監獄実験 プリズンラボをネタバレ解説！あらすじ・結末や黒幕の正体とは？

あらすじ・結末・黒幕のネタバレを見る前に、まずは「監獄実験 プリズンラボ」の基本情報を紹介していきます。監獄実験は小説が原作で、「E★エブリスタ」で漫画が連載されていました。漫画の作画を担当しているのは漫画家の「水瀬チホ」で、2018年にはwebアニメが配信されています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の原作者は「貫徹」です。貫徹は山梨県出身で、2010年代から活動している小説家です。デジタルハリウッド大学を卒業した後にデビューしており、これまでに「火傷少女」「エンドロールバック」などの作品も発表しています。

ここからは漫画「監獄実験 プリズンラボ」の1巻から8巻のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。漫画「監獄実験 プリズンラボ」の主人公は酷い虐めを受けていましたが、「監禁ゲーム」の招待状を受け取った事で人生が一変しているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の1話のネタバレです。主人公・江山藍都は高校に通っている高校生で、普段から「便器に顔を突っ込まれる」「モップで殴られる」という酷い虐めを受けていました。虐めの主犯格は桐島彩で、「成績優秀な優等生」という表の顔を持つ桐島彩は教師から虐めを上手く隠していました。また桐島彩は「入学当時に江山藍都が何かをした」という理由で虐めを始めたと話しています。

江山藍都が自宅に帰ると九字間という人物から「監禁ゲームの招待状」が届いていました。その招待状には「期間は1ヶ月」「参加者は監禁する相手を指名できる」「殺す以外は何をしてもいい」と書かれていましたが、江山藍都は自分を虐めている生徒の悪戯と考えました。そんな中、江山藍都は「桐島彩を鈍器で殴っている夢」を見ており、自分が精神的に追い詰められている事に気付きました。

監禁ゲームの事が気になっていた江山藍都はもう一度招待状を読み込み、招待状に「監禁ゲームの登録サイト」が書かれている事に気付きました。そのため江山藍都は登録サイトにアクセスし、監禁相手に「桐島彩」と入力しました。そして「この方で間違いありませんか？」という文章と共に桐島彩の写真が映し出され、江山藍都は「このゲームは悪戯ではないかもしれない」と考えています。

サイトに登録した翌日に江山藍都は指定された場所を訪れました。そこでしばらく待っていると「原川」というスーツを着た男性が現れ、原川は「自分は江山くんを担当する者」と名乗りました。そして原川に連れてこられた場所には「個室と監禁部屋」が用意されており、監禁部屋には「鎖で繋がれている桐島彩の姿」がありました。

監禁ゲームには「自分の正体を言い当てられたら負け」というルールがあるため、江山藍都は仮面を着けて桐島彩の前に立ちました。そこで江山藍都は「監禁ゲームのルール」を桐島彩に説明し、ルールを聞いた桐島彩は「自分が虐めた相手が正体」と考えて何人もの名前を出しました。そして「桐島彩は何人もの生徒を苦しめている事」を知った江山藍都は呆れてしまいます。

監禁ゲームには別の人間も参加しており、江山藍都は三崎由乃という女性と出会いました。三崎由乃は上司と不倫していましたが、上司に仕事の失敗を擦り付けられて会社をクビになったため、復讐するために上司を監禁ゲームの相手に指名しました。そして三崎由乃は江山藍都に明るく話していましたが、江山藍都は話の節々から感じられる「三崎由乃が持つ異常性」に気付きました。

三崎由乃の事が気になった江山藍都は原川に頼んで監禁ゲームの様子を見る事にしました。監禁ゲームで三崎由乃は仮面を被っておらず、自分を人生のどん底に落とした上司をメリケンサックで嬉しそうに殴っていました。そのまま三崎由乃はペンチを使って上司の歯を抜き始め、三崎由乃の異常な姿を見た江山藍都は耐えられなくなって目を背けてしまいます。

監禁ゲームには勝又誠司という人物も参加していました。勝又誠司の娘は何者かに暴行されており、勝又誠司は「暴行した相手を探すための資金」を得るために監禁ゲームに参加していました。そのため勝又誠司は倉科エリカという人物を指名していますが、倉科エリカに恨みがないため「1ヶ月じっとしてくれ」と頼んでいます。そして勝又誠司は「1日2時間だけは監禁部屋に顔を出す」というルールだけを守っています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の2巻のネタバレです。三崎由乃は監禁相手の上司に強い憎しみを抱いていたため、「相手を殺してはいけない」というルールを忘れて上司を殺してしまいました。そのため三崎由乃はサポート役にそれを伝え、サポート役は監禁部屋に転がっていた肉片を確認しました。そしてルールを破った三崎由乃は失格になってしまいます。

江山藍都は桐島彩を暴行していた時に指を嚙み千切られていたため、大量出血した指の治療を受けていました。その時に原川が三崎由乃のサポート役に「監禁部屋で何があったのか見せてくれ」と言い、原川は録画された映像を見る事になりました。部屋にはじゃれ合っている江山藍都と三崎由乃の姿があり、その途中で江山藍都が「上司を使った骨潰しゲームをやろう」と提案しました。

骨潰しゲームは16世紀頃の貴族が行っていたゲームで、奴隷を交互に殴り、「助けて」を「殺して」と言わせた方が勝ちというものです。このゲームの提案を受けた三崎由乃は快諾し、上司を使った江山藍都と三崎由乃の骨潰しゲームが始まりました。そしてゲームの途中で上司は死んでしまいましたが、それからも2人は上司に暴行を加えており、監禁相手の死亡で三崎由乃が失格になりました。

勝又誠司の娘は複数人の男から暴行を受けており、そのショックで正気を失っていました。勝又誠司は娘を支えるために仕事を退職しましたが、重荷を背負った妻は姿を消してしまいます。そんな人生のどん底に立たされていた勝又誠司のもとに「監禁ゲームの招待状」が届き、勝又誠司は「娘を暴行した相手を殺すため」にゲームに参加する事を決めました。

勝又誠司は「犯人が犯行現場に戻るかもしれない」と考えて公園を訪れていました。その時に「倉科エリカが自分に協力している事」に疑念を抱き、監禁部屋では「監禁した人間の名前当て」が行われました。そして監禁者は名前当てに失敗し、残っていた江山藍都と勝又誠司が主催者の九字間から「情報聴取ゲーム」を提案されます。

九字間は「監禁者が監禁相手に7つの質問をする」「全ての質問を聞き出した人間が勝利」「勝利した人間に褒美を与える」というゲームを提案しました。また「聞き出せなかった人間は肉体を差し出す罰を受ける」「監禁相手を交換する」という補足事項を付け加え、九字間に逆らう事ができない2人はゲームに参加する事になりました。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の4巻のネタバレです。江山藍都は情報を聞き出すために倉科エリカの首を締めながら「あんたを監禁した相手への復讐を手伝ってやる」と言いましたが、倉科エリカはその提案を拒否しました。そんな中、三崎由乃のサポート役が「監禁ゲームには九字間以外の黒幕がいる」と話しており、それを聞いた別のサポート役が「暗躍している九字間が顔を晒した事」に疑念を抱きました。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の5巻のネタバレです。桐島彩は「中学生時代に父親に売られた」「父親を自らの手で殺した」という過去を抱えており、それを知った江山藍都はとても驚きました。また「自分を虐めていた桐島彩に対する復讐」が揺らいでしまったため、江山藍都は必死に冷静さを取り戻そうとしました。そんな中、勝又誠司は「津上奏太という男が娘の事件に関わっている」と知って怒り狂っています。

江山藍都は桐島彩に「なんで自分を虐めた？」と尋ね、その問いに対して桐島彩は「江山は弱いから…」と答えました。また江山藍都は「桐島彩が中学生時代に暴行を受けた事を知った」と話し、それを聞いた桐島彩は「強くなった江山とあの頃に戻りたい」と言いました。そんな中、勝又誠司の娘は命を落としてしまったため、生きる意味を失った勝又誠司は絶望してしまいます。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の7巻のネタバレです。江山藍都は「桐島彩と勝又誠司の娘を暴行した相手を殺す」と宣言しましたが、サポート役の原川がそれを止めました。また桐島彩を暴行した主犯格は「谷崎竜二という男」である事が分かり、谷崎竜二のスマホに「証拠の暴行動画」が送られてきました。そして「シン」という謎の人物が谷崎竜二に暴行を依頼していた事も明らかになりました。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の8巻のネタバレです。三崎由乃は監禁ゲームの序盤で失格になっていたため、江山藍都は久しぶりに三崎由乃と再会しました。この時に三崎由乃から「桐島彩に復讐している理由」を尋ねられ、江山藍都は「あいつは虐めの黒幕のような存在」と話しました。そんな中、サポート役の原川が「監禁ゲームのルールは俺が作った」と話し、自分も学生時代に酷い虐めを受けていた事を明かしました。

ここからは漫画「監獄実験 プリズンラボ」の結末・黒幕をネタバレしながら紹介していきます。漫画「監獄実験 プリズンラボ」で描かれた意外な結末や、監禁ゲームを仕組んだ黒幕の情報をネタバレしながらまとめていきます。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の9巻のネタバレです。監禁ゲームが13日目を迎えた時に「原川が九字間を殺した」という情報が流れましたが、原川が殺したのは「九字間を演じている男」でした。原川はそれに気付いていたため、「絶対に黒幕の九字間を殺す」と決意しました。そんな中、江山藍都が桐島彩の首を絞めて殺害し、持っていたナイフで自分の腹を刺すという出来事が起きてしまいます。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の10巻のネタバレです。監禁ゲームの黒幕は「九字間と愛人の子供」の「新村」で、九字間はすでに病気で亡くなっている事が分かりました。そのため江山藍都が新村の腹を刺しましたが、新村は重傷を負いながら逃亡しています。そして江山藍都の仲間と新村の仲間の戦いが描かれ、最終的には江山藍都に胸を刺された事で新村は死亡しています。

物語終盤に「桐島彩の暴行事件は新村が仕組んだ事」「新村は監禁ゲームで怪物の部隊を作ろうとしていた事」が明らかになりました。また桐島彩は死んだと思われていましたが、最終回で江山藍都と再会しています。そして「理不尽な人生に復讐した2人」が学校に向かって歩くシーンで物語の幕が降りています。

あらすじ・結末・黒幕のネタバレを見た後は、漫画「監獄実験 プリズンラボ」の登場人物を一覧で紹介していきます。登場人物のプロフィールや人間関係をネタバレしながらまとめていきます。漫画「監獄実験 プリズンラボ」の登場人物は異常な精神を持っているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「江山藍都」というキャラクターが登場しています。江山藍都は本作の主人公で、桐島彩にストーカーと勘違いされた事で虐めを受けています。そのため桐島彩を監禁相手に指名しましたが、途中で心境が変化しています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「勝又誠司」というキャラクターが登場しています。勝又誠司は本作のメインキャラクターで、「娘を暴行した相手を殺すため」に監禁ゲームに参加しています。普段は紳士的な性格をしており、監禁相手への暴行は行っていません。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「三崎由乃」というキャラクターが登場しています。三崎由乃は本作のメインキャラクターで、「自分を人生のどん底に落とした上司」に復讐するために監禁ゲームに参加しています。美しい容姿をしている女性ですが、暴行を楽しむ異常性を持っています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「九字間」というキャラクターが登場しています。九字間は監禁ゲームの主催者で、表の世界では会社を経営しています。監禁ゲームのサポート役は九字間が経営している施設で育った人物である事が分かっています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「原川愛途」というキャラクターが登場しています。原川愛途は監禁ゲームのサポート役の1人で、九字間に監禁ゲームを提案した張本人である事が分かっています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「長峰透」というキャラクターが登場しています。長峰透は監禁ゲームのサポート役の1人で、幼少期に両親を失った事で九字間の施設に入っています。優しい性格をしている女性のため、監禁ゲームの内容に苦悩する様子が描かれています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「桐島彩」というキャラクターが登場しています。桐島彩は江山藍都の高校の同級生で、虐めを行っていた事で江山藍都の監禁相手に指名されています。借金を抱えた父親に売られた過去があるため、それから強く生きる事を決意しています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「新村」というキャラクターが登場しています。新村は監禁ゲームのサポート役の1人で、原川の親友です。血を見る事が苦手で、銃を持つだけで手が震える事が分かっています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「倉梨エリカ」というキャラクターが登場しています。倉梨エリカは勝又誠司が監禁相手に指名した女性で、世間知らずのお嬢様です。愛人を抱える夫から邪魔者扱いされており、夫の策略で監禁ゲームに巻き込まれた事が分かっています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「戸宮清」というキャラクターが登場しています。戸宮清は三崎由乃の元上司で、監禁ゲームが始まる前には三崎由乃と不倫関係でした。仕事のミスを押し付けて三崎由乃を退職させたため、その恨みを抱えていた事で三崎由乃が監禁相手に指名しています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「米澤」というキャラクターが登場しています。米澤は九字間の組織の人間で、高い戦闘能力を持っている事が分かっています。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」には「田島」というキャラクターが登場しています。田島は九字間の組織の人間で、監視カメラを使って監禁ゲームの監査役を担当しています。

あらすじ・結末・黒幕のネタバレを見た後は、漫画「監獄実験 プリズンラボ」の面白い魅力を紹介していきます。漫画「監獄実験 プリズンラボ」は怖い描写・グロい描写が目立っている作品ですが、単純にストーリーも面白いという声が挙がっているようです。

本記事のあらすじネタバレで紹介したように、漫画「監獄実験 プリズンラボ」では残酷な監禁ゲームが描かれています。監禁ゲームは目を背けたくなるような内容ですが、人間が持つ残虐性を露わにするという面白さもあります。また登場人物は「殺したいほどに憎い相手」を監禁していますが、「監禁相手を殺してはいけない」という矛盾も作品の魅力になっているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」は「監禁相手への復讐」がメインテーマになっていますが、「他の参加者を蹴落とす」という側面もあるため、監禁ゲームには真の目的がある事が明らかになります。また登場人物は何らかの過去を抱えているため、それが明かされていく面白さや、意外な結末・黒幕の存在が面白いと言われているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の主人公・江山藍都は気弱な高校生でしたが、監禁ゲームに参加した事で「秘めていた残虐性」が露わになっていきます。また物語序盤は三崎由乃の異常性が目立っていましたが、本当は江山藍都の方が「強い異常性を持つ人間」のため、江山藍都が変貌していく事が面白いと言われているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の元ネタは「スタンフォード監獄実験」です。スタンフォード監獄実験では「学生が看守役と囚人役に分かれる」という実験が行われていますが、途中で「学生が本当の看守・囚人のような行動を見せる」という異常性が確認されています。また作中では「過去に実際にあった拷問」が描かれているため、そんな拷問の描写が怖いという意見が挙がっているようです。

あらすじ・結末・黒幕のネタバレを見た後は、漫画「監獄実験 プリズンラボ」に関する感想をまとめていきます。漫画「監獄実験 プリズンラボ」は累計発行部数130万部を突破している人気作品のため、読者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したストーリー・結末・黒幕に関する感想をまとめていきます。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」は残虐な描写が目立っている作品ですが、単純にストーリー・設定も面白いという感想が挙がっているようです。また登場人物の背景・過去と監禁ゲームの繋がりが面白いという感想も挙がっているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」では残虐な監禁ゲームが描かれているため、ハッピーエンドのような結末や予想できない黒幕が凄いという感想が挙がっているようです。また江山藍都・桐島彩のその後が気になるという感想も挙がっているようです。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」の主人公・江山藍都は気弱な高校生でしたが、監禁ゲームに参加した事で異常性を発揮しています。そんな江山藍都の変貌っぷりがかっこいいという感想が挙がっているようです。

本記事では漫画「監獄実験 プリズンラボ」のあらすじ・結末・黒幕をネタバレしながら紹介していきましたがいかがだったでしょうか？残虐な描写が目立っている本作ですが、最後は江山藍都と桐島彩が笑顔を見せるハッピーエンドを迎えているようです。そんな本作を読んだ事がない方も、本記事のあらすじ・結末のネタバレを参考にしながら是非ご覧ください。