復讐の皇后のネタバレあらすじと登場人物・感想まとめ！原作小説の結末は？

本記事であらすじのネタバレや登場人物、原作小説の結末を紹介する『復讐の皇后』とは韓国の漫画作品です。漫画『復讐の皇后』はMUSOの同名小説が原作の作品であり、Kim So Hyunという韓国の漫画家が描いています。韓国の漫画『復讐の皇后』は皇后が過去に戻って皇帝とその愛人に復讐していくというあらすじの作品となっており、韓国で｢異世界もの｣と｢ラブコメディ｣のジャンルに分けられています。

元々、漫画『復讐の皇后』は2017年に｢comico｣で原作小説の連載が始まりました。2017年に連載が始まった小説『復讐の皇后』は数々のメディアで配信されるほどの人気を博し、2018年に最終回を迎えました。その後、小説『復讐の皇后』は2019年に漫画化され、2年後の2021年に完結しました。小説と漫画の両方が完結している『復讐の皇后』は積極的に日本語化されており、これまで4巻の日本語の単行本が刊行されています。

上述で紹介した通り、漫画『復讐の皇后』の作者はMUSOとKim So Hyunの2人です。漫画『復讐の皇后』の作者であるMUSOとは韓国の小説家であり、原作小説の執筆も行っています。一方、Kim So Hyunは韓国の漫画家であり、漫画『復讐の皇后』の作画を担当しています。漫画『復讐の皇后』を手掛けたMUSOとKim So Hyunは日本で活動していないため、あまり詳しいプロフィールが判明していません。

ここからは、漫画『復讐の皇后』のあらすじについて、ネタバレ紹介していきます。パトリツィアは皇帝のルシオとその愛人・ローズモンドの手により、最愛の姉と共に斬首されます。斬首されたパトリツィアは皇后候補選出の前にタイムスリップし、姉を守るために動き出します。しかし、パトリツィアはローズモンドに嵌められ、自分が皇后になってしまいます。そこで、パトリツィアは皇帝とその愛人に前世の復讐を誓うのでした。

韓国の漫画『復讐の皇后』には、面白い見どころが2つあります。1つ目の見どころはローズモンドの正体です。当初、皇帝のルシオとその愛人のローズモンドが2人でパトリツィアの一族を死に追いやったと思われていました。しかし、物語の中でパトリツィアとその家族を殺した黒幕はローズモンド1人だったことが判明します。ローズモンドは皇帝の愛人であるものの、性格が悪女そのもので、パトリツィアを敵対視していました。

そのため、ローズモンドはパトリツィアとその家族を前世で殺してしまったのです。このローズモンドの策謀に立ち向かうパトリツィアは非常にかっこよく、本作の一番の見どころとなっています。2つ目の見どころはパトリツィアとルシオの関係です。ローズモンドの正体を知った皇帝のルシオはパトリツィアに好意を寄せ、様々な方法で振り向かせようとします。このルシオの恋は非常に面白く、初々しい恋愛を楽しめます。

韓国の漫画『復讐の皇后』の登場人物で、最初にネタバレ紹介する登場人物は、パトリツィア・ライラ・レ・グロチェスターです。パトリツィアとは、漫画『復讐の皇后』の主人公であり、真ん中で分けた深緑のロングヘアーと細長い眉毛が特徴となっています。パトリツィアは元々、グロチェスター侯爵家の次女として生まれ、後述でネタバレ紹介するペトロニラと姉妹の関係にあります。

前世でパトリツィアは、皇帝のルシオとその愛人のローズモンドに姉のペトロニラを殺され、自分も処刑になってしまいます。この時、パトリツィアはペトロニラの皇后選定前にタイムスリップし、姉を守るために行動を始めました。しかしローズモンドに不妊気味な身体を利用され、パトリツィアが皇后になってしまいます。皇后になったパトリツィアは前世の復讐を決意し、卓越した頭脳を活かしてローズモンドと対立します。

2人目にネタバレ紹介する登場人物は、ペトロニラ・グロチェスターです。漫画『復讐の皇后』に登場するペトロニラとはグロチェスター侯爵家の長女であり、赤い髪の毛と心優しい性格が特徴となっています。ペトロニラは前世で皇帝とローズモンドに嵌められ、処刑されます。この悲しい前世を変えるため、パトリツィアはペトロニラに代わって皇后の選定に手を上げました。その後、ペトロニラは皇后となった妹の復讐に協力します。

3人目にネタバレ紹介する登場人物は、ローズモンド・マリー・ラ・フェルプスです。漫画『復讐の皇后』に登場するローズモンドとは皇帝・ルシオの愛人であり、真っ赤な髪の毛と瞳が特徴となっています。ローズモンドは悪女としかいえないほど性格が悪く、主人公のパトリツィアを異常なほど敵対視しています。悪女のローズモンドはルシオの秘密を知っており、それを使って彼を虜にしています。

前世でローズモンドはペトロニラの処刑を行い、パトリツィアを含むグロチェスター家の人間も殺害します。現世では、不妊気味のパトリツィアをわざと皇后に選び、彼女を陥れようとしました。しかし、ローズモンドは悪巧みが暴かれ、最終的にパトリツィアに復讐されてしまいます。

4人目にネタバレ紹介する登場人物は、ルシオ・キャリック・ジョージ・デ・マナビスです。漫画『復讐の皇后』に登場するルシオとはマナビス帝国で皇帝の地位に就くキャラクターであり、眉目秀麗な見た目と冷静で鈍感な性格が特徴となっています。過去にルシオは前皇后のアリサ皇后に騙され、本当の母親を殺してしまいました。このアリサ皇后との過去から、ルシオは悪女のローズモンドに依存してしまっています。

前世でルシオはローズモンドに依存し、パトリツィアの家族を処刑しました。しかし、現世でルシオは悲しい過去を慰めてくれたパトリツィアに好意を抱き、ローズモンドの本性を知ります。その後、ルシオはパトリツィアの味方となり、悪女のローズモンドと敵対します。

5人目にネタバレ紹介する登場人物は、エフレニー公爵夫人です。漫画『復讐の皇后』に登場するエフレニー公爵夫人とは、ローズモンドの協力者の妻です。エフレニー公爵夫人の夫は愛人と浮気しており、愛人との子供をエフレニー公爵夫人がいる家に引き入れています。そのため、エフレニー公爵夫人は夫との仲が冷めきっています。あらすじの中でエフレニー公爵夫人は息子を病気で亡くし、ストーリー展開に大きな影響を与えました。

上述でネタバレ紹介した通り、漫画『復讐の皇后』の原作小説は完結しています。原作小説版の『復讐の皇后』の結末でパトリツィアはローズモンドとの戦いに勝利し、復讐相手の1人だった皇帝のルシオと結婚します。その後、不妊気味な身体を利用されたパトリツィアはルシオに心から愛して貰い、幸せを手に入れました。

基本的に韓国の漫画は、原作漫画の通りにストーリーが進みます。漫画『復讐の皇后』も同じであり、上記でネタバレ紹介した原作小説と一緒の終わり方をしました。しかし、『復讐の皇后』の漫画版だけ、あとがきにパトリツィアとペトロニラの子供時代が描かれています。

ここからは、漫画『復讐の皇后』のネタバレ感想について紹介していきます。漫画『復讐の皇后』の読者のネタバレ感想で多く寄せられていたのは面白いといった感想です。漫画『復讐の皇后』は最初から最後までシリアスな作品となっているものの、ストーリー展開が良く出来ており、飽きずに夢中で読むことができます。この秀逸なストーリー展開から、漫画『復讐の皇后』は非常に高い人気を博しています。

漫画『復讐の皇后』の読者のネタバレ感想では、絵が綺麗といった感想も多く寄せられていました。上記のネタバレ感想で紹介した通り、漫画『復讐の皇后』はストーリー展開が高く評価されています。このストーリー展開に加え、漫画『復讐の皇后』は作画も非常に綺麗な作品となっています。作画の綺麗さは、漫画『復讐の皇后』が日本でも高く評価された理由の1つに数えられています。

漫画『復讐の皇后』の読者のネタバレ感想では、メディア展開を望む感想も多く寄せられていました。確かに、漫画『復讐の皇后』は日本と韓国で、非常に高い人気を博している作品です。しかし、漫画『復讐の皇后』は2022年11月現在までに、アニメ化やドラマ化といったメディア展開が行われていません。そのため、漫画『復讐の皇后』は、多数のファンにアニメ化やドラマ化などを望まれています。

本記事では、韓国の漫画『復讐の皇后』についてあらすじや登場人物、原作小説の結末などをネタバレ紹介しました。漫画『復讐の皇后』は皇后のスカッとする復讐劇を描いた作品であり、爽快感と綺麗な絵の両方を楽しむことが出来ます。また、キャラクターも全員個性があり、ストーリーをより一層面白くしています。これらを見ると、漫画『復讐の皇后』は日本で高く評価されて当たり前の作品だといえるでしょう。