ラスボスの私が主人公の妻になりましたをネタバレ解説！登場人物と原作小説の結末は？

あらすじや結末のネタバレを見る前に、まずは「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の基本情報を紹介していきます。「ラスボスの私が主人公の妻になりました」はピッコマで連載されている漫画で、2022年11月時点で53話が更新されています。主人公が小説の登場人物に転生する転生系の作品で、作中では独特な恋愛物語が描かれているようです。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の原作は韓国の小説で、原作者は「Winterleaf」というペンネームを使用しています。ピッコマのイラストを担当しているのは「Jeokbal」という人物で、美しい風景やキャラクターが読者の間で話題になっているようです。

ここからは漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。本作では、小説のラスボスが主人公に恋をする物語が描かれているようです。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の主人公はフィオナです。フィオナは「伯爵の婚外子」という理由で酷い扱いを受けていましたが、体の成長と共に魔法の才能が目覚め、後に第一線で活躍する魔導士になると説明されます。ですが、小説の世界に転生したフィオナは、「自分は主人公ではなくラスボスになる結末を迎える」と知っていました。

フィオナは「皇帝と聖女」という小説に転生しており、この小説では「主人公の皇帝と聖女が世界を救う」という物語が描かれています。また、ラスボスのフィオナは物語終盤に不死の存在になりますが、皇帝の剣で首をはねられて闇に落ち、魂は苦しみの世界を永遠に彷徨う結末を迎えることが分かりました。そんな中、フィオナの家族のグリーン家が「最近の戦況」について話し合っています。

フィオナが転生した小説が始まる6年前から魔物が帝国に侵攻しており、フィオナの父親は「最近の戦況が良くない」と話しました。また、宮殿は「魔導士の一族から一名ずつ最前線に送る」と決定しており、その命令にはグリーン家も含まれていることが分かります。そして、兄弟と姉妹の誰もが最前線に行くことを嫌がり、家族から嫌われているフィオナが無理やり最前線に送られることが決定しました。

父親は「誰かを最前線に送らないといけない」と言いましたが、裏ではフィオナを除いた話し合いが済んでおり、フィオナが最前線に行くことが決まって笑顔を見せています。また、兄弟と姉妹は言い訳をしながらフィオナに悪意に満ちた視線を向け、「この家に自分の味方がいないこと」を再認識したフィオナは落ち込みました。

フィオナは北部最前線の「ヘイロン領」に送られ、野獣のような存在と噂されるヘイロン公爵の奴隷にされないか恐怖を感じていました。そんな中、フィオナはヘイロン公爵と対面することになり、フィオナを見たヘイロン公爵は「なんだこの痩せた子供は？」と呟きます。そして、グリーン家に舐められたことに気付いたヘイロン公爵は激怒し、「この戦いが終わったらグリーン家の領土を奪う」と宣言しました。

ヘイロン公爵はフィオナに近づき、「伯爵がお前のようなガキを寄越した理由は何だ？」と問いました。その問いに対してフィオナは「兄弟と姉妹は結婚や後継者の問題がある」と答え、ヘイロン公爵は「大人しく帰れ」と突き放します。そして、小説の世界に転生したフィオナは「自分に魔法の才能があること」を知っていたため、ヘイロン公爵に「自分の話を聞いて下さい！」と叫びました。

小説の世界に転生したフィオナは「主人公の登場で戦争は終結に向かうこと」を知っていたため、その時まで魔導士として働いてお金を貯めると決めます。また、「実力があれば良い待遇を受けられる」「才能を見せて損はない」と考え、ヘイロン公爵に「私の価値を証明できるチャンスを下さい」と言いました。

決意を固めたフィオナは「私が最前線でお役に立てると証明してみせます！」と宣言し、その言葉を聞いたヘイロン公爵は「面白い」と言って笑みを見せました。そのため、フィオナは部屋に案内され、ヘイロン公爵は従者に「フィオナを2日後に第2城壁に派遣する」と言います。そして、「第2城壁がモンスターの巣窟になっていること」を知っていた従者はヘイロン公爵の言葉に驚きました。

ヘイロン公爵に啖呵を切ったフィオナは疲れ切っており、部屋に入ってすぐに眠ってしまいました。その後、派遣の日が訪れたことでフィオナは第2城壁に向かっており、その途中でヘイロン公爵が「俺はお前を守らない」と言います。そして、フィオナは「死ぬのは怖くない」と答え、第2城壁に到着してすぐに魔物との戦闘が始まりました。

魔物との戦闘経験が無いフィオナは状況を把握することを最優先事項に定め、第2城壁に到着してすぐに城壁の上に上がりました。城下では魔物に襲われている兵士が次々と命を落としており、その光景を見たフィオナは恐怖で震えてしまいます。それでも何とか精神を落ち着け、フィオナは魔物を倒すために魔法を発動しました。

これまでにフィオナはまともに魔法を使ったことがありませんでしたが、自分の才能を信じて全神経を集中させました。その姿を見たヘイロン公爵は「フィオナが嵐を起こす」と考えていましたが、フィオナは巨大な雷を呼び寄せます。そして、一撃でほとんどの魔物を葬り去り、フィオナを抱き上げたヘイロン公爵は「こんな魔導士は初めてだ」と言って笑顔を見せました。

フィオナを抱き上げたヘイロン公爵は城壁の頂上まで登り、フィオナの姿を見た兵士たちは一斉に歓声を上げました。この戦いでフィオナは実力を認められ、正式にヘイロンの城に向かい入れられることになります。そして、フィオナは使用人たちからお嬢様として扱われ、ヘイロン公爵が「痩せているフィオナに沢山食べさせるように」という指示を出しました。

グリーン家で過ごしていた時のフィオナは満足に食べさせてもらえなかったため、ポケット一杯に詰め込まれたお菓子に幸せを感じていました。そんな中、フィオナはジェロンから「第2城壁以外の状況が悪い」と聞き、戦いを早期終結させるために自分も同行することを決めます。また、ヘイロン公爵は「フィオナが自分以外を手伝うこと」を嫌がっているため、フィオナはヘイロン公爵に無断で城を抜け出しました。

第4城壁ではあちこちに炎が上がっており、その光景を見たフィオナは恐怖を感じています。また、魔物と兵士の亡骸で腐敗臭が漂っていたため、フィオナは魔法で亡骸を燃やすことにしました。そして、黙々と作業をしている時に、魔物の下敷きになっている少年の姿を発見します。

魔物の下敷きになっていた少年はフィオナと同じ年の頃で、すでに少年が亡くなっていると思ったフィオナは祈りを捧げようとします。その時に少年がうめき声を上げたため、フィオナは急いで魔物を動かしました。そして、意識の戻った少年にフィオナが話しかけ、フィオナは「この顔に見覚えがある」と考えています。

フィオナは少年と話している途中で魔物に襲われてしまいすが、少年がフィオナの腕を引っ張ったことで難を逃れています。また、「少年を連れて逃げるのは難しい」と考え、フィオナは雷を呼び出して魔物を倒しました。そして、少年の整った顔立ちと黒髪を見たフィオナは、少年が小説の主人公のシグレンであることに気付きます。

小説の世界では6年後にフィオナとシグレンが出会っているため、フィオナは「6年も早くシグレンに出会ったこと」に焦りを感じました。また、世界を救うシグレンがここで死んだら大変と考え、フィオナは急いで医者を呼びます。そして、治療を受けたシグレンは一命を取り留め、世界が滅びる危機を脱したことにフィオナが安堵しました。

シグレンは帝国の皇子ですが、母親が平民出身という理由で皇室から酷い扱いを受けていました。そのため、母親はシグレンを守るために亡命を決意しますが、「生きなさい」という言葉を遺して命を落としてしまいます。そして、ヘイロン領に辿り着いたシグレンは「ヘイロン公爵の弟子になる」という設定だったため、それがシグレンとフィオナが早期に出会ってしまった理由のようです。

フィオナは「皇帝と聖女」の作者でもあるため、「自分が作った設定」でシグレンが辛い人生を送っていることに胸を痛めました。そのため、眠っているシグレンの頭を撫でながら「ごめんね…」と呟き、自分がヘイロン領を出るまではシグレンに優しく接すると決めます。そして、フィオナはそのまま眠ってしまい、目を覚ますとフィオナを不審そうに見つめているシグレンの姿がありました。

皇族から虐げられてきたシグレンは他者を警戒していたため、フィオナは「自分も助けられたから、シグレンを助けた」と笑顔を見せました。そこにヘイロン公爵が姿を見せ、フィオナはヘイロン公爵に「酷い怪我をしていたからシグレンを連れてきた」と説明します。そして、ヘイロン公爵はフィオナを本当の娘のように可愛がっていたため、フィオナの「シグレンをここに置いてもいいですか？」と頼み事を受け入れてしまいました。

母親を失ったシグレンはギルドに加入しましたが、ギルドのメンバーから暴力を受ける酷い日々を送っていました。そんな中、ギルドはヘイロン領の防衛に参加することになりましたが、シグレンは魔物の囮としてその場に取り残されてしまいます。そして、剣の才能が目覚めたシグレンは魔物の討伐に成功しましたが、その場に倒れ込んでしまい、その時に自分を助けてくれたフィオナと出会いました。

医師の診療が終わるまでフィオナは部屋の外で待つことにしました。その時にフィオナは「シグレンに対する罪悪感」を感じ、「このままでは自分は小説のような悲惨な結末を迎える」と考えます。そして、部屋から出てきた医師が「シグレンの体の無数の傷」について話し、その傷を確認したフィオナは涙を流しました。

シグレンはフィオナを警戒していたため、フィオナはおまじないのように「自分はあなたを傷つけない」と繰り返しました。この言葉でシグレンの警戒心が少しだけ緩まり、シグレンの表情を見たフィオナは安堵します。数日後に、仲良くなった2人は年齢について話しており、フィオナが自分よりも年下と知ったシグレンは急に偉そうな態度を見せました。

原作者の情報やあらすじネタバレを見た後は、漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の登場人物を一覧で紹介していきます。登場人物のプロフィールや人間関係を一覧でまとめていきます。漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」は画力が高い作品のため、読者から「登場人物が美しい」という意見が挙がっているようです。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「フィオナ・グリーン」というキャラクターが登場しています。フィオナは本作の主人公で、銀色の髪と赤い瞳が特徴的なキャラクターです。グリーン伯爵家の次女ですが、「婚外子」という理由で家族や使用人に虐げられています。また、「ラスボスの自分が主人公に倒される」という結末を知っているため、それを回避するために行動していきます。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「シグレン」というキャラクターが登場しています。シグレンは「帝国と皇女」という小説の主人公で、転生後の世界ではフィオナと恋仲になっています。帝国の皇子として産まれていますが、母親が平民出身のため、他の皇族からは嫌悪されているようです。また、亡命中に母親を失っており、ヘイロン公爵に目を付けられて弟子になっています。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「アヴェル・ヘイロン」というキャラクターが登場しています。アヴェルは帝国北部で強い権力を持つヘイロン公爵家の当主で、白髪と青い瞳が特徴的なキャラクターです。小説「皇帝と聖女」ではシグレンの師匠になっていますが、転生後の世界ではフィオナの父親のような存在になっています。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「グリーン伯爵」というキャラクターが登場しています。グリーン伯爵はフィオナの父親で、他の家族と同様に婚外子のフィオナを嫌っています。物語序盤にフィオナを最前線に送っていますが、その行動でヘイロン公爵の怒りを買っています。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「ユニス」というキャラクターが登場しています。ユニスは小説「皇帝と聖女」のヒロインで、小説ではシグレンと恋仲になっています。転生後の世界ではフィオナとシグレンが恋仲になっているため、3人の関係性は大きく変化しているようです。

原作者の情報やあらすじネタバレを見た後は、漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」のその他の登場人物を一覧で紹介していきます。漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」は、個性的な登場人物の言動が面白いと言われているようです。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「カインデル・グリーン」というキャラクターが登場しています。カインデルはグリーン家の長男で、短い白髪と赤い瞳が特徴的なキャラクターです。フィオナを「金食い虫」と呼んで嫌っており、次期当主という理由で最前線に行くことを拒んでいます。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「アーレント・クロビス」というキャラクターが登場しています。アーレントは財務省の職員で、計算高い性格をしているキャラクターです。目的のためには手段を選ばない姿が描かれており、魔法の才能を持つフィオナを利用しようとしています。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「リヴィア・プリシラ」というキャラクターが登場しています。リヴィアは小説「皇帝と聖女」の悪女で、赤い髪と瞳が特徴的なキャラクターです。シグレンに一目惚れしており、シグレンを手に入れるためにユニスに嫌がらせをしています。また、パーティーで皇太子に口説かれて困っている時にフィオナに助けられており、それからフィオナと親交を深めるようになりました。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「ゼン・グリーン」というキャラクターが登場しています。ゼンはグリーン家の次男で、短い金髪が特徴的なキャラクターです。婚約を控えているという理由で最前線に行くことを拒んでいます。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」には、「グリーン伯爵夫人」というキャラクターが登場しています。グリーン伯爵夫人はフィオナの継母で、名前は不明です。フィオナと血の繋がりが無いため、他の家族と同様にフィオナを嫌っています。

あらすじネタバレや登場人物の情報を見た後は、漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の原作の情報を紹介していきます。また、「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の結末をまとめていきます。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の原作は韓国の小説です。韓国小説はすでに完結しており、「カカオページ」では韓国版の漫画も連載されています。2022年11月には漫画のコミック1巻が発売されているため、ピッコマの漫画の中でも特に「ラスボスの私が主人公の妻になりました」は人気があることが分かります。

ラスボスの私が主人公の妻になりましたの原作小説は、「フィオナとシグレンが結婚する」という結末を迎えているようです。また、フィオナはラスボスでしたが、シグレンに倒されたフィオナの魂が転生し、その魂がフィオナとシグレンの子供になるという結末を迎えているようです。2022年11月時点で漫画は連載中のため、原作小説と違う結末が描かれる可能性もゼロではないかもしれません。

あらすじネタバレや結末、原作小説について知った後は、漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」に関する感想を一覧でまとめていきます。漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」はピッコマの大人気作品のため、読者から様々な感想が挙がっているようです。

「ラスボスの私が主人公の妻になりました」は、漫画も原作小説も面白いという感想が挙がっているようです。また、主人公が書いた小説と転生後の世界の違いが面白いという感想も挙がっているようです。

「ラスボスの私が主人公の妻になりました」のシグレンは整った容姿をしているイケメンキャラクターのため、読者から「シグレンがかっこいい」という感想が挙がっているようです。また、フィオナとヘイロン公爵は本当の家族のような関係になっているため、フィオナとヘイロン公爵の関係が微笑ましいという感想も挙がっているようです。

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」は連載中で、原作小説を読んだ事がない方も多いため、読者からは「今後の展開や結末が気になる」という感想が挙がっているようです。また、フィオナは辛い幼少期を送っているため、フィオナが幸せになる結末を描いてほしいという感想も挙がっているようです。

本記事では、「ラスボスの私が主人公の妻になりました」のあらすじと結末、原作小説の情報を紹介していきました。ラスボスの私が主人公の妻になりましたは面白いという肯定的な意見が多い作品のため、ピッコマの読者からは1900万回以上の「いいね」が付けられているようです。ラスボスの私が主人公の妻になりましたを読んだことが無い方は、本記事のあらすじと結末を参考にしながら読んでみて下さい。