マイフェアフットマンのあらすじをネタバレ！イライザなど漫画の登場人物を紹介

韓国漫画「マイフェアフットマン」は、王位継承権を持つ伯爵家のフットマンとして仕えるヒロインの日常や、旦那様ことアルバートとの恋の行方を描いた作品です。以下では、漫画「マイフェアフットマン」のあらすじネタバレや登場人物、「マイフェアフットマン」の見どころや感想などを、あらすじネタバレ紹介します。

漫画「マイフェアフットマン」は、Lee Jaa原作・ggory作画による韓国漫画で、webコミックサイト「ピッコマ」にて独占配信された作品です。

漫画「マイフェアフットマン」の作者・ggoryさんは、韓国出身の漫画家で、公式プロフィールは2022年11月時点では非公表となっています。

以下では、男装するイライザとアルバートの関係が目を引く、「マイフェアフットマン」の漫画をあらすじをネタバレ紹介します。

フットマンは、その屋敷の顔と呼べる存在であり、客人の送迎や食事の給仕にあたることから、高身長で容姿端麗な男性が選ばれるも、王位継承権を持つバーエンボウイ伯爵家のフットマンは、とある理由から男性として育てられた男装の女性が担っていました。その人物はイライザ、伯爵家の長男で第4王位継承者・アルバートに仕えており、旦那様を起こすところからイライザの一日が始まります。

旦那様・アルバートを起こし、朝食を部屋に運んでいくと、アルバートが自分で身支度を始めていました。貴族は使用人の手を借りて着替えるのが普通なのに、アルバートに断わられたことにイライザはショックを受けます。他の使用人に今朝の一件を相談すると、イライザは女みたいだという指摘を受け、伯爵家の執事からも本分を忘れないようにと、忠告を受けました。

今朝の出来事をアルバートに謝罪するべく、イライザは旦那様が好きな特製プリンと紅茶を部屋に運び、2人は和解します。そして、その日のティータイムはイライザが旦那様にミルクティーを淹れ、やや厳しい評価が下されるも、2人は楽しいひと時を過ごします。

先代伯爵と母親の契約から男の子として育てられたイライザでしたが、契約が切れる18歳の誕生日を機に、本来の姿である女性に戻ることを決めていました。同時に、長年仕えてきた伯爵家を去ることも決意し、家庭教師で生計を立てようと考えます。社交シーズンに突入し、貴族たちが首都ネイソンを目指す頃、イライザもアルバートから首都の邸宅へ行く誘いを受けます。

首都に行ったら今よりも忙しくなるとの理由から、一度は誘いを断ったイライザでしたが、以前、気になっていたレストランにアルバートがお供として連れて行くような素振りをみせられ、罠に引っかかります。どうしても連れて行ってほしいイライザは、アルバートを喜ばせる方法を模索し、使用人のトーマスにも相談を持ち掛け、あるものを旦那様に提出しました。

メイド長・マーガレットから、イライザの首都への同行は最初から決まっていたもので、アルバートの強い希望だったことが判明します。また、イライザの正体を知るマーガレットは、首都に行っても秘密がばれないように、本文を忘れないようにと念を押し、イライザに何事も起きないことを願いました。

首都へ向けた準備が進められる中、アルバートが伯爵家を継ぐ前にバレットとして仕えていたチャールズと出会ったイライザは、自分だけ着替えを手伝わせないアルバートの行動を不審に思います。また、首都への移動は、アルバートの希望により列車ではなく馬車で向かうことになり、激しい揺れに慣れないイライザは乗り物酔いを覚えます。

数時間後、一行は昼食のために馬車を止めたものの、具合の悪いイライザは食事もままならず、起き上がることが出来ませんでした。そこへ、アルバートが様子を見に訪れ、自身が乗る馬車に乗せます。

表向きはアルバートの身の回りの世話をさせるためにイライザを呼び寄せたものの、実際は、イライザの体調を気遣い、少しでも揺れの少ない馬車に乗せようというアルバートの優しさが見え隠れしていました。馬車に乗っても特にやることなく、眠気に襲われたイライザは子供の頃を夢を見、女の子でありながら、男の子として育てられたことへ疑問を抱いていました。

引き続き夢の中にいたイライザは、兄弟のように育ったアルバートがいじめっ子をやっつけてくれた時の記憶を思い出し、目が覚めるとアルバートの膝の上で寝ていました。慣れない旅路に失敗続きのイライザは、首都の邸宅での部屋割りでトーマスと相部屋になってしまい、勘の良いトーマスに自分が女だとバレるのではと、心配になります。

アルバートの計らいにより、イライザには特別に個室が与えられたものの油断は禁物であり、イライザは自分の正体が屋敷内の人々にばれないように細心の注意を払います。そして、社交シーズンを控えた邸宅の生活にも慣れ、日々忙しく働くイライザでしたが、ある日、アルバートに頬を掴まれる想定外の事態に見舞われます。

以下では、漫画「マイフェアフットマン」から、ヒロイン・イライザをはじめとする登場人物・キャラをネタバレ紹介します。

「マイフェアフットマン」の主人公で、表向きはバーエンボウイ伯爵家のフットマンを務めるも、その正体は女性です。先代伯爵と亡き母の契約により、18歳まで男の子として育てられるも、その事実を知る者はメイド長と執事など、ごくわずかです。他の使用人との関係も良好で、仕事もしっかりこなせる一方、旦那様のアルバートのよそよそしい様子に違和感を覚えています。

王位継承権4位の伯爵で、イライザが使える旦那様です。イライザとは、幼い時から兄弟のように育ったものの、イライザが女性であることをそれとなく察しており、着替えを自分で行うなどイライザを気遣うような行動を取り始めます。

「マイフェアフットマン」の登場人物で、バイオレット王女の婚約者の貴族、泣いていたイライザを優しく慰めました。母親や弟とは対照的に心がきれいで、物静かな人物です。

王位継承権2位の王女で、クリスチャンの妹、アルバートの従兄弟です。兄と同様、やんちゃな性格であるものの、複雑な貴族社会をそつなくやり過ごせるようなしたたかさを秘めています。

「マイフェアフットマン」の登場人物で、王位継承権1位の王子、アルバートの従兄弟です。アルバート・イライザをからかうことを楽しむ一方で、2人が窮地に陥った時にはつかさず助けに入っています。

以下では、男装のヒロインの恋の行方に注目が集まる、漫画「マイフェアフットマン」の見どころを、ネタバレ紹介します。

18歳の誕生日を迎えたら、屋敷を出て女性として自立した人生を送ることを考えていたイライザでしたが、アルバートの強い希望で首都の邸宅へ同行することになり、アルバートのパートナーとして社交界デビューを果たします。会場では、アルバートの予想外の展開にゲストが驚く一方、イライザの方は自身の正体がばれないか緊張し、イライザを社交界にいざなったアルバートの思惑が気になるでしょう。

イライザが男装している理由は18年前にさかのぼり、伯爵家のメイドの娘として生まれた頃、伯爵家でも次男が誕生しました。しかし、次男は死産となり、息子の死を受け入れらず精神的に病んでしまった伯爵夫人のために、先代伯爵とイライザの母親が契約を交わし、イライザを18歳まで男の子として育てることに決めました。

この事実を知る者は、母の友人であるメイド長のマーガレットと執事など限られた人物のみで、アルバートや使用人たちはイライザを男性として認識していました。表向きは男性としてフットマンの仕事に取り掛かるイライザでしたが、勘の鋭い人間からは女だとばれないか等、特別な事情ならではの悩みもこの作品の見どころでしょう。

以下では、イライザのアルバートを想う気持ちに多くの読者が涙した、「マイフェアフットマン」に関する感想や評価を紹介します。

男装のヒロインの身分違いの恋を描いた「マイフェアフットマン」と言えば、旦那様ことアルバートを想い、自ら身を引くイライザの健気さが読者を魅了しています。アルバートとは両想いであるものの、彼は王位継承権を持つ貴族であり、彼の結婚相手も身分相応の令嬢でなければいけない、アルバートが好きだからこそ彼との恋に終止符を打とうとするイライザの切なさは、涙を誘うでしょう。

ヒロイン・イライザの健気さに涙を流さずにはいられない「マイフェアフットマン」は、伯爵と使用人という許されざる恋を題材にした作品であり、多くの読者を魅了しています。己の身分をわきまえて接するイライザや、兄弟のように育ってきたイライザが女性であることに気が付き、同時に彼女に恋心を芽生えさせるアルバートの姿は胸をときめかせ、女性におすすめな漫画作品とも評されています。

ヒロインの恋愛は、どの作品でも欠かせない要素であるものの、「マイフェアフットマン」では、身分違いの恋を理由に自らの恋を諦めようとするヒロインの健気さや、そんな彼女をものにしようと奮闘する相手役とのやり取りが最大の見どころです。「マイフェアフットマン」の感想の中には、正統派漫画という感じが良いとの声も寄せられ、純粋な恋愛ものを読みたい方におすすめの作品です。

「マイフェアフットマン」の漫画あらすじネタバレや登場人物、漫画の見どころや感想などを、あらすじネタバレ紹介しました。フットマンとして伯爵家に仕えるヒロインの恋愛を描いた「マイフェアフットマン」は、旦那様ことアルバートとの関係が見どころであるものの、イライザとアルバートでは身分が違い、旦那様を想って身を引こうとするイライザの健気さが切ないでしょう。