SPERMAN（スペルマン）をネタバレ！LINEマンガで話題の下ネタギャグ漫画

韓国漫画「SPERMAN（スペルマン）」は、ひょんなことからヒーローになった主人公の戦いをコミカルに描いた、話題のLINEマンガ作品です。真面目なヒーローものを思わせながら、おかしすぎる下ネタギャグが多くの笑いを誘います。以下では、漫画「SPERMAN（スぺルマン）」のあらすじネタバレを紹介します。その他、作品の魅力や登場キャラ、おすすめな人なども、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

「SPERMAN（スペルマン）」は、韓国漫画が原作のウェブトーン・縦スクロール漫画です。日本ではLINEマンガにて配信されており、2016年～2022年12月までに計4シリーズが連載されています。

SPERMAN（スぺルマン）の作者・HA先生は、韓国出身の漫画家で、2006年から活動を行っています。主な作品には、漫画「放課後の義務」「お風呂の神様」「アンナラスマナラ」などがあります。

下ネタギャグが笑えると話題のSPERMANは、下ネタ特有のいやらしさをあまり感じさせない作風から、女性読者でも読みやすい漫画でしょう。また、ヒーローが主人公の作品なので、要所ごとに真面目な展開も入れられています。以下では、真面目とギャグシーンのギャップが面白さを引き立てる、「SPERMAN（スペルマン）」の漫画あらすじを紹介します。また、作品がおすすめな人についても。あらすじネタバレ紹介します。

とあるホテルの一室では、交際3か月を迎えた鬼頭武・宮田千恵カップルの初体験が行われようとしてました。その矢先、謎の集団が2人の部屋に侵入し、あたりは不穏な空気に包まれます。侵入した謎の2人組は、ヒーロー管理局生命工学研究所の人間で、ある目的のために特殊能力保有者の武を拉致しました。この世界では、特殊能力を持つ人間が存在し、己の能力を生かしてヒーロー活動を行っていました。

また、ヒーロー関連の研究所では、世界の平和を守る新たなヒーローの研究・開発が進められていました。その組織の1つであるヒーロー管理局では、人間の性エネルギーを運動エネルギーに変換する技術開発に成功します。しかし、その力を最大限に発揮するには、より強力な性エネルギーが必要不可欠でした。そこで注目されたのが、スーパー精子という特殊能力を持つ武でした。

研究所に連れ込まれた武は、状況を理解できないまま変身装置を付けられ、スペルマンに変身します。スーパーヒーローの誕生に研究所は歓喜に包まれるも、武は不満を覚え始めます。スペルマンになったことで敵に狙われたり、恥ずかしい思いをしたりと不運に見舞われるようになったからです。しかし、正義感の強い性格から困っている人を助けずにはいられず、人々の平和を守るためにヒーローとして戦うことを決意します。

漫画「SPERMAN（スペルマン）」は、くだらないギャグで思いっきり笑いたい方や、一風変わったヒーローものを探している方におすすめの作品です。真面目なヒーローものをベースにしながら、下ネタギャグをふんだんに盛り込んだSPERMANは、真面目さとふざけたような行動のギャップが面白いといわれています。また、男性はもちろん、女性読者にも読みやすいストーリーもおすすめポイントです。

一方、お色気や下ネタを扱ったシーンは、作品によっては目のやり場に困るような過激な描き方も見られるでしょう。しかし、SPERMANでは、そのようなシーンもマイルドに表現されており、抵抗なく読むことができます。設定だけ見ればいやらしく聞こえるものの、中身はそれらを感じさせないギャグ漫画となっており、落ち込んだ気分を上げてくれる、明るさと面白さに富んだ漫画です。

笑いのツボが多く詰まったSPERMANの漫画は、主人公と他キャラとのコミカルなやり取りも面白い魅力となっています。研究のためとはいえ、武が不憫な目に遭うシーンは読者の同情を誘うでしょう。しかし、あまりにもおかしい行動の多さに、笑いがこみあげてくるでしょう。以下では、SPERMAN（スペルマン）の主な登場人物・キャラを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

SPERMAN（スペルマン）の主人公で、精子を運動エネルギーとするスーパーヒーロに変身します。彼女との初体験の最中にヒーロー管理局に拉致され、変身装置を付けられました。変身時は、赤い全身タイツのようなスーツに身を包みます。自分の意思と関係なくヒーローになったため、ヒーロー活動に不満を覚えつつも、困っている人を放っておけない正義感あふれる性格から、人々を守るために戦います。

ヒーロー管理局生命工学研究所の所長で、スペルマンを開発した女性研究者です。長年、スペルマンの研究に携わっており、ヒーローの能力を最大限に発揮できるスーパー精子を持つ武に目を付けました。胸が大きく開いた服を着ており、実験のためなら身体を張ることができるなど研究熱心です。

泉博士によって生み出された最先端AI武器・SPERBUUKIです。ボディは、超高張力の新素材が採用され、収縮機能が備わっています。また、女の子に反応する特徴も挙げられます。

ヒーロー管理局生命工学研究所出身の女性ヒーローです。自身の髪の毛を自在に操る能力で戦うことから、「ヘアリーガール」と名乗っています。現在はヒーロー株式会社に拠点を移し、ヒーロー活動をしています。

SPERMANの登場キャラで、ヘアリーガールこと美和の彼氏です。英人自身もヒーローとして活動しており、身体の一部を大きくすることで攻撃力を高めます。スペルマンに対してよい印象を持っておらず、「変態ピンク」呼ばわりしています。しかし、内心ではスペルマンに憧れており、大ファンでもあります。

ヒーロー管理局生命工学研究所の前所長で、作中の敵キャラです。研究所時代は生理的に嫌われており、女性職員へのセクハラを理由に退所を余儀なくされました。また、副所長として働いていたゼティーに好意を抱くも、彼女からある部分をバカにされています。研究所を去る際にスペルマンの研究資料などを盗み、自身がスペルマンに変身することでゼティへの復讐を目論みます。

ヒーロー研究所の研究責任者で、SPERBUUKIを開発した女性博士です。幼いころからヒーローが大好きで、ヒーローを助ける武器の開発に携わっています。所長のゼティーとは対照的な性格であり、研究のために武のある部分を見て赤面するなど、かわいい一面をのぞかせています。

武の大学の先輩で、大胆な服装を着こなす美人でかわいい女性キャラです。性格もとても良いものの、時折、武に気があるような素振りをします。

SPERMANといえば、味方はもちろん、敵対するキャラクターも個性的であり、様々な特殊能力を持つキャラも登場しています。能力者の中には、武と同じく人には言いにくい能力を有し、新たなギャグを生み出しています。以下では、SPERMAN（スペルマン）から、その他登場人物・キャラを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

鈴木博士の元で働くA級の能力者であり、驚異的なスピードを繰り出す能力が強みのキャラです。過去に能力を悪用してやんちゃしたため前科がつき、それを理由に正式なヒーローとしての道を断たれました。現在は鈴木博士の研究所に身を寄せるも、博士の思惑に振りまわされ、たびたび不運に見舞われています。

抗精神薬製造を専門とする科学者で、鈴木博士の研究所に所属しています。研究所の頭脳と呼ばれる天才肌であるものの、世間からは「狂った科学者」「ヒーロー界の天才」と呼ばれています。一方、開発した薬を自身のために服用しており、己の身体の強化を図っています。

ヒーロー界でナンバー1と呼ばれる大魔法使い・賢者です。35歳の時に見たネット記事を信じ、40歳まで童貞を守り通したことで魔力を手に入れました。年齢は42歳ですがかなり若々しい外見をしており、魔法使いになったことで現在の姿に生まれ変わりました。また、名前が作者と同じということで、LINEマンガで大きな話題を呼びました。

SPERMANの登場キャラで、メガネをかけた武の大学の友人です。周囲からは「変態」と呼ばれている、残念なキャラクターです。

SPERMANの登場キャラで、ヒーロー研究所のインターン生です。体育会系を彷彿させる体格の良さが特徴で、秩父レンの実験を手伝っています。

SPERMANの登場キャラで、新しくヒーロー研究所に入った女性博士です。秩父レンの妄想を使った特殊能力を嫌悪し、ひどい言葉を浴びせています。

SPERMANの登場キャラで、ヒーロー管理局の局長、宇宙防衛作戦の総責任者を兼任する女性です。人類最強のヒーローとして誕生した武のスペルマンを、失敗のプロジェクトと酷評しています。

SPERMANの登場キャラで、武の彼女です。交際3か月記念に武とホテルに宿泊し、ヒーロー管理局が彼氏を拉致する騒動に巻き込まれます。その後、何者かの手で武に関する記憶を消されています。

SPERMANの第2シーズンからの登場キャラで、神経精神科学研究所に所属するスーパーヒーロー練習生です。特殊能力者であり、自身のいやらしい妄想を使った念能力を持ち、自分の妄想と相手の性的欲求が一致した時に発動されます。しかし、秩父レンの妄想の通りにしか人を操ることができず、自分の恥ずかしい妄想をさらさなければならない欠点があります。

神経精神科学研究所の主席研究員で、恥ずかしい能力に悩む秩父レンに救いの手を差し伸べた人物です。秩父レンの妄想に巻き込まれつつも、彼女のことを尊重し、良き理解者でもあります。

下ネタ漫画といえば、いやらしい・下品などのイメージがあり、読むことを敬遠される方もいるでしょう。しかし、SPERMANでは吹き出してしまうそうなギャグが満載です。くだらなくて笑えることがSPERMANの面白さであり、最大の魅力となっているでしょう。以下では、SPERMAN（スペルマン）の漫画の面白い魅力を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

SPERMANの主人公・鬼頭武は、正統派とは言い難いヒーロー設定や、ヒーローになった経緯など、あらゆる面で不憫さが目立っています。彼女との記念すべき日に拉致されたり、知らないうちにヒーローに仕立てられるなど、序盤から散々な目に遭っています。また、ヒーローのキャラ設定も武の特殊能力にちなんだものであり、武自身も嫌悪感を覚えるようないかがわしい雰囲気を醸しています。

一方、スペルマンを開発したヒーロー管理局は真面目であり、世界の平和を守るヒーローの研究に取り組んでいます。そのため、スペルマンの性能向上のためには武の協力も必要不可欠であり、武に恥ずかしい姿を晒すように指示しています。ヒーローになるつもりのなかった武には迷惑なことであり、ヒーロー活動に対してたびたび不満をもらしています。

しかし、目の前に困っている人がいれば助けずにはいられない性分が武を刺激し、スペルマンとして人々を救います。コスチュームのデザインからも武の不憫さが見られつつも、世界の平和を守るために戦う姿はかっこいいでしょう。また、主人公の面白おかしさと、ヒーローとして戦うかっこよさとのギャップが、SPERMANの漫画の面白さを引き立てています。

ヒーローを題材にしたSPERMANでも、主人公に敵対する組織も登場し、スペルマンと激しい戦いを繰り広げています。敵キャラの目的は世界の支配であり、それらの目的を達成するために、スペルマンの精子に目を付けます。性は生命エネルギーであり、それらを動力エネルギーに変換させて誕生したのが、最強のヒーロー・スペルマンでした。

しかし、生命エネルギーを最大限に発揮するためには、より強力な性が必要であり、それら条件を満たす特殊能力を持つ武に白羽の矢が立ちました。一方、武の特殊能力は敵キャラにも注目されており、武の能力の採取を目論んでいます。ゼティー博士への復讐を目論む鈴木博士もその1人であり、特殊能力者の刺客を使って武・スペルマンに襲い掛かります。

スペルマンの性的欲求を刺激したり、身体のある部分を切り落として採取を試みるなど、多彩な作戦を繰り広げます。また、武も己の身を守るために必死に戦うなど、異色のバトルが展開されています。

SPERMANは、ヒーロー漫画であるものの、ヒーローものらしからぬ下ネタギャグの多さも特徴に上げられます。スペルマンのコスチュームのデザインからすでに下ネタが入っており、いかがわしい雰囲気を醸しているでしょう。しかし、それらは決して研究者たちの悪ふざけではなく、世界の平和を守るヒーローの開発という真面目な取り組みから生み出されました。

そのため、スペルマンのさらなる向上を目指して、武にも協力してもらいながら研究を重ねています。しかし、その内容は研究のためとは言い難いシーンも多く、ふざけているようにも捉えられるでしょう。一方、研究者たちは真面目であり、くだらないことに懸命に取り組む姿が読者の笑いを誘います。

いかがわしい内容を彷彿させるタイトルから、漫画「SPERMAN」を読もうかためらってしまう方も多いでしょう。しかし、ストーリーや作画はそのような感情を少しも感じさせない、マイルドな表現となっています。下ネタが苦手な方でも読みやすく、くだらないギャグに思わず笑ってしまうでしょう。以下では、漫画「SPERMAN（スペルマン）」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

SPERMANは、真面目なヒーローものでありながら、下ネタギャグもふんだんに盛り込んだ異色の漫画作品でしょう。平和を守るために戦いながらも、やっていることはヒーロー活動とは程遠く、くだらないとも思えてしまうでしょう。しかし、くだらないけれど面白いと感じられることが、SPERMANの魅力でもあります。ありそうでなかった新たなヒーロー物語は多くの注目を集め、面白いギャグ漫画として高く評価されています。

あらすじネタバレのように、SPERMANは下ネタ要素が多いことから、読む人を選びやすい作品でしょう。しかし、SNS上ではSPERMANが面白いとの投稿が多くみられ、男女問わず幅広い世代に読まれています。一方で、いかがわしい要素の多い作風から、この作品が好きだと公言することをためらってしまうという声も見られます。そのため、こっそり漫画を読んでいるファンもおり、スペルマンの活躍に期待を寄せています。

SPERMAN（スペルマン）は、スーパーマンと読み間違えそうな表記であり、正統派ヒーローものを想像させるでしょう。そのため、スーパーマンのパロディ作品と勘違いした読者も多く、想像と違う内容だったとの感想も見られます。あらすじネタバレではスーパーマンらしからぬ内容ですが、スペルマンのコスチュームデザインはとても似ています。このようにパロディを彷彿させる作画も、SPERMANの面白さを引き立てています。

SPERMANといえば、タイトルからいかがわしい雰囲気を醸し、ギャグ漫画の中でもかなり異色な作風として知られています。主人公がヒーローに選ばれた経緯や変身装置など、ヒーローらしからぬ設定が読者の興味を惹きつけています。SNSでは「ぶっ飛んでいる」との評価も見られるも、読み手を飽きさせないストーリー展開や気分を晴れやかにしてくれる面白さが、ファンを魅了しています。

漫画「SPERMAN」は、主人公のコスチュームをはじめ、あらゆるところでいかがわしいシーン・要素が入れられています。そのため、作風を不快に思われる方も多く、評価が分かれやすいでしょう。一方、「SPERMAN」の感想の中には、下ネタギャグが多いがすごく笑えるとの声も寄せられ、作品を高く評価する投稿も見られます。

漫画「SPERMAN」のタイトルは、英語の「Superman」とスペルが非常に似ており、非常にややこしいでしょう。あらすじネタバレを紹介した漫画「SPERAMAN」は「スペルマン」と発音するも、SNSでは読み方がわからないとの投稿も見られます。しかし、漫画のタイトルを日本語に訳すと性的な言葉が出てきます。そのため、「SPERMAN」をどう発音したらよいのか、迷ってしまう読者も現れています。

近年は、電子書籍を通じて韓国漫画を手軽に読めるようになり、人気作の中にはアニメ化を望む声も寄せられています。LINEマンガでも「SPERMNAN」をはじめ数多くの韓国漫画が配信され、マンガ好きを楽しませています。くだらないけど笑えると話題を呼んだ「SPERMAN」も、LINEマンガで面白い韓国漫画にあげられるも、他の作品と共に設定が日本に書き換えられている点が気になるとの声も見られます。

漫画「SPERMAN（スぺルマン）」のあらすじネタバレや面白い魅力などを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。設定自体はいやらしいものの、中身はそれらを感じさせないストーリーが展開されています。シーンによってはくだらないと思えつつも、なぜか笑いがこみあげてくる不思議な魅力があります。気分が落ち込んでいる時にこそ読んでほしい、心の底から笑えて楽しめるギャグ漫画です。