【ケイ×ヤク -あぶない相棒-】ネタバレあらすじ！ドラマ化で話題の原作漫画を解説

実写ドラマ化されたことで話題を集めた漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじをネタバレする前に、まず最初に「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」の作品情報を簡単に紹介しましょう。「ケイ×ヤク -あぶない相棒-（ケイヤクあぶないあいぼう）」は、2019年1月から講談社とpixivが共同開発した漫画アプリのPalcyで配信されている薫原好江（かおるはらよしえ）のサスペンスアクション漫画です。

漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、面白いと人気を獲得し、2021年11月にテレビドラマ化が発表され話題を集めました。注目を集めたドラマ「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、読売テレビで2022年1月〜3月にプラチナナイトのモクドラF枠で、全10話で放送。キャストが豪華なことでも注目を集めた話題ドラマです。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじをネタバレしていきましょう。原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじネタバレの1つ目が、「ジョーカー事案」です。ジョーカー事案とは、3年前に刑事が痛めつけられている動画がWEBサイトにアップされたものの即座に削除され、捜査が打ち切りになった未解決事件です。痛めつけられていた刑事は、主人公の一狼の先輩で相棒の莉音でした。

一狼は、警視庁に務めている真面目な性格をした公安捜査官です。一狼は、ジョーカー事案の捜査が打ち切りになったことに納得がいきません。まだ判明していない莉音の生死を案じた一狼は、上司の田口に「ジョーカー事案の捜査を再開してほしい」と訴えます。しかし、田口は承諾しませんでした。そして、「暴力団峰上組の若頭の英獅郎の身辺調査をするように」と田口に命じられます。

一狼は、獅郎が大物政治家の愛人をしている同性愛者と知り戸惑いますが、カジノで接触することに成功しました。獅郎を尾行していく中で、獅郎が消息不明になっている莉音の弟だということを知ります。そして、莉音の事件の手がかりを得るために、ヤクザの世界に入ったこともわかります。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじネタバレの2つ目が、「莉音の日記」です。莉音の行方を探したいという目的が一致した二人は、手を組むことになりました。獅郎は、「莉音が日記を残しており、その日記には峰上組の人物や、政治家の名前が記載されていた・事件に何か関わっている」と一狼に伝えます。一狼は、獅郎のことを信じておらず、疑いながら行動を監視することになりました。

一狼は、獅郎について調べていくうちに「獅郎が莉音の弟ではないこと・日記を手元にもっていないこと」を知ります。一狼は、獅郎が嘘をついていると不信感を募らせていきました。獅郎に不信感を持ちながら監視をしていると、獅郎が政治家から乱暴されている光景を監視カメラで確認します。暴行されている獅郎を見た一狼は、居ても立っても居られず、獅郎を救助しに向かいます。

そこで、「莉音と獅郎は同じ養護施設で育った仲であり、血の繋がりはないものの姉のような存在である」と獅郎から明かされます。その後、莉音の日記が墓石の中にあることが明かされ、徐々に獅郎のことを信頼していくようになっていきます。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじネタバレの3つ目が、「日記の暗号」です。ようやく信頼関係を築いた2人は、周囲に怪しまれないように恋人関係を偽装して、共同生活を送ることになりました。莉音の日記には、暗号のようなものが記されており、その暗号を解読しようと知恵を絞ります。そんな中、周囲から恋人関係を怪しまれないように2人は、デートに出掛けました。

デート中に立ち寄ったレストランで、一狼は幼馴染の千夏が働いていることに気付き、3人で食事をします。一狼は食事をした帰り道、千夏が何者かに尾行されていることに気付きました。しかし、一狼は公安に所属する警察官であり、周囲に素性を開かせないため何もすることが出来ず、落胆します。一方で、獅郎もまた千夏のストーカーの存在に気付いており、ストーカーを撃退するのでした。

その後、3人でバッティングセンターに行くことになりました。そこで、過去の思い出を振り返りながら、「莉音の日記の暗号は学籍番号ではないか？」ということに一狼が気付きます。その後調査をすると、「政治家の子供の学籍番号だ」ということが判明し、「4人の政治家の子供が、20年前に起こったビル爆破事件に関与している」ことも明らかになるのでした。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじネタバレの4つ目が、「莉音は生存していた？」です。政治家の子供たちが関与していた20年前の新宿テトラビル爆破事件は、一狼の両親が亡くなった事件であり、容疑者は死刑執行されています。

しかし、一狼の上司の田口は「この事件に内閣総理大臣の大須が関与している」・「事件に関連があると考えられている5人の1人が身元不明であり、B国の諜報員ではないか？」と考えており、莉音と共に極秘捜査をしていました。

莉音は捜査中に、B国の刺客のような女性に拉致され、痛めつけられてしまいます。危機一発のところで生還を果たしますが、莉音の素性が知られてしました。そこで、莉音に危険が及ぶと感じた田口は、莉音は死亡したということにして、表に出さずに隠密捜査をさせていたのでした。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじネタバレの5つ目が、「ジョーカーの正体と黒幕」です。ビル爆破事件とジョーカー事案の関係が明らかになっていく中、獅郎がB国の刺客に拉致されてしまいます。一狼は獅郎を危機一髪のところで救出し、そこで2人は莉音と3年ぶりに再会を果たしました。

その後、「ビル爆破事件とジョーカー事案の黒幕が、身元不明の学生のジョーカーことB国の諜報部員のロン・アテロフであること・獅郎を拉致した刺客の女は、暗殺者でB国の諜報員のニナであること」が判明らかになりました。そして、一狼たちが過去の爆破事件の再捜査をしていることを知り、ジョーカーたちが再び動き出していたことが判明します。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじネタバレの6つ目が、「山田の捜査も始まる」です。ビル爆破事件の重要人物の中には、暴力団志尾組の組長だった山田の名前も挙げられていました。しかし、山田は現在行方不明になっており、「身の危険を感じ田舎に隠居している」といった噂が流れていました。そこで、一狼たちは山田について捜査を開始します。

山田について調べていくうちに、「山田は田舎で暮らしながら、ロンと手を組みビル爆破事件の証人を抹消する」ことを密かに計画していることを突き止めました。その後、山田はビル爆破事件に関与している大須と東を監禁し、一狼たちをおびき寄せます。

一狼と獅郎は罠だと知りながらも、真実を明らかにするために山田の元に出向いていきます。山田のもとに訪れた2人は、大須と東を見つけますが、山田に2人と共に監禁されてしまいます。そして、山田に家を放火されてしまい、危機一髪のピンチに。「もうだめか」と諦めているところに田口が駆けつけ、4人を無事に救助するのでした。

原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、BL漫画なのか？などといった疑問も多くあがっています。主人公の一狼は刑事であり、ヤクザの獅郎と一緒にいることを怪しまれないために「恋人契約」を結んでいます。あくまで周囲の目を欺くカモフラージュですが、周囲に恋人関係だと認識されるように、恋人のようにデートをするなどといった描写があります。

二人のデートシーンなどがあるため、BL漫画と勘違いされがちですが、BL描写よりもサスペンス要素が多いため匂わせBL漫画ともいわれています。しかし一方で「二人の信頼関係や絆が強く、お互いがお互いを思い遣っている描写があるため、今後BL関係になるのではないか？」といった感想もあがっています。

実写ドラマの「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は最終回を迎えましたが、原作漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、2023年4月現在連載が続いています。まだ、原作漫画ではビルの爆破事件の謎や真相が明かされていません。そのため「最終回では全ての謎が明らかになり、ビル爆破事件の本当の黒幕が明らかになるのではないか？」と考察されています。

漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじを深掘りしたところで、実写ドラマ「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」のあらすじもネタバレしていきましょう。警視庁公安部の捜査官の一狼は、相棒で先輩の捜査官である莉音に、日々仕事の指導を受けていました。そんな中、突然莉音が何者かに捕獲されてしまい、殉職してしまいます。

一狼は、「莉音の事件の真相を知りたい」と上司の田口に捜査許可を求めますが、一狼は暴力団峰上組の若頭である獅郎の監視を命じられてしまいます。一狼は、獅郎が開催するファイトクラブに参加して顔を売ることに成功します。そして、獅郎を調査する中で、獅郎も莉音の行方を探っていることを知りました。利害が一致した2人は手を組み、莉音の行方を捜査することになりました。

二人で捜査していく中で、「莉音が20年前に起こったビル爆破事件を捜査していたこと」・「その事件に内閣総理大臣の大須が関与していたこと」が判明します。色々なことが明らかになっていく中で、莉音が生存していたことや、田口と莉音は独自でビル爆破事件の捜査を行っていたことも判明するのでした。

莉音と再会し、色々と捜査をしていく中で、「ビル爆破事件の犯人として捕まった野々村が、峰上組の指示で自首をしたこと」・「莉音が追っていた政治家の息子の澤口が自殺したこと」が明らかになります。一方で、総理大臣の大須は、一狼と獅郎が過去の事件を探っていることを聞きつけ、林という男に始末を依頼していたのでした。

ビル爆破事件について着実に様々な事実が明らかになっていく中で、「山田という峰上組の組員が関係していたこと」も判明します。そして、山田は現在理髪店を営んでおり、そこで大須や林と接点があることも知りました。真相に近づいていく中で、2人には今まで以上にあらゆる危険が立ちはだかりますが、危機を回避しながら真実にたどり着いていきます。

ドラマ「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」の結末や黒幕についても、ネタバレしていきましょう。20年前のビル爆破事件は、政治家の子どもたちが爆弾を製造して起こしたものであり、大須がその事件を揉み消していました。そして、大須はこの事件のことを知った林と山田から、脅迫されていたのでした。大須は過去の事件を見つめ直し、内閣総理大臣を辞任します。

そんな中、ビル爆破事件で使用された爆弾は、政治家の子供が製造していたものではなく、林が製造したものとすり替えられていたことが明らかになり、本当の黒幕は林と山田だったことが判明します。一方で、林と山田は理髪店にいて、大須が辞任したことを話していました。最後に山田は、「また二匹のハエに会える」と不穏な発言をし、笑みを浮かべるのでした。

漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、「キャラがとにかくかっこよくて、面白い」と高評価を集めていました。ドラマ「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」もまた面白いと人気を獲得しており、原作ファンからも「漫画の再現度が高い」高評価を集めています。「ドラマを見ると、また漫画を読み返したくなった」といった声が多く、どちらも支持されている人気作品です。

「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、実写ドラマを見て漫画を知った人も多く、「ドラマを見てハマったので、原作を最新刊まで全巻購入した」といった声も上がっています。「ドラマもかっこよかったけど、原作漫画のキャラクターもかっこいい」・「漫画の作画が綺麗で好き」・「実写ドラマキャストが漫画のイメージ通り」といった声が多く上がっています。

漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、匂わせBLとも言われており、二人の恋人のような関係性を楽しむファンも多いです。実写ドラマ化が発表されると、「ドラマでどこまでBL要素が再現されるのか？」といった不安な声もあがっていました。「漫画をしっかり再現されている」といった声が多い一方で、「もっと二人の恋人関係が見たいので、アニメ化してほしい」といった声もあがっています。

漫画「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」は、ハラハラする展開とかっこいい魅力的なキャラクターが評価されている薫原好江の人気サスペンス漫画です。2022年に実写ドラマが放送されており、多くのファンを獲得している人気作品です。漫画のあらすじ・ネタバレや、実写ドラマのあらすじを見て気になった方は、一度「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」を見てみてはいかがでしょうか？