむ。の作者

「ひゃくえむ。」の原作者は漫画家の魚豊先生です。魚豊先生は1997年5月29日生まれ、東京都出身で、代表作に2020年~2022年に連載されていた漫画「チ。-地球の運動について-」全8巻があります。また、幼い頃から絵を描くことが好きだった魚豊先生は、その頃から漠然と漫画家になりたいと思っていたそうです。そして、中学1年生のときに観たアニメ「バクマン。」で漫画家になるまでの過程を知り、漫画を投稿し始めました。

それから、2017年に読み切り作品「佳作」で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選し、別冊少年マガジンで正式に漫画デビューを果たします。それから「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」のアシスタントを経験し、その後マガポケにて「ひゃくえむ。」の連載を始めました。

「ひゃくえむ。」は魚豊先生にとって初の連載作品であり、2020年からは小学館の「ビッグコミックスピリッツ」にて、「チ。-地球の運動について-」の連載をスタートさせました。2022年には同作で第26回手塚治虫文化賞マンガ大賞を獲得しています。次に、漫画「ひゃくえむ。」の1巻~5巻までの各巻のあらすじと結末をネタバレでみていきます。

『ひゃくえむ。(1)』(魚豊)|講談社コミックプラス

ひゃくえむ。の漫画あらすじと結末ネタバレ

ここまで、漫画「ひゃくえむ。」のの概要や作者の魚豊先生について紹介してきました。次に、漫画「ひゃくえむ。」の1巻~5巻までの各巻のあらすじと結末をネタバレでみていきます。

1巻あらすじネタバレ

まず、漫画1巻のあらすじをネタバレでみていきます。小学生のトガシは100m走の全国大会で1位を獲るほどの才能に恵まれていました。そして、学校でもヒーロー扱いで、友達もたくさんいましたが、負け知らずのトガシには、走ることへの熱が存在しませんでした。しかし、トガシは誰よりも走るのが速ければ、どのような問題も全て解決すると信じていました。

トガシが小学6年生になったとき、小宮が転校してきます。引っ込み思案な性格ゆえに転校直後から、クラスでいじめられていた小宮に、トガシは走りの猛特訓をします。この小宮との出会いで、トガシの人生は大きく変化していきます。次に、漫画2巻のあらすじをネタバレでみていきます。

2巻あらすじネタバレ

漫画2巻のあらすじをネタバレをみていきます。トガシは中学生になってもトップクラスの選手でしたが、彼は自身の才能が下降し始めていることに気づいていました。そして、勝利を収めても、かつてのような余裕はありませんでした。さらに、トガシは敗北すれば自身の存在意義がなくなると感じており、敗北を意識しすぎるあまり、プレッシャーで押しつぶされそうになっていました。

そこで、トガシは高校では陸上部に入らないと決意し、陸上の強豪校ではなく、普通の公立高校に入学します。その高校でトガシはアメフト部の寺川から勧誘されました。アメフト部を体験したことがきっかけで、失敗を恐れていたトガシの考えが、大きく変わることとなりました。次に、漫画3巻のあらすじをネタバレでみていきます。

3巻あらすじネタバレ

漫画3巻のあらすじをネタバレでみていきます。かつて中学陸上のスター選手で天才と呼ばれた仁神でしたが、大怪我で1年間のブランクがありました。そして、仁神は無名の父親の母校に入学し、陸上部で練習を重ねていましたが、彼の走りは明らかに劣化していました。その後、ライバルを求める仁神は走りの速い帰宅部の柏木を勧誘します。

しかし、柏木はアメフト部に入り、陸上部では部員がどんどん退部していきました。その後、仁神とアメフト部の間でトラブルが起こり、仁神は不登校となります。その後、トガシが仁神を説得にやって来て、ともに部活対抗リレーでアメフト部に挑むのでした。次に、漫画4巻のあらすじをネタバレでみていきます。

4巻あらすじネタバレ

漫画4巻のあらすじをネタバレでみていきます。アメフト部に勝利したトガシたち陸上部は、次にインターハイに臨みます。そこでトガシは因縁のライバルである小宮と、小学生の頃以来となる再会を果たしました。インターハイの予選1組のレースでは、小宮と仁神の勝負が描かれます。

その後、無敗のスプリンターであるトガシと、覚醒した小宮との2人の天才の運命をかけたレースが始まります。次に、漫画5巻のあらすじをネタバレでみていきます。

5巻あらすじと最終回結末ネタバレ

次に、最終回が収録された漫画5巻のあらすじをネタバレでみていきます。トガシと小宮が勝負したインハイから10年が経ち、トガシは企業の契約選手となっていました。インハイで小宮に敗北して以来、トガシはトップ選手から陥落していました。彼は全国大会で決勝に進出しても、せいぜい最下位止まりという成績の選手で、契約更新もギリギリの状況でした。その中で、トガシに転機がやって来ます。

トガシは海棠から新年会に誘われます。海棠は15年間トップに君臨し続けた現役の天才選手です。初めのうちは新年会への参加を渋っていたトガシでしたが、その新年会で海棠からアドバイスをもらったおかげで、トガシは自分がすべきことに気づきました。それから、最終回にてトガシは再び、因縁のライバルである小宮と対決することとなります。次に「ひゃくえむ。」の登場人物やキャラをネタバレでみていきます。

ひゃくえむ。の登場人物・キャラ

ここまで、漫画「ひゃくえむ。」のあらすじや結末をネタバレでみてきました。次に「ひゃくえむ。」の登場人物やキャラをネタバレで紹介していきます。

登場人物①トガシ

主人公のトガシは生まれつき走るのが非常に早く、100m走において、小学6年生の時点で全国1位に輝いた天才スプリンターです。そして、誰よりも100m走が早ければ、あらゆる問題が解決すると信じるトガシはただ1位を取ることだけを目指していました。そのため、トガシは走りに対する感動も、敗北も知らない日々を送っていました。しかし、小宮との真剣勝負を経て、トガシは敗北への恐怖を実感することとなります。

登場人物②小宮

小宮は主人公トガシの宿命のライバルであり、小学生の頃、トガシと同じ学校に転校してきました。当初は走ることを辛いと感じていた小宮でしたが、トガシと出会ったことで、人生が変わります。トガシから走り方を教わったことで、速く走れるようになった小宮は以来、トガシの因縁のライバルとして、トガシの前に度々立ちはだかることとなりました。

また、小宮は日本短距離界の未来を担うエースと期待される選手に成長しますが、記録を伸ばすことに異様な執着を持って走っています。また、小宮はインターハイにおいて、唯一トガシを敗北させた選手でもあります。

登場人物③仁神

仁神武(タケル)は、元オリンピック日本代表の仁神豊を父に持つ、短距離選手です。元気で礼儀正しい性格をしており、年齢はトガシたちよりも2歳上です。14歳の時には中学陸上大会で最年少記録を更新し、優勝した実績があります。

また、1週間の職場体験として、トガシと小宮が通う小学校にやって来たときには、小宮をたきつけるような言葉を放ちながら、彼のクレイジーな走りに恐怖を感じていました。

登場人物④財津

財津は日本選手権を優勝し、日本新記録を樹立した選手で、100m走の世界における絶対王者とされています。近年はやや衰えを感じられるものの、現在でもその桁違いの実力は健在です。

登場人物⑤寺川

寺川はトガシが入学した高校の先輩で、アメフト部に所属しています。入学したばかりのトガシに優しく声をかけてきましたが、アメフト部に箔を付けるためにトガシをアメフト部に誘うなど、一見優しそうで実は狡猾な性格をしています。

登場人物⑥浅草葵

陸上競技のイメージ画像

浅草葵はトガシと同じ高校の先輩で、陸上部に所属する女性です。不祥事によって陸上部の活動がままならない中でも、1人で練習を続ける熱意があります。そして、陸上が大好きで過去の陸上に勝つという目標のため、真剣に練習に取り組んでいます。

登場人物⑦貞弘

陸上のイメージ画像

貞弘はトガシと同じ高校の陸上部の先輩です。過去にアメフト部との間に発生した問題が原因で、アメフト部員からパシられていました。

ひゃくえむ。の面白い魅力や見どころ

ここまで、漫画「ひゃくえむ。」のあらすじや結末をネタバレでみていき、登場人物やキャラを紹介してきました。次に「ひゃくえむ。」の面白い魅力や見どころをネタバレで考察していきます。

面白い魅力①天才と努力家の苦悩

「ひゃくえむ。」の面白い魅力、1つ目の天才と努力家の苦悩についてネタバレでみていきます。天才でも努力家でも誰しも苦悩を抱えており、天才なら勝ち続けなければならないという、押しつぶされそうなプレッシャーを抱えているかもしれません。

さらに、いくら負け知らずの天才であっても、体力の衰えやモチベーションの低下などにより、いつか負けるときは必ずやってきます。一方で努力家も、どんなときでも自身の能力を信じ、努力し続ける必要があり、いずれにしても気持ちを強く持ち続ける必要があるでしょう。このように、天才であっても努力家であっても苦悩を抱えており、誰の心にも響くリアルな心境が表現されている点が高く評価されています。

面白い魅力②生き方を見つめなおせる

「ひゃくえむ。」の面白い魅力、2つ目の生き方を見つめなおせるについてネタバレでみていきます。「ひゃくえむ。」では主人公のトガシをはじめ、才能のあるキャラたちが何度も挫折を経験し、その度に様々な人々と関わり、心を成長させて立ち上がっていく姿が描かれています。

さらに、登場人物たちは他人から影響を受け、自身も他人に影響を与え、互いに支え合っています。それは100m走などスポーツのみならず、人生にも通じるところがあると言われています。このように「ひゃくえむ。」では作中で誰もが経験するような出来事がリアルに描かれおり、読者の生き方や考え方を見つめ直すきっかけになるところが、見どころだと評されています。

ひゃくえむ。に関する感想や評価

陸上競技のイメージ画像

ここまで、漫画「ひゃくえむ。」のあらすじや結末をネタバレでみていき、登場人物やキャラを紹介してきました。さらに「ひゃくえむ。」の面白い魅力や見どころをネタバレで考察してきました。次に「ひゃくえむ。」の感想や評価をネタバレでみていきます。

「ひゃくえむ。」が好きだという感想で、同作を読んだことによって、100m走という競技の中にこれほどまでのドラマがあるのかと感動したそうです。

「ひゃくえむ。」が最高だという感想で、ここまで鳥肌が立つ漫画は同作以外に知らないと絶賛されています。

「ひゃくえむ。」は主人公が小学生の頃から社会人になるまでの、ストーリーの流れのテンポが良いと評価されており、とても面白いと絶賛されています。また、登場キャラたちが発するセリフも、心に響くものが多いという感想となっています。

次に「ひゃくえむ。」の最終回に関する感想をみていきます。「ひゃくえむ。」の最終回を読んで、非常に感動したと評価されています。

「ひゃくえむ。」の最終回を読んで、それまで走ることに苦悩してきたトガシが、最終回にはシンプルに走ることを「好き」と言えるようになれたところに感動したという感想です。

「ひゃくえむ。」の最終回に関して、きれいな終わり方だったと評価されており、結末に満足だという感想となっています。

「ひゃくえむ。」の最終回を読んで、トガシと小宮の両者ともが勝利だと感じたそうで、100mの中に人生が凝縮されているという感想となっています。

「ひゃくえむ。」の最終回を読んで、全ストーリーが面白かったという感想で、今後も魚豊先生の作品を楽しみにしているという声となっています。

ひゃくえむ。のネタバレまとめ

以上、人気陸上漫画「ひゃくえむ。」のあらすじや登場人物をネタバレで紹介してきました。そして、漫画1巻から最終回が収録された5巻までのあらすじや、結末をネタバレでみてきました。さらに「ひゃくえむ。」の面白い魅力に迫り、読者の感想などもネタバレでみてきました。

そして、誰の心にも響くリアルな心境が表現されている点や、生き方を見つめなおせる点が、面白い魅力と言われていることが分かりました。さらに「ひゃくえむ。」という作品に関して、読者から「面白かった」や「感動した」「きれいな終わり方だった」などと絶賛されていることも分かりました。

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