すずめの戸締まりで使用された曲・懐メロ一覧！流れるシーンと曲名をまとめて紹介

• 作品タイトル：すずめの戸締まり
• 監督：新海誠
• 脚本：新海誠
• 原作：新海誠
• 制作会社：コミックス・ウェーブ・フィルム
• 公開日：2022年11月11日

『すずめの戸締まり』は、新海誠監督による2022年公開のアニメ映画です。17歳の女子高校生・岩戸鈴芽が、宗像草太とともに日本各地の廃墟に点在する「扉(災いの出口)」を閉じていくストーリーを描いた作品で、その音楽性の高さでも大きな話題を呼んでいます。

ここではすずめの戸締まりのあらすじを簡単にまとめていきます。17歳の女子高生・岩戸鈴芽(いわとすずめ)は、ある日登校中に宗像草太(むなかたそうた)という青年と出会います。その後ひょんなことから草太が椅子に変えられ、日本各地の「災いの扉」開き始めました。こうしてすずめの戸締まりの旅が幕を開けることとなり…

すずめの戸締まりの劇中では『銀河鉄道999』や『バレンタイン・キッス』など、その他多くの昭和の懐メロが流れていました。その中でもトライブ中に流れる懐メロが多いです。公式パンフレッドでは「車でかかる曲は芹沢が環に向けて選んだ設定になっている」と述べられています。しかし、芹沢が流した曲は環より上の世代の曲となっていました。

すずめの戸締まりの楽曲制作を担当するのは、ロックバンド「RADWIMPS」と作曲家・陣内一真さんです。RADWIMPSは新海誠監督の『君の名は。』の主題歌「前前前世」や『天気の子』の主題歌「愛にできることはまだあるかい」を制作しており、新海誠監督とは3度目のタッグとなっています。

陣内一真さんはドラマ、アニメ、ゲームなど幅広く楽曲を手がけている作曲家で、代表作にはゲーム『メタルギアソリッド』やアニメ『スター・ウォーズ：ビジョンズ/九人目のジェダイ』、ドラマ『東京ラブストーリー』などがあります。

アニメ映画『君の名は。』を手がけたことで知られる新海誠監督の新作映画『すずめの戸締まり』では、人気ロックバンド「RADWIMPS」と作曲家・陣内一真さんが音楽制作を務めていることが分かりました。そこで、ここからすずめの戸締まりの主題歌の曲の名前と歌手を見ていきましょう。

すずめの戸締まりのオープニング主題歌の名前は、『すずめ feat.十明』です。歌手はTikTokに投稿したオリジナル曲『人魚姫』で注目を集めるようになった女性ヴォーカル・十明(とあか)です。十明の歌声が新海監督とRADWIMPSに評価され、「すずめ」のボーカルに抜擢されています。「ルール―」という歌声で始まる穏やかな曲調からサビにかけて力強さを感じさせる音楽が魅力的です。

すずめの戸締まりのエンディング主題歌の名前は、『カナタハルカ』です。歌手はロックバンド「RADWIMPS」で、穏やかな伴奏とともに野田洋次郎さんがが歌い上げるのが特徴的です。鈴芽が草太に一目惚れして必死に行動していくシーンを思い出させるエンディング主題歌となっています。

劇中では『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』や『銀河鉄道999』、『夢の中へ』など昭和を生きた方なら懐かしくなる曲が多く流れています。そこで、ここからは流れるシーンを交え、懐メロの曲の名前とその詳細を一覧形式で紹介していきます。

• 曲名：ギザギザハートの子守唄
• アーティスト：チェッカーズ
• ジャンル：ロック
• リリース：1983年9月21日
• 作詞・作曲：康珍化／芹澤廣明

まずはじめに一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『ギザギザハートの子守唄』です。この曲は、昭和58年(1983年)にリリースされたロックバンド「チェッカーズ」によるデビューシングルです。すずめの戸締まりでは、鈴芽が神戸で出会った二ノ宮ルミに呼ばれてスナックに行ったとき、スナックの客がカラオケを楽しんでいるシーンで流れていました。

• 曲名：2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-
• アーティスト：郷ひろみ
• ジャンル：ポップス
• リリース：1984年2月25日
• 作詞・作曲：売野雅勇(作詞)、井上大輔(作曲)

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』です。

この曲は、昭和59年(1984年)にリリースされた歌手・郷ひろみさんの50枚目のシングルです。郷ひろみさんの「ジャパン！」を印象付けた曲で、タイトルは日本の総人口が当時1.2億だったことから、瞳の数はその倍あるということで付けられたとされています。すずめの戸締まりではそのシーンで流れたのかは不明です。パンフレットやエンドロールで曲名が紹介されています。

• 曲名：俺ら東京さ行くだ
• アーティスト：吉幾三
• ジャンル：コミックソング・ラップ
• リリース：1984年11月25日
• 作詞・作曲：吉幾三

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『俺ら東京さ行くだ』です。この曲は、昭和59年(1984年)にリリースされた歌手・吉幾三さんの曲です。作詞・作曲ともに吉幾三さんが手がけた作品で、田舎への思いをそのまま歌詞にされています。すずめの戸締まりではどのシーンで流れたのかは不明です。『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』と同様にパンフレットやエンドロールで曲が紹介されています。

• 曲名：糸
• アーティスト：中島みゆき
• ジャンル：J-POP
• リリース：1998年2月4日
• 作詞・作曲：中島みゆき

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『糸』です。この曲は、平成4年(1992年)にリリースされた歌手・中島みゆきさんの曲です。中島みゆきさんの20枚目のアルバム「EAST ASIA」の最後に収録されています。同名の映画の主題歌になっており、歌詞と曲調がしっとりとしていました。すずめの戸締まりでは、スナックの客が楽しむシーンに続いて流れていました。

• 曲名：男と女のラブゲーム
• アーティスト：武田鉄矢・芦川よしみ
• ジャンル：演歌・デュエット
• リリース：1986年(タケダ胃腸薬21のCM放送)、1987年11月11日(レコード発売)
• 作詞・作曲：魚住勉(作詞)、馬飼野康二(作曲)

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『男と女のラブゲーム』です。この曲は、1986年に「タケダ胃腸薬21」のコマーシャルに起用された武田鉄矢さんと芦川よしみさんによるデュエット曲です。すずめの戸締まりでは、ルミの経営するスナックで2曲目に歌われています。

• 曲名：銀河鉄道999
• アーティスト：ゴダイゴ 
• ジャンル：ロック
• リリース：1979年7月1日(初発盤)
• 作詞・作曲：奈良橋陽子(英語作詞)、山川啓介(日本語作詞)、タケカワユキヒデ(作曲)

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『銀河鉄道999』です。この曲は、1979年にリリースされたGODIEGOによる曲です。同年公開の映画『銀河鉄道999』の主題歌に使われています。すずめの戸締まりでは、ダイジンが東京にいると分かった鈴芽が、東京に向かうべく山陽新幹線に乗車したシーンで『銀河鉄道999』が流れていました。

• 曲名：ルージュの伝言
• アーティスト：荒井由実 
• ジャンル：J-POP(アニメソング)
• リリース：1975年2月20日
• 作詞・作曲：荒井由実

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『ルージュの伝言』です。この曲は、1975年にリリースされた歌手・松任谷由実さんによる曲で、ジブリ映画『魔女の宅急便』のOP主題歌となっています。すずめの戸締まりでは、鈴芽と環が芹沢の車に乗るシーンで流れました。新海誠監督はすずめの戸締まりを制作する際、魔女の宅急便に影響を受けたようです。

• 曲名：SWEET MEMORIES
• アーティスト：松田聖子
• ジャンル：J-POP
• リリース：1983年8月1日
• 作詞・作曲：松本隆(作詞)、細野晴臣(作曲)、大村雅朗(作曲)

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『SWEET MEMORIES』です。この曲は、昭和58年(1983年)にリリースされた歌手・松田聖子さんの曲です。サントリーCANビールのコマーシャルに起用され、人気になっています。すずめの戸締まりでは、ドライブ中に芹沢が流す音楽の2曲目が流れたシーンで『SWEET MEMORIES』が流れました。

• 曲名：夢の中へ
• アーティスト：井上陽水
• ジャンル：フォーク、ニューミュージック
• リリース：1973年3月1日
• 作詞・作曲：井上陽水

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『夢の中へ』です。この曲は、昭和48年(1973年)にリリースされた歌手・井上陽水さんの曲です。多くの歌手にカバーされた曲で、「探し物は何ですか？見つけにくいものですか？」という歌詞の出だしに続き、井上陽水さんが勢いよく歌っています。すずめの戸締まりでは、ドライブ中に芹沢が流す音楽の3曲目が流れたシーンで『夢の中へ』が流れました。

• 曲名：卒業
• アーティスト：
• ジャンル：斉藤由貴 
• リリース：1985年2月21日
• 作詞・作曲：松本隆(作詞)、筒美京平(作曲)

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『卒業』です。この曲は、昭和60年(1985年)にリリースされた歌手・斉藤由貴さんの曲です。斉藤由貴さんは井上陽水さんの『夢の中へ』もカバーしています。また、『白い炎』や『悲しみよこんにちは』などの曲も有名です。すずめの戸締まりでは、ドライブ中に芹沢が流す音楽の4曲目が流れたシーンで『卒業』が流れました。

• 曲名：バレンタイン・キッス
• アーティスト：国生さゆり
• ジャンル：J-POP
• リリース：1986年2月1日
• 作詞・作曲：秋元康(作詞)、瀬井広明(作曲)

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『バレンタイン・キッス』です。この曲は、昭和61年(1986年)にバレンタインデイに合わせてリリースされた歌手・国生さゆりさんの曲です。

正確には国生さゆりさんがアイドルグループ「おニャン子クラブ」に在籍していたため、国生さゆりWithおニャン子クラブ名義で発売されています。すずめの戸締まりでは、ドライブ中に芹沢が流す音楽の5曲目が流れたシーンで『バレンタイン・キッス』が流れました。

• 曲名：けんかをやめて
• アーティスト：河合奈保子
• ジャンル：アイドル歌謡曲
• リリース：1982年9月1日
• 作詞・作曲：竹内まりや

次に一覧で紹介する懐メロの曲の名前は、『けんかをやめて』です。この曲は、昭和57年(1982年)にリリースされた歌手・河合奈保子さんの曲です。作詞・作曲は竹内まりやさんが担当しています。すずめの戸締まりでは、鈴芽と環にケンカをやめて仲良くして欲しいと思った芹沢が流した曲が『けんかをやめて』です。

すずめの戸締まりでは劇中挿入歌として、新海誠監督が手がけたアニメ映画である『君の名は。』『天気の子』のサウンドトラックが使用されていました。そこで、ここからは未収録を交え、すずめの戸締まりのその他の曲名を一覧形式で見ていきましょう。

続いてすずめの戸締まりのその他の曲名は、『糸守高校』です。この曲は、ロックバンド「RADWIMPS」の曲です。すずめの戸締まりでは、ダイジンの行方をニュースで確認する際、ダイジンが神戸に向かっていることを鈴芽たちが知ったシーンで『糸守高校』が流れていました。ちなみに糸守高校とは、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』に登場する高校のことを指しています。

続いてすずめの戸締まりのその他の曲名は、『K&A 初訪問』です。この曲は、ロックバンド「RADWIMPS」の曲で、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』のサウンドトラックの一つとなっています。すずめの戸締まりでは、『糸守高校』と同様にダイジンが神戸に向かっていることを鈴芽たちが知ったシーンで『K&A 初訪問』が流れていました。

続いてすずめの戸締まりのその他の曲名は、『Tamaki』です。この曲は、ロックバンド「RADWIMPS」が映画の劇伴を制作する過程で生まれた本編未収録の新曲です。本作の影の主役とも言えるような鈴芽の祖母・環の思いを綴った歌で、「あなたが嫌いだった」という歌詞を繰り返すイントロから始まっています。明るくも暗くもある複雑で強い愛が歌われていました。

続いてすずめの戸締まりのその他の曲名は、『すずめの涙』です。この曲も『Tamaki』と同様にRADWIMPSが映画の劇伴を制作する過程で生まれています。RADWIMPSの野田洋次郎さんの柔らかい歌声が心に染みてくる曲で、曲のタイトルには主人公すずめの涙と、慣用句「ごくわずかなもの」といった2つの意味が込められているようです。

それでは最後にすずめの戸締まりの声優を一覧形式で紹介していきます。一覧で紹介するのは、岩戸鈴芽、宗像草太、宗像羊朗、岩戸環、岡部稔などのキャラクターを演じた声優です。まずはじめに岩戸鈴芽役を演じた声優のプロフィールと主な出演作品を見ていきましょう。

• 名前：原菜乃華
• 出身地：東京都
• 生年月日：2003年8月26日
• 職業：女優
• ジャンル：テレビドラマ・映画・CM
• 活動期間：2009年～
• 所属事務所：トライストーン・エンタテイメント

すずめの戸締まりに登場する岩戸鈴芽の声を演じたのは、映画制作会社・芸能事務所・音楽プロダクション「トライストーン・エンタテイメント」に所属する女優の原菜乃華(はらなのか)さんです。原菜乃華さんは2009年にJ-beansネットスカウトオーディションに合格し女優活動をスタートさせています。主な出演作には、映画『はらはらなのか。』、ドラマ『ナイト・ドクター』などがあります。

• 名前：松村北斗
• 出生地：静岡県島田市
• 生年月日：1995年6月18日
• 職業：アイドル、歌手、俳優、タレント
• ジャンル：テレビドラマ、映画、CM
• 活動期間：2009年2月15日-
• 所属事務所：ジャニーズ事務所

すずめの戸締まりに登場する宗像草太の声を演じたのは、芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」に所属するアイドル、俳優の松村北斗(まつむらほくと)さんです。松村北斗さんは2009年2月25日にジャニーズ事務所に入所し芸能活動をスタートさせています。主な出演作には、ドラマ『私立バカレア高校』、映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』などがあります。

• 本名：藤間昭曉(ふじまてるあき)
• 出身地：東京
• 生年月日：1942年8月19日
• 襲名歴：二代目松本金太郎、六代目市川染五郎、九代目松本幸四郎、二代目松本白鸚

すずめの戸締まりに登場する宗像羊朗の声を演じたのは、歌舞伎役者、舞踊家、俳優の松本白鸚(まつもとはくおう)さんです。松本白鸚さんは演劇企画集団「シアター・ナインス」や歌舞伎企画集団「梨苑座」を発足させるなど、舞台芸能の創造者としても活躍しています。主な出演作には、歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』、『王様と私』、ドラマ『王様のレストラン』などがあります。

• 名前：深津絵里
• 出身地：大分県大分市
• 生年月日：1973年1月11日
• 職業：女優、歌手
• ジャンル：映画・テレビドラマ・舞台・CM
• 所属事務所：アミューズ

すずめの戸締まりに登場する岩戸環の声を演じたのは、芸能事務所「アミューズ」に所属する女優の深津絵里(ふかつえり)さんです。深津絵里さんは昭和63年(1988年)3月26日に公開された映画『1999年の夏休み』で女優デビュを果たしています。主な出演作には、映画『踊る大捜査線 THE MOVIEシリーズ』、ドラマ『西遊記』などがあります。

• 名前：染谷将太
• 出生地：東京都江東区
• 生年月日：1992年9月3日
• 職業：俳優
• ジャンル：映画・テレビドラマ
• 活動期間：2001年 -
• 所属事務所：トイズファクトリー

すずめの戸締まりに登場する岡部稔の声を演じたのは、レコード会社・芸能事務所「トイズファクトリー」に所属する俳優の染谷将太(そめたにしょうた)さんです。染谷将太さんは9歳のときに大槻ケンヂのホラー小説を原作とした映画『STACY』で映画初出演を果たしています。主な出演作には、映画『寄生獣』、ドラマ『みんな!エスパーだよ!』、劇場アニメ『おおかみこどもの雨と雪』などがあります。

こちらではすずめの戸締まりの懐メロに関する声があがっています。どうやらこの方は、すずめの戸締まりに懐メロが使われたことを「嬉しかった」と高く評価されているようです。

こちらでもすずめの戸締まりの懐メロに関する声があがっています。どうやらこの方は、オープンカーでドライブ中のシーンで多くの懐メロが流れていたせいか、すずめの戸締まりを「懐メロ聴きながらオープンカーに乗りたくなる映画」と高く評価されているようです。

こちらではすずめの戸締まりの主題歌「カナタハルカ」に関する声があがっています。どうやらこの方は、すずめの戸締まりの主題歌「カナタハルカ」のことを「めちゃくちゃ感動する曲やん」と高く評価されているようです。

本記事ではすずめの戸締まりで使用された曲・懐メロや流れるシーン、主題歌の曲の名前と歌手を紹介してきましたすずめの戸締まりを視聴される際は、本記事のまとめを参考にしつつ、劇中で流れた主題歌や懐メロに注目していただければ幸いです。