【骸骨騎士様】ローレンはかわいい貴族令嬢！プロフィールやアークとの出会いは？

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中において、登場回は少ないながらも人気があるのがローレンです。この記事ではそんなローレンについてまとめて紹介していきます。

ローレンが登場する骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中（通称骸骨騎士様）は、2014年から2018年の間、秤猿鬼先生が『小説家になろう』にて連載していたなろう系小説です。なろう系作品として一定の人気を獲得しており、2015年からはオーバーラップノベルスから書籍化も行われ、よりその人気を高めることになりました。

『小説家になろう』での連載は既に終わり、書籍も8巻までで小説家になろう掲載分は刊行が終わっていますが、書き下ろしして継続して刊行が行われています。メディアミックスも行われており、2022年にアニメ化されたことで、さらにその人気を高めており、累計発行部数は200万部を記録するほどの作品になっています。

主人公はオンラインゲームを遊んでいて寝落ちしてしまいます。そして目が覚めると何故か自身が遊んでいたゲームの世界に転移していたのでした。しかも自身がゲームで鍛えたスキルやレベル、装備もそのままだったことで、無双な強さを持った状態になっていました。しかしアバターの中身に骸骨を設定していたことで、それも反映されてしまいます。主人公は流浪の旅人アークとして異世界で生活することになるのでした。

ローレン、正式名称ローレン・ラーライア・ドゥ・ルビエルテは骸骨騎士様において、細めの顔立ちと長いまつげ、栗色のロングヘアが特徴的なキャラクターです。アークが異世界にきて初めて出会った人物でしたが、その登場の仕方のインパクトもあって高い人気を誇るキャラクターになっています。ローデン王国の貴族であり、基本的にはおっとりした性格をしていました。

ローレンは骸骨騎士様においては、どちらかといえばサブキャラクターに近い立ち位置のキャラクターでした。しかしそれがかわいいと言われて高い人気を獲得するに至ったのはその登場回のインパクトがあります。ローレンの登場回はアニメでいう1話でのことでした。突如異世界に転生してしまったアークが街を目指す中、暴漢に襲われている形で登場したのです。

結果的にアークに助けられたことで強姦未遂で終わりましたが、あわやというところまで迫られています。その後アークに街まで護衛してもらうことになりますが、その後、ローレンは登場しなくなります。しかしそれにも理由があったことが後に明らかになっています。

骸骨騎士様書籍版やアニメ骸骨騎士様では多少省略されていたものの、原作においてはローレンは、暴漢達に下半身は完全に脱がされ、さらには暴漢達の返り血を浴びたアークに助けられることで半狂乱状態になってしまっていたのです。その結果、トラウマから部屋に引きこもってしまっていたのでした。

ちなみに貴族らしく、売れば高値が付く服装をしており、その服は、原作では、暴漢達が破かずにわざわざ丁寧に脱がすなどする程になっています。アニメでは襲われている最中は別の服装で登場しており破かれてしまいましたが、アークに助けられた後に着替えた服装が原作に準拠する服装になっていました。

骸骨騎士様において衝撃的な登場回となったローレンですが、後に、何故ローレンが暴漢に襲われることになったのかも明らかになっています。その理由はローデン王国の貴族による派閥争いが関係していました。ローデン王国では、次期王位後継者に取り入るため、第一王子と第二王子の派閥に分かれて派閥争いが行われていました。そしてローレンの父、ルビエルテ子爵は、第一王子派の派閥に属していたのです。

当然、第二王子派閥からは狙われる形になります。そこで第二王子の派閥の悪徳貴族の差金で盗賊達を雇いローレンを襲わせたのでした。悪徳貴族はルビエルテ子爵の領地を狙っており、ローレンの護衛兵を買収し、盗賊が襲いやすいように手引させたのです。このような派閥争いの影響もあり、ルビエルテ子爵は、ローレンを助けたアークも実は自作自演のために用意されたのではないかと疑念を抱く形になっていました。

ローレンは、骸骨騎士様の登場回ではいきなり襲われていたように、基本的には戦闘能力などは持っていないと考えられています。その後、再登場することにはなりますが、それも書籍版の書き下ろしである9巻のことであり、原作である小説家になろう掲載分やアニメでは再登場していないキャラクターになっています。そのため、能力や強さについては不明点が多くなっているのです。

ローレンは骸骨騎士様作中、暴漢に襲われている所を助けられる形でアークに出会っています。その後、全滅させられてしまった護衛に変わって街まで護衛してもらったのです。その後、アークとは分かれていますが、やはり危機を救ってもらったことでアークに対して好意を抱くようになります。

ローレンが再登場した時点では、アークはローレンを助けてからの出会いなどを経て表向きエルフということになっていました。しかしローレンはアークがエルフだと知っても恐れることもなく、命の恩人として慕う様子を見せています。

アニメ骸骨騎士様でローレンの声優を担当したのが久住琳さんです。声優を志して2016年、高校2年生の頃に『第5回国際声優コンテスト声優魂』で最優秀賞を受賞した実績を持っています。その後日本ナレーション演技研究所に通い、アイムエンタープライズ所属の声優として2020年に正式にデビューすることになります。2022年にはアニメ初主演を務めるなどしており、これからが期待される新人声優です。

久住琳さんが骸骨騎士様でのローレン役以外に、これまでに演じたキャラクターとしては、『スローループ』の海凪ひより役、『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』のスマラクト役、『レベル1だけどユニークスキルで最強です』のエミリー・ブラウン役、『ポーション頼みで生き延びます！』のカオル役などを演じています。

ここからは既に骸骨騎士様の原作やアニメを視聴した人の、ローレンに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。かわいいと言われて人気を集めるローレンですが、意外なことにその後の登場はなく、驚いたとする声は非常に多くなっています。書籍版こそ、再登場していますが、その再登場はweb版の完結後の書き下ろしであり、その後の物語に関わってこないのは驚いたとする声が多くなっているのです。

展開的にはアークにお礼をするなり、雇うような展開から物語が展開されても良さそうな所です。しかし街までの護衛こそしたものの、それでアークとの関係性が終わっているのに驚いたと言われています。アークが断った可能性もありますが、それにしてもインパクトのある登場シーンだっただけに、幕引きがあっさりしすぎて驚いたと言われているのです。

特にアニメでは、公式サイトにも記載のない完全モブキャラ扱いになっており、より驚いたとする声が多くなっています。かわいいキャラクターだっただけに、そのままメインヒロインになっても不思議ではないと考える人が多くなっていたのです。それだけに書籍版での再登場には喜んだという声も見られる結果になっています。

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中（骸骨騎士様）のローレンは、かわいい見た目の貴族です。強姦されそうになっている所を主人公のアークに助けられたキャラクターで、アークを慕うようになっています。そのままヒロインになっても不思議ではない立ち位置のキャラクターでしたが、アニメでは再登場することはありませんでした。

骸骨騎士様の原作であるweb版でも完結まで再登場することはありませんでしたが、web版のその後の展開も描かれる書籍版では、9巻にて再登場をしています。骸骨騎士様は書籍版は今後も展開されていく作品なので、今後もローレンの活躍が増える可能性はあります。これから骸骨騎士様を視聴する人はかわいいと人気のローレンにも注目して見てみましょう。