骸骨騎士様は打ち切りになった？原作小説の終わり方や作者のコメントを調査

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は、作者・秤猿鬼先生によるライトノベル作品です。原作となる小説作品は、小説投稿サイト『小説家になろう』にて2014年10月19日に連載開始されています。また2018年7月16日に完結されており、原作小説の続編を望む読者の声もあがっています。また、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は書籍化もされており、2023年4月現在までに12巻まで刊行されています。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の原作である小説家になろう版の小説は完結しましたが、加筆修正が加えられている書籍版は、現在も刊行されています。また、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は2022年にアニメ化されており、アニメも全12話で第1期が完結しています。

オンラインゲームで遊んでいた主人公は、いつのまにか寝落ちしてしまいます。目が覚めると、そこは見知らぬ異世界でした。自身が身に纏っていた鎧や武器が、ゲームを遊んでいた時に使用していた物だと気が付いた主人公は、そこが異世界であることに気が付きます。そして、自身の身体もゲームのキャラクターである骸骨騎士そのものでした。鎧を外すとモンスターと間違えられてしまうため、主人公は鎧のまま生活することにします。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の原作小説である小説家になろう版は、2018年に物語が完結しています。その小説家になろう版の原作小説に、打ち切り疑惑が出ていることをご存じでしょうか？インターネットで骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中を検索すると、検索候補に「骸骨騎士様 打ち切り」というキーワードが表示されています。

しかし、小説家になろうに掲載されている、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の作者のコメントでは、打ち切りではない旨が記載されています。そのため、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は打ち切り完結ではなく、作者の予定通りのストーリーで完結したことが判明しています。では、なぜ『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は読者から完結疑惑が寄せられているのでしょうか？

小説家になろうに掲載されている、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の原作小説がなぜ打ち切り完結だと思われているのか、その理由を知りたい人は、次の項目の「骸骨騎士様の打ち切りの噂が出た理由」もチェックしてみてください。

「骸骨騎士様は打ち切りになっていない」の項目でも紹介したように、小説家になろうで連載されていた『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の原作小説は、打ち切り完結ではなく作者の予定通りのストーリーで終了しています。では、なぜ『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の打ち切り完結疑惑が囁かれているのかというと、その理由は原作小説の終わり方が原因だと予想されます。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の最終回は、物語の続きがあるような終わり方となっています。小説家になろうに掲載されている転生・転移もの作品では、最後に主人公が元の世界に戻ったり、ヒロインとくっついてハッピーエンドでスッキリと終わることが多くあります。

しかし、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は、そのような分かりやすい終わり方にはなっていなかったため、読者から「打ち切り完結だったのでは？」と噂されているようです。なぜ、打ち切りと勘違いされる終わり方となっているのかについては、作者のコメントに明記されています。その理由が気になる人は、続けて「骸骨騎士様の原作の終わり方や作者のコメント」の項目にも目を通してみてください。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の原作小説である小説家になろう版は、現在完結済みとなっています。最終回は「終章」というタイトルで、2018年3月25日に投稿されています。最終回では、人族、エルフ族、山野の民の同盟が組まれる式が執り行われます。その式に参加していた主人公は、あくびをしながらその式を見守っていました。

そして、隣りに居た主人公のお目付役のエルフの女性・アリアンに「これが終わったらどうするのか？」と聞かれ、「とりあえず温泉で寛ぐ」と返答します。そのような日常の風景が骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中のラストシーンとなりました。主人公が元の世界に帰るでもなく、ヒロインとくっつくわけでもない、このようなほのぼのとした終わり方に「まだ続きがあるのでは？」という読者の声が多数見られています。

打ち切り疑惑が出ている『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』ですが、物語が打ち切りではないと言い切れる理由は、作者のコメントにあります。『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の最終回が投稿された同日、2018年3月25日の作者の小説家になろうの活動報告ページには、「『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』本編完結。」というタイトルであとがきが投稿されています。

そのコメントの中には「完結しても物語は続いていく終わり方が好き」と表明されています。また、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』とは別の新作の後日談となる番外編を投稿したいという意気込みも書かれています。そのような前向きな姿勢から、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は打ち切りではなく、作者の予定通りの終わり方であったことがうかがえます。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の原作小説は、「打ち切りになってしまったのではないか？」という心配の声が見られるほどの人気作品です。また、原作小説と同じように、アニメも視聴者からの人気がある作品となっています。そのため「アニメ2期はいつから始まるの？」と気になっている人もいるのではないでしょうか？

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』に限らず、多くのアニメ作品は1クール（12話）を制作するのに約1年ほどかかる傾向にあります。そのため、制作発表がされてから早くて半年後、余裕を見て1年後くらいに放送が開始されます。2023年4月現在はまだ『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のアニメ2期の制作発表はされていないため、もし第2期が放送されるのであれば、2023年の冬以降になると予想されます。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のアニメ1期は、コミック版の4巻途中までの内容となっています。そのため、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のアニメ2期が放送される場合はコミックの4巻からとなるでしょう。また物語が進行する早さが1期と同じであれば、最終話は8巻もしくは9巻までの内容になると予想されます。

こちらの記事では、骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中の打ち切り疑惑について紹介しました。こちらの作品は人気作だったこともあり、読者の感想で「最後の終わり方が打ち切りみたいで残念」という声が見られています。

また、こちらの方のツイートでは「コミック版も打ち切りみたいな終わり方になってしまうのか心配」という声が見られています。物語の最終回は、作品の余韻にかかわる重要な部分です。そのため、原作小説の終わり方が微妙だと思った人は、コミック版がどう終わるのかについても気になっているようです。

原作小説の打ち切り疑惑が囁かれている骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中ですが、アニメ2期の放送を心待ちにする声が見られています。アニメの中には原作とは違う終わり方をする作品もあるため、アニメ版で視聴者の納得のいく結末になる可能性もあるかもしれません。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の打ち切り疑惑について紹介していきました。小説家になろうで連載されていた『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は、2018年7月16日に完結となっています。物語のラストシーンが続きがありそうな日常の一幕となっているため、読者から「打ち切りなのでは？」という声があがっています。

しかし、作者のあとがきで「物語が続いていく終わり方が好きなので、そのような演出にした」と明言されているため、打ち切りではなく予定通りの最終回となったことが判明しています。原作小説は完結していますが、書籍版は現在も刊行されているため、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』の続きが気になる人は、そちらも手に取ってみてはいかがでしょうか？