もうこれ以上愛さないのネタバレあらすじ！漫画の登場人物・キャラクターも紹介

『もうこれ以上愛さない』は、漫画と小説を配信するアプリ・ピッコマにて連載中の恋愛漫画です。侯爵の父とその使用人の母の間に生まれ、家族たちに疎まれながら育った主人公が10年間連れ添った婚約者との婚約破棄をきっかけに、隣国の皇太子の元に嫁ぐ物語となっています。『もうこれ以上愛さない』の原作は、韓国の『더 이상 사랑하지 않는다』という小説作品です。

こちらの作品を漫画化したものを日本語に訳したものが、ピッコマにて配信されています。『もうこれ以上愛さない』の原作小説は完結しており、ピッコマで配信中の日本語訳版漫画は毎週火曜日に更新されています。日本語版漫画はピッコマのみの配信となっていますが、韓国語版漫画はkakaopage、原作小説はRIDIBOOKSのサイトから閲覧できます。

恋愛作品『もうこれ以上愛さない』の原作小説を手掛けたのは、SUSU先生です。『もうこれ以上愛さない』の原作小説『더 이상 사랑하지 않는다』は現在完結しており、そちらの作品を元に漫画化したのはCassiopeia先生になります。韓国では、Kidari Studioという出版社から発売されています。

『もうこれ以上愛さない』のあらすじ1話目をネタバレしていきましょう。美しい容姿を持つ侯爵家の娘のネバエは、あるパーティーに訪れていた隣国の皇太子であるヨハヒムにプロポーズをします。顔も見たことのない女性から突如結婚を申し込まれたヨハヒムが、自分が誰なのか知っているのかと問うと、ネバエは隣国の皇太子であると答えます。

それを承知のうえで、彼女が先程の言葉を口にしたのだと理解したヨハヒムは、自分の立場を軽んじられているのかと不快そうな顔をします。しかし、ネバエはそんなヨハヒムの態度に怯むことなく、隣国の皇帝の妻になる者の3つの条件を口にします。その3つ目「陛下を愛さないこと」を凛とした表情で述べるネバエに、ヨハヒムの彼女を見る目が変わりました。

自分を見つめるヨハヒムに、ネバエは自らの生い立ちを語り始めます。そして、10年愛し続けたバレル公爵との婚約が破談になり疲れたのだとネバエは語ります。身の上を話した後ネバエは再び皇太子を見据え、自分と結婚してくれないかと口にします。

『もうこれ以上愛さない』の2話目のあらすじです。自分が母の腹の中に居た時に父が決めた、愛のない婚約相手だったものの、ネバエは献身的にバレルに愛を注いでいました。しかし、バレルはネバエへ笑顔を見せることはなく、他の者たちへの態度とは一変してネバエには冷たく接します。「なぜ、そんなに自分にだけ冷たくするのか？」と、ネバエはバレルに尋ねますが、バレルは彼女の言葉にも返答することはありません。

『もうこれ以上愛さない』の3話目のあらすじを見ていきましょう。婚約者としてバレルの屋敷に居を構えたネバエでしたが、バレルと親しい令嬢・エスタスが無礼な振る舞いをしたことによってネバエは彼女に手をあげてしまいます。頬を叩かれたことに逆上し、エスタスはネバエの胸元につかみかかります。その場面に遭遇したバレルですが、バレルはネバエではなくエスタスの肩を持つのでした。

その出来事をきっかけに、ネバエはバレルとの婚約を破棄することを決意します。彼女がバレルの屋敷を出る時、執事はネバエに「ここを出たら何をなさるおつもりで？」と問いかけます。その質問にネバエは「結婚します」と返答。婚約破棄となった直後のその言葉に執事は不思議そうな顔をしますが、ネバエの頭の中には既に隣国の皇太子のヨハヒムとの計画的な結婚についての考えがあったのでした。

『もうこれ以上愛さない』の4話目のあらすじです。実家に戻ったネバエは、庭に入ると自分の父親と幼い少女と鉢合わせます。しかし、父親は娘との久しぶりの再会だというのに喜ぶどころか、バレルに対して「今すぐ戻れ」と不快そうな様子を見せます。しかし、これから自分がやるべきことを見つけたネバエは、本来父親が入れるべきであるバレルの家での生活費を入れていなかったことを盾に取って、離れを使うことを要求します。

『もうこれ以上愛さない』の5話のあらすじを紹介していきましょう。婚約を破棄して実家に戻ったネバエでしたが、そのことを執事から聞いたバレルはネバエの実家に訪れ、連れ戻そうとします。

しかし、ネバエはバレルが戦場に行く前に婚約解消の示談書を渡してきたことや、既にバレルに対しての愛情がなくなったことをあげて拒否するのでした。そのようなネバエの訴えに、バレルは「くだらない感情を振りかざすのは滑稽」とネバエの気持ちを軽く扱います。

『もうこれ以上愛さない』の登場人物・キャラクターネタバレ1人目は、主人公のネバエ・ソレーヌです。侯爵の父親とその使用人の間に生まれた娘で、父親を含めたソレーヌ家の者達に疎まれています。母親のお腹にいるころから公爵のユスターシュ家に嫁ぐことが決められており、バレルの婚約者となりました。美しい容姿と公爵家の国務の手伝いをする知性を持つ女性です。

『もうこれ以上愛さない』の登場人物・キャラクターネタバレ2人目は、ネバエの結婚相手の皇太子ヨハヒム2世です。ネバエが暮らすティエリー帝国に隣接する国であるヴィンフリートの皇太子で、父親が崩御したため皇帝となった人物。ネバエとは「愛さないこと」を条件に契約結婚します。聡明なネバエに次第に惹かれていきますが、結婚する際に「愛さないこと」を約束したため、思いを素直に伝えることができません。

『もうこれ以上愛さない』の登場人物・キャラクターネタバレ3人目は、ネバエの腹違いの妹のルビエルです。ネバエを悪く言う他の家族たちとは違い、純粋にネバエを慕う少女。血の繋がった家族たちだけではなくネバエにも可愛がられています。ネバエを追って家出をした際には、ネバエを目の敵にしている家族たちが青ざめる姿も見られています。

『もうこれ以上愛さない』の登場人物・キャラクターネタバレ4人目は、ネバエの元婚約者のバレル・ユスターシュです。亡くなった父親の跡を継いで公爵の地位を持つ青年で、皇帝からも一目置かれる騎士。生まれる前にネバエとの婚約を親に決められていましたが、ネバエに対しては冷たい態度をとります。

『もうこれ以上愛さない』の登場人物・キャラクターネタバレ5人目は、皇太子ヨハヒム2世の騎士であるリュディガーです。皇太子に付き添いティエリー帝国にやってきており、君主であるヨハヒムに対しても親しげに接する明るい青年。ルビエルと出会ってからは、彼女を気に掛ける姿が見られています。

韓国発漫画『もうこれ以上愛さない』を読んだ読者の感想の1つ目です。こちらの方の感想ではバレルがネバエを取り戻したがっているのではないかという考察を見せています。親が決めた婚約のためバレルは、長年婚約破棄を望んでいました。しかし、ネバエが離れてから彼女への思いに気づき始めるのでした。

韓国発漫画『もうこれ以上愛さない』を読んだ読者の感想の2つ目です。こちらの方は、『もうこれ以上愛さない』が泣けるというコメントを投稿されています。『もうこれ以上愛さない』の主人公は、出生のせいで疎まれる人生を歩んできましたが、婚約者との婚約が解消されてからは少しずつ幸せな道を歩み始めます。そのような生い立ちに負けず、努力する姿が感動的だと評価されています。

韓国発漫画『もうこれ以上愛さない』を読んだ読者の感想の3つ目です。こちらの方の感想では、キャラクターの関係性についてツイートされています。「三角関係が繰り広げられていく物語の中で、少しずつ変わっていくネバエと2人の関係性が面白い」と評判です。

ピッコマで連載中の韓国発恋愛漫画『もうこれ以上愛さない』の、あらすじや登場人物・キャラクターをネタバレを交えて紹介してきました。『もうこれ以上愛さない』は、侯爵の父親とその使用人の母親を持つ令嬢の物語です。隣国の皇太子の元に嫁いだことで少しずつ人生が変わっていく恋愛ストーリーで、三角関係の展開が見どころの作品となっています。