HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじをネタバレ!映画の感想・評価は?

2019年9月20日に公開されたアニメ映画『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』は、「この世界(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る」というキャッチコピーを掲げているように、物語の序盤にどんでん返しの布石となる秘密やミスリードを誘う内容が提示されています。そこで、本記事ではハロー・ワールドのあらすじをネタバレし、ネット上に寄せられた映画の感想・評価を紹介していきます。

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじをネタバレ!映画の感想・評価は?のイメージ

目次

  1. ハロー・ワールドとは?
  2. ハロー・ワールドのあらすじネタバレ
  3. ハロー・ワールドのキャラ一覧
  4. ハロー・ワールドのキャラの声優
  5. ハロー・ワールドの謎を考察
  6. ハロー・ワールドの主題歌の曲
  7. ハロー・ワールドに関する感想や評価
  8. ハロー・ワールドまとめ

ハロー・ワールドとは?

アニメ映画『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』は、未来の自分と名乗る存在と出会った主人公が奔走する姿を描いたSF青春ラブストーリーです。ハロー・ワールドについてネット上の感想・評価では、「面白い」との声が多くあがっています。そこで、ここからはハロー・ワールドのあらすじをネタバレしつつ、キャラやアニメ声優の情報を一覧化し謎や主題歌を紹介していきます。

映画「HELLO WORLD(ハロー・ワールド)」の概要

  • 映画タイトル:HELLO WORLD(ハロー・ワールド)
  • 監督:伊藤智彦
  • 脚本:野﨑まど
  • 製作:武井克弘(企画・プロデュース)
  • 制作会社:グラフィニカ
  • 公開日:2019年9月20日

『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』は、2019年9月20日に公開されたアニメ映画です。キャッチコピーは「この世界(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る」で、物語の序盤にどんでん返しの布石となる伏せられた秘密やミスリードを誘う内容が提示されています。

映画「ハロー・ワールド」の監督や脚本などのスタッフ

映画『ハロー・ワールド』の監督は、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』を手がけた伊藤智彦さんです。脚本は小説家の野崎まどが執筆し、キャラクターデザインには『けいおん!』や『らき☆すた』などを手がけたアニメーター・キャラクターデザイナー・イラストレーターの堀口悠紀子さんが参加しています。

オリジナル劇場アニメ『HELLO WORLD』公式サイト

ハロー・ワールドのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①二人の女子との出会い

いつも自分の決断に自信が持てず、周りに流されるがままに毎日を過ごしていた京都在住の高校生・堅書直実は、高校入学を機に主体性があり決断力のある自分になろうと意気込んでいました。しかし、実際にはうまくいかず、図書委員の仕事まで押し付けられてしまいます。図書委員の仕事を務める中、直実は人懐っこい性格で可愛らしい容姿をした勘解由小路三鈴と、孤高の存在感を崩さない一行瑠璃に出会います。

あらすじネタバレ②10年後のナオミ

直実が図書委員として日常の日々を送っていたある日、京都の上空から不思議な三本足のカラスが飛んできて、直実の買ったばかりの本を咥えて飛び去ってしまいました。すると追いかけた先で、10年後の2037年から来た未来の自分自身だと名乗る青年・カタガキナオミと遭遇します。

ナオミは2027年の世界は「京都クロニクル」プロジェクトで作り出された「記録世界」であり、高校生として暮らしている2027年の直実は、無限の記憶領域を持つ量子記憶装置「ALLTALE(アルタラ)」に記録されている存在に過ぎないと語りました。さらに、アルタラは時間の概念すらも全て記録できるため、実際の現実と記録された現実は同一のものにできるようになったというのです。

ナオミが記録世界にやってきた目的、それはアルタラの仕組みを利用し、三か月後に直実の恋人となる一行瑠璃との思い出を作ることでした。直実はやがて瑠璃と付き合い始めるも、その直後花火大会の日に命を落とすと言います。

こうして過去の直実と未来のナオミはバディを組み、瑠璃との過去を幸せな未来で上書きするために行動することとなりました。その後記録世界を書き換える、つまり生物以外のあらゆるモノを創り出せる装置「神の手(グッドデザイン)」と、未来のことが書いてある「最強マニュアル」を手に、徐々に瑠璃との距離を縮めていくこととなります。

あらすじネタバレ③自動修復システム

不器用ながらも、なんとか交際へたどり着けた二人。そして、瑠璃が落雷によって命を落としてしまった花火大会の日には、彼女の自宅へと直接向かうことで、記録世界の中の瑠璃が落雷に打たれないようにします。しかし、直実たちの前に狐の面をつけたもの者たちが現れました。それは歴史を保存するというシミュレーションの目的に反する行動を取った直実と瑠璃に、記録通りに行動をさせようとする自動修復システムでした。

あらすじネタバレ④ナオミの真の目的

直実とナオミは抵抗したものの、次々と現れるシステムに瑠璃を奪われてしまいます。そこで、直実はそのまま花火大会の会場へと瑠璃を連行しようとするシステムを排除するため、グッドデザインによってブラックホールを作り出します。そして、無事にシステムの排除に成功し瑠璃を救うことができました。

しかしその瞬間、ナオミの態度が一変し「『器』と『中身』の同調が必要だった。現実の彼女は死んだんじゃない。脳死になったのさ」と言い放ちます。ナオミの真の目的は、記録世界を生きる瑠璃の直実への想いを極限まで高め、脳死状態である現実世界の瑠璃に同期させることで彼女を蘇生させるというものでした。そのままナオミは瑠璃を連れて現実世界に戻り、10年間眠りについていた現実世界の瑠璃は目を覚まします。

しかし、目を覚ました瑠璃は記録世界で恋人になった直実のことを「堅書直実」だと認識しており、ナオミを「あなたは堅書ではない」と拒絶しました。さらに、ナオミが記録世界に干渉したことで自動修復システムが大量発生し、直実が生きる記録世界の京都を消去していきます。そして、思わぬ瑠璃に拒絶されてしまったナオミの前に、自動修復システムが大量に現れました。

ナオミが現実世界だと捉えていた世界もまた、記録世界に過ぎなかったのです。一方、直実は三本足のカラスの助けもあり、世界を超えてナオミの前に現れます。そして、ナオミは世界の真実を受け入れ、直実の世界に瑠璃を戻すことにしました。こうして無事に現実世界へと戻ることができた直実と瑠璃でしたが、口づけを交わしたタイミングで「器と中身の同調が必要だったのです」という声が聞こえてきました。

あらすじネタバレ⑤本当の現実世界

目を覚ますナオミ。実は落雷事故で脳死状態になっていたのは、瑠璃ではなく現実世界のナオミだったのです。現実世界の瑠璃は、脳死状態のナオミの肉体(器)に、彼の瑠璃への想い(中身)を同期させました。愛する人を救うべく行動していたのは、直実とナオミが救おうとしていた瑠璃その人でした…

ハロー・ワールドのキャラ一覧

キャラ①堅書直実

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場する堅書直実(かたがきなおみ)は、本作の主人公です。2027年の京都に住む高校1年生の男子。自分で立候補しているわけではないのにも関わらず、読書好きゆえに高校入学早々に図書委員を押し付けられるなど、臆病で優柔不断な主体性のない性格をしています。

好きな小説のジャンルはSFで、カタガキナオミから聞かされた突拍子もない世界の真実のことをグレッグ・イーガンのSF小説と関連付けて捉えていました。また、自分が小説のような状況に遭遇することに憧れてはいるものの、いざ遭遇すると恐怖心から逃げ出してしまいます。

キャラ②カタガキナオミ

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場するカタガキナオミは、2037年の未来から来た堅書直実を名乗る青年です。直実以外には姿が見えず、触れることもできません。立体映像のような存在です。仮想世界アルタラの中に再現された10年前の自分に会うべく現実世界から不正にアクセスしてきています。その目的はのちに直実の交際相手となる一行瑠璃が生存している仮想の歴史を作ることです。

現実世界ではアルタラに侵入するために血の滲むような努力を積み重ね、10年かけてようやくアルタラのシステム管轄メインディレクターという肩書きを手に入れています。ただ、アルタラに侵入する計画を実行可能とする役職と権限を手に入れたものの、ナオミ自身は直実以外のアルタラの事物に干渉することができません。

アルタラの世界で直実と接触したのは直実の助力を必要としていたからです。直実からは当初、身勝手でがさつな性格をしているということでなりたくないタイプの大人と悪い印象を抱かれていましたが、行動を共にするうちに次第に兄弟のような関係となっていきました。また、直実からは「先生」と呼ばれるようになっています。

キャラ③一行瑠璃

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場する一行瑠璃(いちぎょうるり)は、直実の同級生で図書委員を務めている本作のヒロインです。直実と同じく読書好きで、好きな小説のジャンルは冒険小説です。困難に進んで立ち向かうような不屈の精神を持つ主人公に人生の理想を重ねており、直実が怖じ気づいて敬遠する同級生や上級生に対しての注意喚起を淡々とこなす意志の強さを持っています。

ただ、直実からは当初無愛想で冷徹そうな異性という印象を持たれていました。物語が進んでいくにつれ、直実が不思議な力で自分を助けていることに気づき、彼こそが自分の窮地を助けてくれるヒーローなのではないかという思いを抱くようになっています。

キャラ④カラス

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場するカラスは、先生から直実へと授けられたツールです。普段はヤタガラスの姿をしていますが、直実が仮想世界「アルタラ」のデータに干渉し、接触した物質の性質や働いている物理法則を変化させようとした際には手袋の形態を取ります。

直実は当初能力を制御できていなかったものの、習熟を重ねることで天変地異を操る魔法のような力を行使できるようになっていきます。その正体は2023年の仮想世界をアルタラⅡ上でシミュレートしている2047年の世界の一行瑠璃です。そのことはナオミも知りません。

キャラ⑤千古恒久

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場する千古恒久(せんこつねひさ)は、アルタラを管理する施設のセンター長です。京斗大学教授。自由な発想により数々の大きな功績を成し遂げていますが、子供のまま身体だけが成長したような非常識な一面もありました。2027年の世界ではチューリップを模した飾りがついたカチューシャを被っています。2037年の世界では57歳です。

キャラ⑥徐依依

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場する徐依依(シュー・イーイー)は、千古の助手です。中国人で中文混じりの日本語で話すのが特徴的。通常の職員の3倍の仕事をこなす優秀な人物で、主に千古の非常識さを補佐しています。

キャラ⑦勘解由小路三鈴

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のあらすじネタバレに登場する勘解由小路三鈴(かでのこうじみすず)は、図書委員会のアイドル的存在です。人懐っこい性格をしており、親しい友人などからは"かでのん"という愛称で呼ばれています。三鈴に対する直実の第一印象は瑠璃よりも良いです。

直実と瑠璃の関係の進展を物陰からこっそり見守っており、漫画『はろー(らぶこめ)わーるど』では積極的に直実と瑠璃の間柄を進展させようとする役回りとなっています。また、スピンオフ小説『HELLO WORLD if ――勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする――』では、三鈴がラストシーンの状況にも深くかかわっていたという物語が描かれています。

ハロー・ワールドのキャラの声優

堅書直実役/北村匠海

  • 名前:北村匠海
  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1997年11月3日
  • 職業:俳優、歌手、モデル
  • ジャンル:テレビドラマ、映画、CM
  • 所属事務所:スターダストプロモーション
  • 主な出演作品(映画):『陽だまりの彼女』、『君の膵臓をたべたい』、『東京リベンジャーズ』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)の堅書直実役を演じたのは、芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属し、俳優・歌手・モデルとして活動している北村匠海(きたむらたくみ)さんです。

北村匠海さんは2007年のCM『HONDA 低床・低重心ミニバン-低床の世界篇-』にてCM初出演を果たし、2008年にNHK『みんなのうた』で放送された「リスに恋した少年」で歌手デビューしています。そして、2008年6月公開の『DIVE‼』で映画初出演、2009年にはテレビドラマ『太陽と海の教室』にてテレビドラマ初出演を果たしました。

カタガキナオミ役/松坂桃李

  • 名前:松坂桃李
  • 出身地:神奈川県茅ヶ崎市
  • 生年月日:1988年10月17日
  • 職業:俳優、モデル
  • ジャンル:テレビドラマ、映画、舞台
  • 所属事務所:トップコート
  • 主な出演作品(映画):『ツナグ』、『不能犯』、『流浪の月』、『彼女がその名を知らない鳥たち』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のカタガキナオミ役を演じたのは、芸能事務所「トップコート」に所属し、俳優・モデルとして活動している松坂桃李(まつざかとおり)さんです。松坂桃李さんは2009年にスーパー戦隊シリーズに属する『侍戦隊シンケンジャー』の志葉丈瑠/シンケンレッド役で俳優デビューを果たしています。

2011年公開の映画『アントキノイノチ』では第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』では第33回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞をそれぞれ受賞しました。

一行瑠璃役/浜辺美波

  • 名前:浜辺美波
  • 出身地:石川県
  • 生年月日:2000年8月29日
  • 職業:女優
  • ジャンル:映画、テレビドラマ、CM
  • 所属事務所:東宝芸能
  • 主な出演作品(映画):『君の膵臓をたべたい』、『映画 賭ケグルイ』シリーズ、『約束のネバーランド』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)の一行瑠璃役を演じたのは、芸能事務所「東宝芸能」に所属し、女優として活動している浜辺美波(はまべみなみ)さんです。浜辺美波さんは第7回『東宝シンデレラオーディション』にて、ニュージェネレーションを受賞し芸能界入りを果たしています。

そして、2011年公開の映画『アリと恋文』で主演を務め女優デビューしました。2016年には実写ドラマ『咲-Saki-』の宮永咲役でテレビドラマに初主演しています。その後、佐野よるによる小説『君の膵臓をたべたい』の実写映画で主人公を演じ話題となりました。

カラス役/釘宮理恵

  • 名前:釘宮理恵
  • 出身地:熊本県熊本市
  • 生年月日:1979年5月30日
  • 職業:声優、歌手
  • ジャンル:アニメ、ゲーム
  • 所属事務所:アイムエンタープライズ
  • 主な出演作品(アニメ):『金色のガッシュベル!!』、『鋼の錬金術師』、『灼眼のシャナ』、『銀魂』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)のカラス役を演じたのは、主に声優のマネージメントをおこなっている芸能事務所「アイムエンタープライズ」に所属し、声優・歌手として活動している釘宮理恵(くぎみやりえ)さんです。

釘宮理恵さんはPCゲーム『étude prologue(佐伯悠見役)』と『キョロちゃん(メンタマル星人)』で声優デビューしました。「ツンデレ女王」という異名を持ち、『ゼロの使い魔』シリーズのルイズや『ハヤテのごとく!』シリーズの三千院ナギなどのツンデレ系ヒロインを多く演じています。

千古恒久役/子安武人

  • 名前:子安武人
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 生年月日:1967年5月5日
  • 職業:声優
  • 所属事務所:ティーズファクトリー
  • 主な出演作品(アニメ):『マクロス7』、『新機動戦記ガンダムW』、『∀ガンダム』、『機動戦士ガンダムSEED』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)の千古恒久役を演じたのは、声優事務所「ティーズファクトリー」で代表取締役を務めている子安武人(こやすたけひと)さんです。子安武人さんは1988年に『どんどんドメルとロン』で声優デビューし、同年には『天空戦記シュラト』の夜叉王ガイ役で初のレギュラーキャラクターを演じています。

1998年に自身が代表を務める事務所「ティーンズファクトリー」を立ち上げる前は、ビジュアル・スペース俳優養成所とぷろだくしょんバオバブに所属していました。また、2021年に第15回声優アワードにて助演男優賞を受賞しています。

徐依依役/寿美菜子

  • 名前:寿美菜子
  • 出身地:兵庫県神戸市長田区
  • 生年月日:1991年9月17日
  • 職業:声優、歌手、女優
  • ジャンル:アニメ、ゲーム、吹き替え
  • 所属事務所:ミュージックレイン
  • 主な出演作品(アニメ):『TIGER & BUNNY』、『アイカツ!』、『ドキドキ!プリキュア』、『響け!ユーフォニアム』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)の徐依依役を演じたのは、芸能事務所「ミュージックレイン」に所属し、声優・歌手・女優として活動している寿美菜子(ことぶきみなこ)さんです。寿美菜子さんは2006年10月から2007年3月まで放送されていたアニメ『RED GARDEN』の生徒C、グレースA役で声優デビューしました。

歌手としては、2009年に声優ユニット「スフィア」の結成を発表し、2010年にはアニメ『けいおん!』の劇中にて結成したユニット「放課後ティータイム」として歌唱賞を受賞しています。

勘解由小路三鈴役/福原遥

  • 名前:福原遥
  • 出身地:埼玉県
  • 生年月日:1998年8月28日
  • 職業:女優、声優、歌手、タレント、ファッションモデル
  • ジャンル:テレビドラマ、映画、アニメーション、バラエティ番組、CM
  • 所属事務所:研音
  • 主な出演作品(映画):『チア☆ダン』、『映画 賭ケグルイ』、『羊とオオカミの恋と殺人』

HELLO WORLD(ハロー・ワールド)の勘解由小路三鈴役を演じたのは、芸能事務所「研音」に所属し、女優・声優・歌手・タレント・ファッションモデルとして活動している福原遥(ふくはらはるか)さんです。

福原遥さんはテレビドラマ『恋の時間』の第3話「突然のキス」のメインキャラクターの幼少期役で子役としてのデビューを果たしています。2009年には子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』の主人公・柊まいん役を演じ注目を浴びました。

ハロー・ワールドの謎を考察

考察①ラストの意味

1つ目に紹介するHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の謎は、ラストの意味です。まず、ここで言うラストとは、直実が神の手でナオミを消していたように見えたシーンのことを指しています。そして、2037年のナオミがそうしたように、2047年の瑠璃は直実を治療するべく医学の道に進み、アルタラを使用して直実を治療するプロジェクトの主任になっていました。

瑠璃はアルタラの中に直実の精神を作り出し、それを2047年もまだ眠りについている直実の中に入れようとします。しかし、肉体に入れるべき記録世界(2037年)のナオミの精神が壊れていたため、治療が難航してしまいます。そこで、瑠璃は記録世界(2027年)の直実に神の手を送り、記録世界(2037年)へと送り出しました。

その後ナオミたちは瑠璃を2027年へと送り込み、ナオミが直実を庇ったタイミングで、ナオミの精神が現実世界(2047年)の体に入ることができる本来の精神状態へと戻っています。つまり直実は最後にナオミの精神を現実世界へと転送していたということです。また、本当の現実で脳死状態になったのは、実は直実だったという解釈で問題ないでしょう。

考察②各世界の関係

2つ目に紹介するHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の謎は、各世界の関係です。まず、ナオミが現実世界と認識していた世界もまた記録世界となっています。アルタラに記録された複写世界の中にもアルタラは存在しており、ナオミはアルタラの中にあるアルタラの中の世界に入っていました。

各世界についてまとめると、現実世界がラストシーンで登場した2047年の世界で、アルタラの中の世界が脳死した瑠璃を助けようと奮闘するナオミがいた2037年の世界、そしてアルタラの中にあるアルタラの中の世界が高校生のころの直実と瑠璃がいる2027年の世界となります。そもそも2つの記録世界を作り出した瑠璃は、落雷で自身が脳死になるという架空の設定を盛り込んだ、現実の中とは異なる世界を作り上げました。

そして、瑠璃は記録世界(2037年)のナオミが記録世界(2037年)に行くように誘導します。その後ナオミが記録世界(2027年)から瑠璃を拉致すれば精神が壊れていると判断し失敗、思いとどまってほかの方法を模索するように考え直したら精神が正常であると判断し成功、となります。おそらく映画本編で成功するまでに何度も失敗してきたのでしょう。

考察③2027年の世界はどうなった?

3つ目に紹介するHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の謎は、2027年の世界です。直実が記録世界(2037年)のナオミを神の手で現実世界に転送した後、千古がアルタラの真の力を開放させるスイッチを押しています。

小説ではアルタラセンターと直実の神の手から光のドームが広がっていき、その二つの光のドームがぶつかり合ったことによってアルタラ世界がパラレルワールドとして独立しています。つまり、アルタラ世界が現実世界と同じ条件の世界になったということです。そのため最強マニュアルのようなものが存在せず、誰にも未来が分からない新たらしい世界になっています。

ハロー・ワールドの主題歌の曲

新世界

「新世界」は、ロックバンド「OKAMOTO'S」によるHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の主題歌です。映画のエンディングテーマとして流れています。作詞・作曲はそれぞれ作詞をオカモトショウさん、作曲をオカモトショウさんとオカモトコウキさんが担当しました。主題歌の中では早い段階で作られた曲で、作詞・作曲を担当したオカモトショウさんによれば最初に脚本を読んだ直後の第一印象で作ったようです。

オープニングテーマ feat.AAAMYYY

「オープニングテーマ feat.AAAMYYY」は、シンガーソングライター・トラックメイカーのAAAMYYYによるHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の主題歌です。作曲はオカモトショウさんとオカモトコウキさんが担当しています。映画冒頭の日常描写の中で流れていました。

イエスタデイ

「イエスタデイ」は、4人組ピアノポップバンド「Official髭男dism」によるHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の主題歌です。作詞・作曲は藤原聡さん、編曲は蔦谷好位置さんが担当しています。映画前半、先生の指示で直実が瑠璃と少しずつ仲を深めていこうとするシーンで流れました。作詞・作曲を担当した藤原聡さんによれば恋が始まり想いが加速していくイメージを表現したとのことです。

Lost Game

「Lost Game」は、バンド「Nulbarich」によるHELLO WORLD(ハロー・ワールド)の主題歌です。作詞はJeremy QuartusとRyan Octaviano、作曲・編曲はJeremy Quartusが担当しています。直実と先生が別れる映画のクライマックスシーンで描かれました。作詞・作曲・編曲を担当しているJeremy Quartusによれば、主人公の感情に寄り添うために打ち合わせを重ねて作ったとのことです。

ハロー・ワールドに関する感想や評価

ここまでハロー・ワールドのあらすじをネタバレしつつ、キャラや声優情報を一覧化し、謎や主題歌を紹介してきました。では、最後にハロー・ワールドに関して寄せられたネット上の感想・評価を見ていきましょう。どうやらネット上の感想・評価では、作品の魅力やあらすじに関する声があがっているようです。

感想や評価:作画とかあらすじとかが10年前のアニメ感が出てる

こちらでは『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』の作画とあらすじに関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、ハロー・ワールドのあらすじと作画を「10年前のアニメ感出てて作品自体で伏線回収してる感じがいい」と高く評価されているようです。

視聴する前にハロー・ワールドのあらすじと作画を見たことによる感想となっているため、ハロー・ワールドをこれから視聴してみようと考えている方はあらすじと作画を見て参考にしてみるとよいかもしれません。

感想や評価:めっちゃ面白い

こちらでは『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』の魅力に関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、ハロー・ワールドのことを「めっちゃ面白い」と高く評価されているようです。感想では「ラストの展開は少し頭使うけど理解すれば普通に感動する」と言われているため、これを機に本記事にてネタバレしたラストの意味をぜひ参考にしてみてください。

感想や評価:ハローワールド面白い!

こちらでも『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』の魅力に関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、ハロー・ワールドのことを「面白い」と高く評価されているようです。感想と同時に一行瑠璃の画像が投稿されているのですが、これは瑠璃の存在が作品の魅力を引き立てているということなのでしょうか?これを機にキャラクターの魅力にも注目してみるとよいかもしれません。

感想や評価:あらすじとオチだけ聞くとありきたりすぎる

こちらでは『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』のあらすじネタバレに関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、ハロー・ワールドのあらすじネタバレを見て「ありきたりすぎ」と感じているようです。ほかの感想では「面白い」との声が多いため、気になっている方は一度視聴してみるのもよいかもしれません。

ハロー・ワールドまとめ

本記事では『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』のあらすじをネタバレし、ネット上に寄せられた映画の感想や評価を紹介してきました。ハロー・ワールドを視聴される際は、本記事のまとめや感想・評価を参考にしていただければ幸いです。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ