ポプテピピック第5話のパロディ元ネタ・感想は?金田朋子など狂気の声優陣も紹介

アニメ業界でも異色作と言われたポプテピピック。その中でも波乱を読んだ回として伝説になっているのが第5話は、作品もさることながら吹き替えている声優の破天荒ぶりもポプテピピックだからこそ実現できた共演なのではないかと言われています。ここではこの破天荒なコラボが現実になった第5話についてスポットをあてることで、ポプテピピックの深いところまで探りを入れてみたいと思います。

ポプテピピック第5話のパロディ元ネタ・感想は?金田朋子など狂気の声優陣も紹介のイメージ

目次

  1. ポプテピピック第5話のパロディの元ネタや感想とは?声優陣も紹介!
  2. ポプテピピックとは?1話からパロディの宝庫?
  3. ポプテピピックの第5話のパロディの元ネタを紹介!
  4. ポプテピピックの第5話の狂気の声優陣を紹介!Aパート編!
  5. ポプテピピックの第5話の狂気の声優陣を紹介!Bパート編!
  6. ポプテピピックの第5話を観た人の感想を紹介!
  7. ポプテピピックの第5話のパロディの元ネタや感想まとめ!

ポプテピピック第5話のパロディの元ネタや感想とは?声優陣も紹介!

大川ぶくぶセンセンの4コマ漫画で、現在もまんがライフWINで連載されています。キャッチコピーで「とびっきりのクソ4コマ!!」と書かれるほどの問題作がアニメ化することになり、多くの注目を集めていました。アニメ放送が決定し、2018年1月から3月までの1シーズンではありましたが、放送第1話から視聴者の間で「被害者声優爆誕!」「意味わかんねぇ!」などの声が飛び交っていた近年稀に見ない異色作と言われています。

中でもAパートBパートで吹き替える声優が違い、また声優自身のアドリブも飛び交い過ぎで放送された日はTwitterなどでもトレンド入りする程の人気です。そんなポプテピピックの中でも異色中の異色で唯一「加害者声優」という言葉を生み出した回についてスポットをあてていきたいと思います。元ネタの話だったり、作品や声優への感想なども多く集めてまとめています。

TVアニメ「ポプテピピック」公式サイト

ポプテピピックとは?1話からパロディの宝庫?

そもそもこのポプテピピックとはどういった作品なのでしょうか。ここではその点について少し触れていきたいと思います。主人公のポプ子とピピ美が様々な作品のパロディで有る事無い事を面白おかしく表現しちゃうアニメになっています。また、この2人だけでなく「ボブネミミッミ」と呼ばれるポプテピピックアニメの新コーナーも戦慄を生み出しました。

1話から全く視聴者に配慮しないトップスピードのアニメストーリーとなってしまっていたために、何度も放送を繰り返してみたという人も少なくはありませんでした。しかも女の子キャラのはずなのに、なぜか声優が江原正士さんと大塚芳忠さんというとんでもない2トップであったり、Bパートでは三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんというアニメ・タッチコンビで放送されたりと大暴走していました。

また2話から4話までの声優もとても豪華で、2話ではAパート:悠木碧&竹達彩奈でBパート:古川登志夫&千葉繁。3話ではAパート:小松未可子&上坂すみれ、Bパート:中尾隆聖&若本規夫。4話ではAパート:日笠陽子&佐藤聡美、Bパート:玄田哲章&神谷明となっています。これだけ見るとBパートの配役が他作品のコンビではないかと言われますが、実は2話Bパートの古川さんは元々のキャスティングではありませんでした。

元は別の声優に声がかかっていたのですが、スケジュールの都合上どうしても収録が難しいとの事で代打として抜擢されたのが古川さんだったのです。本人も急遽のことでTwitterでは驚きの声を隠せずにいました。また、この出演を受けたことによりTwitterでは「大御所なんだから仕事選べ!」の言葉に「冗談ではない。アニメのキャラ声は本職だ。第一仕事を選べるほど偉い立場に無い」と反論した事も有名です。

ポプテピピックの暴走っぷりは最終回まで止まることはなく、登場する声優には「被害者声優」という言葉が生まれました。ファンの間ではポプテピピックが放送される度に「被害者声優」という項目が増えていく中で、この第5話では異例の「加害者声優」という言葉が生まれました。ではその異色作とも言われている5話について下の項目で詳しく説明していきます。

ポプテピピックの第5話のパロディの元ネタを紹介!

様々な作品のパロディを楽しむことができるポプテピピックは、5話でもたくさんの作品のパロディを見せてくれました。「さすがにこれはやりすぎだろ」と視聴者に思わせてしまう5話のパロディとその元ネタについてここでは詳しく紹介してきます。

イモ☆ヨバのタイトルの元ネタは?

ポプテピピックの中でも問題作と言われている5話ですが、その元ネタはとても多いとされています。その一つがタイトルの「イモ☆ヨバ」になります。これだけ見るとどういう事?と感じる人も少なくはありませんが、このタイトルのロゴはとてもアオハライドに似ている事で元ネタなのではないかと話題になりました。

少女漫画でテレビアニメ化・実写映画化もされた話題作で、「青春に一生懸命乗っていく」というコンセプトのもと作られた作品になっていて、この5話もなんだかそんな元ネタイメージを匂わせる作りとなっていました。そのため、最初に見ていた人達は「え?チャンネル間違えた?」と本気で思ったとの事です。

なんやかんやとストーリーが流れていくとこの美男美女が夫婦となり、子供を授かるという流れで話は終わるのですが、最後の最後にもオチを用意しているのがポプテピピックになります。なんとこの授かった子供がポプ子とピピ美という恐ろしいキャスティングになります。つまり声優もそのまま使われるため、最後の最後まで声優陣のアドリブが炸裂してしまいました。

作中で描かれている元ネタは?

ポプテピピックでは5話以外の回でも様々なパロディが織り込まれます。しかし今回はBパートの声優陣に杉田智和・中村悠一といったゲーム・アニメにコアな人材があてがわれてしまったために、ただアニメが好きというだけでは拾いきれない程のパロディが含まれています。その1つが親の再婚で異性と同棲する事になった少女と少年ですが、杉田智和が好きなママレードボーイが元ネタになっているのではと言われています。

また、途中でテレビを見ながら「それサバじゃねぇーか」と叫ぶシーンは超光戦士シャンゼリオンの「サバじゃねぇ!」から取られているとされています。他にも色々とある中でもプールにサメが出てくるシーンは「ジョーズパロ?」「たけし城では?」などという様々な元ネタ考察が生まれてしまいました。

しかし描かれているパロディは昔ながらの作品だけではありません。この夫婦は作中かなりの頻度でパチンコをしに行くシーンが描かれていますが、Bのパートではパチンコを「パ・チンコ」と切るシーンがあります。また「3円パチンコ」という単語も飛び交いますが実際にあるのは「1円パチンコ」か「4円パチンコ」になります。

これ実は「銀魂」が元ネタとなっています。銀魂でパチンコを打ちに行った主人公が忙しいとメールを送るシーンでタイトルに文章を打つという典型的なボケでこの「パ・チンコ」という言葉が生まれました。そして今回の5話のBパートに登場する杉田智和さんは銀魂主人公の声優も務めています。また、中村悠一さんも銀魂に登場していた事もあり、このアドリブをぶっこんだのではないかと言われています。

衝撃的すぎるパロディ

様々なパロディが含まれている5話ですが、実は後半で中村さんと杉田さんの「雑談」が始まるシーンがあります。その時のシーンは「Undertale」というゲームが元ネタになっています。ゆっくりと伸びで行くピピ美の首に合わせて声優2人が喋りだすというコメンタリー風の流れにTwitterでも多くの人が「雑談かよ!」というツッコミを入れている呟きがありました。

作中でも様々なパロディを見せた5話ですが、1番強烈な元ネタは古畑任三郎のOPをそのままパロディとして取り入れている事です。作品事態は物語終盤に差し掛かっているにも関わらず、杉田さん中村さんのセリフという名前の雑談の中にも「何畑何三郎のOPこんな感じだったでしょ」「この首のところにプロデューサーの名前とか出せばいいのにね」と確信を突いた言葉が吹き込まれています。

他にもしゃくりを99回したポプ子が自爆するシーンでピピ美が「アア、オワッタ」とつぶやくシーンはファミコンゲーム「銀河英雄伝説」の登場人物が使ったセリフが元とされ、自爆シーンは「新機動戦記ガンダムW」の10話でウィングガンダムが自爆するシーンが元とされている事から、探せば探すほど元ネタが出てくるという異例の回になっています。

ボブネミミッミにもおり込まれた元ネタ

本編ではたくさんの元ネタが披露され、初回から変わることなく続いているボブネミミッミに安心感を覚えた視聴者は数多くいます。いつもと変わらない作画崩れや支離滅裂な会話などからこのコーナーが箸休めとも言われていました。

しかし実はこのボブネミミッミにも元ネタがある作品がおり込まれていました。それは「巨大なフクロウ」です。このフクロウが道案内をするシーンなのですが、実はこれは「ゼルダの伝説」の時のオカリナに登場するケポラ・ゲボラが元になっているとされています。ゼルダ作品でも助言キャラとして主人公を助けるシーンは好きな人が見れば一発で分かるシーンとなっています。

ポプテピピックの第5話の狂気の声優陣を紹介!Aパート編!

ポプテピピック5話が話題にとなって大きな理由とされている吹き替え声優についてここではスポットを当てていきたいと思います。今までは「被害者声優」と呼ばれていた声優陣がこの時だけは「加害者声優」と呼ばれた理由も説明していきます。

金田朋子/ポプ子役

最近ではお子さんを出産した金田朋子さん。おしりかじり虫などの声優も務めていた甲高い声の持ち主で、破天荒な性格には多くの視聴者が驚く展開を見せていました。ポプテピピックでもその破天荒さは健全で、視聴者からは「混ぜるな危険!」「ありふれた地獄」「ポプテピよりも金田さんの方が勝ってる」などの声が飛び交い、狂気度だけで言えば他の回よりも群を抜くほどとされています。

また元々「おしりかじり虫」「ケロロ軍曹のラビー」など可愛らしい感じのアニメキャラの声を担当していた声優でもあるため、ポプ子の容姿にマッチしていたと高評価な感想も多いです。これまでの作品で男性声優が声を当てている事も多かったキャラではありますが、マッチング率の高さも金田さんが群を抜いているように感じられます。

小林ゆう/ピピ美役

見た目はモデルさんと言われても不思議でない小林ゆうさん。しかしエキセントリックな言動で知られているために、多くのイベントで「VTR枠」と呼ばれるほど現場を混乱に招く天才とされています。そのため、ポプ子役の金田さんとコンビで主演した今回の5話は視聴者から「ボブネミミッミが平和に見える」と言わしめるほどでした。

また、今回は声だけの出演となる小林さんですが独特のタッチでイラストを描かれる事からファンの間では「画伯」というあだ名をつけられています。今回の登場の際も「ポプテピピックに画伯登場!」という呟きをされているほど待ち望んでいたファンは多いようです。

ポプテピピックの第5話の狂気の声優陣を紹介!Bパート編!

ポプテピピックの恒例ともなってしまった女の子キャラに男性声優が声をあてるというキャスト割ですが、この5話のBパートでは多くの人が支持したコンビが選ばれました。それゆえにカオスなオンエアが生まれてしまいましたが、その理由をここで説明していきます。

中村悠一/ポプ子役

数々の作品で声優をするベテランとも言われている中村悠一さん。自他ともに認めるゲーマーで同じ声優の仲間同士でゲームをして遊ぶことが多いとの事です。基本的には常識人を貫こと発言に気をつける点などが見られますが、交流の深いピピ美役の杉田さんと一緒になるとなかなか下ネタや他作品の話が飛び交う事が多いようです。そのため5話でも視聴者が気づきにくいパロディをアドリブで出してきました。

やはり女の子キャラを意識している点もあるのか、時折高めの声を使ってのアフレコでしたが、後半のシーンになると野太い声であったり素のトーンでの収録もされている事からファンの間では「途中で飽きた?」という心配が見られる場面もありました。

杉田智和/ピピ美役

ポプテピピック史上最高のアドリブ劇を作り出した杉田智和さん。アドリブを入れすぎた挙げ句セリフが雑談になってしまうコンビもまた杉田さんと中村さんだからこその息の合ったコントのようにも思えます。視聴者の中には「ピピ美がただの杉田!」「ピピ美の皮を被った杉田さんだ!」などという声が多く飛び交っていたようです。

今回の声優陣の中でアニメやゲーム作品が大好きな事もあり、今回織り込まれている元ネタも多くがゲーム作品であったりすることから、杉田さんが声を当てたのはなんらかのヒントであったのではないかと考察するファンも少なくありませんでした。しかしそれ以上にアドリブの数が多い事からただただ楽しんでいると感じるファンの方が多かったようです。

ポプテピピックの第5話を観た人の感想を紹介!

ここでは異色と言われるポプテピピック第5話を見た後の視聴者達の感想を集めてみました。元ネタに関して触れている事もあれば、声優自身に触れている感想などTwitterにはたくさんつぶやかれていました。その中には不評な声もありましたが、純粋な感想としてまとめています。

飛び交った声優予想!

ポプテピピックでもお馴染みになっていた声優キャスティング。次回予告でも誰がキャスティングされているのかがわからない作品というのもなかなかありません。そこがポプテピピックの美点でもあり、放送を見終わった視聴者がTwitterで「次回は誰だ」という考察を楽しむ事もポプテピピックならではと言われています。

このようになにかの作品からコンビとして呼ばれる事が多いキャスティングに加えて、新人声優というよりもベテラン声優と呼ばれる声優陣が選ばれる事が多いです。また、印象に残っているコンビ声優が昔ながらの作品に多いということもあり、パロディもそちらによる場合が多いです。だからこそ、声優考察にも関わらずアニメ作品のタイトルも一緒に予想されているようです。

そして当日に分かったのがAパート:金田朋子&小林ゆう、Bパート:中村悠一&杉田智和という狂気のコンビがセッティングされました。しかしこのキャスティングは待ち望んでいたものであるということもあり、Twitterでは「待ってた!」「ようやくきた!」などの声も多く見られました。

不評な感想を紹介!

こうやって見てみるとリアルタイムで視聴している人も多くいます。しかしやはり家族で見ていたりすると低い音量で聞いていてもとても大きなボリュームになってしまうようです。ポプテピピックは実際に作品を見るまでは担当する声優が誰かわからない仕様となっているため、今回もただ視聴するだけというスタイルで見ていた場合には慌ててしまったと思います。

また、差し替えが多いのも不評に繋がっているようです。この回の原作ではディズニーを用いたパロディが含まれてきますので、流石にアニメとして放送するのは難しかったようです。

その影響もあり、放送分の3分の1が差し替え画像となりました。その事で「番組を間違えた?」「打ち切りになるの?」などの声も上がったとされています。

好評な感想を紹介!

不評も見つける事ができたポプテピピック第5話ですが、それ以上に好評な感想がとても多かったようです。確かに破天荒で過去に類を見ない作品として仕上がっていた5話ですが登場している声優の豪華さ、話のテンポなどはポプテピピックの原作を知っているファンから声優ファンまでも虜にしてしまったと考えられます。

そして今回異例の好評となったのが「ボブネミミッミ」でした。小学生の落書きとも言われていたコーナーですが、本作では声優が大荒れになっているにもそのスタイルを変える事なく放送してくれたおかげで「箸休めになった」「安心できる」などの声が飛び交っていました。いつもは異例のコーナーも声優キャスティング1つで視聴者を安心させる事ができるのも不思議な感じがします。

5話の感想をまとめてみた

不評な感想や好評の感想などをたくさん紹介してきました。しかしよくよく見てみると「うざいwww」「気が散るwww」などの最後に草が生えている感想結構多いですよね。これがこのポプテピピック5話のすごいところと言われています。確かにAパートBのパート共にアドリブで色々と騒いでいる回ではありますが、本気でやめてほしいという苦情等は少なかったとされています。

また、声優予想アンケートでも上位に選ばれていた杉田さん&中村さんコンビや圏外になってはいたものの望む声があった金田さん&ゆうさんコンビのポプテピピックを観ることができたということで、最終的には「よかった!」「伝説になる!」などの声が見られる回になっていました。また、ポプテピピックのイベントでも変わることなくこのコンビが呼ばれるという事もあり、多くの視聴者が楽しむことができた回と考えられます。

確かに金田さんのトーンの高い声を聞いて頭が痛くなってしまったり、差し替えなどの影響で原作通りには展開できていないなどの事もあります。しかしそれを覆すことができるほどの声優の支持率が今回の作品では大きく見られているのではないかと、感想などを見ながら考えることができます。

ポプテピピックの第5話のパロディの元ネタや感想まとめ!

必ずと言っても過言ではない放送中・放送後に波紋を呼ぶアニメ・ポプテピピック。今回はAパートBパートともに狂気と言われる声優キャスティングにより、放送開始直前からTwitterなどでは狂喜乱舞する視聴者が多かったと言われています。そんな回であった第5話についてのまとめはいかがだったでしょうか。

様々な元ネタが入り交じる事により、平成で放送されたアニメ史上「放送して大丈夫なの!?」と視聴者に本気で思わせた回となっている5話。また、それに拍車をかけたのが自由すぎる破天荒さを持った声優陣のアフレコになります。Aパートでは「笑い方に素が出てる金田さん」「小林画伯面白い!」といった声優との感想も織り交ぜて呟いているのが多かったです。

しかしBパートに関しては完全にアドリブ合戦となってしまったために、アニメではなくアニメ映像に合わせた杉田さんと中村さんの雑談コーナーまでもが出来上がってしまいました。これには声優好きの視聴者からも「アニメで雑談しないでwww」「コメンタリーみたいになってるwww」などの声が投げられていました。

声優が自由にアドリブを入れやすいとされているポプテピピックですが、今回はアドリブ大好き声優をチョイスした事により視聴者が困惑してしまう程のインパクトを作り上げました。5話に並ぶほどのインパクトに残る作品が今後放送されるのかという点も見どころになってくると考えられます。また、差し替えなどはDVD・Blue-rayで販売される時も同じなのかも注目できるポイントだと言われています。

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