【骸骨騎士様】ポンタはアークが助けた綿毛狐！かわいい魅力やエルフとの関係は？

骸骨騎士様において、マスコット的な存在として高い人気を獲得しているのがポンタです。この記事では、かわいくて人気のポンタについてまとめて解説していきます。

ポンタが活躍する『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中（通称骸骨騎士様）』は、2014年から2018年の間、小説投稿サイト「小説家になろう」にて秤猿鬼先生が連載していた作品です。いわゆる異世界転生系の作品として人気を獲得し、2015年からは書籍化も行われるようになりました。小説家になろうでは書籍版8巻までの内容で第一部完とされていますが、書籍版では描き下ろしで9巻以降も発行される形で展開が続いています。

骸骨騎士様は、書籍化以外にもメディアミックス展開が行われている作品で、2017年からはコミックガルドにて漫画家されています。2022年にはアニメ化も行われたことでさらにその人気を高めており、累計発行部数が200万部を超える程になりました。

オンラインゲームをプレイしている途中に寝落ちした主人公。しかし、目を覚ますと、何故か自身がプレイしていたゲームの世界に転移してしまっていました。その姿は自身が育て上げたキャラクター『アーク』そのもので、装備や能力なども残っていたことで状況を楽観視したアークでしたが、全てが再現されたことで骸骨の姿になってしまいます。気軽に鎧を脱げないという状況ながらも、アークの冒険が始まることになるのでした。

ポンタは、骸骨騎士様の世界において、精霊獣と呼ばれる存在で、緑色の体毛とたんぽぽの綿毛のようなしっぽが特徴的なキツネによく似た見た目をしています。精霊獣としてはベントゥヴォルポースと呼ばれる種で、通称は綿毛狐と呼ばれています。明確な性別は不明ながらもその行動からオスではないかとされています。風属性の精霊魔法を操ることができ、空を自由に飛行することができる能力を持っています。

ポンタという名前を命名したのはアークで、その他の候補には『オアゲ』や『テンプラ』がありましたが、ポンタ自身が拒否しています。本来であれば精霊獣は警戒心が高く、人には懐かないのですが、アークには非常に懐いており、それが結果的にアークがエルフから信頼されるきっかけの1つにもなっています。

ここからは骸骨騎士様作中でのポンタのかわいい魅力や、アークやエルフ達との関係性などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

ポンタは非常に食いしん坊な一面を持っています。基本的にはアークの頭の上が定位置なポンタですが、餌を催促する際には、アークの頭をペシペシと叩くことで催促していたりします。また、骸骨故に人前では鎧を脱げない結果、人前で食事をするのも難しいアークですが、アークの前でも平然と食事をしますし、他の者達の食事をちゃっかり拝借するような側面も持ち合わせています。

ちなみに、ポンタは基本的には木の実や豆類を食べることが多いですが、肉にも興味を示すなど雑食な側面も持ち合わせています。また、アークと生活するようになって餌が定期的に与えられる生活になったためか、太りすぎてしまい、ダイエットをさせられたこともありました。

骸骨騎士様の世界においては本来、精霊獣は人に懐きにくいと言われています。しかし、食いしん坊な一面も相まって、ポンタは比較的誰にでも懐いてしまう修正を持っています。特に、食べ物をくれる相手に関しては懐きやすく、特に初対面で食べ物に釣られたチヨメとの邂逅の際には、アークがその様子に少し傷つく結果になりました。

とはいえ、本当に誰でもいいわけではなく、特にアークに対し敵意を向けてきたり疑心を向ける相手には抗議するような姿勢も見せています。また、アークの気持ちには敏感であり、アークが落ち込んだ際には慰めるような仕草を見せることもあります。

ポンタがかわいいと言われる大きな要因になっているのが、お腹の毛をさわさわさとされるのが好きという側面を持ち合わせている点です。骸骨騎士様作中では、かわいいもの好きなアリアンなどには特に可愛がられており、ポンタも自らお腹を見せて警戒心がない様子を見せるなどしています。

ポンタとアークの出会いは、骸骨騎士様の原作とアニメで異なっています。原作では、エルフ狩りを行っていた盗賊達に、エルフと繋がりが強い精霊獣ということで囮として囚われていました。これをアークに助けられ傷の治療を受けて餌付けをされたことでアークに懐いたのです。アニメでは、暴走したバジリスクに襲われて怪我をしていた所をアークに発見され、傷を治してもらったことで懐いています。

いずれにしても、アークはポンタを懐かせたことでその後のエルフとの繋がりの1つを得る形になっています。骸骨騎士様の世界のエルフは精霊獣精霊獣との関係性を大切にしており、精霊獣であるポンタを懐かせたことで相対的にアークの信頼度も高まることになったのです。

アニメ骸骨騎士様において、ポンタの声優を担当したのが稗田寧々さんです。2012年に、第6回81オーディションにて特別賞・小学館賞を受賞したのがきっかけで声優となり、2016年に声優デビューを果たしました。声優デビューをして組まれた声優アーティストユニット『DIALOGUE+』にも所属しています。2022年には第16回声優アワードにおいて新人女優賞を受賞するなど注目を集めてる声優になっています。

稗田寧々さんがこれまでに演じたキャラクターとしては『ガンダムビルドダイバーズ』のヤシロ・モモカ役、『魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』のミサ・イリオローグ役、『戦翼のシグルドリーヴァ』の六車・宮古役、『弱キャラ友崎くん』の泉優鈴役、『がんばれ同期ちゃん』の同期ちゃん役などを演じています。

稗田寧々さんが近年演じたキャラクターとしては、『もういっぽん』の南雲安奈役、『最強陰陽師の異世界転生記』のアミュ役、『カワイスギクライシス』の猿藤七絆役、『ブルーロック』の御影玲王の幼少期役、『恋は世界征服のあとで』の神宮寺美咲/イエロージェラート役、『CUE!』の鷹取舞花役、『ビルディバイド』の空木コムギ役、『月が導く異世界道中』のユーノ役などを担当しています。

ここからは、既にアニメ骸骨騎士様を視聴した人のポンタに関しての感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。ポンタに関しては原作の時点からマスコットキャラクター的に扱われており、アニメでもそのような扱いが継続的に行われています。そのため、ポンタかわいいという声が非常に多くなっているのです。

原作の挿絵や文章だけでもかわいいと言われていたポンタですが、ポンタのかわいさが爆発したのがアニメの影響がデカいという声も多いです。やはり実際に動いているのを目にすると余計に可愛く見えるとする声が多くなっているのです。

ポンタの存在が、連鎖的にアリアンやチヨメのかわいさを引き出す要素になっているのがいいとする声も多くなっています。ポンタは、決して物語で重要な役割を与えられたようなキャラクターとは違いますが、それぞれのキャラクターの普段とは違った一面が見られる要素として重要な役割を果たしているとされています。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のポンタは、公認マスコット的な存在の精霊獣です。見た目はもちろんながら動きなども含めて非常にかわいいという声が多くなっているキャラクターであり、他のキャラクターとは一線を画した人気を集めています。アークがエルフに信頼されるきっかけになった以外には物語の本筋には絡まないポンタですが、だからこそ自由に動いているのがいいとする声も多いです。

ポンタは、原作や漫画化の時点で人気が高かったキャラクターです。しかし、骸骨騎士様がアニメ化されると、実際に自由に動き回るポンタのかわいさの破壊力がより高まったともされています。骸骨騎士様は、異世界転生系の作品でも比較的のんびり見れるタイプの作品ですが、その象徴とも言えるキャラクターになっているのです。まだ骸骨騎士様を視聴していない人は、ポンタのかわいさにも注目してみましょう。