【付き合ってあげてもいいかな】みわと冴子は別れる？破局の理由と復縁の可能性は？

この記事では付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子が別れる理由や復縁の可能性をネタバレ考察していきます。そして、その前にまずは付き合ってあげてもいいかなの作品情報とみわと冴子のプロフィールを紹介していきます。

「付き合ってあげてもいいかな」は、たみふる先生による漫画です。ウェブコミック配信サイト「裏サンデー」で連載されており、漫画アプリ「マンガワン」でも読むことができます。元々は2018年に同作者が書いていた同人漫画であり、キャラの名前やビジュアルは共通しています。女性同士の恋愛を描いた作品であり、作者は「恋愛漫画」として捉えてほしいと思っていることから公式では「百合」という表現は控えています。

付き合ってあげてもいいかなの主人公は、みわと冴子です。みわは大学へ入学してすぐに自分とは全く違うタイプの冴子と友人になります。みわは冴子に誘われて軽音楽サークルに入ります。そして、仲良くなっていくうちにお互いの恋愛対象が女性であることがわかりました。そこで、みわと冴子は軽いノリで付き合ってみることにします。そのような二人の恋愛模様を描いたのが「付き合ってあげてもいいかな」のあらすじになります。

付き合ってあげてもいいかなの犬塚みわは、本作の主人公です。黒髪のショートヘアが魅力的で、スタイルがよく男女問わずモテる女性です。小さなことで悲観的になる性格で、付き合っているときに冴子もそういうところが面倒くさいと思っていたようです。異性と交際したことはなく、女性と交際するのも冴子が初めてでした。また、サークルではベースを担当しています。

付き合ってあげてもいいかなの猿渡冴子は、本作のもう一人の主人公です。明るいロングヘアがトレードマークで、誰とでも気さくに話せる明るい性格をしています。男女どちらとも交際したことがあるようです。性には奔放なタイプで、みわと何度も体を重ねていました。しかし、いわゆるウケの方は「自分のキャラではない」という理由で拒否しています。また、サークルではギターと作曲を担当しています。

みわと冴子は、軽音楽サークルに入っています。その軽音楽サークルのボーカル担当は、みっくんです。みっくんはパーマのかかった髪の毛と太めの眉が特徴的な男性です。みわと冴子が付き合っていることを一番初めに知った人物で、二人の関係を快く受け入れました。また、ドラム担当は鶴田です。鶴田は黒髪ショートヘアが特徴的な男性で、アニメやゲームが大好きです。みわに一目惚れしていました。

続いて紹介するのは、ギター担当のルチャです。ルチャは体格の良い体と糸目が特徴的な男性です。高校時代は男子校だったようです。また、同じサークル内でボーカルを担当しているのはリカです。天真爛漫な明るい性格をしている女性です。多数の男性と関係を持っており、みわと冴子の関係にも興味を持っているようです。

ここからは、付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子は別れるのかをネタバレ紹介していきます。また、みわと冴子の別れる理由や破局の真相をネタバレ紹介していきます。

結論から述べると、付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子は別れることになります。みわには初恋の先輩がいました。その先輩と顔を合わせてしまうため、高校の同窓会に出席するのはやめようと思っていました。しかし、冴子が背中を押してくれたことから同窓会に行くことにします。そこで、先輩と会ってしまいみわは一瞬でも「好き」という気持ちになってしまいます。そこから、みわと冴子は何となくすれ違う日々を過ごします。

付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子が破局した理由は、上記でも紹介したようにきっかけは「みわと初恋の先輩の再会」でした。しかし、直接的な理由はそれではありません。学祭の準備で忙しくなり、余計にすれ違う日々を送っていたみわと冴子。あるとき、冴子の不満が爆発します。しっかり話そうということになり、みわと冴子は本音で話し合います。

そこで、冴子がみわに言った不満は「一度も好きだといわれたことがない」というものでした。それを聞いたみわは冴子に向かって「好き」だと言いますが、それは棒読みで全く気持ちのこもっていないものでした。そこから一度はみわのことを許す冴子ですが、やはり胸のモヤモヤは晴れません。冴子はベッドでみわとひとしきり触れ合った後、いきなり別れを告げるのでした。

冴子はみわが初恋の先輩と会っていたことや未練があったことにショックを受けたわけではありません。冴子が一番悲しいと思ったのは、みわが自分を好きではなかったことでした。みわ自身、冴子が好きではないことに気づいていません。それでも、無意識に行動や言動の端々からそれが冴子に伝わっていたのです。これがみわと冴子が破局した理由になります。

ここからは、付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子の復縁の可能性を考察していきます。また、みわと冴子の別れた後の関係や恋愛を紹介していきます。

付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子は、別れた後も体の関係を続けていました。みわは精神的に不安定になっており、冴子はそんなみわを放っておくことができずにしばらく傍にいることにします。しかし、ある時冴子はみわに「この関係を続けるのは今日で最後」と言います。そして、一晩一緒に過ごした後冴子は寝ているみわに「大好きだった」と言い残し、部屋を後にしました。

実は、みわはこの時起きていたためこの言葉を聞いていたのです。みわは冴子の言葉から、本当に自分のことが好きだったんだと実感しこの時初めて冴子のことがたまらなく愛おしいと感じます。しかし、もう遅すぎました。みわと冴子の復縁はなく、その後も仲の良い友人関係を続けています。ただ、今後みわと冴子が復縁する可能性はまだ残されています。

付き合ってあげてもいいかなの冴子はみわとの体の関係を清算した後、優梨愛と付き合うことにします。優梨愛と付き合うことになった冴子は、みわと付き合っていたときとは違う幸福感でいっぱいの日々を過ごします。もちろん付き合っていく中での葛藤や悩みもありますが、二人は順調に交際していきます。

一方、みわも冴子が次の恋愛に進んでいるのを間近で見ながら、新たな恋を見つけていきます。それが後輩女子の環でした。環と付き合うことになったみわも、幸せな日々を過ごします。しかし、行為に対する意欲や認識が環と違うことで悩むようになります。そのことを冴子に相談するなど、冴子とは何でも話せる友人として接しています。

付き合ってあげてもいいかなは、みわと冴子が付き合って別れるまでを丁寧に描いているところがリアルすぎるという感想が多くありました。みわと冴子が別れた後の二人のその後もきちんと描いていて、そういったところもリアルだという感想もありました。

また、付き合ってあげてもいいかなの冴子の気持ちが痛いほどわかるという感想もありました。付き合ってあげてもいいかなは登場人物の心情を丁寧に描いており、読者は登場人物に感情移入してみてしまうことが多いようです。特に、冴子の過去やみわと別れるときの気持ちがわかって辛いという感想も多くありました。

また、冴子が自分と付き合っていたときは本音を言ってくれなかったのに優梨愛に対してはちゃんとそういう言葉を言っていると知ったみわの気持ちが辛いという感想もありました。また、そのことを知ったみわがその言葉を飲みこんだところもグッとくるという感想もありました。このように、些細な描写でもキャラの心情が深く描かれているようです。

また、付き合ってあげてもいいかなの冴子とみわのカップルが好きだから復縁してほしいという感想も多くありました。しかし、冴子とみわが別れた後それぞれに新しい恋人ができて幸せそうな姿を見ていると、このまま幸せになってくれるなら親友エンドになってもいいかもしれないという感想もありました。どちらにしても、ファンは冴子とみわの幸せを願っているようです。

この記事では付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子が別れる理由や復縁の可能性をネタバレ考察してきました。みわと冴子は別れてからも良き友人関係を築いており、お互いに新しい恋人がいます。しかし、今後その恋人と別れて再びみわと冴子が復縁する可能性も低くありません。それでは、これからも付き合ってあげてもいいかなのみわと冴子の関係を見守っていきましょう。