ムルシエラゴのネタバレあらすじ!漫画の登場人物・キャラクターも一挙に紹介

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』はかつて715人を殺害した大量殺人者であり、凶悪犯罪者たちへの討伐をおこなっていく国選処刑人でもある紅守黒湖の活躍を描いた作品です。本記事では漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじをネタバレを交えて紹介します。また、漫画の登場人物・キャラクターもネタバレを交えて紹介するため併せてチェックしてみてください。

ムルシエラゴのネタバレあらすじ!漫画の登場人物・キャラクターも一挙に紹介のイメージ

目次

  1. ムルシエラゴとは?
  2. ムルシエラゴのあらすじネタバレ
  3. ムルシエラゴのスピンオフ・アラーニァのあらすじネタバレ
  4. ムルシエラゴの主な登場人物・キャラクター
  5. ムルシエラゴのその他登場人物・キャラクター
  6. ムルシエラゴの用語をネタバレ解説
  7. ムルシエラゴに関する感想や評価
  8. ムルシエラゴのネタバレまとめ

ムルシエラゴとは?

MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-の漫画の概要

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』はヤングガンガン(スクウェア・エニックス)において2013年9月号の読み切りが連載されたのち、2013年7号より連載中の漫画です。累計発行部素は2022年5月時点で160万部を売り上げ、作中登場人物の一人である朽葉怜子を主人公としたスピンオフ作品『MURCIELAGOBYPRODUCT ARANA-アラーニァ-』が連載されるなど人気を博した作品となっています。

MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-の作者

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の作者は、漫画家のよしむらかな先生です。よしむらかな先生はこれまでに『あわーちゅーぶ』や『アビスライフ』、そして『超究魔法少女ミーコ』などの漫画を手がけられています。

MURCIÉLAGO-ムルシエラゴ- - ヤングガンガン -SQUARE ENIX-

ムルシエラゴのあらすじネタバレ

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』は2023年4月時点で既刊22巻となっています。主人公はかつて715人を殺害した大量殺人者で同性愛者である女性・紅守黒湖です。黒湖は本来死刑になるはずでしたが、死刑執行の無期延期を言い渡され、パートナーの屠桜ひな子や恋人たちの協力を得ながら、国選処刑人として活動していきます。では、ここから本作のあらすじをネタバレを交えて見ていきましょう。

あらすじネタバレ①力の代償編

凶悪犯罪者たちへの討伐をおこなっていく「国選処刑人」として活動するようになった元大量殺人者・紅守黒湖は、ある日薬物漬けの元プロレスラー・井々村弼の処刑を依頼されます。井々村弼は新型麻薬、夢中遊行の中毒者で、拳銃の弾丸すら効かない異常に強靭な肉体を得ていました。そこで、井々村に発症している強い幻覚作用を利用することにした黒湖は、井々村の幻覚に沿う舞台を用意します。

あらすじネタバレ②殺人Party編

紅守黒湖のもとに悪人の断罪を生きがいとする老人・悟兵衛から一通の招待状が届きました。黒湖はバニーガールの写真に惹かれ、悟邸で行なわれるパーティーに参加します。しかし、そこは犯罪者たちの私刑会場でした。屋敷に閉じ込められた犯罪者たちが次々と罠の餌食になる中、黒湖は同席した桃山照美、朽葉怜子、コバルト=コンラッド、ミユキとともに脱出を図ります。

あらすじネタバレ③D・K~ドメスティックキラー~編

20年前に人の顔の皮を剥ぐという犯行手口で世間を震撼させた殺人鬼「仮面蒐集家」の犯行と思われる連続殺人事件が発生したのを機に、紅守黒湖は当時仮面蒐集家の犯人として逮捕された浅葱尊の娘・浅葱凛子を誘拐し、それを口実に被疑者との接触を図ることにしました。

しかし、警視庁の捜査によって尊のアリバイが証明されます。アリバイが証明されたことにより、凛こそが今回の犯人なのではないかと疑われますが、そのときにはすでに凛子は屠桜ひな子、水沢浮菜、碧八葉とともに遊園地を訪れていました。さらに、ひな子たちは凛子を見失ってしまいます。凛子を探す浮菜が目にしたもの、それは血に染まった刃物を持った凛子の姿でした。

あらすじネタバレ④バラ色の監獄編

紅守黒湖は恋人である柳岡千代の友人・刈安纏依から妹の刈安那々美が「純潔の薔薇」という新興宗教に入信してから様子がおかしくなったと相談を受けます。純潔の薔薇は辛い過去を持つ女性たちが集まり、世俗から離れて薔薇を育てて生活を営む教団ですが、そこは女性だけの共同生活の場であり、さらに女性同士の性的関係をも推奨している場でもありました。

同性愛者である黒湖は、那々美の救出という本来の目的を忘れ、快楽に溺れてしまいます。そこで、音信不通となった黒湖に激怒した千代は教団へ乗り込むことに。そこで彼女が出会ったのは教団に洗脳された黒湖でした。黒湖に頼ることもできなくなった千代は覚悟を決め、教団にたった一人で殴り込みをかけることにします。

あらすじネタバレ⑤空と僕のあいだに編

ある日、所持していた傘と長靴がなくなった状態で幼女の縊死体が発見されました。雨の日におこなわれた犯行だったため、犯人に結びつく証拠が雨に流されてしまい、頭を抱えた警察は紅守黒湖に協力を依頼します。調査を進める黒湖はその手口に本当の標的がいることを察し、さらには被害者が増えることを予想しました。一方で、凶行を繰り返す犯人は、北上空にたどり着きます。黒湖は北上空の母親・北上ひばりのもとを訪れることに…

あらすじネタバレ⑥SCHOOL DESTRUCTION編

「D・K〜ドメスティックキラー〜」編の真犯人であった浅葱凛子は、私立まりも學園初等部に転入することとなりました。

凛子はすぐに北上空や久慈原観鈴と仲良くなり、日常を楽しんでいましたが、突如私立まりも學園高等部で爆弾騒ぎが起きてしまいます。通報を受けて警視庁から派遣された紅守黒湖は、浮菜の仕掛けたカメラのデータから事件の犯人を探していました。すると彼女のもとに、一人の女子生徒が事件の犯人として自首してきます。

あらすじネタバレ⑦忘却の“桜”編

ある日、緋垣刀吉郎という人物が流々家拘置所から脱走するという事件が起きてしまいます。刀吉郎は第二次世界大戦末期に結成された超過激組織「千仭の獅子」の幹部です。千仭の獅子は「桜剪会」と名を改め、国会議員を惨殺、警察へテロの予告と宣戦布告をします。警察がテロの阻止に奔走する中、警察から刀吉郎の暗殺を依頼された紅守黒湖は、これまでに出会った協力者の力を総動員し、桜剪会のアジトを特定します。

あらすじネタバレ⑧白い流星編

屠桜ひな子の提案で、紅守黒湖は仲間たちを誘って無人島でバカンスを楽しむことにしました。黒湖と旧知の仲である天才科学者・トキワサキが勤めている会社が所有する無人島を貸し切っていた黒湖たちは、思い思いに海を楽しんでいましたが、そこにトキワサキと彼女を追ってきた巨大ロボットが突如現れます。

巨大ロボットの操縦者はサキの元同僚で、逆恨みから彼女を付け狙っていた帯刀進でした。その後サキと一緒にいた黒湖たちはロボットの攻撃対象になってしまい…

あらすじネタバレ⑨THE DEEP ONE編

紅守黒湖たちは夏休みを利用し、流々家水族館に新たに加わった全長7メートルという、最大級の巨大イタチザメの鑑賞に訪れていました。しかし、当のイタチザメは元気がなく、しかも絶命寸前に水槽内で人間の左手を吐き出します。その切断面が異常になめらかだったことから、左手はサメに食いちぎられたものではなく何者かに刃物で切断されたものと判断します。そこで、黒湖はサメが水揚げされた漁村を訪れることに…

あらすじネタバレ⑩剣聖編

夏休みを利用して買い物に出かけていた浅葱凛子と冷泉藍子。互いに距離を縮めていく二人でしたが、そのとき凛子が血の臭いを感じ取ります。血の臭いが発せられている路地裏に入った二人が目にしたのは、当代一、二を争うとされる剣の達人・佐々木遼太郎の遺体でした。咄嗟にその場で怪しい人物の捜索を開始した二人でしたが、そこに佇んでいたのは、かつて冷泉藍子のことを「藍子お姉ちゃん」と呼び慕っていた宮本玄流でした。

あらすじネタバレ⑪死が2人を分かつまで編

紅守黒湖は教団「純潔の薔薇」の幹部を務めていた桃山鳴海から連絡を受け、ゴールドマリーの死体が棺から忽然と消えてしまったことを相談されます。

以前、鳴海についてゴールドマリーが協力者として「先生」という言葉を口にしていたことから、情報を探ることを約束しますが、同時期に体内に血がほとんど残っていない女性の遺体が発見される怪事件が発生していました。犯人が下水道に潜んでいることを知った黒湖でしたが、今度は独自の捜査を進めていた鳴海が下水近くで失踪する事態に直面してしまいます。

あらすじネタバレ⑫THE ENTERTAINER編

ある日、大勢の人々が四肢をロープで固定され、アドバルーンつるされる怪事件が発生しました。警察はその手口が10年前に催眠術を操り多くの人を殺害した犯罪者「喜劇作家(コメディーライター)」の手口と似ていたため、喜劇作家が復活したのではないかと推察します。一方、5年ぶりに講演をおこなったバグジャースサーカス内で事件が発生しました。ひな子と凛子は紅守黒湖の指示でバグジャースサーカスの控室へ潜入することに…

あらすじネタバレ⑬針千本/魔弾の射手編

柳岡会のヤクザ・鉄善八が刑務所から出所したため、柳岡会では柳岡会会長の娘・柳岡千代を始めとした組合員全員で彼を祝っていました。同時刻、歩道橋にて男性が刺突剣と思われる凶器でめった刺しにされ死亡する事件が発生。その事件がきっかけで柳岡会の周囲に怪しい影が動き始めることとなります。事件の犯人が自分目当てに柳岡会を襲撃することを悟った善八は、千代を守るため犯人と対峙することに…

あらすじネタバレ⑭千代裁き編

鉄善八は柳岡会襲撃事件で柳岡千代を守るべく、千堂と一対一の死闘を繰り広げるも敗北してしまいました。そこで、善八は千代を守り切れなかったとして会長の裁きを受けようとしましたが、千代は自分のために体を張った彼を許すことにします。

一方、ひな子は玄流から剣技を学んでいました。紅守黒湖はその場でひな子の修行を見学し、藍子と凛子は自宅でイチャイチャしていました。黒湖たちが平穏なときを過ごしていたころ、ある家では何者かの手により一家全員が惨殺される事件が発生しており…

あらすじネタバレ⑮罰恋編

ある日、凛子やひな子たちが通う通う私立まりも學園初等部に、戸隠のえるという転校生がやって来ました。父親を早くに亡くし暗い雰囲気を出していたのえるに優しく接していた凛子でしたが、実は彼女はかつて凛子が殺害した男性の娘でした。凛子は彼女の過去を知らなかったのです。しかし、凛子はのえるの自宅に遊びに行った際、仏壇に置かれていたのえるの父親の写真を見たことで自分が父親を殺害した犯人だと気づきます。

あらすじネタバレ⑯罰乞編

のえるの自分の父親を殺害したのが凛子だと薄々気付いていた、という告白に謝罪の言葉が喉まで出かかった凛子でしたが、のえるは凛子の過去のおこないを許してくれました。誘拐された自分を救出してくれたことがきっかけで、凛子のことが好きだという感情を抱き始めたからです。これを機に凛子とのえるは今まで以上の信頼関係を築いていくこととなるのでした。

あらすじネタバレ⑰山津神家の一族編

紅守黒湖は千代と鳴海を誘い、ひな子が昆虫採集の際に見つけた温泉旅館を訪れていました。普通の温泉旅行となるはずでしたが、山津神三四郎(やまつかみさんしろう)の遺体を発見したことで事態が急展開を迎えてしまいます。三四郎はこの一帯の地主である山津神葉蔵の三男で、彼の遺体が発見されたことを機に、次男の神桂と長男の神新治が何者かに殺害されてしまい…

ムルシエラゴのスピンオフ・アラーニァのあらすじネタバレ

『MURCIÉLAGO-ムルシエラゴ-BYPRODUCT-アラーニァ-』は、漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の登場人物である朽葉怜子を主人公としたスピンオフ作品です。本編からは桃山照美だけが登場しています。では、ここから『MURCIÉLAGO-ムルシエラゴ-BYPRODUCT-アラーニァ-』のあらすじをネタバレを交えて見ていきましょう。

あらすじネタバレ①大手ゼネコン建設"下鴨建設"編

警視庁零課の君原と繋がりがある凄腕スナイパー・朽葉怜子は、依頼人から下鴨建設経理部の社員・高嶋邦広を消すことを依頼されました。その依頼人は高嶋邦広から下鴨建設の所得隠しの証拠を使い、強請りをかけてきたと言うのです。隻腕の元地下格闘家・桃山照美と共に高嶋と協力者のヤクザを排除し、不正の証拠が収められたディスクを回収した玲子でしたが、待ち受けていたのは依頼人の裏切りでした。

あらすじネタバレ②中国マフィア"黑社會"編

今回、朽葉怜子に依頼してきたのは「黑社會(ヘイシャーホェイ)」で幹部を務める龙(ロン)です。玲子は龙から前首領を殺害し反乱を企てた下部組織「黒桃」の首領・梁浩然の除去とその間の外敵の処理を依頼されました。そこで、玲子は龙から梁が雇っていると伝えられた、誰も姿を見たことがない半ば都市伝説のような暗殺者「斑蛇(バンシヲ)」を相手取ることとなります。

あらすじネタバレ③サジタリウスの矢編

野性のハヤブサ「サジタリウス」の血液中から特殊なウイルス、それも人に感染すると数日で死に至るという非常に危険な殺人ウイルスが発見されました。自分の研究所で持て余すこととなった目銅大学準教授の萩野目正は、サジタリウスを設備の整った他の研究所へ輸送しようとしましたが、その途中で何者かに強奪されてしまいます、そこで、萩野は朽葉怜子にサジタリウスの抹消を依頼しました。

あらすじネタバレ④国家公務員(仮)編

先日、クトニア国内でレアアースの鉱山が発見されたため、クトニア共和国大統領はこれを用いた国家単位の事業を思いつきました。それは日本とのレアアース開発の共同開発です。早速共同開発に関する契約締結のために来日した大統領とその家族でしたが、事業に反対するテロリストに狙われていました。玲子は彼らの護衛、並びに彼らに対するあらゆる脅威の排除を依頼されます。

あらすじネタバレ⑤幻の蝶編

朽葉怜子のもとに来た依頼は、ニュースが取り上げられていた新種の蝶「オオルリタザワシジミ」と、その発見者・田澤(たざわ)の排除です。その依頼者・八尾有次は記憶喪失だったものの、新種の蝶に関するニュースでかつての記憶を取り戻していました。しかし、そもそも八尾が記憶喪失となった原因は田澤ではなくカオリにあります。かつてカオリは田澤から蝶の強奪依頼を受け、八尾を襲撃していたのです。

あらすじネタバレ⑥成功例編

マリモ學園初等部に教育実習生として赴任した弔村鴇(とむら とき)。しかし、初日から牛乳を多く飲めば胸が大きくなると考えた女子たちによる牛乳争奪戦が勃発してしまいます。何とか初日を終わらせて帰宅する鴇でしたが、その途中で何者かに誘拐されてしまいました。鴇は玲子からGPS付きの発信機を作動するも、それに気づいた誘拐犯によって別の基地に移動されることに…

ムルシエラゴの主な登場人物・キャラクター

先に漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』とスピンオフ作品『MURCIÉLAGO-ムルシエラゴ-BYPRODUCT-アラーニァ-』のあらすじをネタバレを交えて紹介してきました。では、次に漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の登場人物・キャラクターについて一覧形式で見ていきましょう。まずは主な登場人物・キャラクターから紹介していきます。

登場人物①紅守黒湖

1人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の主な登場キャラクターは、本編の主人公である紅守黒湖(こうもりくろこ)です。推定年齢は25歳。715人もの人間を殺害したその能力を買われ、国家公認の殺し屋「国選処刑人(スローター)」となっています。頭脳明晰かつ高い運動能力と格闘能力を有し、「死」の気配を察知することでほぼ予知能力に近い危機回避をおこなうこともできます。

登場人物②屠桜ひな子

2人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の主な登場キャラクターは、本編のキーパーソンである屠桜ひな子(とざくらひなこ)です。推定年齢は13歳。天真爛漫な美少女ですが、その見た目に反して心臓に毛が生えているかのようなチャレンジャー精神と、死体を恐れないタフさを持っています。高度な空間認識能力を持っているのに加え、神業じみたドライブテクニックを軽々とこなす天才型です。

登場人物③柳岡千代

3人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の主な登場キャラクターは、柳岡会会長の一人娘である柳岡千代(やなおかちよ)です。黒湖の恋人で、彼女とは肉体的に結ばれています。心から黒湖に恋しているせいか、黒湖の考えを手に取るように把握していました。ただ、嫉妬深い一面もあり、黒湖が他の女性に現を抜かすときには衝動的な行動を起こすことがあります。

登場人物④浅葱凛子

4人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の主な登場キャラクターは、浅葱凛子(あさぎりんこ)です。「D・K〜ドメスティックキラー〜」編の真犯人。うさぎのぬいぐるみをいつも持ち歩いています。9歳の幼女ですが、走行中のジョットコースターの上の人間の首を的確に切り落とすなど年不相応な高い身体能力を持っています。

ムルシエラゴのその他登場人物・キャラクター

続いて漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場人物・キャラクターについて一覧形式で見ていきましょう。一覧では10人の登場人物・キャラクターを紹介していきます。

登場人物①柳岡会会長

1人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、派閥「柳岡会」の会長を務める柳岡会会長(やなおかかいかいちょう)です。千代の実父。黒湖とは古くからの知人で、彼女に対してさまざまな情報を提供しています。また、警察や政界にも太いパイプを持っているようです。

登場人物②藤浪ユリア

2人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、柳岡総合病院の客員医師兼監察医の藤浪ユリア(ふじなみユリア)です。年齢は32歳。柳岡会会長の側近の藤浪寛二の姉でもあります。常に飲酒しているため、しゃっくりが絶えません。また、検死現場でも火をつけていないタバコを加えているニコチン中毒者です。

登場人物③水沢浮菜

3人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、私立まりも學園の中等部に通う女子中学生の水沢浮菜(みずさわうきな)です。私立まりも學園の上級生や同級生の更衣室を盗撮、下着を盗み売買していたため、黒湖とはインターネット上での繋がりで面識がありました。黒湖に請われてひな子、碧八葉、浅葱凛子と流々家テケリリランドに流々家テケリリランドに行っています。

登場人物④桃山鳴海

4人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、「純潔の薔薇」の幹部である桃山鳴海(ももやまなるみ)です。一人称は「俺」。荒々しい口調とは裏腹に、根は心優しい性格で「残った信者たちの事情を思いやる」など人間味のある側面を見せています。ゴールドマリーの死後、純潔の薔薇が解散したときは行き場のない信者たちをまとめて生活していました。

登場人物⑤蘇芳皆子

5人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、私立まりも學園高等部3年生の蘇芳皆子(すおうみなこ)です。榊風莉の取り巻き達にひどいいじめを受けては風莉に慰められていましたが、そのいじめの主犯格が風莉であることに気付いていました。風莉を「殺したいほど愛して」しまったことから、爆弾を自作し高等部の教室を爆破する事件を起こしています。

登場人物⑥冷泉藍子

6人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、桜剪会の一員である冷泉藍子(れいせんあいこ)です。「松前 静香(まつまえ しずか)」という偽名を名乗って国会議員秘書として働いていました。緋垣刀吉郎の悲願成就のために動いていたため、刀吉郎の念願だった「国のために戦い、戦死すること」が確実になってからは警察におとなしく投降しています。

登場人物⑦錆浦蘭

7人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、Clubジュン従業員兼地下格闘大会「Destoroyah」現王者の錆浦蘭(さびうららん)です。年齢は21歳。筋肉隆々の肉体の持ち主で、「普通の人間なら胴体ごと切り飛ばせる」と言われる藍子のワイヤーソーを腕でガードしたにも関わらず軽傷で済ますなど常人離れした肉体の頑丈さを誇っています。

登場人物⑧トキワサキ

8人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、とある兵器開発セクションに所属している女性科学者のトキワサキです。白くて丸いボディに手足が付いたような形状の搭乗タイプロボット「クリサリダ」の開発者で、そのロボットの搭乗権をひな子に譲渡しています。

登場人物⑨宮本玄流

9人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、佐々木遼太郎に師事していた宮本玄流(みやもとひかる)です。宮本剣術道場の娘で、かつて剣道界を騒がせた天才女剣士である宮本玄乃の妹でもあります。剣術に対する情熱は人一倍あり、姉のように強い剣士になることを夢見ています。しかし、剣の才能はなく、周囲からは剣才には恵まれていないと思われていました。

登場人物⑩御剣燈悟

10人目に紹介する漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のその他登場キャラクターは、警視庁捜査零課で課長を務めている御剣燈悟(みつるぎとうご)です。黒湖のお目付け役を担っています。かつてはSATに所属しており、特に捜査一課ではエースとの呼び声も高かったものの、黒湖の情報を多く知ったために零課に左遷されることとなりました。

ムルシエラゴの用語をネタバレ解説

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじではさまざまな用語が登場していました。そこで、ここからその用語をネタバレを交えて解説していきます。漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』を読み進める際はぜひ参考にしてみてください。

ネタバレ解説①純潔の薔薇(ヴァージナルローズ)

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「純潔の薔薇(ヴァージナルローズ)」は、ローズマリアが教祖、ゴールドマリーが最高幹部を務める新興宗教団体です。表向きは行き場のない女性たちを生活させる施設となっており、そこには共同生活用の屋敷と庭、薔薇園、教会、訓練場があります

女性たちは薔薇を売った金銭で生計を立てていたのですが、その薔薇の肥料として加工されていたのは信者たちでした。ヴァージナルローズの幹部を務めていたゴールドマリーの死亡後は教団施設が解体されています。

ネタバレ解説②私立まりも學園

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「私立まりも學園」は、「SCHOOL DESTRUCTION」の舞台です。屠桜ひな子が通っている學園でもあります。初等部には浅葱凛子・北上空、中等部には水沢浮菜・碧八葉、高等部には蘇芳皆子・榊風莉が在籍していました。

ネタバレ解説③巨人(エル・ヒガンテ)

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「巨人(エル・ヒガンテ)」は、とある機関の兵器開発セクションでトキワサキとは別のチームでリーダーを務めていた、帯刀進(たてわきしん)が搭乗する人型ロボット兵器です。ビルを簡単に崩壊させるほどの威力を持つ高出力レーザーを搭載しています。黒湖からはその製作の裏にスポンサーが存在していたと予想されていました。

ネタバレ解説④クリサリダ

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「クリサリダ」は、とある兵器開発セクションに所属しているトキワサキが製作したロボット兵器です。機体名は「サナギ」という意味を持っています。その機体名の通り、外装を割ると羽化し、人型のボディに蝶のような羽のついた姿に変形します。その変形状態について、ひな子からは「白玉ロボ(第一形態)」「シン・白玉ロボ(第二形態)」と呼ばれていました。

ネタバレ解説⑤下水道の化け物

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「下水道の化け物」は、Clubジュンのバーテンダーを務めている、錆浦蘭が話した流々家町の地下に関する噂の1つです。下水道の化け物は政府の人体実験により生み出された存在で、殺処分されたのち下水に流されるも、蘇ったことでそのまま下水道に住み着いていると言います。

ネタバレ解説⑥喜劇作家(コメディーライター)

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「喜劇作家(コメディーライター)」は、物語の15年程前に突然現れた愉快犯です。現れてから5年間活動したのち、プッツリと姿を消していました。喜劇作家を負い続けてきた元刑事・寺田は、アドバルーン事件が喜劇作家の仕業でないと断言しており、本人は「引退した」と考えています。

ネタバレ解説⑦夢中遊行(チェザーレ)

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「夢中遊行(チェザーレ)」は、かつてはプロレス業界に名を轟かせたプロレスラーである井々村弼(いいむらたすく)が使用した新型ドラッグです。一時的に筋力や集中力が向上するという効果があります。ただ、依存症が極めて高く、さらに深刻な幻覚作用と痛覚マヒ、頻繁に夢遊症を発症するなど服用にはとても高いリスクが伴います。

ネタバレ解説⑧屠桜計画

漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の用語の一つである「屠桜計画」は、超過激組織「千仭の獅子」の幹部・緋垣刀吉郎が自身の死の間際に屠桜ひな子を目にして言った計画名です。その名前は漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』の忘却の“桜”にて登場しています。

ムルシエラゴに関する感想や評価

ここまで漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじをネタバレを交えて紹介し、登場人物・キャラクターや用語を一覧形式で解説してきました。では、最後に漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

こちらでは『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじに関する声があがっています。どうやらこの方は、『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のことを「面白過ぎて毎日楽しい」と高評価されているようです。

こちらでは『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじとキャラクターに関する声があがっています。どうやらこの方は、『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじとキャラクターを高評価されているようです。

こちらでは『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のキャラクターに関する声があがっています。どうやらこの方は、『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のキャラクターのことを個性があって魅力的だと高評価されているようです。

ムルシエラゴのネタバレまとめ

本記事では漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』のあらすじをネタバレを含めて紹介し、漫画の登場人物・キャラクター情報を一覧形式でまとめてきました。漫画『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』を読み進める際は、本記事のまとめを参考にしていただければ幸いです。

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