ある日、私は冷血公爵の娘になったのネタバレあらすじと登場人物！最終回の結末は？

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』は、韓国の小説をもとに作られた漫画です。漫画も韓国で描かれたものですが、日本ではピッコマなどの漫画アプリで翻訳したものが公開されています。韓国語のタイトルは『나는 이 집 아이』で、日本語に直訳すると「私はこの家の子供です」という意味になります。2021年には日本でも単行本が発売され、2022年11月現在で4巻まで読むことができます。

続いて、『ある日、私は冷血公爵の娘になった』の作者について紹介します。韓国の原作小説の作者はSiyaさんで、漫画の作画はCottonさんが担当しています。韓国のSiyaさんが書いた小説は他にも漫画化されており、ピッコマではSiyaさん原作の『シーカウルフ』という漫画も読むことができます。

まずは、『ある日、私は冷血公爵の娘になった』のあらすじとネタバレを紹介します。娼婦の母親のもとで育った少女は、ピンク色の瞳をしていることから「ピンクアイ」と呼ばれていました。ピンクアイは母親の仕事中は箱に閉じ込められるなど、日頃から虐待を受けていました。ある日、ピンクアイの母親は養育費欲しさに、ピンクアイを連れてカスティージョ公爵家を訪れます。

「あなたの娘だから養育費をよこせ」という母親に向かい、カスティージョ公爵はこれを拒否します。しかし、その代わりに2万ゴールドを払い、ピンクアイを買い取ったのでした。ピンクアイは公爵家で「エステル」と名づけられ、大事に育てられます。カスティージョ家は魔族の血をひく家系で、赤い目をしているという特徴がありました。

エステルは魔族と人間のハーフであったため、ピンクの目をしていたのです。カスティージョ家は契約の石のせいで、長い間ずっと皇室に縛られてきました。しかし、完全なカスティージョでないエステルは、この契約の石を壊すことができる唯一の存在でした。エステルはさまざまな困難を切り抜けて契約の石を壊し、最後には愛する人と結ばれて幸せになりました。

続いて、『ある日、私は冷血公爵の娘になった』の最終回の簡単なあらすじとネタバレを紹介します。最終回では、エステルはかつての護衛騎士であったエメルと結婚式を行います。これまで多くの障害により何度も引き裂かれてきた2人でしたが、最終回では無事に結婚式を挙げることができました。親しい友人たちに囲まれて最高の式を終えた2人は、将来について話しながら幸せな時間を過ごすのでした。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』は、最終回の後も外伝が続いています。最終回のネタバレに続き、『ある日、私は冷血公爵の娘になった』の外伝のあらすじとネタバレも紹介します。外伝は最終回から8年後の世界で、エステルにはルルアという娘が生まれていました。一方、カルルもアンと結婚し、サレンという息子が生まれています。

ルルアとサレンは森で魔獣と遭遇し、ルルアは強くなりたいと剣を学び始めます。その後、エステルには2人目の子供である息子のゼットが生まれ、大きくなったルルアはアカデミーに入学します。そして、エステルとノエルは今までの苦労を振り返り、改めてお互いに愛を伝え合うのでした。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』の主人公であるエステル・カスティージョは、ピンクの瞳を持った金髪の可愛い少女です。前世はユイという名前の現代の女子大生で、その前世を幼い頃に思い出します。エステルは虐待されて育ったため、公爵家に引き取られた当初はオドオドとした気弱な少女でした。しかし、カスティージョの一員として育つにつれ、精神的にも強くなります。

また、エステルは精霊と契約することで、精霊士としての力も身につけました。小さい頃から護衛騎士として側にいたノエルに好感を持っていましたが、大人になってからノエルに恋愛感情を抱いていることに気づきます。幾度となくすれ違いながらも、最終回ではノエルと結婚することができました。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』のアイン・カスティージョ公爵は、エステルの父親です。冷血で知られている公爵ですが、エステルのことは溺愛しています。魔族の家系で、髪の毛が黒く目が赤いという特徴を持っています。

カルル・カスティージョはカスティージョ公爵の息子で、エステルの腹違いの兄です。父親そっくりな外見をしていて、性格も非常に似ています。カルルも公爵同様冷血で周りから恐れられる存在ですが、妹のエステルにだけは優しくしています。エステルはカルルと初めて会ったときには怖い印象を抱きましたが、すぐに仲良くなりました。

エメル・アストラーダは、カスティージョ家のウルフ騎士団のマスターです。エステルより7歳年上で、エステルと出会った当初は17歳でした。エステルが自分の護衛騎士として選んだ人物で、常にエステルのことを第一に考えて行動しています。もともとはレイモンド侯爵の息子でしたが、勘当されてカスティージョ家の騎士として働いていました。

しかし、エメルは大人になったエステルに恋心を抱き、このままではエステルと一緒にいられないと考えます。そして、エステルに見合う身分を得るため、レイモンド侯爵家に戻りました。ノエルは力づくで反対派をねじ伏せ、新たなレイモンド侯爵となって再びエステルの前に現れます。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』のアンは、もともと魔塔の魔術師でした。ショートカットの可愛らしい少女ですが、奴隷のように扱われていたことでガリガリに痩せ、体はアザだらけでした。「13」と番号で呼ばれていたアンでしたが、後にカスティージョ公爵家に引き取られてエステルと暮らし始めます。大きくなってからは魔道士として、何かとエステルをサポートしてきました。※画像はイメージです。

アイリスは皇女という身分でありながら、生まれつき目が見えないことで皇后からもひどい扱いを受けていました。エステルはそんなアイリスにも優しく接し、2人は仲良くなります。しかし、目が見えるようになったアイリスはエステルに嫌がらせをするようになり、エステルからノエルも奪おうとします。最終的にアイリスは魔族でも人間でもない存在になってしまい、エステルたちとの戦いの中で命を落としました。※画像はイメージです。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』のロイは、ノエルと同じくウルフ騎士団の騎士です。エステルの護衛騎士の1人ですが、ノエルがいなくなってからはロイがメインとなってエステルを護衛していました。口が悪くエステルのことをからかったりしますが、エステルのことを「主（あるじ）」と呼んで忠誠を誓っています。※画像はイメージです。

アルファはエステルが契約した水属性の精霊で、精霊王の1人です。水色の狼のような姿をしていて、エステルのことを大事に思っています。エステルの呼びかけに応えて姿を現し、彼女のために力を貸してくれます。※画像はイメージです。

アニーはエステルが公爵家に引き取られたときからいる使用人で、ずっとエステルの面倒を見てきました。ふくよかな中年の女性で、いつでもエステルのことを優しく包み込んでくれます。エステルにとって、アニーは母親のような存在です。2人はまるで本当の親子のように、毎日を仲良く過ごしていました。※画像はイメージです。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』は、エステルとノエルの恋愛ストーリーでもあります。2人はお互いに好意を持ちつつも、すれ違ってばかりでなかなか恋人関係になりません。そんな2人の様子に、もどかしい気持ちを抱く人もいたようです。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』の本編では多くの事件が起こり、辛い展開になることもありました。しかし、最終回後の番外編では、登場人物たちのほのぼのとした日常生活が描かれています。登場人物たちが今まで大変な思いをした分、番外編で幸せそうな姿を見れて喜ぶ声が上がっていました。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』には、魅力的なキャラが多く登場します。そのため、特定のキャラが好きだというコメントよりは、複数のキャラが好きだというコメントのほうが多かったです。主人公のエステルに関しては、「可愛い」という感想と「かっこいい」という感想の両方が見られました。

『ある日、私は冷血公爵の娘になった』のあらすじやネタバレ、登場人物についてまとめました。『ある日、私は冷血公爵の娘になった』は、韓国の原作小説も漫画もすでに完結しており、続きを待つことなく一気に読み終えることができます。また、単行本も発売されているため、WEB漫画は苦手だという人にもおすすめです。あらすじやネタバレをチェックしたら、ぜひ実際の漫画でその面白さを確認してみてください。