コールドゲームのネタバレあらすじと登場人物！女の宮廷マウンティング漫画の感想は？

2023年4月現在、漫画雑誌の『ベツコミ』は、『コールドゲーム』という少女漫画が話題となっています。漫画『コールドゲーム』とは、王妃の争奪戦を描いた少女漫画であり、『女王の花』の和泉かねよしが手掛けています。本記事では、和泉かねよしの漫画『コールドゲーム』について、あらすじや登場人物・キャラ、感想などをネタバレ紹介します。まずは、漫画『コールドゲーム』の作品情報と作者の情報を簡単に紹介していきます。

本記事で、あらすじや感想などをネタバレ紹介する『コールドゲーム』とは、2017年から2023年4月現在にかけて、｢ベツコミ｣で連載されている少女漫画です。漫画『コールドゲーム』は女同士の宮廷マウンティングを描いた作品として知られており、2023年4月現在までに合計7巻の単行本が刊行されています。漫画『コールドゲーム』の評価は非常に高く、2018年12月に｢このマンガがすごい！2019｣のオンナ編にランクインしました。

漫画『コールドゲーム』の作者は、和泉かねよしという漫画家です。漫画『コールドゲーム』を手掛けた和泉かねよしとは、4月1日生まれの女性漫画家であり、静岡県の伊豆市に暮らしながら活動しています。元々、和泉かねよしは1995年に『天使』という漫画を描き、｢第36回小学館新人コミック大賞｣の少女・女性部門に選ばれました。これにより、『天使』が｢別冊少女コミック｣に掲載され、和泉かねよしは漫画家デビューします。

1995年に漫画家デビューした和泉かねよしは、2002年に｢Betsucomi｣で漫画『そんなんじゃねえよ』を発表し、｢第51回小学館漫画賞｣の少女向け部門を受賞しました。その後、和泉かねよしは2015年に漫画『女王の花』で｢第60回小学館漫画賞｣の少女向け部門を再度受賞し、漫画家として大ブレイクすることになりました。そして、漫画家の和泉かねよしは2017年に｢ベツコミ｣で漫画『コールドゲーム』の連載をスタートさせました。

漫画『コールドゲーム』の主人公であるアルナは、B国の王女であり、優れた剣技を持つ人物として知られていました。ある日、王女のアルナは国王の命を受け、E国の王と政略結婚することになります。E国は情報が少なく、1年前に王が代替わりしたことぐらいしか分かっていませんでした。政略結婚を命じられたアルナは、侍女のカミラと共に、E国へ向かいます。その途中、アルナは侍女と入れ替わり、女騎士のスミレを名乗ります。

侍女のカミラと入れ替わったアルナは、女騎士としてE国の情報を探ろうとしていました。しかし、アルナはE国に到着すると、自分以外に王妃が5人いることを知ります。そして、アルナは王妃の座を懸けた女同士の宮廷サバイバルに身を投じることになってしまうのでした。

王妃争奪戦に巻き込まれたアルナは、リズィー・オブ・グレイという第5王妃と親しくなります。しかし、リズィー・オブ・グレイは序列2位の王妃であるアン・グレゴリーに姦通罪を着せられ、亡くなってしまいました。この時、アルナはリズィー・オブ・グレイの仇を取るため、アン・グレゴリーの打倒を志します。しかし、アン・グレゴリーは序列2位の王妃であるため、新顔のアルナが太刀打ちできる相手ではありませんでした。

そこで、アルナは王妃候補序列1位のカザリンに協力を求めます。これにより、アルナはアン・グレゴリーの序列を3位に降格させることに成功します。その後、アルナと入れ替わった侍女のカミラは、序列2の王妃候補に昇格しました。しかし、アルナは謎の男性に誘拐されてしまうのでした。

2巻の後、アルナは何者かに幽閉されてしまいます。この時、E国の王・アーサーはアルナに手を差し伸べ、自らの過去を思い出します。E国の王であるアーサーは幼い頃、｢北の英雄｣のヴァリーと塔で出会いました。アーサーはヴァリーに惹かれ、身を守る術を教えて貰います。しかし、アーサーは新たな王になった兄王からヴァリーの処刑を命じられます。この時、アーサーはヴァリーが陰で自分を守ってくれていたことを知るのでした。

ある日、アルナと入れ替わっていた侍女のカミラは、突然E国から姿を消してしまいました。この事態に、アルナはE国の王・アーサーと協力し、カミラの逃亡先と思われる自治都市のフラドルへ向かいます。しかし、アルナは、亡きリズィー・オブ・グレイと親しかった男に命を狙われてしまいます。そして、アルナとアーサーは親交を深め、お互い好意を抱き始めるのでした。

漫画『コールドゲーム』の4巻で、カミラは亡くなってしまいます。カミラの死を知ったアルナは、彼女が残した想いを受け止め、E国の王・アーサーの騎士を目指し始めます。一方、王妃争奪戦では、アン・グレゴリーが強い野心を剥き出しにしていました。アルナはアン・グレゴリーを抑えるため、序列4位のクリスティナ・ディアラムに接近します。しかし、クリスティナ・ディアラムは男を美貌と知性で操る恐ろしい女だったのでした。

クリスティナ・ディアラムはアルナの協力要請を拒否します。その後、アン・グレゴリー主催のパーティが行われ、クリスティナ・ディアラムとアーサーの従兄弟・ケイの過去が明らかになります。クリスティナ・ディアラムとケイは昔、誰もがツッコミをいれるほどのバカップルでした。しかし、王がアーサーの兄に変わった際、クリスティナ・ディアラムはアン・グレゴリーと共に王宮へ送られます。

これは、アーサーの兄を篭絡しようとするクリスティナ・ディアラムの父親の策略でした。王宮に送られたクリスティナ・ディアラムは、アーサーの兄から暴行を受けます。しかし、相手が王であるため、クリスティナ・ディアラムは父親に見捨てられてしまいます。これがきっかけで、アンは｢グレゴリー家｣の娘として育てられることになりました。一方、クリスティナ・ディアラムはとある老人と結婚したのでした。

アルナはケイとの過去を利用し、クリスティナ・ディアラムを味方につけます。この時、アルナは｢ブラック准男爵｣を名乗るリズィー・オブ・グレイの父・グレイと出会い、奇跡のような｢その時｣が人の出会いを作ると実感します。その後、アン・グレゴリーのパーティが開催し、アルナは正体を隠してアーサーと踊ります。この時、クリスティナ・ディアラムがとある一言を口にし、宮廷の勢力図は大きく変わることになるのでした。

最初にネタバレ紹介する漫画『コールドゲーム』の登場人物・キャラは、アルナです。アルナとは、漫画『コールドゲーム』の主人公にあたるキャラであり、銀髪碧眼の整った容姿が特徴となっています。アルナはB国で王女の1人に数えられており、王子や王女の兄妹が10人います。作中で、アルナはE国の王との政略結婚を父に命じられ、侍女のカミラと入れ替わります。その後、アルナは｢スミレ｣と名乗り、王女争奪戦で暗躍を始めます。

2人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、ヨハン・クレーです。漫画『コールドゲーム』に登場するヨハン・クレーとは、クレー家という有力者の当主の息子にあたるキャラクターであり、アルナと許嫁となっています。漫画『コールドゲーム』の作中で、ヨハン・クレーはアルナの政略結婚に反対します。しかし、ヨハン・クレーは政略結婚を止めることが出来ず、E国から必ず助け出すとアルナに約束しました。

3人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、カミラです。漫画『コールドゲーム』に登場するカミラとは、アルナの侍女を務めているキャラクターであり、アルナそっくりの容姿が特徴となっています。漫画『コールドゲーム』の作中で、カミラはアルナと入れ替わり、B国の王女としてE国の王妃争奪戦に参加します。しかし、カミラは行方を晦まし、アルナに想いを伝えて亡くなってしまいました。

4人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、アン・グレゴリーです。漫画『コールドゲーム』に登場するアン・グレゴリーとは、王女候補序列3位のキャラクターであり、フードと口元のほくろが特徴となっています。アン・グレゴリーは非常に健気でかわいい雰囲気を纏っているものの、残虐な本性を隠しています。漫画『コールドゲーム』の作中で、アン・グレゴリーは王妃争奪戦に勝利するため、他の王妃を陥れます。

5人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、クリスティナ・ディアラムです。漫画『コールドゲーム』に登場するクリスティナ・ディアラムとは、アン・グレゴリーの姉にあたるキャラクターであり、王女候補の中で序列4位の立場にあります。クリスティナ・ディアラムは美しさと知性を兼ね備えており、男性の篭絡を得意としています。実は、アーサーの兄に暴行を受け、恋仲のケイと離れてしまった悲しい過去を持っています。

6人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、アーサーです。漫画『コールドゲーム』に登場するアーサーとは、E国の王であり、王の名に相応しい整った容姿と金髪が特徴となっています。アーサーは王女争奪戦のきっかけとなった人物であるものの、危険が多いため、ケイという従兄弟と入れ替わっています。漫画『コールドゲーム』の作中で、アーサーは女騎士に扮するアルナと行動し、彼女へ好意を寄せていきます。

7人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、カザリンです。漫画『コールドゲーム』に登場するカザリンとは、前王のヘンリーに嫁いでいたS国のキャラクターであり、王妃候補序列1位の立場にあります。序列1位のカザリンはアーサーと義理の姉弟であるため、正妃になることが出来ません。漫画『コールドゲーム』の作中で、カザリンはアルナに協力し、アン・グレゴリーの序列を降格させました。

8人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、リズィー・オブ・グレイです。漫画『コールドゲーム』に登場するリズィー・オブ・グレイとは、王女候補序列5位のキャラクターであり、金髪のドリルヘアーが特徴となっています。漫画『コールドゲーム』の作中で、リズィー・オブ・グレイはアルナと親しい関係を築き上げます。しかし、リズィー・オブ・グレイはアン・グレゴリーの策略にはまり、姦通罪で処刑されてしまいました。

9人目にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、エドワード・ヒューズです。漫画『コールドゲーム』に登場するエドワード・ヒューズとは、ヒューズ家というE国の貴族の長男であり、荒っぽい性格が特徴となっています。漫画『コールドゲーム』の作中で、エドワードはアルナに協力し、自治都市のフラドルへ向かいました。

最後にネタバレ紹介する登場人物・キャラは、アデール・ヒューズです。漫画『コールドゲーム』に登場するアデール・ヒューズとは、エドワード・ヒューズの妹であり、アルナと入れ替わったカミラの世話係を務めています。アデール・ヒューズは荒っぽいエドワード・ヒューズと違い、明朗快活で心優しい性格が特徴となっています。

漫画『コールドゲーム』に関する感想では、漫画『コールドゲーム』が面白いといった感想が多く寄せられていました。漫画『コールドゲーム』は王妃争奪戦を描いた作品であるため、ドロドロとした女同士の戦いを思う存分楽しめます。また、奇麗な作画や個性溢れるキャラクターも魅力の1つとなっており、漫画『コールドゲーム』は｢ベツコミ｣で高い人気を博しています。

漫画『コールドゲーム』に関する感想では、漫画『コールドゲーム』が気になるといった感想も多く寄せられていました。漫画『コールドゲーム』は｢このマンガがすごい！2019｣のオンナ編にランクインしている作品です。また、漫画『コールドゲーム』の作者・和泉かねよしは、『そんなんじゃねえよ』や『女王の花』などの名作を手掛けています。これらが理由で、漫画『コールドゲーム』は｢ベツコミ｣の注目作品となっています。

漫画『コールドゲーム』に関する感想では、アニメ化して欲しいといった感想も多く寄せられていました。上述の感想で紹介した通り、漫画『コールドゲーム』は｢ベツコミ｣の大人気作品です。しかし、漫画『コールドゲーム』は2023年4月現在までに、アニメ化の情報が一切ありません。そのため、漫画『コールドゲーム』は多数のファンにアニメ化を望まれています。

本記事では、和泉かねよしの漫画『コールドゲーム』について、あらすじや登場人物・キャラ、感想などをネタバレ紹介しました。漫画『コールドゲーム』はこれまで、目立ったメディア展開が行われていません。しかし、漫画『コールドゲーム』はTwitterで面白いと話題になっており、｢ベツコミ｣の看板作品の1つに数えられています。そのため、興味がある方は是非一度、漫画『コールドゲーム』をチェックしてみて下さい。