暴君には悪女がお似合いをネタバレ！政略結婚モノ韓国漫画のあらすじとキャラは？

韓国漫画「暴君には悪女がお似合い」は、政略結婚により暴君に嫁がされた心優しい皇后が、皇帝の命令によって悪女を演じる羽目になった政略結婚モノであり、皇后のギャップがたまらない人気漫画です。以下では、韓国漫画「暴君には悪女がお似合い」のあらすじネタバレや、登場人物・キャラのネタバレ、「暴君には悪女がお似合い」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

韓国漫画「暴君には悪女がお似合い」は、YU-IRAN原作・JAGAE作画・NAJEON脚色によるファンタジー作品で、webコミックサイト「ピッコマ」で連載されていた漫画作品です。

漫画「暴君には悪女がお似合い」は、韓国人作家・YU-IRANさんの小説を原作とする作品で、原作小説は韓国語版のみが刊行されています。

不遇な半生を送ってきた王女・セシルの元に舞い込んだエスティアン皇帝との結婚、大陸史上最悪の暴君と評された皇帝は、セシルの予想を上回るハンサムであり、セシルのある行動によって皇帝から悪女を演じることを要求されてしまいます。以下では、セシルの悪女の演技や謎解き要素が面白い、漫画「暴君には悪女がお似合い」から、漫画1話～3話のあらすじをネタバレ紹介します。

国王とメイドとの間に生まれた王女・セシルは、母親の身分が低いことを理由に離宮に住まわされ、自由に外へ出ることの出来ない環境の中、メイドたちが持ってくる本だけが唯一の楽しみでした。いずれ政略結婚させられて、王宮を出て行かされることを予感していたセシルは、物語に登場する素敵な大公との結婚を夢見るようになり、そんな中、ある国の皇帝との縁談が舞い込みます。

その皇帝は、大陸一恐ろしい人物と評されるエスティアン皇帝であり、若くして帝位につき、気に入らない身内の首をはねたとの噂が広まる暴君でした。世界中が恐れるエスティアン皇帝の花嫁選びはあみだくじで決まり、皇帝との結婚を聞かされたセシルはすぐさま荷物を用意させられ、初めて顔を合わせる異母兄弟や、国王の父親に形ばかりの別れの挨拶を受けて王宮を後にしました。

王女として生まれながら、不遇な環境にいたセシルは、このままつまらない人生を送り、静かに死んでいくだけは嫌だと考え、いつか周りを驚かせることをしてやろうと考えていました。そこで、エスティアン皇帝をわざと怒らせるような無茶苦茶な注文をし、自身の首を皇帝にはねてもらうことで、自分を蔑んできた父親や異母兄弟を驚かせようと目論みます。

一方、エスティアン皇帝の王宮では、セシルの大量の注文に驚きを隠せない中、皇帝だけは動じることなく、セシルの要求を受け入れることを決意します。実は、セシルの大量の注文は、セシルの出まかせでしたが、この出来事から自分には悪の素質があると気が付きます。しかし、もうすぐ死ぬと分っているから、今更、そんな才能に気が付いても遅いと考え、遺書を書こうと思い立ったその時、皇帝が部屋に入ります。

その日は、エスティアン皇帝との結婚式を控え、セシルの注文に書いてあったお姫様だっこをしに来た皇帝は、暴君との悪評が嘘のようなハンサムな人物でした。しかし、「セシルの教育係を全て殺さないと」という、物騒なセリフを聞いたことで、やはり噂は本当ではと察します。結婚式は10分ほどで終わり、寝室に入ったセシルは、好き勝手に振舞う自分が殺されなかったことに疑問を抱きます。

一方、皇帝は騎士団長のケインからセシルの教育係の生死について報告を受け、全員副毒自殺したとの結果を聞くとセシルの待つ寝室に向かいます。その頃、先にお酒を飲んでいたセシルはぐったりしており、身体の不調からボトルには媚薬が混入されていたのではと考えます。

「暴君には悪女がお似合い」には、様々なタイプの悪役キャラが登場しており、セシルの悪女の演技に惑わされたり、彼女のギャップに惚れ込んで味方になるなど、他キャラ達の心情の変化も見どころとなっています。以下では、バラエティ豊かなキャラの登場が魅力的な、韓国漫画「暴君には悪女がお似合い」の登場人物・キャラを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

漫画「暴君には悪女がお似合い」の主人公で、母親がメイドだったため、王宮内では冷遇され、離宮に追いやられ、政略結婚により、エスティアン皇帝に嫁ぎます。皇帝に大量の注文を送り付け、周囲をおどろかせるような行動にでるも、皇帝に悪の素質を見込まれ、「悪女」を演じることを強要されます。基本的には真面目で優しく、正義感あふれる性格のため、皇帝の求めに応じて悪女になり切ることに自己嫌悪しています。

漫画「暴君には悪女がお似合い」の登場人物・キャラで、セシルの侍女です。田舎の令嬢で、セシルの侍女を決める面接では、他の貴族の令嬢から見くびられるも、セシルに見初められる形で侍女として採用されました。セシルからの信頼が厚く、いざという時には持ち前の怪力を発揮して、皇后を守ろうと奮闘する頼もしさを見せています。

漫画「暴君には悪女がお似合い」の登場人物・キャラで、皇后の座を狙い、エスティアン皇帝との結婚を望んでいた名門の令嬢です。あみだくじによって皇帝の花嫁に選ばれたセシルに嫉妬し、悪女を演じるセシルの化け物の皮を剥がそうと目論むも、メイドとして接していく中で、セシルの真面目さ・優しさを知ることとなり、後に考えを改めてセシルの恋敵から味方へと変わっていきます。

漫画「暴君には悪女がお似合い」の登場人物・キャラで、大陸一狂ったと評される悪名高い暴君です。他人を命を平気で奪う残酷な性格で、過去には身内の首をはねたとも噂されています。あみだくじで決めたセシルとの結婚をきっかけに、冷酷だった皇帝の心も次第に変わっていき、セシルに悪女を演じるように要求しながらも、彼女を大切に思っています。

漫画「暴君には悪女がお似合い」の登場人物・キャラで、皇帝の命を狙う魔法使いです。謁見の間に魔物の卵を持ち込んで王宮内を混乱させるなど、隙あらば皇帝の命を狙うも、後に皇帝との間に魔法契約を交わし、セシルの護衛を任されます。魔法使いとしてはかなり強いものの、セシルの護衛についてからは彼女にこき使われることが多いです。

以下では、心優しいヒロインが演じる悪女とのギャップや作り込まれたストーリー展開が見どころの、漫画「暴君には悪女がお似合い」に関する感想や評価を紹介します。

悪女ものはあるけれど、悪女を演じる心優しいヒロインが主人公の作品は少なく、今回紹介した「暴君には悪女がお似合い」も、異色の悪女の登場が話題を呼び、注目を集めています。また、漫画「暴君には悪女がお似合い」では、皇帝の呪いの力や人々を惹きつけてやまないセシルの知られざる正体など、謎解き要素も多く散りばめられ、読み応えのあるストーリー展開が面白いとの感想や評価が多く見られます。

漫画「暴君には悪女がお似合い」のヒロイン・セシルは、本来は真面目で優しい王女でしたが、皇帝への無茶苦茶な注文をきっかけに悪の才能の片りんをみせ、皇帝から悪女を演じることを要求されました。表向きでは、冷酷な悪女皇后を演じるも、内面は優しい性格のセシルのままであり、外見の内面のギャップの激しさが面白いし、そんなセリフもかわいいとの感想も寄せられています。

漫画「暴君には悪女がお似合い」は、ストーリーの面白さはもちろん、作画の美しさも高く評価されており、王宮を舞台にした世界観らしい、煌びやかな作画も見どころです。また、「暴君には悪女がお似合い」に関する感想の中には、昭和時代の少女漫画のような作画との指摘も見られ、懐かしさを感じさせる作画が最高との声も寄せられています。

漫画「暴君には悪女がお似合い」のあらすじネタバレ、登場人物・キャラ、作品に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介しました。暴君と名高い皇帝に嫁いだヒロインの悪女ぶりや、内面で苦悩する姿のギャップが面白い、漫画「暴君には悪女がお似合い」は、皇帝や他キャラの謎に迫ったミステリー要素も含まれており、男女問わず楽しめるおすすめの韓国漫画です。