【秘密の果実】ネタバレあらすじと感想!閉ざされた村で起こる恋愛サスペンス漫画

「秘密の果実」は、閉ざされた村に引っ越してきた主人公が村の因習に巻き込まれてく恋愛サスペンス漫画です。山奥に住む神様の正体や、村に根付く因習とは何なのか、最終回結末まで予測不能な展開が繰り広げられます。本文では、漫画「秘密の果実」のあらすじネタバレと最終回結末をネタバレ紹介します。その他、漫画「秘密の果実」の登場人物や感想も、あらすじネタバレを交えながらまとめました。

【秘密の果実】ネタバレあらすじと感想!閉ざされた村で起こる恋愛サスペンス漫画のイメージ

目次

  1. 秘密の果実とは?
  2. 秘密の果実の1巻あらすじネタバレ
  3. 秘密の果実の2巻あらすじネタバレ
  4. 秘密の果実の3巻を最終回結末までネタバレ
  5. 秘密の果実の登場人物一覧
  6. 秘密の果実に関する感想や評価
  7. 秘密の果実のネタバレまとめ

秘密の果実とは?

漫画「秘密の果実」の作品紹介・イメージ画像

村の禁忌の少女との出会いをきっかけに、因習に巻き込まれていく主人公の姿を描いた「秘密の果実」。閉ざされた村の奇妙な因習や、不気味な表情を浮かべる村人たちの思惑が交錯する、恋愛サスペンス作品です。以下では、漫画「秘密の果実」のあらすじや最終回結末のネタバレ、漫画の感想などをネタバレ紹介します。

秘密の果実の漫画の概要

漫画「秘密の果実」は、2019年に「少年ジャンプ+」で連載が開始された恋愛サスペンスです。閉鎖的な村や因習を題材にした作風が特徴で、単行本は全3巻です。

秘密の果実の作者

漫画「秘密の果実」の作者のイメージ画像

漫画「秘密の果実」の作者・朱井よしお先生のプロフィールは、公式情報がないため、2023年5月時点では非公開となっています。

秘密の果実の1巻あらすじネタバレ

秘密の果実の1巻あらすじネタバレ・イメージ画像

漫画「秘密の果実は」、因習の残る峰花烔村へ1組の親子が移住したことから始まります。因習に関する話題になると態度を豹変させる村人たちの不気味さが、謎めいた世界を引き立てています。以下では、漫画「秘密の果実」の1巻あらすじネタバレを紹介します。

1話あらすじネタバレ

山奥の辺鄙な場所にある峰花烔(ふかず)村は、外部との交流が遮断された閉鎖的な土地でした。ここでは桃王母にまつわる因習が受け継がれ、村人たちは女神様が住まう山奥へ入ることを禁じられています。桃王母が村人と恋に落ち、2人の子孫によって繁栄した峰花烔村。因習が根付く村へ作家の水嶋豊と息子の悟が移住してきました。よそ者を拒むように、峰花烔村の入口は警備の者によって監視されています。

村の入口に差し掛かった水嶋親子も警備員に止められ、身分証明の提示を求められます。しかし、村長の特例で来た者と分かると、村へ入れてくれました。村人は水嶋親子を歓迎しつつも、彼らを警戒するような素振りも見せます。村の雰囲気に馴染めない悟は、気分転換するべく山に入ります。すると、泉で水浴びをする美少女を目撃し、驚きのあまりすぐさま山を下りました。

新居に戻ると、村人のおばさんが手伝いに来ており、山に入ったか聞かれます。まだ、村の掟を聞かされていなかった悟。質問をしてきたおばさんの恐ろしく不気味な表情を見て、入っていないと答えました。村人の態度に違和感を覚える悟は、転入先の高校に通い始めます。生徒7人・女子しかいないクラスに入った悟は、隣の席の桐山美影から桃王母の伝説を聞かされます。

桃王母の伝説を聞く悟・イメージ画像

桃王母が恋に落ちた男に不老長寿の桃を与えた伝説から、村人は不老長寿であること、村の人口の3分の2は女性で若々しく美しいという内容でした。彼女たちは悟に友好的である一方、なぜか悟の家庭事情や父親の職業を知っており、悟は恐怖を覚えます。また、山奥の美少女との遭遇でスマホを落としてしまい、悟は掟を破って入山します。すると、あの美少女と出会い、スマホを返してもらいました。

少女は七海といい、桃王母の末裔と名乗ります。桃王母の伝説には続きがあり、神の子孫が代替わりすることで、不老長寿の桃の実が宿ります。熟した桃の実は、神の子孫から村の男へ与えられ、その役目を担ったのが七海でした。悟と遭遇し、運命を感じた七海。完熟した桃を悟に与えることを約束し、悟を下山させました。

2話あらすじネタバレ

図書館で入江一成に声をかける・イメージ画像

下山後も、七海のことが頭から離れない悟。先日の出来事から、入山のことがクラスメイトに知られていないか不安を覚えます。そんな中、高校の数少ない男子生徒・入江一成に声を掛けます。彼の実家は神社であり、七海の存在を知っているようでした。

3話あらすじネタバレ

桃の実が熟しはじめる・イメージ画像

一成との一件もあり、悟は村人への警戒心を強めていきます。その頃、村では4年ごとに開催される大祭の準備に追われ、悟にも声がかかります。その時、山奥から鏡を反射させた光が見え、悟は監視の目を盗みながら入山します。七海に連れられて山奥に向かうと、桃の実が熟し始めた桃の木が目に入りました。この桃の木が桃王母の伝説であり、その時がもうすぐ迫ろうとしていました。

4話あらすじネタバレ

大祭当日に会う約束をした悟と七海・イメージ画像

桃王母の末裔としての使命を果たそうとした七海でしたが、悟に止められたことや警備が山に入ったことで断念します。次は大祭当日に会うこと、七海が食べたいと言ったいちごを持ってくることを約束しました。

5話あらすじネタバレ

入江家に伝わる因習・イメージ画像

物語は入江一成の幼少期にさかのぼります。神社の家系であり、桃王母の伝説に関わる因習がある入江家は、桃王母との間に子供を作り、子供を生贄に捧げる役目がありました。そのため、入江家では外部から連れてきた女性に男児を産ませ、その子を儀式の生贄に差し出してきました。そして、今回の儀式で生贄に選ばれたのが、一成の弟・樹です。

入江家の因習を知り、母親は幼い樹を連れて村からの脱出を図ったことがありました。しかし、警備の者に見つかって脱出に失敗、母親と樹は鍵のかかった部屋で監禁されます。一成は両親の会話を偶然聞いてしまったことで、入江家の因習を知りました。そして、気が狂った母親と樹を因習から解放させるべく、2人の脱出計画を立てます。

秘密の果実の2巻あらすじネタバレ

秘密の果実の2巻あらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、村の因習の全貌や村人たちの知られざる正体が明かされた、漫画「秘密の果実」2巻のあらすじネタバレを紹介します。

6話あらすじネタバレ

村の大祭の様子・イメージ画像

門番の巫女を眠らせて部屋の鍵を奪った一成は、まず樹を部屋から出し、母親と共に村を出るように指示します。しかし、村の入口付近には警備の目が光っており、悟を囮にして、2人から目を背けさせようと考えます。今日は大祭当日で、悟もクラスメイトと一緒に祭りに来ていました。いちご飴の屋台でいちごをもらい、山へ向かうタイミングを見計らう悟。そこへ一成が現れ、トイレ案内を口実に悟は山に入ります。

7話あらすじネタバレ

部屋から花火を眺める一成の母親・イメージ画像

悟が入山したことを警備に通報した一成は、樹たちの様子を確かめるべく自宅に戻ります。しかし、部屋には花火を眺める母親の姿がありました。また、台所は何者かに荒らされ、樹の部屋には一成が渡した紙切れが落ちていました。その頃、一成の案内で桃の木の泉に到達した悟は、七海が何者かに襲われる瞬間を目撃します。

8話あらすじネタバレ

七海を襲う樹・イメージ画像

七海を襲った犯人は一成の弟の樹であり、自宅から持ち出した包丁で七海をめった刺しにしていました。その時、七海に宿る桃王母の力が発揮され、傷口が跡形もなく消えました。その後、一成が泉に駆け付け、樹が逃げていなかったことを知ります。入江家の因習は、桃王母が恋した男の裏切りが全ての始まりでした。この因習は現代まで受け継がれ、生贄の樹は七海に食い殺される運命にありました。

そのため、七海を殺せば生贄から解放されると考えた樹でしたが、不老不死の七海を殺すことはできません。一方、七海は、役目のために悟を利用したと明かし、彼との関係を断ち切ろうとします。

9話あらすじネタバレ

村役場に電話がかかる・イメージ画像

その頃、村人たちは山の侵入者について話し合い、外部の人間を村に入れたことが間違いだったと考えます。また、水嶋家が特例で移住できた理由は、村役場に問い合わせの電話があったからでした。村人以外に知るはずのない番号を水嶋が知っていた、村人たちはその事実に怪しさを覚えます。そして、話は悟の入山疑惑に変わります。もし、入山していた場合、悟を始末するつもりでした。

しかし、確証を得られないうちは決行できません。一方、この時間に入山していれば、悟は自宅にいないことになります。このように考えた村長たちは水嶋家に直行し、入山の確証を得ようと試みます。

10話あらすじネタバレ

悟の母親の過去が明かされる・イメージ画像

水嶋家に上がり込み、悟の部屋のふすまを開けた村人たち。しかし、父親の証言通り、病気で寝込む悟の姿がありました。間一髪で難を逃れた悟は、村人たちが帰った後、父親に七海との一件を打ち明けます。同時に、悟の母親がこの村の出身者だったことを知ります。

11話あらすじネタバレ

一成をトイレに連れて行く・イメージ画像

珍しく教室に入ってきた一成を見つけた悟は、大事な話と称して男子トイレに連れて行きます。悟は、村の因習を2人で終わらせることを話し、放課後に一成を自宅に招いて樹と面会させます。大祭後、父親に内緒で樹を匿っていた悟。母親と弟を村外へ逃がそうとした一成もまた、村の因習を終わらせることを考えていました。

入江家を因習から解放させるべく、一成は悟に協力することを決め、樹の保護を引き続きお願いしました。一方、2人の会話は中根からもらったキーホルダー型の盗聴器を通じて、担任教師に筒抜けでした。

12話あらすじネタバレ

悟の母親の死因に疑問が生じる・イメージ画像

この村の出身者である悟の母親の旧姓は木村といい、悟の担任教師と同じ苗字でした。また、母親は4年前に事故死したももの、一成は本当に事故死だったのか疑問を覚えます。

秘密の果実の3巻を最終回結末までネタバレ

秘密の果実の3巻を最終回結末までネタバレ・イメージ画像

七海や入江家を因習から解放させるべく、桃の木の伐採を試みる悟。しかし、悟の行動を怪しむ村人の脅威が彼に迫りつつあります。以下では、漫画「秘密の果実」3巻のあらすじと、最終回結末をネタバレ紹介します。

13話あらすじネタバレ

資料室で脱走者リストを閲覧する・イメージ画像

教え子である悟のことが気になる木村先生は、教え子の中根を利用して彼の身辺を調べていました。一方、悟の母親と村先生の関係が気になった一成は、資料室に向かいます。脱走者リストから木村姓を探し出し、「木村多恵子」を見つけます。多恵子の欄には、2015年に殺害されたことを示唆する書き込みがありました。

14話あらすじネタバレ

村の侵入者と遭遇する・イメージ画像

物語は、木村隆二の少年時代にさかのぼります。大好きだった姉・多恵子との思い出や、姉が村を脱走した日の出来事が回想され、場面は図書館に変わります。教師になった木村隆二は、誰もいない部屋で村の侵入者と遭遇しました。その後、侵入者は山に逃げ、村長たちの手で始末されました。一方、彼の所持品から手帳を見つけた木村は、持ち主が姉・多恵子だと気が付きます。

多恵子の手帳を見つけた木村隆二・イメージ画像

そこには、夫・水嶋豊の女癖や自殺をほのめかす内容が書かれ、豊のせいで姉が死んだと思い込みます。後日、用事があって役場にきた木村は、職員に代わって電話に出ました。電話の主は水嶋豊であり、村への行き方を問い合わせてきました。木村は、豊への復讐のチャンスとみて、村への移住を提案します。不倫関係にあった村長の奥さんを利用し、特例で水嶋家の移住を実現させました。

木村が悟に探りを入れていたのは、入山の件はもちろん、血のつながった甥に対する興味もありました。そして、水嶋豊を殺害後は悟を引き取ろうとも考え、殺害計画を練ります。

15話あらすじネタバレ

美術室に向かう悟・イメージ画像

木村に呼ばれて美術室に入った悟でしたが、何者かに襲われて気絶します。目を覚ますと口をガムテープでふさがれ、目の前には木村がいました。姉の仇である水嶋豊と、姉の脱走後、自身にひどい仕打ちをした村人への復讐に燃える木村。計画を進める間、悟にはしばらく大人しくなってもらうべく、手荒な方法で彼を拘束しました。

木村の計画は今夜決行され、水嶋豊と村の因習を知る入江家の兄弟の殺害をほのめかします。その後は悟の掟破りの罪をかぶり、甥が村で生活できるようにしようと考えていました。

16話あらすじネタバレ

多恵子を殺害した犯人・イメージ画像

窮地に陥った悟でしたが、異変を察して駆け付けた一成によって救われます。姉・多恵子の死は自殺だと信じて疑わない木村。しかし、一成が発見した脱走者リストを見せられ、多恵子の死は事故にみせかけた他殺説が浮上します。村人は村長の許可がなければ、村を出ることができません。そのため、村と外部を出入りできる者は、村に物資を仕入れる人物に限られていました。

多恵子を殺害した者は、事故当日に村の外にいた者で、木村の記憶から桐山美影の祖父が浮上します。その頃、美影は浮かない顔をしながら、祖父を見送っていました。

17話あらすじネタバレ

村の会合に出席する美影の祖父・イメージ画像

水嶋家の一件に決着をつけるべく、村の会合に出席した美影の祖父。彼も悟の入山を疑う1人であり、孫にもその確証を探すように要請していました。一方の美影は悟の人柄に惹かれ、彼の入山は間違いだと信じています。しかし、夏祭りの夜にトイレから帰ってこなかった悟に対して、嫌な予感を覚えていました。

年上の幼馴染に失恋した直後に悟と出会い、悟への恋心が芽生えた美影。今夜にも祖父が悟を殺害すると思い、悟を失いたくない気持ちから水嶋家を目指します。

18話あらすじネタバレ

指を怪我した樹・イメージ画像

一成を連れて自宅に帰った悟は、まだ村長たちが来ていないことに安心します。台所では夕飯の準備を手伝う樹の姿がありました。包丁で指を切った樹の傷が回復する現象から、何かを思いついた悟。その直後、美影が訪れます。家を出て2人きりで話をし、悟は入山したことや、その先で神様こと七海に出会ったことを打ち明けました。同時に、七海の血があれば、桃の木を倒せると思いつきます。

峰花烔村の因習は、不老長寿の桃の木にあるものの、人の力で切ることは不可能でした。しかし、七海の血を纏わせた刃物を使えば、桃の木を伐採できると考えます。

19話あらすじネタバレ

桃の木に宿る女性の出現・イメージ画像

山奥では、セーラー服をボロボロにしてしまったことを母親に謝罪する七海の姿があり、彼女の背後に謎の女性が出現します。彼女の正体は、因習の元凶となった桃の木に宿る女性で、桃の実が完熟したので姿を現すことができました。村の男と恋に落ちるも、男に裏切られてしまった桃王母。彼との間に生まれた我が子を憎いと思い、やがて男を食いつぶして桃の木と同化しました。

そして、自分が我が子を許せる日が来るまで、子孫である七海に罪を償わせ、それが七海に課された役目となりました。一方、美影との話を終えた悟は、桃の木に伐採方法を一成に教えようとします。その矢先、桃の実が完熟した合図である地響きが発生しました。一成と美影に促された悟は山に入り、因習を終わらせることを決意します。

20話あらすじネタバレ

桃の木の泉に向かう悟・イメージ画像

斧を片手に入山した悟は、導かれるように桃の木の泉に到達します。桃の木の傷から、自分の方法は間違っていないと確信し、七海に計画を話そうとします。その瞬間、七海の肉体を何者かが乗っ取り、悟は首を絞めつけられます。しかし、何とか振り払い、七海も自我を取り戻しました。その後、悟から計画を聞いた七海は、斧で自らの首を切り、血の付いた斧を悟に託しました。

21話あらすじネタバレ

桃の木の伐採に使われた斧・イメージ画像

木村が村長の足止めをしている間、水嶋家に美影の祖父が到着しました。一方、山奥では、悟の手で桃の木が伐採されていました。木を傷つけるごとに七海の回復が遅れる中、桃の木に宿った女性を解放することに成功します。最後は悟と七海の手で切り落とされ、因習を終わらせることに成功します。

22話あらすじネタバレ

大地震に見舞われ、混乱する村人・イメージ画像

桃の木が伐採されたことで、村は大地震に見舞われます。美影の祖父は瓦の直撃を受け、頭から血を流して倒れていました。一成と樹は、母親の安否を確認するべく神社のある自宅へ向かいます。自宅は火災に見舞われるも、全員避難して無事でした。一方、洞窟内にいた悟も七海によって脱出し、山を下りてきます。

最終回あらすじネタバレ

廃墟となった村に向かう悟・イメージ画像

大地震から5年後、村は警察や国の調査によって立ち入りが禁じられ、村人たちも村の外へ生活拠点を移しました。悟は峰花烔村をモデルにした小説「秘密の小説」を書き上げ、小説家デビューを果たします。一方、村の調査が終了し、一般人の立ち入りが許されました。村へ入った悟は、七海の生存を信じて彼女のいた場所へ花を供えます。

そんなある日、いつものように村を訪れると、どこかで水の音が聞こえます。音の先には、あの頃と変わらない美しい七海の姿があり、2人は再会しました。

秘密の果実の登場人物一覧

秘密の果実の登場人物の紹介・イメージ画像

以下では、七海の謎や村人たちの不気味な表情が気になる、漫画「秘密の果実」の登場人物を一覧にまとめて紹介します。

登場人物①水嶋悟

村に引っ越してきた水嶋悟・イメージ画像

漫画「秘密の果実」の主人公で、峰花烔村に引っ越してきた男子高校生です。知らずに山の掟を破ってしまい、村の因習に巻き込まれていきます。

登場人物②水嶋豊

作家の水嶋豊のイメージ画像

悟の父親で、職業は作家です。峰花烔村をモデルにした新作の執筆を考えており、後に特例で村への移住が認められました。妻の多恵子は峰花烔村の出身で、4年前に死別しています。

登場人物③七海

山奥に暮らす七海のイメージ画像

村人が入山を禁じられている山に暮らす少女で、山に迷い込んだ悟と出会いました。正体は桃王母の子孫で、不老長寿の桃を育てる役目を背負わされています。

登場人物④桐山美影

桐山美影のイメージ画像

悟の編入先のクラスメイトで、悟の隣の席の女子生徒です。村の外から悟が来たことを喜び、彼に好意を持ち始めます。

登場人物⑤中根美保

中根美保のイメージ画像

悟のクラスメイトで、担任教師・木村とは秘密の関係にあります。悟の身辺を探る木村に利用され、キーホルダー型の盗聴器を悟にあげました。

登場人物⑥入江一成

入江一成の実家にある神社・イメージ画像

悟のクラスメイトで、数少ない男子生徒です。クラスでの付き合いが悪く、図書館で過ごしています。実家は神社で、桃王母の因習に関わる家系です。

秘密の果実に関する感想や評価

秘密の果実に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、最終回結末まで予測不能な展開が繰り広げられた、漫画「秘密の果実」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:「秘密の果実」に感動した

最終回に近づくにつれて深まっていく村の謎が読者の興味をそそる漫画「秘密の果実」。結末が見えないストーリーや、怪しい村人たちの正体など、予想を上回る展開の数々が面白いと評されています。漫画は全3巻と短いものの、それらを感じさせない濃い内容となっており、作品を高く評価する感想も多く見られます。

感想2:続きが気になる

「秘密の果実」といえば、因習を守り続ける村人たちの不気味な表情も見どころです。表向きは悟に親切にしつつも、因習に関する事象では人が変わったように接してきました。最終回結末に向かうごとに深まっていく謎。移住者の悟を異常に警戒する村人との攻防戦など、読者の興味をそそるポイントが散りばめられています。最終回結末では何が起きるのか、続きが気になるとの感想も見られました。

感想3:不気味さと先を読ませない展開が面白い

先を読ませないストーリーだけでなく、作画による演出も高く評価された「秘密の果実」。謎多きストーリーや意味深な表情を見せる登場人物の動向が、読み手の興味をそそります。また、「秘密の果実」といえば、例えようのない不気味な雰囲気も魅力の1つです。閉ざされた村の不気味さや、結末を予測させない展開が良いとの感想が寄せられ、回を追うごとに驚いたとの声も見られます。

感想4:内容が濃い作品

「秘密の果実」は、最終回結末まで全23話と短い作品であり、サクッと読みたい方におすすめの作品です。単行本は全3巻であるものの、ストーリーを追うごとに新たな謎が浮上し、内容の濃い作風となっています。村の因習である桃王母の伝説の正体や、悟の身辺を探る村人の目的など、謎解き要素が面白いとの感想が見られる「秘密の果実」。作画の見やすさや程よいストーリーの長さから、漫画をおススメする声も寄せられています。

感想5:最終回結末の七海を考察

悟と七海との再会に感動したとの感想が寄せられた「秘密の果実」の最終回結末。SNSでは、七海のその後に関する考察が投稿され、悟が迎えに来る日を信じて山に残っていたとの意見も見られます。大地震に見舞われ、悟の表情から七海の死が示唆されました。しかし、最終回結末では七海の生存と悟との再会が果たされています。また、感動の結末から悟と七海の出会いは必然だったとの感想も寄せられています。

秘密の果実のネタバレまとめ

秘密の果実のネタバレまとめ・イメージ画像

「秘密の果実」の漫画あらすじと最終回結末までをネタバレ紹介しました。桃王母の因習を守ることで、峰花烔村を守り続けた人々。しかし、外部の者である水嶋悟の移住により、村の因習に終止符が打たれました。悟と七海の運命的な出会いと村人たちの不気味さ、感動の最終回結末が見どころの作品です。

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