2022年11月30日公開
2022年11月30日更新
爆音列島をネタバレ解説!80年代が舞台の暴走族漫画のあらすじ・登場人物は?
高橋ツトムの人気不良漫画「爆音列島」を、詳しくネタバレを含めて解説します!爆音列島は、80年代の東京の品川を舞台にした暴走族漫画です。爆音列島は、「80年代の不良がリアルに描かれている」といった感想が多く、登場人物の繊細な心理描写がリアルと支持されています。そこで、爆音列島のあらすじをネタバレして紹介!また、「ダサいけどかっこいい」といった感想が多くあがる登場人物についても、一覧にして紹介します。
爆音列島は80年代が舞台の暴走族漫画
爆音列島の概要
漫画「爆音列島」を3巻まで読んだ。
— nonoco (@MichaelManiaCx) October 20, 2022
カズヤ、カッコいい〜〜〜🥰🥰🥰
美人の冴子がお姉さんなのね、「SIDOOH」の雫と清蔵を思い出す。
あの姉弟も美人✨✨✨ pic.twitter.com/YbWIemcRag
- 作品名:爆音列島(ばくおんれっとう)
- 原作:高橋ツトム
- ジャンル:暴走族漫画
- 掲載誌:月刊アフタヌーン
- 掲載期間:2002年10月〜2012年11月
爆音列島は、2002年〜2012年に連載されていた高橋ツトムの暴走族漫画です。1980年代の東京品川区を舞台にしており、リアルで面白い不良漫画として注目されました。話題を獲得した爆音列島は、2016年〜ヤングキングにてリバイバル連載がされている人気不良漫画です。
爆音列島の作者は高橋ツトム
#SIDOOH/士道という #漫画 を推したい
— メルシー僕 (@quicktemper34) June 5, 2021
中国歴史モノのキングダムはNHKでアニメ化されてるのにコレがされてないのは遺憾である(※個人の感想です)
時代背景もさながら、とても生々しくとても人間味溢れるキャラクター達が織りなすストーリーに引き込まれます
ぜひご一読頂きたい漫画です pic.twitter.com/02VG8vhwsr
爆音列島の漫画家の高橋ツトムは、1965年9月20日生まれ・東京都出身で、1989年にデビューした漫画家です。高橋ツトムの代表作には、「地雷震」・「スカイハイ」・「Blue Heaven」・「SIDOOH/士道」などがあります。
爆音列島の漫画あらすじや見どころネタバレ
爆音列島の漫画あらすじをネタバレ
髙橋ツトム先生の爆音列島4巻をGET
— 5代目豪腕【日本一のアルミ缶拾いを目指して】 (@5910boxing) September 9, 2018
今から読みます😎 pic.twitter.com/ZbhaCW6ei2
漫画「爆音列島」のあらすじについても、ネタバレして紹介します。爆音列島は、興味本位で喫煙していたところを教師に見つかってしまい停学処分になった中学生のタカシが主人公の物語です。優等生だったタカシは、停学処分をきっかけに更生させるために品川に転校させられてしまいます。
しかし、転校先の中学校では悪さをして転校してきたといった噂が広まっており、不良の友人たちとつるむようになりました。そんな中、友人のミッツの兄が幹部を務めている暴走族のZEROSの集会に参加したことがきっかけで、暴走族に加入し、不良の道に進んでいきます。ZEROSの一員になったタカシが、他のチームとの抗争や、親友の死などを経験しながら成長していく姿を描いた不良漫画です。
爆音列島の漫画の見どころをネタバレ
見どころ①優等生から暴走族になる
「族って仕事になんねェかな」
— ヤングキングBULL(ブル)【公式】 (@YKBULL) December 20, 2018
走りの中でだけは、自由でいられる——我が行く道に悔いはなし🏍💨
1980年代族の日常…完全新作トータル24ページを含む440ページ超えの新刊!
髙橋ツトム「爆音列島」第5巻が本日発売です⚡️⚡️https://t.co/VEm9daTQ3E#髙橋ツトム#爆音列島#YKコミックス pic.twitter.com/pJChOD0lqa
爆音列島のあらすじをネタバレしましたが、次は見どころについてもネタバレします。爆音列島の見どころ1つ目が、「優等生から暴走族になる」です。主人公のタカシは、品川に引越し暴走族の幹部になりますが、元はごく普通の中学生であり、どちらかといえば優等生として過ごしていました。
タカシはたまたま無断欠席をした時に、好奇心でタバコを吸ってしまったところを教師に見つかって、停学処分を受けてしまいます。そのことがきっかけになり品川に引っ越すのですが、そこで出会った友人と過ごす中で暴走族になり幹部にまで上り詰めていきます。普通の優等生だった中学が、些細なことがきっかけで暴走族になるリアルな描写が見どころの1つです。
見どころ②成長していく主人公
遅ればせながら爆音列島6巻ゲット♪ pic.twitter.com/QwfXZ33zq2
— 健太 (@44happyboy) July 29, 2019
爆音列島の見どころ2つ目が、「成長していく主人公」です。主人公のタカシは、元は優等生だったにも関わらず転校し、暴走族のマネをしていくうちに、暴走族に入ることになります。そのため、最初は抗争や喧嘩などにはビビっており、相手に捕まるとどうやったら逃げられるのか?などを考え、どちらかと言うと逃げ腰なタイプのキャラクターでした。
しかし、暴走族のメンバーとして活動していくうちに、仲間が相手のチームにやられてしまったから、仲間のために喧嘩をしていく姿など、徐々に精神面も強くなっていくような描写が描かれています。そういった、最初から強いわけではなく、徐々に不良として成長していく姿がリアルといった感想が多く、見どころの1つになっています。
見どころ③心理描写
爆音列島7巻買ってきた。 pic.twitter.com/QVU4jOTaQh
— 一辉 (@deathskullcrust) June 22, 2020
爆音列島の見どころ3つ目が、「心理描写」です。優等生だったタカシは暴走族に入り様々なことを経験しながら、最終的にZEROSが東京を代表する大きな暴走族をまとめる幹部にまで上り詰めていきます。
幹部になるまでにタカシは様々な経験をして、多くの葛藤や悩みを抱えながらも答えを出し成長していくのですが、「成長していくまでの心理描写がとても丁寧に描かれている」と高評価を集めています。高橋ツトムが描くキャラの心理描写が繊細でリアルなため、「感情移入できる」といった感想が多く、見どころの1つになっています。
見どころ④リアルな80年代ヤンキー文化
ヤングキング版
— 高橋ツトム/tao69 (@tsutomu69) November 19, 2021
「爆音列島」9巻
22日発売。
最終巻です。 pic.twitter.com/xRrxhpswji
爆音列島の見どころ4つ目が、「リアルな80年代ヤンキー文化」です。爆音列島は、あらすじにもある通り80年代の品川が舞台です。そんなあらすじの中、爆音列島に登場するキャラクター達のファッションや、起こる出来事などがとてもリアルに描かれていると人気を集めています。
リアルすぎる当時の描写に、「本当に80年代にタイムスリップした気分になれる」といった感想があがっています。爆音列島のヤンキー文化もとにかくリアルで、「懐かしくて面白い」・「当時を思い出した」といった感想もあがっており、見どころの1つです。
爆音列島の登場人物・キャラ
登場人物①加勢高志(タカシ)
タカシがカズヤからヨンフォア買ってだんだんかっこよくなるサマは圧巻。
— KEN GARAGE 🐝 (@NAKKEN4649) August 3, 2021
作者が族やってなかったらまずこんな絵描けない。
ハンドル絞った際に届かなくなるクラッチワイヤーの通しを外から直で通すサマは本物を見てきた証拠。
リアル過ぎて漫画読んでる感覚じゃなくなる。#おお400#爆音列島 pic.twitter.com/Zqq5NmZUYh
爆音列島の登場人物の1人目が、タカシこと加勢高志(かせたかし)です。タカシは、喫煙したことがバレて中学を停学処分になったことがきっかけで、品川にある笠原二中に転入してきた爆音列島の主人公です。タカシは、笠原二中で不良グループのリーダーのマニヨンと仲良くなり、暴走族「東狂連盟ZEROS」に加入しています。CB400Fourを愛車にしており、ZEROSの幹部を務めている不良です。
登場人物②後藤昭司(マニヨン)
四千頭身の都築が爆音列島のマニヨンにしかみえない。
— Sid Smith 【free tag】 (@SidSmith12) November 11, 2020
生きてて良かったな。 pic.twitter.com/sXhz4fBXM8
爆音列島の登場人物の2人目が、マニヨンこと後藤昭司です。マニヨンは、クロマニヨン人に似ている大柄の男で、笠原二中の番長のような役割をしていました。マニヨンは、タカシがZEROSに入るきっかけを作ったタカシの親友であり、極楽というチームとの抗争で重傷を追ってしまった人物です。その後、バイクで暴走中に大型車にはねられてしまい、16歳で亡くなっています。
登場人物③石川翔子
やっぱ爆音列島だと翔子が1番かわいいよね? pic.twitter.com/84n203gwys
— アクエリアス@バイク乗り&xjr1200 (@L7nNzvgS1vvPoGI) March 30, 2018
爆音列島の登場人物の3人目が、ショウコこと石川翔子です。ショウコは、笠原二中に通う女子中学生で、タカシと仲が良くZEROSの集会にも足を運んでいます。タカシと付き合っていましたが、高校が離れてしまったことや、父親の反対もあり徐々に疎遠になり振られてしまったキャラクターです。
登場人物④ユーコ
爆音列島の登場人物の4人目が、ユーコです。ユーコは、冴子の店で働いている女性で、タカシに好意を抱き、ショーコと別れるきっかけを作った張本人です。一方で、ユーコは一途な性格の持ち主で、男性に尽くす一面も持ち合わせています。しかし、タカシがつらいときにシンナーを吸っているところを見られ、破局してしまったキャラクターです。
登場人物⑤綾瀬
爆音列島 綾瀬 pic.twitter.com/9mz7N3aTEy
— りゅっぺ DQウォーク (@ryuji09210827) October 22, 2022
爆音列島の登場人物の5人目が、綾瀬です。綾瀬は、パンチパーマで強面の男性で、タカシと同じZEROSに所属しています。喧嘩が強い武闘派で、ZEROSの総長を務めているキャラクターです。綾瀬は高校を中退した後は父親の運送会社で勤務していましたが、最終的に暴力団に加入し、ヤクザになりました。
登場人物⑥大木健悟
爆音列島の登場人物の6人目が、ボンドこと、大木健悟です。大木健悟は、葬儀屋の息子で、過去に柔道やボクシングを習っていた経験があり、とてつもない戦闘能力を持っています。大木健悟は、攻撃的で喧嘩っ早い性格の持ち主ですが、ZEROSに加入しタカシと接していく内に仲間を思う気持ちも身につけたタカシの後の総長です。
爆音列島に関する感想や評価
そういえば爆音列島って漫画を一気読みして、すごく面白かった。暴走族がテーマなんだけど、なんつーか、ヤンキー万歳的な感じでもないし、「最強の族に、俺はなる!」的なアッパーさもない。族は居場所であって、拠り所なんだけど、いつまでもいられない葛藤と心情が面白い。
— Gen Fujiwara@求人広告を1人で全部つくる人 (@MaytheForce1988) November 25, 2022
爆音列島は、「リアルな不良が描かれていて、面白い」といった感想が多くあがっている不良漫画です。特に、主人公が最強の不良になりたいと思っているわけでもなく、普通の青年がたまたま心の拠り所や居場所として暴走族に加入しているといった点を共感するファンが多いです。「主人公がかっこよくないのも良い」といった声があがる、リアルな不良漫画です。
爆音列島面白いな、バブル時期のヤンキーとかしかも地域も都内限定でリアルに描かれてたな。高橋ツトムの自伝なのね
— 観測研究@ログ (@072_0A) March 11, 2020
漫画「爆音列島」は、作者の高橋ツトムの実体験を描いた作品のため、80年代の品川を知っている人たちからは、「懐かしい」・「当時を思い出す」といった感想が多くあがっています。「当時にタイムスリップした気分になれる」といった声もあがっており、懐かしいと支持されている不良漫画です。
漫画大好きなワイは爆音列島って言う不良漫画が1.2位争うくらい好きなんだけどこれほとんど作者の実体験なんね…
— 玉砕宣言(パニ神)無濾過生原酒 (@gyokusaisengen) July 8, 2021
やたらリアルでダサさもカッコ良さも非常に良く描けてると思う…
10代の葛藤・無意味と思える描写にも考えさせられる凄い漫画だと思ってるけどほぼ他人に勧めたことがない…
爆音列島は、「とにかくリアルで面白い」といった感想が多く、「不良漫画の中で一番好き」といった声も多い人気不良漫画です。爆音列島に登場するキャラクター達は、「ダサいけどかっこいいところがリアル」といった感想が多く支持されています。様々なことに悩みながら、暴走族を心の拠り所にしている青年たちの心理描写を支持する人が多い青春不良漫画です。
爆音列島のネタバレまとめ
漫画持ってなかったなんて今更言えない…
— Ritsuki (@moyashiritsuki) August 17, 2021
東京リベンジャーズより爆音列島読めよなっ‼️ pic.twitter.com/oN5bR5oIBl
高橋ツトムの漫画「爆音列島」は、優等生だった普通の青年が心の拠り所として暴走族に加入し、不良の道を歩んでいく姿が描かれた不良漫画です。
爆音列島は、心理描写がリアルで、「色々なことに悩みながら、心の拠り所として暴走族として過ごしている登場人物の姿がリアルで好き」といった感想が多くあがっています。見どころや、登場人物紹介を見て気になった方は、一度「爆音列島」を見てみてはいかがでしょうか?