【本好きの下剋上】ヴィルフリートの婚約について考察！ローゼマインとの関係やその後は？

本好きの下剋上のヴィルフリートとは、本好きの下剋上の主人公・ローゼマインの義兄となるキャラクターです。ここでは、本好きの下剋上のヴィルフリートの婚約や結婚について、またローゼマインとの関係やその後を考察していきます。

ヴィルフリートが登場する本好きの下剋上とは、WEB小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていたライトノベルです。正式名称は「本好きの下剋上 ～司書になるためには手段を選んでいられません～」です。2013年から小説家になろうに投稿され、2017年に完結を迎えています。TOブックスより書籍版が出版されています。2019年10月からはテレビアニメも放送されました。

本好きの下剋上のあらすじを紹介します。本好きの下剋上の主人公・マインは平民に生まれた少女でした。マインはある時、前世の記憶を思い出します。前世では現代日本で暮らす本が大好きな女性・本須麗乃だったマインは、転生後の世界でも多くの本を読むため、現代の知識を駆使して行動を開始します。身分は平民のマインでしたが、本が読みたいという情熱だけで出世し下剋上を果たしていきます。

本好きの下剋上に登場する、ヴィルフリートのプロフィールを紹介していきます。ヴィルフリートは本好きの下剋上の舞台となる土地・エーレンフェストの領主、ジルヴェスターの息子です。領主としては自由奔放でフットワークの軽い父親ジルヴェスターにそっくりの少年で、わんぱくで活発な性格をしています。領主を父親に持っているため、エーレンフェストの次期領主候補生として教育を受けています。

淡い金色の髪と濃緑の瞳が特徴のキャラクターで、主人公・ローゼマインの義兄にあたる人物です。領主一族の中でも領主の息子ということもあり、非常に甘やかされて育っています。幼い頃は課題から逃げ出してしまうことも多く、あまり真面目とはいえないキャラクターでしたが、成長するにつれ様々なきっかけから課題に向き合うようになりました。

本好きの下剋上のヴィルフリートとローゼマインの婚約や結婚について、その関係を紹介していきます。まず、本好きの下剋上のストーリーの序盤では、ローゼマインはヴィルフリートの父・ジルヴェスターの養子です。ローゼマインはヴィルフリートの義妹となりますが、その後2人は婚約関係になります。父親ジルヴェスターの命令でヴィルフリートとローゼマインは婚約するのですが、2人の間に恋愛感情はありませんでした。

ローゼマインとの婚約で、ヴィルフリートが領主になることは内定します。しかし、ヴィルフリートとローゼマインとの婚約は、ローゼマインをエーレンフェストにつなぎ留めておくためのものでした。ヴィルフリートもローゼマインもお互いに気懸かりなことが多く、次第に婚約関係であることが苦痛になっていきます。結果的に2人は結婚することはなく、兄と妹として家族関係を築き直していくこととなります。

エーレンフェストの領主・ジルヴェスターの息子であるヴィルフリートですが、彼を育てたのは祖母であるヴェロニカでした。ヴェロニカは大罪を犯して塔に幽閉されている身でしたが、ヴィルフリートは育ての親であるヴェロニカを慕っていました。そのため、旧ヴェロニカ派だと思われていたヴィルフリートは、ゲオルギーネ一派の企てにより無断で塔に立ち入ってしまいます。

ヴェロニカが幽閉されている塔には、領主の許可なく立ち入ると罪に問われてしまいます。ヴィルフリートも領主への反逆の罪などに問われ、次期領主の内定を取り消されています。その後、ヴェロニカ粛清の際に廃嫡されてしまう危機もありましたが、ローゼマインによって助けられています。

本好きの下剋上作中でローゼマインと婚約していたヴィルフリートでしたが、婚約は解消されることとなりました。ローゼマインとの婚約が解消されたその後についてまとめます。ヴィルフリートはローゼマインとの婚約を解消したその後、ハンネローネから結婚を申し込まれていました。ローゼマインとの婚約解消で他の選択肢が示されたため、ヴィルフリートはギーベになろうとしていました。

ハンネローネは大領地の姫のため、ヴィルフリートはギーベとなる自分が妻に迎えるわけにはいかないと断っています。ハンネローネはダンケルフェルガー式でヴィルフリートに結婚を申し込みましたが、ヴィルフリートに断られ片想いに終わっています。

本好きの下剋上のヴィルフリートは、幼いころから次期領主になるように周囲から教育されてきました。ローゼマインとの婚約が解消されたヴィルフリートには、その後どう生きるのか様々な選択肢が示されました。領主一族としての使命さえ忘れなければ、どのように生きても良いと選択肢が与えられたのです。ヴィルフリートはギーベになることになりましたが、それ以外にも「騎士団になる」や「他領へ婿に出る」などの道がありました。

本好きの下剋上作中で、次期領主に内定していたヴィルフリートでしたが、ローゼマインとの婚約が解消されたその後、ギーベになる道を選びました。ヴィルフリート以外にも多くの領主候補生がいました。特にボニファティウスは中継ぎの領主になれるように教育されてきました。様々な派閥もあり魔力の量も重要になってきますが、ブリュンヒルデやシャルロッテなどにも、次期領主になる可能性が出てきました。

本好きの下剋上のヴィルフリートのドラマCDでの声優キャストを紹介します。ドラマCD3以降でヴィルフリートを演じたのは、寺崎裕香です。寺崎裕香は1983年8月4日生まれ、熊本県出身の女性声優です。声優としてだけではなく、女優や歌手としても活動している人物です。

本好きの下剋上のドラマCD1～2でヴィルフリートを演じたのは、藤原夏海です。藤原夏海は2015年にデビューした女性声優で、アーツビジョンに所属して活動しています。静岡県出身で6月2日生まれです。女性声優ですが少年役を演じることが多いのが特徴です。

本好きの下剋上に登場するヴィルフリートに関しては、「嫌い」といった否定的な感想も寄せられています。ヴィルフリートに関しての感想や評価をいくつか紹介していきいます。ヴィルフリートに関しては、「考え足らずなところが嫌い」といった感想も挙がっていました。ヴィルフリートは次期領主という立場ながら、甘やかされて育った環境が災いして思慮に欠けるところもあるキャラクターです。

本好きの下剋上作中でもヴィルフリートの考え足らずが原因の出来事は多く、そんなヴィルフリートを見てだんだん嫌いになったという人も多くいました。ヴィルフリートは決して悪役として描かれているキャラクターではありませんが、作中での言動から嫌いだと感じる人が多いです。

本好きの下剋上のヴィルフリートに関しての感想は、「嫌い」という否定的なものもあります。そんな中で、ヴィルフリートの立場を考えると「嫌いになれない」といった感想も挙がっていました。ヴィルフリートは素直で真っすぐな性格もしており、妹の功績を自分のものにするようにと進言された際、はっきり拒否する誠実さも持っているキャラクターです。

本好きの下剋上のヴィルフリートに関しての感想では、「10代の男子らしいところが良い」という感想も見られていました。良い部分も悪い部分もあるヴィルフリートは、そこが魅力的なキャラクターだと評価されています。本好きの下剋上には多くのキャラクターが登場しており、その中でヴィルフリートは様々な面を併せ持ったキャラクターとして支持されています。

ここでは、本好きの下剋上のヴィルフリートの結婚や婚約についての情報をまとめました。本好きの下剋上のヴィルフリートは主人公・ローゼマインと婚約し、エーレンフェストの次期領主になることが内定していました。その後、婚約が解消されたことで領主以外の道からギーベになる道を選択しています。是非、本好きの下剋上をチェックして、ヴィルフリートの活躍にも注目してみてください。