本気のしるしのネタバレあらすじ！ドラマ化された星里もちるのラブ・サスペンス漫画

サスペンス漫画『本気のしるし』は星里もちるの人気漫画です。これまでのラブコメ作品とは一線を画した作風の漫画が絶賛されています。この作品を原作にしてのドラマ化などのメディアミックスが成功するなど、そのミステリアスなストーリーで多くのファンの心をつかみました。ここではネタバレ紹介を見ていく前に、本気のしるしの基本的な情報をまとめてきます。

『本気のしるし(ほんきのしるし)』は、星里もちるによって描かれる漫画作品です。『ビッグコミックスペリオール』で、2000年3月から2002年11月まで連載されたサスペンス漫画となっています。ダークな雰囲気の作品として絶賛されていて、星里もちるとしては異色の作品として知られていました。テレビドラマ化や映画化などもされていて、メディアミックスが行われたことで知名度を大きく上げました。

コミックスは全6巻と短編で終了していて、異色の作品として注目されています。嘘と裏切りに満ちた男と女のドロドロのラブストーリーが、漫画ファンからも高い評価を獲得しました。

本気のしるしは、2019年10月15日から全10話でテレビドラマ化がなされています。主演を担当したのは、国際派の俳優である森崎ウィンです。30分枠の放送で全10話構成ですが、228分に再編集した『本気のしるし〈劇場版〉』という映画も公開されました。この作品は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」に選ばれていて、国際的にも注目されている作品となっています。

星里もちるは、1986年に『危険がウォーキング』という作品でデビューして以来、高い人気を誇る男性漫画家です。基本的にはラブコメを得意としていて、数多くのラブコメ作品で絶賛されています。本気のしるしは、星里もちるの中では珍しくサスペンス調の物語なので、異色の作品としてファンに注目されています。星里もちるの代表作に『夢かもしんない』や『りびんぐゲーム』があります。

ここでは、本気のしるしの漫画あらすじと結末ネタバレを紹介していきます。本気のしるしはミステリアスな物語が絶賛されていて、よく練られたプロットで最後まで飽きさせないストーリーが展開されています。ラブコメを得意とする星里もちるなので、恋愛の絡んだあらすじも注目されています。結末のネタバレも注目されていて、映像化までされたために、結末もネタバレありで見ていきます。

本気のしるしのあらすじネタバレを見ていきます。文房具メーカーで働く30歳の辻一路は、どんなことでもそつなくこなす会社員でした。しかし、人に対して真剣に向き合うことができない性分でした。そのために、恋愛にも真剣になることができずに、奔放な女性関係を続けていました。そんなある日、辻は不思議な女性に出会いました。辻は彼女のことが気になり、その生活が徐々に変化していくことになります。

辻が出会った葉山浮世は、トラブルに巻き込まれる体質をしていました。辻はなぜか浮世に強く惹かれていきます。辻はこれまで何にも情熱を注ぐことができなかったにも関わらず、浮世のために危険を冒します。そのことで、周囲の人々にも大きな影響を与えていくことになるのでした。

本気のしるしの結末はどうなるのかも気にされています。彼が二股をかけていたことが原因となって、辻は会社を辞めることを決意しました。辻は姿を消し、浮世は動揺を隠せませんでした。浮世と出会い、振り回されていた辻ですが、今度は浮世が辻のことを考えずにはいられなくなってしまいました。浮世はこれまでの考え方を変えて、辻のことを探すことを決めました。

ここでは、本気のしるしの登場人物一覧をネタバレありで見ていきましょう。本気のしるしは登場人物たちのやり取りが魅力の作品であり、ミステリアスなストーリーが絶賛されています。一癖も二癖もあるキャラクターたちが数多く登場し、先の読めない展開が注目されています。謎めいたヒロインである葉山浮世を筆頭に、主人公の辻一路を多くのトラブルに巻き込むキャラクターが数多く登場しました。

本気のしるしの登場人物の1人目は、辻一路です。辻一路は、ムラサメ文具店に勤務するサラリーマンです。30歳、独身となっています。仕事や恋愛を成り行きまかせにしていて、何事にも情熱を傾くことができない性格をしています。同じ会社に勤めている細川とみっちゃんとの恋愛を同時進行していて、恋愛にも奔放な様子を見せています。浮世と関わったことで、人生が大きく変わってしまうことになります。

本気のしるしの登場人物の2人目は、葉山浮世です。葉山浮世は、辻の前に突如として現れた謎の美女です。美人ですが、頼み事を断れない性格をしているので、トラブルが絶えない女性でもあります。金銭や男性関係のトラブルが多く、そのことを避けるためにその場しのぎの嘘をつくことが癖になってしまっています。辻も彼女の魅力に惹かれていき、人生を変えられてしまいました。

本気のしるしの登場人物の3人目は、細川尚子です。細川尚子は、辻の職場のお局様的存在の女性社員です。陰で辻と付き合っていますが、彼に依存している様子はありませんでした。しかし、辻が浮世に夢中になっていることを知ると、その行動が徐々に変化していきます。

本気のしるしの登場人物の4人目は、藤谷美奈子です。藤谷美奈子は辻の職場の後輩です。みっちゃんという愛称で職場では親しまれています。辻に一方的な好意を寄せていますが、彼とは肉体関係もあります。しかし、辻にとっては奔放な女性関係の一つでしかなく、後に辻に二股掛けをされたことを知ります。そのことで、辻を恨み、復讐を決意しました。

本気のしるしの登場人物の5人目は、葉山正です。浮世の夫と名乗る男であり、かなり危険な男となっています。辻を逆恨みして、彼のことを陥れようとする行動を繰り返します。結果的に、彼の行動が辻の人生を大きく変えることになりました。

ここでは本気のしるしに関するネット上の感想や評価を紹介してきます。サスペンス漫画として高い評価を獲得している作品であり、キャラクターたちの心理描写が絶賛されていました。ラブコメ漫画の名手として知られる星里もちるが描くサスペンス漫画として注目度が高まっています。そのため、本気のしるしに関する感想や評価は、ネット上でも数多く見つけることができました。

本気のしるしはイライラするという感想も数多く集まっています。ラブコメを得意とする星里もちるが描いているので、キャラクターたちの群像劇が見どころです。ストーリーは辻が徐々に追い詰められていく過程が描かれていて、イライラするというファンも少なくありませんでした。プロットがしっかりしているために、苛立ちながらも見続けることができるという声も多く挙がっています。

コミカルな作風が多い星里もちるの作品の中では異色作として注目が集まっています。これまで星里もちるのことを知らなかった読者にも注目されていて、サスペンス調のストーリーを描いたことでファン層を広げました。この作品をオススメするファンの声も多く、ネット上でも称賛の声が挙がっています。

多くのメディアミックスを成功させた本気のしるしは、ファンにも絶賛されています。原作漫画は多くのファンが称賛した作品です。劇場版を見て原作が気になったという人も多く、映像化によって注目度が高まっていました。国際的にも絶賛された作品となっているので、ネット上のファンも気にしていました。そのため、ネット上などでも劇場版やドラマ作品の原作本として注目する声が数多く見つかりました。

この記事では、本気のしるしについて、あらすじやキャラクター、ネット上の感想などをネタバレありで紹介してきました。ラブコメの名手の星里もちるのサスペンス漫画として、漫画ファンからもネタバレあらすじなどか注目されている作品です。劇場版なども成功させているので、原作となった漫画も話題になりました。この記事で紹介したネタバレあらすじなどを参考にして、本気のしるしをお楽しみください。