ハクメイとミコチのアニメ感想や魅力は？登場キャラクターや原作漫画も紹介

1話完結の話となっているアニメハクメイとミコチ。アニメ1話1話で物語が変わるので視聴者を飽きさせないような作りになっているアニメです。そんなハクメイとミコチの魅力とはどのような点があるのでしょうか？絶大的な人気を誇るアニメとなったハクメイとミコチ。感情豊かなキャラクター、独特な雰囲気を醸し出すストーリーの魅力について、視聴者のアニメに対する感想などをまとめます。

アニメハクメイとミコチでは主人公が2人の女性で描かれています。片方の主人公であるハクメイは23歳の女性です。出身はムカクであり引っ越し先の住所を違ってしまいまだ他人だったもう一人の主人公ミコチの家に転がり込むことになります。いきなりとんでもない始まり方をしますが、ミコチと共同生活を送り始めます。そして、2人は一緒に生活していき互いのことを理解しあうようになります。

アニメのハクメイも非常に行動力があり、好奇心のおもむくままに行動をするハクメイ。野宿の経験もありキャンプ関連の知識なども豊富に持っています。様々な物を修理屋を営んでおり腕は確かなのですが、あまり需要がないのか繁盛していません。原作などでも記載されていますが、髪がとても長い赤色をしておりクセっ毛が特徴です。普段は三つ編みをしていますが原作では、2回も美容室に通いショートヘアーにしている女性です。

アニメハクメイとミコチで人気のあるキャラクター、ミコチです。原作でも人気高く可愛らしいキャラクターと挙げられるほど。いきなり押し掛けてきたハクメイを面白半分で招き入れ、次第に溶け合っていきます。黒髪のストレートが特徴であり、かなりのインドア派です。この点はハクメイとは正反対です。その反対同士が惹かれ合い、交わっていくのでしょう。そんなでこぼこな2人が物語を紡いでいくのです。

ハクメイとミコチ以外にも特徴的な個性を持つのがアニメハクメイとミコチ屈指のツンデレキャラクターと言われるのがコンジュです。周りの小人たちに威張りながらもプライドがとても高い女性です。しかし、根はとてもやさしい性格をしておりいい子と称されています。そして、彼女は竪琴を引き語る吟遊詩人なのです。その歌声はとても綺麗で、アニメはもちろんのこと原作でもファンが多く小人や視聴者の心を魅了します。

そんな難しそうな性格をしているコンジュ。プライドもとても高いこともありミコチの美声に対抗心を抱いています。詩のことになると一層ツンツンとした性格が現れ、ハクメイとミコチを振り回すこともしばしばあります。そして1番のポイントになるのが、コンジュは寝る時に何も着ないで寝るということです。自身の家の鍵が無くなり、隣の家に泊まらせてもらった時もお構いなしに脱いで眠りにつき、ファンを驚かせました。

ネコ目で耳があり、ポニーテールが特徴的な女性です。沼に住んでいる亀「ジョージ」の甲羅の中に住んでいるセンは研究熱心で生命についての研究をしています。あまり感情を表に出さないタイプであり、ハクメイとミコチの前では常にクールな表情を保っています。しかし、研究のことについて聞かれると感情が爆発します。アニメでも原作の方でも、とても感情豊かに話す姿に読者や視聴者の心を虜にしています。

骨についての入れ込みがすごく、楽しそうに研究の成果などを披露する姿に魅了された人も多いでしょう。そして原作を含めアニメハクメイとミコチの見どころの一つでもあるのがセンのクーデレの表情です。ハクメイとミコチに服を作ってもらえる時にセンは照れ顔になります。視聴者の感想に多々書かれています。センのクーデレは一見の価値ありです。研究家でクールを意識しているのが魅力的なキャラクターです。

アニメハクメイとミコチでは上記で紹介したキャラクター以外にも様々なキャラクターが登場し、ハクメイたちの日常生活に絡んできます。原作1巻ではそんなキャラクターの紹介とハクメイとミコチの舞台の紹介がメインです。最初の掴みでアニメの視聴者や原作を読む読者をハクメイとミコチの世界に引き寄せられます。一見非現実のように見えますが、どこか既視感のある物語になっています。

アニメハクメイとミコチの魅力はたくさんあります。まず挙げられるのが世界観と雰囲気でしょう。9センチの小人、ハクメイとミコチが昆虫や鳥の背に乗って冒険をしたり遊んだりと、見ている人の心を温かくする作品となっています。ハクメイとミコチ以外にも小人がたくさん存在しており、小さいながらも小人たちが街を作って生活をしていたり、動物や昆虫たちと仲良く生活をしています。

アニメの「きのうの茜」では、ハクメイとミコチが出会い、二人で「夕焼けトンビ」を探すアニメとなっています。その「夕焼けトンビ」を見つけると願いが叶うと言われており、ハクメイとミコチは探しに行くことに。水筒にミネストローネを入れていき冒険はスタートです。ここでもうわくわくするという感想が多く目立っていました。水筒の中にミネストローネという冒険の下準備という感じのアニメの構成になっています。

「夕焼けトンビ」はミネストローネが大好物だと聞いていたハクメイとミコチは残して山頂に向かうのですが、中々姿を見せません。そして、最後のミネストローネを食べようとしたところに赤い大きな鳥がミネストローネを食べたのです。しかし、その鳥はなんとハクメイとミコチが飼っているカフゥだったのです。朝日に照らされて赤く見えただけというオチでした。どことなくほのぼのするアニメと言われています。

アニメハクメイとミコチは原作のストーリーを忠実に再現されたアニメと評されています。アニメ1話を見た人たちはそう感じたかは定かではありませんが、原作からのファンの感想はアニメでの再建度の高さについての感想が多く見受けられました。一番そう言われている要素がアニメの背景です。原作での独特な世界観と青々とした大森林という舞台が描かれていますが、アニメでもその背景にこだわりが見られます。

アニメでのこだわりは背景だけではありません、キャラクターの容姿と衣服に目がいきます。原作の方でも特徴的な服装や小物などがアニメでもたくさん登場していますが、アニメでもその特徴を掴んであり忠実に再現されていると言われています。アニメでここまで原作通りに再現されている作品はあまり類を見ません。ハクメイとミコチをアニメから見た方でもその雰囲気や物語は十分に楽しめるでしょう。

原作通りのアニメとなっていますが、所々にアニメならではの要素も散りばめられています。ミコチの歌の上手さと吟遊詩人で歌が得意なコンジュが街で行われる収穫祭の「歌姫」に選ばれる場面があります。原作は漫画ですので、歌という表現は漫画だと伝わりにくいと言われています。しかし、その場面がアニメになり表現しやすくなっているのです。アニメでミコチとコンジュが歌う場面は人気を博しています。

アニメでのコンジュ役の声優下地柴野はアイドルの役を多数演じた経験を活かし、今回のアニメで声優をすることにより歌の部分がより浮き立ち、歌に魅力を感じることが出来ます。さらにアニメでのミコチ役の声優と歌を歌っているエンディングはとても評判がよく、アニメと共に見る価値ありです。原作からアニメを見ても楽しめる、アニメを見てから原作を読みまた魅力を感じることができるとてもいい作品と言われています。

ここからはアニメハクメイとミコチを見た人の感想を紹介します。アニメでは視聴者にはどのように感じられたか、アニメのどの部分に不満があったかなど、アニメを見た人それぞれに思うところはあるでしょう。そんなアニメの好評な感想、不評の感想などをまとめていきます。

色々な魅力を持っているアニメとなったハクメイとミコチ。アニメの所々で入るBGMにも人気が集まっています。Evan Callが手掛けています。アニメの雰囲気と世界観にぴったりと人気を博しています。他にも食品や小物にも注目が集まっているのです。アニメや原作内で出てきた食べ物や家具、それを現実でも作ってみることや集めることも楽しめるポイントになっているのです。アニメでも原作でも楽しみ方は深いのです。

アニメも原作でもハクメイの行動力がある子とインドア派でおっとりとしているが頭がいいミコチ。そんな二人がほのぼのと冒険や日常を過ごしている姿を見て癒される漫画です。そんな世界観のアニメに吸い込まれていく視聴者も多く見受けられました。ファンタジーでありながら日常に焦点を当てた作品は中々ありません。そして何より、ハクメイたちがアニメ内でも食べている料理を食べたいという感想も多いです。

世界観に惹かれてアニメの続編を希望する声も多数あります。ファンタジーといえど、魔法や剣などは出てきません。そのようなジャンルが苦手な人でもすんなりと入ることができるのもハクメイとミコチの魅力の1つと言えるでしょう。あまり似ていない、むしろ正反対ともいえる二人が、小人の世界で昆虫や鳥、タヌキなどの動物と仲良くなって旅をする姿に心が癒された方もいるはずです。

逆にアニメの不評な感想などはどのようなものかを挙げると、キャラクターは可愛いが声優と合っていない点が少し見受けられました。他にはアニメや原作の絵が合わなかったという面もあります。

ハクメイが女の子というのも知らない人も多かったですし、そういう点で合わないという人もいました。アニメでは日常が主体で進行していくので、のんびりとした雰囲気や物語が苦手の人には難しいでしょう。

つまらない、合わなかったという意見は確かにありましたが本当にごく少数に見受けられました。ここまで悲観的な感想が少ないアニメは滅多にありません。

日常の癒しとして見る人も多く可愛さ目当てで見る人もいます。ハクメイとミコチに至っては大筋となるストーリーが明白ではありませんので、視聴者自身がそれを決められるという点で魅力を感じるのでしょう。アニメを見る人によって感じ方を変えられる素晴らしいアニメです。

アニメにもたくさんの魅力を内包しているハクメイとミコチ。そんな原作にもアニメにはない不思議な雰囲気を持っています。アニメより出会いと別れが精密に書かれている点が一番の好評なポイントと言われています。1巻ではまずハクメイとミコチが出会う場面や他の友達となる人物との出会いが描かれています。二人が冒険を始めたり、願いが叶う鳥を探しに行ったりと冒険心をくすぐられる1巻となっています。

アニメでもその冒険というものが主体になっているのですが、原作でもハクメイの猪突猛進さと突然の行動により物語が展開します。2巻ではハクメイが得意で営んでいる修理屋の関係で、二人はもっとたくさんの所に冒険に出かけるという巻になっています。そして、アニメでも人気の場面として挙げられる喫茶店の話なども収録されています。そして、ハクメイの得意な「豆のスープ」にまつわる話など見どころ満載です。

アニメは原作の話を所々から持ってきてそれを再構成した話がアニメになっているのです。ですので、物語は1話1話でストーリーは変わってしまいますがそれでも見どころはたくさんあるのです。原作3巻の方も同じでストーリーはとても楽しいと評判になっています。新たな出会いもあり、アニメでも話題になったコンジュの姿など、そして何より人気な「長い1日」というストーリーが書かれているので読む価値ありです。

そして4巻では夜を舞台にしたストーリーが描かれています。アニメでも少し放送されましたが、少々物足りない感じのまま終わってしまいました。そんなアニメでは物足りない、もっと夜の雰囲気のハクメイたちを見てみたいという方には非常におすすめと言われています。夜に限らずアニメではハクメイたちの雰囲気がもっと感じ取りたいという方にはアニメより原作を読むことをおすすめします。

ここまでアニメのハクメイとミコチの魅力や原作の見どころなどをまとめてきました。一概にどちらの方が楽しいかなんて言えませんがアニメでは漫画の伝わりにくい部分を描かれていますので、気軽に見るなら一度アニメを視聴しさらに気になった方は原作を読むことをおすすめします。様々な冒険をして二人は色々なもの見て感動する二人。退屈せずにみられるアニメとなっていますので興味を持った方はアニメ原作を見てみてください。